来月で、つみたてNISAで積立投資をはじめて2年になる「週末ぱぱ(週末限定主夫)」です。
少し前にやっと、やっと、やっと...妻も投資をはじめたいと言い出し、同じく息子も口座開設し投資をはじめることになった。
100円からでもイイからやろう!
と、1年以上言い続けてやっとです。
私は人口減少、少子高齢化...と、これからの日本に不安の多い時代なのでなんとかお金を蓄えたいと思うが、平均給与レベルの収入では生活するのがやっと。
貯金できても微々たるもの...
利息もつかないし...
だったら、将来を考えて少しでもお金を増やさないと不安でしょうがない!
なので、投資に対して肯定派です。
令和3年分民間給与実態統計調査結果
国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査結果では、平均給与は 443 万円(前年比 2.4%増)。男女別にみると、男性が 545 万円(前年比 2.5%増)、女性が 302 万円(同 3.2%増)とのことです。
国税庁 調査結果より

本記事では、これから投資をはじめる人がよく考えること、たった100円でも10年、20年すると大きなお金になるシミュレーション結果などを紹介します。
我が家にはまだ投資できない歳の子がいるので、その子が投資をするときに同じように聞かれるだろう!と思い備忘録を兼ねてまとめました。
これから投資をはじめようと思っている方、本記事が投資をはじめるキッカケになれば幸いです。
初心者が投資に二の足を踏む理由
私も妻も息子も投資をはじめる前に思ったことといえば、だいたい同じです。
投資の未経験者が考えるこちは、
- 投資はいつ始めるといいの?
- 投資の資金はどのくらい必要なの?
- 投資で借金をしたくない!
上記のようなことです。
投資をはじめるタイミング
まず、いつ始めるといいのか?ですが、2013年の流行語大賞の言葉を借りると、いつやるか?今でしょ!です。
永遠に上がり続ける相場も、永遠に下がり続ける相場もない!
過去には大きな金融危機も何度も起きた。
- 1987年のブラックマンデー
- 1997年のアジア通貨危機
- 2007年のサブプライム問題
...と。
約10年ごとに金融危機が市場を襲っています。
しかし、そんな金融危機が訪れても、いつまでも下がり続けることはなく、いずれは上昇に転じてます。
2000年以降、10年、20年という長期分散投資で考えれば、いつからはじめたとしてもプラスになるという実績もある。
私の結論は「投資を始めるタイミングは思い立った時」です。
投資をはじめる金額
そして投資をはじめる金額です。
いまではネットバンクを利用すれば100円からでも投資することが可能です。
実は私、つみたてNISAの投資を毎日のコーヒー代100円を節約して始めています。
最初は「つみたてNISAって何?」と、わからないことばかりだったので、お金を失うことが怖かったこともあります。
途中からは増額し、現在は満額投資をしています。
投資は興味を持つことが大事で、興味を持てば自然に知識がついてくる。
だから私の結論は「投資を始める金額は100円からでも良い!」と思っています。
投資で借金をしないためには
あと、投資初心者が絶対に考えることは「借金をしたくない!」ということです。
借金するくらいなら貯金した方がイイ!と、妻・息子から何度 言われたことか...
そもそも投資で借金をするのはナゼなのか?を、未経験者はわかっていない。
逆に、それがわかれば投資は怖くない!
投資で借金してしまう理由は以下のようなことです。
- 借金して準備した資金で投資した
- 信用取引をした
- キャパ以上のレバレッジ投資をした
上記のようなことをしなければ、借金なんてしない。
最悪、投資資金がゼロになることはあっても...
ということで、私が妻や息子の口座を開設した時に申し込まなかった内容は「FX」「信用取引」です。
とりあえず口座も準備ができ、妻と息子も「まずは積立投資を毎日100円からスタート!」です。
けっきょく、妻も100円から「つみたてNISA」をはじめ、1ヶ月後には増額して以下に分散して満額投資中です。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
最近の米国指数の「暴落」「大暴落」でもマイナスにならず、すべての銘柄でプラス投資できています。
では、もし毎日100円で長期投資をはじめたら、将来、どれくらいの金額になるのか?
