イボ痔が限界!痔の苦しみから解放されるため手術入院しました!

手術で入院 持病・手術体験談
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肛門科を受診してから2週間弱でイボ痔(痔核)の手術をすることになり、入院日が決定!

肛門科へ行くのが恥ずかしく10年間も放置したイボ痔が末期症状!
看護婦さんに見られるのは恥ずかしい! 肛門に何をされるのかわからなくて怖い! まだ大丈夫(我慢できる)だろう! そんな風に「恥ずかしい!」とか「怖い!」という思いで10年間も放置してきたイボ痔(痔核)でしたが、とうとう末期症状があらわれて「...

あまりにも急な展開で入院がきまったので、準備がまったくできていませんでした。

  • 有給休暇の申請
  • 長期休みに伴う仕事の引継ぎ
  • 入院生活に必要な物の準備
  • 手術に挑む心の準備

そんな入院するまでの2週間のドタバタだった体験談を紹介しようと思います。

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入院ついでに大腸検査も申し込み

前回の記事では手術の決断までを書きましたが、その後の話で、せっかくなら「大腸検査もやろう!」ということになり、申し込み。

あとからわかったことですが、入院時に大腸検査の申し込みをして良かったです。通常であれば痔の手術をする前には浣腸をしないといけないらしいのですが、私は手術の前日に大腸検査したおかげで、お腹の中は空っぽ!

なんと、浣腸なしで手術に挑むことが出来ました~

皆さんは、浣腸 or 1.5リットルの下剤、どちらが良いかわかりませんが、私は断然1.5リットルの下剤です。

もし浣腸が嫌な方は、大腸検査も同時に申し込みするといいかもしれませんよ。

では、そろそろ本題の入院準備について描いていきますね。

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痔の手術~仕事復帰まで一ヶ月半

では、痔の入院期間から書いていきたいと思いますが、今後の医療の発展等により変化していくと思いますので、簡単に手術をした年、手術をした病院についてまとめておきますね。

  • 手術をした年:2009年5月
  • 手術した病院:家田病院
  • 復帰迄の期間:約1か月半

では、2009年当時に手術をした体験談として紹介したいと思います。

いぼ痔の入院日数は8日間

私が手術をした2009年当時、いぼ痔の入院期間は8日間でした。※最新情報は病院サイトを確認ください↓

家田病院-手術について

入院日数は痔の種類により多少違いがありますが、どの痔になっても10日前後の入院が必要となります。

術後の療養期間は4週間

次に、術後の安静期間(療養期間)について医者に確認すると、即仕事へ復帰!というのは考えない方が良いとのこと。気合入れて復帰すればできないことは無いが、医者的にもかなりツライと思いますとのこと。

実際に私が経験した体験談を言えば「長時間座っている!」とか「長時間立っている!」という行為自体、術後一週間ではムリでした。1時間程度であれば我慢も出来ますが、それ以上になるとビリビリと痛みはじめました。

また、もう一つは、術後一週間では傷も治っていないので、パッド(※女性用ナプキンのようなもの)をつけての生活。

トイレの回数が日に数回あり、その都度交換すると考えると、会社ではチョット...ということで、私は有給休暇が大量に余っていたので、医者に言われた通り「4週間」の有給休暇を申請しました。

結果的には、完全体に近い状態で復帰出来たので良かったと思います。

痔の手術は、退院してもすぐに職場復帰できないため、長期連休の時期に手術する人も多いとのこと。

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手術入院で必要な持ち物

会社への有給休暇申請、仕事の引継ぎはなんとか間に合いました。

続いて、入院のための持ち物準備です。

私はこれまで「入院」も「手術」も経験したことがない健康体。そのため、入院生活で必要な持ち物もわからなければ、持って行った方がイイものもわからない。

そのため、結果的にはかなり余分なものまで持ち込む大荷物になりました。

そこで、今後、痔が再発することは無いと思いますが、他の病気で入院生活をすることもあるかもしれないので、備忘録も兼ねて、必要だった物の「持ち物リスト」をまとめてみました。

