【CONL運用実績】含み損-80%からナンピン!コインベース2倍ETFの末路

投資ノート 米国株・高配当・暗号資産
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ビットコインの半減期やアメリカ大統領選といった大きな波に乗ろうと、軽い気持ちで足を踏み入れたコインベース(COIN)の2倍レバレッジETF「CONL」。

「株価5倍(5バガー)」という大きな夢を掲げてスタートし、早いもので2年が経ちました。

一時は評価額が3倍になるスリーバガーを達成してニヤニヤしていたのですが、そこから待っていたのはレバレッジ商品ならではの強烈な洗礼でした……

この記事では、私がCONLに投資した理由から、含み損マイナス80%超まで叩き落とされた絶望、そして泥臭くナンピンや一部利確を繰り返しながら戦ってきたリアルな運用の記録をまとめています。

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【収支公開】CONL(コインベース2倍)の現在

まずは、この暴れ馬のような銘柄と2年間付き合い続けた、現在(2026年8月29日)のリアルなポジション状況から公開します。

  • 保有数量:50
  • 取得単価:20.46ドル
  • 外貨建評価損益:-740.50ドル
  • 外貨建評価損益率:-72.39%
  • 円換算評価損益率:-70.48%

CONLの運用成績

見事なまでの大爆死(含み損70%オーバー)です。

一時は大統領選後のラリーに乗って評価額3倍(スリーバガー)を達成。「5倍もいける!」と浮かれていましたが、その後の関税懸念などのビットコイン急落を受け、2倍レバレッジのCONLは一気に急降下。

一時はマイナス80%を超えた含み損をなんとか70%台まで戻したのが今のリアルです。これまでの過程は、以下の「運用ログ」で詳しく振り返れます。

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【運用ログ】CONLの投資開始から暴落時の立ち回り

どのようなタイミングで資金を投入し、相場の波にどう対処してきたのか。

1株目を購入した日からの運用記録です。

最初の投資は1株のお試し買い

スタートは2024年8月1日でした。

2024年4月にビットコインが4回目の半減期を迎え、それから約3か月が過ぎた頃です。

1BTC=1,100万円を超えていた価格が、ドイツ政府による大量売却やマウントゴックスの破綻などで一時900万円を下回る場面がありました。

その後、下落要因だったドイツ政府によるBTC売却が終了したことや、仮想通貨に友好的な姿勢を示すトランプ前米大統領の大統領選勝利の優勢が伝えられると、ビットコインは再び1,000万円台を回復。

そして再び1,000万円を割り込む「絶好の押し目」がやってきました。

ビットコイン2024年08月2日時点

「これはチャンスだ」と判断し、証券口座に残っていた余剰外貨で試しに1株だけ購入しました。

CONLの初投資

設定した2つの出口ルール

投資をスタートするにあたり、リスクの高いレバレッジ商品だからこそ、自分なりに2つの撤退基準を決めてスタートしました。

  • 目標株価:5倍(5バガー)※過去のBTC上昇局面で、CONLが4〜6倍に跳ね上がった実績を参考に設定)
  • タイムリミット:2026年4月前後 ※過去のBTCの値動きから、半減期後のピークを2026年4月頃と予想して設定
【ビットコイン半減期】アノマリー検証|買い時・売り時と2028年戦略
暗号資産(仮想通貨)の世界でよく耳にする「半減期」という言葉。言葉だけ聞くとなんだか難しそうに感じますが、実はとってもシンプルな仕組みです。過去の歴史を振り返ってみても、ビットコイン(BTC)の価格はこの半減期の前後で大きく動いてきました。...

BTC爆上げ期待で大統領選前の買い増し

その後、ビットコインが700万円台まで下落する局面が2回ほど訪れましたが、「11月の大統領選を通過すれば一気に上がる」と信じて、5回に分けてコツコツと買い増しを実行しました。

買い増し時期 売買の状況と考え
8月2日 下落してきたので、少し買い足し
8月6日 700万円台への急落局面。恐れず追加買い
8月30日 直近で少し上がった後の押し目とみて買い増し
9月7日 絶好の仕込み時と判断して追加
10月5日 最初の買い増しラインまで戻ってきたため、さらに追加

CONLを買ったタイミング

この買い増しにより保有数量は40株に到達。

CONLの2024年10月13日の投資状況

現在は、「大統領選も近いし、キリよく50株まで増やしたい!」という思いです。

スリーバガー達成からの急落!天国から地獄でも損切りしなかった理由

結局、追加で投入できる余剰資金がないまま大統領選を迎えました。

しかし、狙い通り大統領選後の上昇に乗り、株価は一気に跳ね上がって一時スリーバガー(購入額の3倍)を達成!……しかし、天国から地獄へのスピードも早かったんです。

その後に待っていたのは、トランプ政権発足後の関税懸念やスタグフレーション警戒に伴うビットコインの急落でした。日次2倍のレバレッジがかかるCONLは、上昇時の勢いそのままに、あっという間に購入原価を突き抜けて下落していきました。

