どっちの株式インデックスにする?「全世界」と「先進国」を比較!

運用(投資信託)

投資は将来の資産形成のために必要不可欠であり、適切な投資戦略を立てることでリスクを最小限に抑えながら適切なリターンを得ることができます。

しかし、投資先を選ぶことは容易ではなく、私も最近迷っている投資信託がある。

具体的には、全世界と先進国という2つのファンドです。

とはいえ、今やっている「つみたてNISA」の積立設定を変えるわけではなく、あと6ヶ月もすれば移行して始まる「新しいNISA」でどんなファンドで投資をするかです。

新しいNISAになれば別枠なので1から積立をはじめる事になるからです。

年間投資枠拡大!新しいNISAで実現できる柔軟な投資選択!
2024年から始まる新しいNISA、従来のNISAで投資した分はどうなるのか、リニューアルされて柔軟な投資ができるようになるがどうやって利用しようかなど、従来のつみたてNISAとの変更点を比較しながら、家族に説明するため様にまとめました。

そこで、2024年から積立を始める投資信託を比較検討しています。

この記事では、人気の高いeMAXIS Slimシリーズの「全世界」と「先進国」を比較しました。

同じように迷っている方、よかったら参考に。

 

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eMAXIS Slimの全世界と先進国

eMAXIS Slim 全世界株式インデックス」と「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、eMAXIS Slimシリーズの人気3位と9位のファンドです。

ファンドの特徴について

「eMAXIS Slim 全世界株式インデックス」は、全世界に分散投資することでリスクを回避することができる投資ファンドです。

ある国の株式市場が下落しても、他の国の市場で上昇する可能性があるため、全体としてのリスクを軽減することができます。

また、新興市場に投資することで高いリターンを得ることができる可能性もあります。

ただし、政治的・経済的リスクや為替リスクもあるため、投資には注意が必要です。

世界中に投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式」の3ファンドを比較!
eMAXIS Slim 全世界株式は、低コストで世界約50か国の株式市場に分散投資できる投資信託です。構成比率の違う3種類の全世界株式ファンド「除く日本」「3地域均等型」「オール カントリー」を比較し、どのような人に向いているのか紹介します。

一方、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、先進国に上場している企業の株式に投資するインデックスファンドです。

先進国への投資は、安定している経済と、多数の優良企業が存在するため、リスクが低いことが特徴です。

ただし、新興国を含んでいない分、期待できるリターンは一般的に低くなります。

先進国株式インデックへの投資はアリ?人気のファンドと比較!
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、人気ファンドである「米国株式(S&P500)」や「全世界株式(オール カントリー)」とよく比較されるが、人気はあまり高くない。そこで、基準価格、純資産額、管理費用、リターンなどの観点から比較してみた。

どちらのファンドも低コストで取引が可能であり、分散投資やリスク分散において有利です。

基本情報の違いについて

「eMAXIS Slim 全世界株式インデックス」と「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、どちらも三菱UFJ国際投信が運用する投資信託ですが、2024年4月22日現在での基本情報にはいくつかの違いがあります。

eMAXIS Slim 全世界株式インデックスeMAXIS Slim 先進国株式インデックス
投資対象世界中の株式市場に分散投資先進国に上場する株式に分散投資
運用指標MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスMSCI コクサイ・インデックス
管理費用(含む信託報酬)0.1144%0.1023%
設定日2018.10.312017.02.27
総資産額(202年4月)約10,137億円約4,335億円
対象国・地域先進国:23ヵ国・地域
新興国:24ヵ国・地域
※計47ヵ国・地域
先進国:22ヵ国・地域

※日本を含まない

詳細は公式サイト公式サイト公式サイト

どちらのファンドも「米国」への構成比率が半分以上を占めています。

リターン年率の比較

投資信託を選ぶ際には、様々なポイントがありますが、その中でも「リターン年率」は大切な指標の一つです。

そして、直近3年間のリターン年率を見ると、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が優れたパフォーマンスを示しています。

パフォーマンスの比較を下表にまとめました。

パフォーマンス6ヵ月1年3年5年
eMAXIS Slim 全世界株式インデックス12.61%1.51%21.78%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス12.59%1.92%23.62%13.46%

どちらの投資信託も、直近の1年間ではあまり差がありませんが、直近3年間のリターン年率を比較すると、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が優れたパフォーマンスを示しています。

また、5年間の比較では、全世界株式インデックスは運用が開始していないので、比較をすることができません。

個人的な感想としては「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」はもっと人気がでてもいいのではと思います。

今後の動向に注目です。

 

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先進国と全世界のどっちを選ぶ?

 

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