衣料品、履物関係

季節により変わってきますが、私の場合、初夏だったこともあり比較的軽い荷物で済みました。

  • 入院生活で着るTシャツ、短パン
  • 下着
  • 院内生活用の履物(スリッパ替わり)
  • 着終わった服を入れる袋
  • 退院時するときに着る服
  • 寒いと感じた時に羽織るもの1枚

入院生活で着るシャツ・短パン・下着については、入院中に洗濯をするなら日数分不要かもしれませんが、私は洗濯が面倒だったこともあり、入院日数分(8枚)の着替えを持って入院しました。

また、5月だとまだ肌寒い日もあったので、一枚羽織る物を持って行って正解でした。

注意

痔で入院する場合だけと思いますが、痔の場合、下着(パンツ)で「トランクス」を履けません!

理由は、術後に肛門(患部)から体液が漏れるため、パッド(※女性の生理用品みたいなもの)をつけて生活することになるため、パッドがトランクでは固定できない。そのためパンツは、ボクサーパンツのようなタイプにする必要があります。

私は当時「トランクス派」だったので、急いでボクサーパンツをまとめ買いしました。

入院中の8枚+入院前後各1枚の計10枚も...

退院以降は、ち〇ち〇の固定されるボクサーパンツが好きになって、今もボクサーパンツをはいています。

日用品、洗面用具関係

続いて日用品、洗面用具。

こちらはどんな病気で入院したときも必要になる、当たり前の持ち物ばかりです。

  • ティッシュ
  • ※ウェットティッシュもあるとイイ
  • タオル・バスタオル
  • 石鹸・シャンプー
  • 歯ブラシセット
  • クシ
  • 髭剃り
  • リップ、ハンドクリーム
  • ハンガー

他にも、綿棒、目薬、爪切りなどを頻繁に利用しているのであれば、持ち物に追加したほうがよいと思います。

その他

ここからは、必ず必要な物ではありませんが、持って行くとイイものです。

入院してわかりましたが、思ったより入院生活は暇な時間が多い。時間をつぶせる物を持っていった方がイイです。

  • 小銭(※自動販売機用)
  • 暇つぶし用品(※パソコン、漫画、本など)
  • スマホ
  • イヤホン
  • 充電器

術後は、麻酔が切れる目を使うことが禁止(テレビ、本、スマホなど)されるため、せめて音楽くらいは聴けるように準備していくとイイでしょう。

昼過ぎに手術をして、寝る頃に麻酔が切れはじめましたので、数時間、我慢することになります。

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入院前夜(最後の晩餐)は検査食

なんとか入院準備も間に合って、あっという間に前日です。

入院したら8日間も病院食になり、美味しいものが食べれなくなる。入院する前に「美味しいものを最後に食べたい!」と思っていましたが、初日に大腸検査を予約した私は、検査食が「最後の晩餐」となってしまいました。

ウワァァ—–。゚(゚´Д`゚)゚。—–ン!!!!

ちなみに大腸検査の検査食は、スープ、雑炊、ビスケットだけ。量も想像以上に少なく、まったくお腹が満たされず、空腹のまま就寝することに...おかげで中々寝付けませんでした。

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入院初日に「大腸検査」初体験

入院初日は朝一で入院だったため、片道1時間半の病院まで起きてスグに出発。

到着後はスローペースで入院生活がはじまるのかな?と思いきや、受付が完了したらスグに個室へ案内されました。

荷物をほどく間もなく、大腸検診のためスグに下剤の開始!

