暗号資産(ビットコイン)関連銘柄とは?私が現物投資しない理由!

ビットコイン関連株(仮想通貨関連株) その他の投資関連
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ビットコインって、今や高校生の娘でも知っているくらい有名になりました。

でも、資産運用をしている人の中には

  • 興味はあるけど、直接買うのはちょっと怖い
  • 確定申告が面倒そう

といった理由で手を出していない人も多いと思います。

私自身も、確定申告が面倒だな~という理由で、ビットコインの現物を買うのは避けています。

ただ、これから値上がりするだろうビットコインを指をくわえて見ているだけなんて...そんなのは嫌で「恩恵は受けたい!」 という気持ちがありました。 

そこで私が選んだのが、ビットコインそのものではなく、暗号資産関連銘柄(ビットコイン関連株)に投資する方法です。

この方法なら、ビットコインの値上がりの影響を間接的に受けることができます。

この記事では、ビットコインを直接買わなくても利益を狙える「暗号資産関連株」 について、どんな銘柄があるのかや、投資のメリット・リスクをまとめています。

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暗号資産関連の企業について

暗号資産(ビットコインなど)に関係する企業には、いくつかの種類があります。

たとえば、こんな企業です。

  • マイニング企業
  • マイニングマシンメーカー
  • 暗号資産取引所運営企業
  • 暗号資産を保有する企業

これらの企業の株価は、暗号資産の価格に大きく影響されます。

そのため、こうした企業の株を買うことは、ビットコインなどの暗号資産市場に間接的に投資していることになります。

では、それぞれどんな企業なのか、もう少し書いていきます。

マイニング企業とは?

暗号資産に関わる企業といえば、「マイニング企業」を思い浮かべる人が多いかもしれません。

マイニングとは、仮想通貨を「いつ、誰が、どれだけ」取引したのかというデータを暗号化して、1つのブロックにまとめる作業のことです。

この作業を一番最初に終わらせた人だけが、報酬として新しい仮想通貨をもらえます。

しかし、ビットコインでは一定量の取引が行われるごとに「半減期」が発生し、マイニングの報酬が半分に減っていきます。

ビットコイン(BTC)の半減期、過去と最新の半減期後の値動きまとめ
4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期、カウントダウンに入り、あと1カ月ほどで訪れる予定です。私はビットコイン関連銘柄への投資やポイントによるビットコイン投資を行っており、半減期後の爆上げを夢見ています。ビットコインの半減期をまとめます。

最初は50BTCだったマイニング報酬、これまでの4回の半減期で以下のように減りました。

半減期 マイニング報酬(BTC)
1回目 50 → 25
2回目 25 → 12.5
3回目 12.5 → 6.25
4回目 ※現在 6.25 → 3.125

報酬が減ると、マイニングにかかるコストが高くなり、利益の出なくなるマイナー(採掘者)も出てくる可能性があります。

どんな会社があるのか

上場している大手のマイニング企業には、以下のような会社があります。

  • マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA)
  • ハット8・マイニング・コーポレーション(HUT)
  • ライオット・プラットフォームズ(RIOT)
  • クリーンスパーク・インク(CLSK)

ちなみに、私は楽天証券の新NISA「成長投資枠」で「MARA」に投資しています。

マイニングマシンメーカーとは?

マイニングマシンメーカーは、暗号資産(仮想通貨)のマイニングをする専用機械を作る会社です。

昔は家庭用パソコンでもマイニングできましたが、今では多くの企業が高性能な専用マシンを使ってマイニング(採掘)しているので、競争もどんどん激しくなっています。

特に、ビットコインのような人気の仮想通貨は、家庭用パソコンでは太刀打ちできません。

報酬を得て利益を得るには、高性能なマシンと大量の電力が必要になります。

だからこそ、これからのマイニングでは、

  • 高性能なマシン
  • 電力効率の良いマシン

こうした機器が求められるのではないでしょうか。

マイニング企業は半減期による報酬の減少や競争の激化に対応するため、今後もマシンのアップグレードを繰り返していくと考えられます。

どんな会社があるのか

有名なマイニングマシンメーカーには、以下のような会社があります。

上場企業
  • カナン(CAN)
  • エバン・インターナショナル・ホールディングス(EBON)
非上場企業
  • ビットメイン(Bitmain)

この分野では、中国企業が多い印象があります。

暗号資産取引所運営企業とは?

