このブログ記事では「セブン&アイ・ホールディングス(3382)」について、自分の投資メモとしてまとめています。

これまでセブン銀行(8410)には投資をしたことがありますが、グループ親会社であるセブン&アイ・ホールディングス(3382)自体には、まだ投資はしていませんが、普段からよく利用していることもあり、気になっている銘柄の一つとして企業概要などをまとめることにしました。
7&iHD(3382)はどんな企業?
セブン&アイ・ホールディングスは、日本国内を中心に展開する大手総合流通グループを統括する持株会社(純粋持株会社)です。
自ら直接的な事業(商品の製造や販売など)を行うのではなく、コンビニエンスストア、スーパー、金融サービスなど、各事業を展開するグループ会社の株式を保有し、グループ全体の経営戦略の策定や管理、運営を行っています。
主な事業内容
多岐にわたる事業を展開。
- 国内コンビニ事業:全国の「セブン-イレブン」、セブンネットの運営
- 海外コンビニ事業:北米を中心に「7-Eleven」を展開
- スーパーストア事業:イトーヨーカドー、ヨークベニマルなどの事業
- 金融関連事業:セブン銀行、クレジットカード(セブンカード)、電子マネー(nanaco)など
- その他の事業:赤ちゃん本舗、ロフト、デニーズなどを展開
グループ全体で「食」を中心とした強みを活かす戦略を進めており、私もよく利用する「金のハンバーグをはじめとするプライベートブランドの「セブンプレミアム」は、年間売上1兆5千億円を突破し、食品売上の約25%を占める大きな強みとなっている。
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最近のニュース
ここ数ヶ月のセブン&アイ・ホールディングスに関する主な動きとして、以下のような点がある。
- 社名変更の延期:グループの構造改革と合わせて検討されていた社名変更案が、社内調整に時間を要するため見送られたとのこと
- 経営体制の動き:国内コンビニ事業のセブン‐イレブン・ジャパンで新社長人事が発表されるなど、今後の経営戦略や店舗運営に影響する動きあり
- 買収騒ぎ:カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案があり、特別委員会などで検討が進められている
過去の株価の値動き
セブン&アイ・ホールディングス(3382)の過去20年の株価は、企業の成長戦略や外部環境の変動で大きく動いている。
- 2005年〜2007年頃:設立後の期待感から上昇し、比較的堅調に推移
- 2008年〜2012年頃:リーマンショックとその後の景気後退で株価が大きく下落
- 2013年〜2015年頃:アベノミクスの恩恵を受け、株価が上昇
- 2016年〜2020年頃:国内事業の成長鈍化や事業の不振、新型コロナの影響で下落
- 2021年〜2024年頃:コロナ禍からの経済回復、北米でのコンビニ事業拡大などで株価上昇
過去20年で見ると大きな波がありますが、国内外での事業拡大、プライベートブランドなどが成長を牽引し、成長している印象。
最後に
現時点、過去にグループ会社の「セブン銀行(8410)」には投資したことがあるのですが、親会社のセブン&アイ・ホールディングス(3382)は、まだ未投資。
今後、タイミングがあれば投資をしてみたいと思っているので、そのときは追記します。