投資信託の平均利回りで、10年後、20年後、30年後のシミュレーション結果を紹介します。
毎日100円の投資で貯まる金額
今回はいくつかの平均利回りでシミュレーションしたいと思います。
投資信託の平均利回り
まずシミュレーションするにあたり、投資信託の平均利回りです。
相場は3%~10%程度と言われていますので、シミュレーションは一番利回りの悪い「3%」、一番利回りの良い「10%」、あとは間をとって「6.5%」の3種類で行います。
シミュレーション結果
毎日100円の積み立てをすると、月では約2,000円になります。
投資元本(投資額)は
- 10年であれば24万円
- 20年であれば48万円
- 30年であれば72万円
になります。
運用収益 | 元利金額 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
10年 | 20年 | 30年 | 10年 | 20年 | 30年 | |
平均利回り3% | 3.9万 | 17.7万 | 44.5万 | 27.9万 | 65.7万 | 116.5万 |
平均利回り6.5% | 9.7万 | 50.1万 | 149.2万 | 33.7万 | 98.1万 | 221.2万 |
平均利回り10% | 17.0万 | 103.9万 | 380.1万 | 41.0万 | 151.9万 | 452.1万 |
まだ20代、30代の若い人なら、たった100円の積み立てだったとしても定年までの期間運用すれば最低でも100万円は貯まる計算です。
利回りが良い投資信託なら400万超えです。
ちなみに私が「つみたてNISA」で投資している平均利回りが一番高い「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の過去1年と過去3年の平均利回りを紹介すると、過去1年は「4.95%」、過去3年は「19.36%」です。
さっきと同じようにシミュレーションすると以下のようになります。
※投資元本は、20年で48万円
20年の運用収益 | 20年後の元利金額 | |
---|---|---|
平均利回り4.95% | 33.7万 | 81.7万 |
平均利回り19.36% | 517.0万 | 565.0万 |
直近、米国投資は利回りが下がっているにも関わらず、それなりに増やすことができます。
では、もう少し私の現在投資している金額にあわせてシミュレーションしてみます。
毎月13,000円の投資で貯まる金額
私は現在、つみたてNISAの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資している金額は毎日650円(※月 約13,000円)なので、先ほど同様に「投資信託の相場」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でシミュレーションしてみます。
シミュレーション結果
まずは、投資信託の相場からです。
毎月13,000円の投資元本(投資額)は
- 10年であれば156万円
- 20年であれば312万円
- 30年であれば468万円
になります。
運用収益 | 元利金額 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
10年 | 20年 | 30年 | 10年 | 20年 | 30年 | |
平均利回り3% | 25.7万 | 114.8万 | 289.6万 | 181.7万 | 426.8万 | 757.6万 |
平均利回り6.5% | 62.9万 | 325.5万 | 970.0万 | 218.9万 | 637.5万 | 1,438.0万 |
平均利回り10% | 110.3万 | 675.2万 | 2,470.6万 | 266.3万 | 987.2万 | 2,938.6万 |
そして、さっきと同様に私が現在つみたてNISAで投資をしている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のシミュレーションをすると以下になります。
※投資元本は、20年で312万円
20年の運用収益 | 20年後の元利金額 | |
---|---|---|
平均利回り4.95% | 219.3万 | 531.3万 |
平均利回り19.36% | 3,360.5万 | 3,672.5万 |
予定では、この1銘柄で500万円程度は老後資金を貯められそうです。
では、もう少しシミュレーションを続けます。
もし、つみたてNISAの毎月の上限投資をしたらどうなるのか?
毎月33,333円の投資で貯まる金額
つみたてNISAで投資できる金額は、毎月33,333円(※年間40万)です。
先ほど同様に「投資信託の相場」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でシミュレーションしてみます。
シミュレーション結果
まずは、投資信託の相場からです。
毎月33,333円の投資元本(投資額)は
- 10年であれば400万円
- 20年であれば800万円
- 30年であれば1,200万円
になります。
運用収益 | 元利金額 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
10年 | 20年 | 30年 | 10年 | 20年 | 30年 | |
平均利回り3% | 65.8万 | 294.3万 | 742.4万 | 465.8万 | 1,094.3万 | 1,942.4万 |
平均利回り6.5% | 161.3万 | 834.7万 | 2,487.2万 | 561.3万 | 1,634.7万 | 3,687.2万 |
平均利回り10% | 282.8万 | 1,731.2万 | 6,334.9万 | 682.8万 | 2,531.2万 | 7,534.9万 |
そして、さっきと同様に私が現在つみたてNISAで投資をしている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のシミュレーションをすると以下になります。
※投資元本は、20年で800万円
20年の運用収益 | 20年後の元利金額 | |
---|---|---|
平均利回り4.95% | 562.2万 | 1,362.2万 |
平均利回り19.36% | 8,616.6万 | 9,416.6万 |
平均利回り約20%なんてありえないですが、もしもあったなら、つみたてNISAで上限投資するだけで約1億円の資産ができることになります。
最後に
私の経験から、投資の初心者は「個別株」「FX」などに投資するより「投資信託」の方が良い。
多少の信託報酬(※保有額の0.5〜2.5%程度)を差し引かれたとしても、素人が投資するよりプロが運用した方が、当たり前ですが圧倒的に資産を増やせる確率が高いです。
実際、現在の私の投資では「つみたてNISA」以外の投資はすべてマイナスです。
小額投資ができる「つみたてNISA」は投資初心者がはじめるのにピッタリで、非課税制度も利用しないともったいない!
私も妻はアラフィフなので現在の定年年齢(※60歳)ではあと10年しかないが息子はまだ20代、定年まで約40年以上(※今後はもっと延びると思うので...)あるので、地道に資産を増やしてもらいたいと思います。
SBI証券は、つみたてNISAの積立するタイミングが他では2種類(※日単位、月単位)しか選べないところが多いですが、SBI証券なら3種類から選べる(※日単位、週単位、月単位)ので、自分に合った投資ができるのも魅力です
まだ投資を始めていない方、つみたてNISAから投資を始めてみてはいかがですか?
ではまた。