マイナーによって採掘された暗号資産も、それを売買できる場所がなければ意味がありません。

そこで登場するのが、暗号資産取引所運営企業です。

取引所は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を売買したり、他の通貨と交換したりできるオンラインプラットフォームを運営する会社となります。

暗号資産に興味を持つ人が増えれば、こうした取引所を運営する企業も注目されます。

どんな会社があるのか

代表的な暗号資産取引所には、以下のような会社があります。

  • コインチェック
  • BITPOINT
  • bitFlyer
  • SBI VCトレード

ちなみにBITPOINT(ビットポイント)は、以前は私が現在投資している「リミックスポイント」の子会社だったこともあり、私が最初に知った暗号資産取引所でもあります。

BITPOINT

暗号資産保有企業とは?

最近、暗号資産を保有する企業も増えています。

その先駆けとなったのが、私もNISA口座で投資しているアメリカのソフトウェア会社「マイクロストラテジー」です。

企業は通常、現金や不動産、株式などを資産として持っていますが、暗号資産の将来性に賭けてビットコインなどを積極的に保有する企業も増えてきました。

どんな会社があるのか

アメリカの企業だと、先ほど紹介した「マイクロストラテジー」ですが、日本でも、最近IRなどで話題になる会社があります。

どちらも、私は安値の頃に少しだけ買っており、かなりプラスになっています。

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なぜ、関連株に投資するのか?

私は株の投資を「特定口座」を使って行っています。

特定口座なら確定申告は不要ですが、実は過去に株投資で損失を出した年があり、その時に確定申告をすれば節税できたのに、面倒で申告しなかったことがありました。

私が現物ではなく、暗号資産関連銘柄に投資する理由は、最初に述べた通り「確定申告が面倒」 という点が大きいです。

現物の暗号資産投資では「特定口座」を利用できないので、どうしても面倒だと感じてしまいます。

でも、理由はそれだけではないです。

私が暗号資産関連株に投資している最大の魅力は、現物以上のリターンが狙える点です。

現物より数倍のリターン

以下は、私が最近資金を入れているビットコイン関連株とBitcoinの過去6か月の値動き比較です。

ビットコインと関連銘柄の値動き比較

ニュースなどの情報からすると、マイクロストラテジーは2020年8月10日に初めてビットコイン(BTC)を購入し、メタプラネットは2024年4月8日から、ミックスポイントは2024年11月21日から暗号資産の購入を始めています。

時期がバラバラなので単純に過去の値動きが比較できるわけではありませんが、以下に過去5年のリターンについても書くと以下です。(※補足:MSTUは2024年9月18日が設定日)

マイクロストラテジーは2010年からビットコインを保有していた企業なので、現物との価格比較を見ても、リターンがかなり大きいことがわかります。

これらの企業に投資することで、現物よりも大きな利益を得る可能性を感じています。

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関連株投資にはリスクもある!

では最後に、暗号資産(ビットコイン)関連株に投資するデメリット(リスク)についても触れて終わりたいと思います。

ボラティリティ=損失リスク

現物投資ではなく暗号資産関連の銘柄(株)へ投資することでリターンが大きいということは、価格変動(ボラティリティ)が大きく、損失のリスクも大きいということです。

上昇局面では大きな利益が得られますが、逆に下落局面では資産が一気に減る可能性もあります。

株式市場の影響も受ける

また、関連株への投資は暗号資産(ビットコイン)の価格だけに影響されるわけではありません。

たとえば、マイクロストラテジー、リミックスポイント、メタプラネットなどは本業がある企業なので企業業績に影響を受けたり、景気の後退や金利の影響なども受けます。

株式市場全体の流れにより、連れ安の可能性もあります。

そのため、ビットコインの価格が上がっているのに関連株が下がったり、その逆のケースもあり得るわけです。

結局、現物とどちらが正解?

暗号資産(ビットコイン)の現物投資と関連銘柄への投資、どちらが正解というわけではない。

ただ、どちらにせよ暗号資産(ビットコイン)の未来を信じていない人には向かない投資でしょう。

ちなみに、私はサテライト投資の半分以上を暗号資産関連銘柄に突っ込んでいるので、ビットコインの上昇を信じまくっています。

ではまた。