ビットコインとCOINとCONLの過去2年間の値動き

その結果、投資8か月目の現在では45%近いマイナスの状態です。

CONLの投資状況

普通なら恐怖で損切りを考えるところですが、「ビットコインは必ずまた上がる」と強く信じているので、損切りせず保有を継続。

マイナス80%からのナンピンで平均取得単価はどこまで下がったか

高値圏(2025年7月頃)で一部利確したものの、その後に大きく下落。

CONLの株価推移

一時は含み損がマイナス80%を超える絶望的な状態でしたが、直近で20株のナンピン買いをしたおかげで、現在はなんとかマイナス70%台まで戻しています。

CONLの運用成績

  • 保有数量:50
  • 取得単価:20.46ドル
  • 外貨建評価損益:-740.50ドル
  • 外貨建評価損益率:-72.39%
  • 円換算評価損益率:-70.48%

ただ、すでに2026年の夏を迎えており、当初見込んでいた「2026年4月ピーク」の想定通りにはいっていません。タイムリミットを過ぎた今、このポジションをどう着地させるかが大きな課題となっています。

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【投資メモ】CONLの基本データと親株コインベース(COIN)

ここで改めて、CONLの基本スペックや親株COINのビジネスモデル、そして実際の値動きの違いについて整理しておきます。

CONLの基本スペックとコインベースの収益構造

CONLは、米国の暗号資産取引所大手であるコインベース(Coinbase Global, Inc. / NASDAQ: COIN)の株価に2倍レバレッジをかけて投資できる単一株(シングルストック)ETFです。

  • 正式名称:GraniteShares 2x Long COIN Daily ETF
  • 和名:グラナイトシェアーズ2倍ロングCOINデイリーETF
  • 対象銘柄:コインベース(NASDAQ: COIN)
  • 運用開始:2022年8月8日
  • レバレッジ:2倍(日次ベース)
  • 経費率:1.10%
  • 分配金:2024年は0.1086ドル、2025年以降はなし

投資対象のコインベース(2021年4月14日にNASDAQ上場)の主な収益源は、暗号資産取引の「取引手数料」と「スプレッド収益」です。そのため、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体が盛り上がり、取引高が増えるほど業績が伸びる構造になっています。

親株COINのアナリスト評価と目標株価

親株であるコインベース(COIN)の市場評価や見通しが投資判断の大きな指標になります。

2025年3月30日時点の12か月後目標株価は以下のようになっています。

  • 最低値:185ドル
  • 平均値:317.40ドル
  • 最高値:475ドル

現在の株価(173.93ドル付近)は目標株価の最低値下回る水準で推移しており、アナリスト評価も「買い〜中立」が全体の過半数を占める状況です(強い買い・買い:13人 / 中立:15人 / 売り・強い売り:2人)。

最新の目標株価や評価は「TradingViewのCOIN目標価格ページ」で確認できます。

CONLと親株COINとの値動き・ボラティリティ比較

過去のチャートを振り返ると、コインベース(COIN)の株価自体がビットコイン(BTC)と強く連動しており、上昇時も下落時もビットコイン以上の激しいボラティリティが特徴です。

ビットコインとCOINの過去2年間の値動き

そして、過去2年の株価をCONLも含めて比較してわかったことは、CONLはそのCOIN以上に容赦なく大きく動くということです。

ビットコインとCOINとCONLの過去2年間の値動き

長期保有で効いてくる「横ばい・下落時の減価リスク」

さらに、日次2倍レバレッジ特有の「株価が横ばい・揉み合いの局面でも資産が少しずつ削られていく減価リスク」があるため、下落トレンドやレンジ相場に入ると回復までのハードルが一気に上がります。

ビットコインが大きく落ち込んでいる時期であっても、「将来的に大きく上昇する」と信じられるのであれば、CONLは非常に夢のある投資先だと思います。

ただ、CONLは非常に夢のある投資先ですが、その裏にはハイボラティリティと2倍レバレッジ特有の減価リスクが常に隣り合わせです。

実際にマイナス80%のどん底を味わった身としては、生半可な気持ちで手を出すと大ケガをすると痛感しています。

当初のタイムリミット(2026年4月)は過ぎてしまいましたが、このポジションをどう着地させるのか。今後の運用も追記していきたいと思います。