唯一の毎月分配型銘柄「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信D」

AB米国成長株投信Dコース投資信託
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買ってはいけない投資信託といわれる毎月分配型投資信託の中で唯一、私が投資する銘柄が「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」です。

以降は、名前が長いので「AB米国成長株投信Dコース」と略します。

本記事は、私の「AB米国成長株投信Dコース」を買い始めた経緯、銘柄を紹介する記事となりますので、もし投資実績を知りたい!と思っている方は本記事ではなく以下の記事をどうぞ。

【実績公開】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース
何度か私のブログで紹介してきた「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」、毎月分配型投資信託は買ってはダメ!と言われるが、私の投資銘柄の中ではそれなりに貢献!備忘録を兼ねて購入実績、投資実績をまとめました。

では、買い始めた経緯、銘柄紹介などはじめます。

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AB米国成長株投信D 購入キッカケ

AB米国成長株投信Dコースを購入しようとしたキッカケは、ある雑誌で「利回り18%の投資信託」と紹介されているのを見たことからです。

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はじめは、ただ単に「前年実績が良かったファンド!」というくらいでしか思っていませんでしたが、よくよく調べてみるとかなりの人気ファンドであることが判明し購入!

その購入の決断に至った理由が以下の5つです。

理由①:基準価格と純資産の推移

毎月分配型投資信託は、十分な利益がないのに配当金を出す「たこ足分配」で基準価格の下がり続けるファンドが多いですが、AB米国成長株投信Dコースは該当しない数少ないファンドの一つ。

以下は「AB米国成長株投信Dコース」の基準価格と純資産額の5年推移グラフです。

AB米国成長株投信D

上記グラフからわかることは、AB米国成長株投信Dコースが毎月分配型のファンドのため複利効果が薄く基準価格がガンガン上昇をしませんが、基準価格は下がっていない(※現状維持~なだらかな右肩上がり)ため、元金を減らして分配金を出すのではなく、利益で分配金を出しているファンドである!とわかります。

また、直近1年では純資産額がかなり急増しており、人気も右肩上がりだということも。

この、基準価格が下がらず人気のある点が「AB米国成長株投信Dコース」を選んだ理由のひとつ目です。

理由②:相場下落時からの戻り

そして2つ目の理由は下落した基準価格の戻りの早さです。

どんな投資商品も下落はつきものですが、下落した後が重要!

AB米国成長株投信D

上記のグラフでもわかる通り、直近では2020年2月ごろに新型コロナの影響で大幅な基準価格の下落があります。ただ、一時的に大きく下落した基準価格もスグに回復し、回復後は右肩上がりに上昇しています。

この戻りの早さが「AB米国成長株投信Dコース」を選んだ理由のふたつ目です。

理由③:相場急落時の純資産額

また、新型コロナによる基準価格が下落した時の純資産額にも注目!

基準価格が大幅に下落したにも関わらず、それに比べ純資産額がほとんど下落していないのがわかります。

これはファンド人気(※運用実績)が理由だと私は考えます。

価格.comで投資信託「AB米国成長株投信Dコース」の人気を確認すればわかりますが、投資信託全体では堂々の3位、毎月分配型投資信託に絞れば堂々の1位です。

※21/3/18時点

価格.com-投資資産運用

投資経験の浅いうちは人気で選ぶのも一つだと私は思っています。

理由④:純資産額が単独で兆越え

純資産についてはもう一点、額にも注目です。

本日時点(’21/3/18)の純資産額は8,559.40億円。

近いうちにシリーズでの達成ではなく「AB米国成長株投信Dコース」単独で1兆円を突破する勢いです。

↓追記:1兆円達成!

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↓追記:なんと早々2兆円目前!

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人気が落ちてくると純資産額の上昇がなだらか(※または下落)になってきますが「AB米国成長株投信Dコース」は右肩上がりに急増中!

純資産総額、大きくなると以下のようなメリットがあります。

  • 経費率(※純資産総額に占める経費の割合)を低く抑えられる
  • 繰上償還のリスクが下がる
  • 規模が大きいと分散効果が得られやすい

純資産額が少ないとリスクもあるので、ある程度の規模のファンドを選ぶのは理由の一つ!

