このブログ記事では、「グラナイトシェアーズ2倍ロングAMDデイリーETF(AMDL)」について、自分の投資メモとしてまとめています。

この記事では、シングルストックETF「AMDL」の概要や特徴、私が投資を決めた経緯や理由、実際の投資を通じて感じたことなどをまとめています。
AMDってどんな企業か?
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)は1969年に設立された半導体メーカーです。
企業概要
昔はパソコンのCPU市場といえばIntelの一強だったけれど、近年はAMDが市場でのシェアを広げています。
パソコンの「頭脳」といわれるCPUを作る2大メーカーがIntelとAMD。
パソコンに詳しい人なら「IntelのCoreシリーズ」や「AMDのRyzenシリーズ」を聞いたことがあると思います。
AMDはCPUだけでなく、APU(CPUとGPUを組み合わせたもの)や、GPU(画面や画像処理に特化した装置)も開発・販売し、さらに近年ではAIチップやデータセンターチップにも力を入れ、NVIDIAやIntelとの競争が、ますます激化しています。
AMDの半導体は、コストパフォーマンスが良さが強みで、家庭用ゲーム機でも採用されています。
たとえば、PS5やPS4、Xbox Series X/SにはAMDベースのGPUが使われています。
さらに次世代機の「PlayStation6」についても、Intel(インテル)がソニー向けのチップ販売で価格を決められず、最終的にAMDがPlayStation製造の契約を勝ち取ったようです。
AMDの株価動向
2025年1月4日時点で、AMDの株価は125.37ドルです。
私が活用しているTradingViewの目標株価予測だと、1年後の見通しは以下となっています。
- 最高予測:+99.41%で250ドル
- 平均予測:+46.63%で183.83ドル
- 最低予測:+15.66%で145ドル
現在の株価125.37ドルは、アナリスト予想の最低ライン(145ドル)を下回っている状況。
また、過去3か月間のアナリスト評価を見ると、
- 強い買い:37人
- 買い:7人
- 中立:11人
と、多くのアナリストが強気の姿勢です。
最新の目標株価予測とアナリスト予想は以下より確認ください。
ETF「AMDL」とは?
NASDAQ市場に上場している「AMDL」は、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)1銘柄に2倍レバレッジをかけて投資できるシングルストックETFがあります。
正式名称は、「グラナイトシェアーズ2倍ロングAMDデイリーETF(GraniteShares 2x Long AMD Daily ETF)」で、アドバンスド・マイクロ・デバイセズ社の普通株式(NASDAQ:AMD)の株価の2倍の値動きで連動します。
私は他にも、TSLL(テスラ)、CONL(コインベース)、MSTU(マイクロソフト)などに投資しています。
基準価格と純資産額
AMDLは2024年03月18日に運用を開始し、2025年1月4日時点の基準価格は8.24ドルです。
純資産額は199.79百万ドルです。
最新情報は、以下よりご確認ください。
2x Long AMD (AMD) ETF | AMDL | GraniteShares
分配金と経費率
AMDL(グラナイトシェアーズ2倍ロングAMDデイリーETF)には年1回の分配金があります。
2025年1月4日時点、まだ分配金の実績はありません。
経費率は1.15%です。
私の「AMDL」投資状況
では、私のAMDL(アドバンスド・マイクロ・デバイセズの2倍レバレッジ)投資について、簡単に紹介します。
最初の投資
投資のキッカケは、SOX指数(半導体関連の株価指数)が1週間で8.8%下落したのがキッカケです。
ただ、この大きめな下落(調整)は短期的なものだろうと考えており、今が買い場だと思いました。
そこで、短期的だと思った私は普通株式の「AMD」に投資するのではなく、レバレッジを効かせた「AMDL」での投資を選びました。
最初の投資は7月29日、単価11.64ドルで20株を約定しました。
年始の1週目終了時、マイナス12%
新年が始まり、1週目が終了しました。
最初の投資以降、何度か10ドル前後で追加購入を行い、合計88株となっています。
一度は16ドル付近まで上昇しましたが、その後は下落が続いており、現在に至ります。
2025年1月4日時点での状況は、10%近いマイナス。