最近、新NISAが始まってから、私の周りで投資を始める人がかなり増えました。
先日も、投資を始めたばかりの友人と話していたら、「なんでいくつも証券会社に口座を持ってるの?」って聞かれたんです。
もちろん、私には複数の口座を持つメリットがあるからなんですが、投資初心者の友人にはピンとこなかったようです。
まだ、NISAで「ほったらかし投資」をするくらいの使い方しかしていませんでしたから。
そこで、本記事を書くことに。

この記事では、複数の証券口座を持つメリット・デメリットから、私が実際にどうやって使い分けているのかまで、まとめてみました。
最初は一つで十分だと思ってた
正直に言うと、私も投資を始めた頃は口座なんて一つで十分って思ってました。
でも、投資歴が長くなって色々な商品に手を出してみると、複数の証券口座を持っていないと不便さや税金面で損をしていることに気づいたんです。
今では、それぞれの目的別に口座を使い分けて、効率的に資産運用しています。
メリット・デメリットを整理
複数の証券口座を持つことには、もちろんいいことばかりではありません。
私自身、いくつか不便だと感じたことがあるので、メリットだけでなく、デメリットについても正直に書いてみます。
まずは、複数の証券口座を持つことの、世間でよく言われるメリットとデメリットをざっくりまとめると以下のようなこと。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
私も、投資を再開した頃は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のように人気の投資信託だけを選んで投資をしていました。
これだけでも十分なリターンがありますし、私の妻や息子は、旧NISAの頃からコツコツ投資を続け、3年で含み益が40%以上にもなっています。
今年から始まった新NISAの実績だけでも、たった半年で10%を超えているくらいです。
しかし、投資歴が長くなると、NISA口座では投資できない商品も多くなってきます。
また、証券会社によって、取り扱いしていない銘柄や、買えないことも...

複数口座を持っていると、そんなことがありません。
ただ、デメリットとして管理は面倒に...
IDやパスワードを複数管理しないといけないし、複数の口座に資産が分散していると、全体の状況をぱっと把握しにくい。
そして、各証券会社で特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、申告漏れはないんだけど、それぞれの口座で利益と損失が出ている場合、確定申告をして損益通算をしないと損をしてしまう可能性もあります。
たとえば、A社で10万円の利益、B社で5万円の損失が出た場合、損益通算をすれば課税対象が5万円になる。
でも、これをしないと10万円分に税金がかかってしまうから、損をしてしまいます。
こうしたことから、初心者のうちは複数の口座を持つメリットをあまり感じないと思いますが、投資歴が長くなり、興味を持ち始めると、複数証券口座を開設したくなると思います。
私の複数口座の使い分け
複数の証券口座の使い方は、いろんなサイトで紹介されていますが、やっぱり「メイン」と「サブ」とか「〇〇投資」と「△△投資」のように、目的で分けるやり方が一番だと思います。
私は、コア・サテライト分け
私は、コア・サテライト投資の考え方で口座を使い分けています。
| 口座 | 目的 | 役割と投資対象 |
|---|---|---|
| 楽天証券(メイン) |
コア投資 | 長期的にコツコツ資産を増やすための、リスクが低い銘柄を扱う場所。NISA口座を活用して、非課税のメリットを最大限に活かしています。 |
| SBI証券 |
サテライト投資 | 高いリターンを狙うための、積極的な投資をする場所。特定口座(課税口座)を使って、NISAでは買えないレバレッジ系の銘柄などに投資しています。 |
実は昔、私はギャンブルみたいな投資で大失敗し、15年くらい投資から遠ざかっていた時期があります。

この期間に、投資は「撤退せず、いかに長く継続できるか」が大事だと痛感しました。
そしてたどり着いたのが、このコア・サテライト投資というスタイルです。
「コア」は、安心して持てるリスクの低い資産のこと。
「サテライト」は、リスクはあるけど成長性が高い銘柄や、ちょっとドキドキ感を味わえる資産のことです。
私も50歳になりました。
一般的には「コア8割、サテライト2割」が目安と言われていますが、私は元々ギャンブル好きですし、老後までの時間も限られているため、サテライトの比率をかなり高めにしています。
今のところはコア7:サテライト3くらいの比率ですが、今後は5:5まで上げる予定です。
平凡なサラリーマンが、老後2,000万円問題を乗り切るには、ただ銀行に預けているだけでは到底追いつきません。

だからこそ、安定と攻めのバランスを考えた、このコア・サテライト投資が自分には合っているんです。
老後の生活で必要な2,000万円は楽天証券のNISA非課税口座で、老後を楽しむためのお金はSBI証券の課税口座で小遣いを使って投資!といった使い分けです。
ではまた。