理由⑤:話題の予想分配金提示型

最後の理由は、最近、話題となっている「予想分配金提示型」という点です。

予想分配金提示型とは

決算日の前営業日の基準価額に応じて分配金の額が予め決められており、また、一定水準以下まで基準価格が下落した時には分配を見送るため、元本から払い出す「たこ足分配」が避けられるタイプのファンド。

一時、毎月分配型投資信託の人気が失われた時期がありました。

大きな理由は「たこ足分配」です。

そんな人気が失われた後、新たなタイプとして登場し、再び密かなブームとなっているのが「予想分配金提示型」です。

AB米国成長株投信Dコースの過去の分配状況を一覧で紹介すると、見てわかる通り、運用益がたくさん出ているときには分配金をたくさん出すが、運用益が振るわない月は分配金を出していないことがわかります。以下は2020年1月~現在の分配金支払い状況です。

決算日分配金落基準(基準価格)
2021年4月15日300円11,977.00円
2021年3月15日200円11,519.00円
2021年2月15日300円11,827.00円
2021年1月15日200円11,371.00円
2020年12月15日200円11,445.00円
2020年11月16日200円11,481.00円
2020年10月15日200円11,664.00円
2020年9月15日200円11,377.00円
2020年8月17日300円11,682.00円
2020年7月15日200円11,540.00円
2020年6月15日200円11,019.00円
2020年5月15日100円10,638.00円
2020年4月15日0円10,184.00円
2020年3月16日0円9,438.00円
2020年2月17日200円11,386.00円
2020年1月15日200円11,177.00円

新型コロナで急落した時は、無理な分配金の支払いがされていません。

この無理な分配金を出さず、たこ足分配をしていない点が5つ目の理由です。

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利回りプラスの数少ないファンド

ちなみに「AB米国成長株投信Dコース」、少し前に買った雑誌の「人気、毎月分配型100本」という記事で「利回りプラス」のファンドがどのくらいあるのか?と気になり数えると全体の半分以下でした。

もちろん「AB米国成長株投信Dコース」は、利回りトップで入っています。

追記 ※2年連続でトップに君臨↓

私は「AB米国成長株投信Dコース」へ投資する目的が「毎月の分配金受取の楽しみ!」なので、毎月分配型投資信託の使い道とは少しズレているかもしれませんが、本来の毎月分配型投資信託の利用として考えると、この利回りプラスで運用できる点は大きい!

毎月分配型のメリット

  • 投資信託を売却せず運用しながら運用成果が受け取れる
    ※年金の足し
    ※毎月の生活費の足し
    ※お小遣いの一部に充当 等

利回りプラスということは、元本を減らさず毎月お金を受け取れ、さらに、運用もできる一石二鳥?の投資信託ということになります。

利回りマイナスは結局、銀行預金を切り崩して生活するのと変わりがありませんので...

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AB米国成長株投信Dコースとは

では、ここまでに書いてきた情報と重複する箇所も一部ありますが、人気上位の投資信託「AB米国成長株投信Dコース」について、補足で紹介します。

4つあるコースの中でも一番人気

AB米国成長株投信は、決算回数、為替ヘッジ有無の異なるコースを4種類、用意されています。

コース基準価額(円)コース補足
Aコース34,232年2回決算 為替ヘッジあり
Bコース39,331年2回決算 為替ヘッジなし
Cコース11,913毎月決算 為替ヘッジあり
Dコース12,264毎月決算 為替ヘッジなし

純資産額及び人気順はD→C→B→Aの順になっているので毎月分配型コースが人気です。

さらに、毎月分配型の中でも為替ヘッジなしの「Dコース」に人気が集中しており、AB米国成長株投信の中で一番人気のコースとなっています。

直近の基準価格について

AB米国成長株投信の中で一番人気のDコース、直近(※’21/4/18時点)の基準価格・分配金は以下となっています。

基準価額(円)前日比(円)決算回数直近収益分配金(円)決算日
12,18120412回(毎月)3002021/04/15

最新情報についてはこちらで確認ください↓

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

組み入れ比率(銘柄・セクター)