下剤が効かず院内を徘徊

下剤は「ニフレック」という名前で、15分置きに200㎖ずつ計7回に分けて飲むことに...。

総容量1.5㍑です。

私は昔から下剤の効きが悪い体質なのか、バリウム検査をするときも増量している。

今回もヤッパリです。大腸検査の下剤が中々効かず、やっと4回目(800㎖)飲んだ頃より少しづつ効き始めました。

最終的に下剤が効かずに、出が悪かった人は浣腸する!と脅され、看護婦さんがいう通り、なるべくフロア内を無意味に歩き回ったり、外までタバコを吸いに行ったりしました。

※私が入院した時は、喫煙所がありました

そのおかげか下剤の効きが悪い私でも、なんとか2時間後には看護婦さんよりOKがもらえ、検査室へ移動できました。

大腸検査室の最終チェックで×

移動してスグ「大腸検査開始!」と思ったら、甘かったです。

なんと大腸検査室に移動すると検査用の穴あきパンツに着替えさせられ、もう一度出たものを確認(最終チェック)しますとのこと。

なんと、検査室移動前に甘目のチェックでOKをもらったことが裏目に...なんと、検査室外の最終チェックにひかかり、検査室外のトイレで何度もチェックされることに...そしてやっと最終チェックもOKが出ました。

鎮静剤で無意識のうちに検査終了

はじめての大腸検査がもうすぐと思ったら、心臓バクバクの状態。そんな状態で検査室に移動です。

そして大腸検査前の「検査確認書」というものを書かされました。

ただ、検査確認書の中には「鎮静剤を使用するか?」という問いかけがあり、チキン(弱虫)な私は迷わず〇を記入!

記入後はベッドの上で点滴を1本打たれ、検査室に移動となります。

検査室に移動し心臓バクバクの状態で少し待つと、事前に記入した検査確認書へ「鎮静剤を使用する!」に〇を書いていたので、看護婦さんから鎮静剤入れますね!と声をかけられました。

そこまでは記憶があるのですが...目を覚ました時には検査終了していました。

鎮静剤のパワー凄っ!

いっそのこと手術でも使って欲しいと思いました。

鎮静剤を使ったため1時間安静

鎮静剤の使用、イイことばかりではありませんでした。

鎮静剤の使用は、意識を低下させて緊張をやわらげることにより苦痛が軽くなるのはイイけど、検査した後に薬が切れるまでの約1時間、ベッドの上で安静にしなければならないというデメリットがありました。

何もない所でボーっと一時間、暇な時間を過ごしたあと検査結果を聞いて病室に帰りました。

とりあえず検査結果は「問題なし!」

キレイな腸ですよ~という一言に安心しました。

ちなみに私が「大腸検査」を怖がっていたのは、ネットの事前情報がいけませんでした。

腸内で「検査の管があたって痛い!」というビビってしまう意見が多数書いてあったので...

しかし実際、私のまわりの人は鎮静剤を使って大腸検査をした人がほとんどいなくて、大腸検査で一番苦しいのは下剤と言う意見が大半。

ビビりすぎだったかも...

家田の病院食は意外と旨かった

検査終了した後は少し時間があったので、とりあえず荷物をほどいたりしていると夕飯の時間に...

痔の手術前夜でも夕飯は食べてもイイらしいです。

そして、病院食はまずい!というイメージがあったので期待はしていませんでしたが、期待はしていませんでしたが、食べられるレベルの病院食で安心しました。

夕食のメニュー

大ご飯、すいもの(ふ2つのみ)、煮魚(醤油白身)、みかん(カンズメ)、小田楽豆腐

家田病院-食事へのこだわり

手術前最後の食事は、日中に飲んだ下剤のせいでお腹がグルグルし、トイレにいっても出ない不快な夕食となりました。

こんな感じで、初日は終了。

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大腸検査と入院初日のまとめ

とりあえず、はじめての大腸検査も無事い終わり、慌ただしい入院初日が終了しました。

これから約一週間、入院生活が始まります。

次回は、手術~術後編です。

いぼ痔手術の術後痛に耐えろ!経験者が語る本当の激痛体験談!
ブログでの「いぼ痔」体験談の完結編です。この記事では、いぼ痔手術の前日から手術中の感覚、手術後の入院生活や激痛体験談、さらに、退院後の生活や再発を防ぐために気をつけていることも書いてますので、これから痔の手術をする方、参考になれば幸いです。

ではまた。

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