AB米国成長株投信に組み入れられている投資対象銘柄は、誰もが知っているマイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、VISAなどが上位を占めています。

それだけでなく、ヘルスケアなどのセクター銘柄も組み入れられており、投資対象が偏っていないのも安定して投資ができる理由です。

銘柄別の組み入れ比率

銘柄名セクター組入比率(%)
1マイクロソフト情報技術7.3
2アルファベットコミュニケーション・サービス7.0
3ユナイテッドヘルス・グループヘルスケア5.4
4アマゾン・ドット・コム一般消費財・サービス5.1
5フェイスブックコミュニケーション・サービス5.0
6VISA情報技術4.5
7ゾエティスヘルスケア3.6
8バーテックス・ファーマシューティカルズヘルスケア3.2
9モンスター・ビバレッジ生活必需品3.2
10クアルコム情報技術3.0

セクター別の組み入れ比率

セクター組入比率(%)
1情報技術29.7
2ヘルスケア23.3
3コミュニケーション・サービス15.1
4一般消費財・サービス13.1
5生活必需品5.5
6資本財・サービス4.1
7素材1.4
8金融0.2
9現金その他7.6

最新情報についてはこちらから目論見書を確認ください↓

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

予想分配金提示型の基準価格

先に書いたとおり、基本的には毎計算期末の前営業日の基準価額に応じた分配金が支払われますが、運用益が振るわない月は分配金がゼロになることもあります。

その提示内容が以下となります。

基準価格分配金額(1万口あたり、税引前)
11,000円未満基準価額の水準等を勘案して決定
11,000円以上12,000円未満200円
12,000円以上13,000円未満300円
13,000円以上14,000円未満400円
14,000円以上500円

基準価格によって分配金が決められているので、分配ルールが明確でわかりやすいのが特徴です。

投資リスクについて

AB米国成長株投信Dコースも他の投資商品と同様に、株式など値動きのある金融商品へ投資しているため、組入れられた金融商品の値動きで基準価額が変動し、投資元本を割り込むことがあります。

リスクとしては以下のようなものがあります。

株価変動リスク

経済・政治情勢や発行企業の業績等の影響で株価が変動し、損失を被るリスク

為替変動リスク

実質外貨建資産に対し原則として為替ヘッジを行わないため、基準価額は為替相場の変動の影響を受け、損失を被るリスク

為替ヘッジとは

為替の変動による外貨資産の円ベースの価値の変化を回避すること。 ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、 一般的に海外の株や債券などの資産に投資する場合、その国の通貨で運用が行われる。 そのため、為替の変動により、円に換算する際に資産価値も変動することになる。

信用リスク

投資対象金融商品等の発行体が経営不安や倒産等に陥り資金回収ができなくなるリスク、それが予想される場合にその金融商品等の価格下落で損失を被るリスク、金融商品等の取引相手方に債務不履行が生じた場合に損失を被るリスク

カントリー・リスク

発行国の政治・経済・社会情勢の変化で金融・証券市場が混乱し、金融商品等の価格が大きく変動して損失を被るリスク

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AB米国成長株投信D(まとめ)

買ってはいけない投資信託としてよく言われる投資信託の理由の一つに「信託報酬手数料が高い」があります。今回紹介した「AB米国成長株投信Dコース」も私が投資する中ではかなり信託報酬の高い投資信託となります。

しかし「AB米国成長株投信Dコース」には、その信託報酬を超える利回りがあると思います。

株は未来を予測する投資、投資信託は過去の運用実績を判断する投資。

投資信託は運用の上手な会社へ投資をすれば、リスクの少ない投資ができると考えています。

アライアンスバーンスタインその運用実績があると思います。

とりあえず、今月も少ないですが1万円、追加投資する予定です。

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※投資は自己責任でお願いします。

ではまた。

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