先日、我が家のガス給湯器がとうとう寿命を迎えました。
2年前にはテレビが故障し、数万円の出費。
直近では浴室乾燥機のモーターから大きな金属のこすれる音がし、記事にしていなかったので値段は忘れてしまいましたが、確か数十万円の出費でした。
ここ数年間は何かと大きな出費が続いています。
そして今回はガス給湯器です。
ここ数年で、数万円から数十万円のお金が次々と消えていく状況、言葉もありません(涙)
しかも、寒さが増してきたこの季節、ガス給湯器の故障はテレビや浴室乾燥機と比べるとかなり深刻な問題です。
そこで、急いで業者に連絡して出張点検をお願いしました。
この記事では、給湯器の壊れる前兆についてや、給湯器の出張点検のこと、ガス給湯器の不具合の症状や寿命について書いています。
また、新しいガス給湯器を選んだときのポイントも紹介しています。
私の備忘録を兼ねていますが、同じような状況に直面している方のお役に立てれば幸いです。
ガス給湯器が壊れる前兆とは
では、ガス給湯器が壊れるときに現れた前兆からお話しします。
今回、我が家のガス給湯器(GT-2428SARX)の調子が悪くなり最初に現れた兆候は、リモコンに頻繁に表示されるエラーコード「140」です。
このエラーコードが表示されるとお湯が出なくなり、温まっていない水が出てきました。
特にこれからの寒い季節に、冷たい水でシャワーを浴びることは避けたいです。
そのため、すぐにメーカーへ連絡し、ガス給湯器の状態を診断してもらうことにしました。
診断結果
診断の結果は、温度ヒューズが断線寸前にあるということです。
この時点では、温度ヒューズはまだ完全に断線していなかったため、何とかお湯は出る状態でしたが、温度ヒューズが完全に断線すれば、お湯がまったく出なくなるとのことでした。
そもそも、ガス給湯器はどのくらい使えるものなのか?
ガス給湯器の寿命とは
使用頻度によりますが、一般的に、ガス給湯器の寿命は約10年とのことです。
我が家は築11年になるので、ガス給湯器が寿命をむかえる時期だったと思います。
ただ、メンテナンスの方からは、10年以上トラブルなく使えていたことを考えると、良い製品(個体)に巡り会えてラッキーだった様です。
寿命で故障する箇所
参考までに、給湯器の寿命により故障する箇所についても聞いてみました。
給湯器の寿命でよく見られる故障原因は、部品の摩耗や電装基盤が主な要因とのことです。
深刻な状態だとわかり、そのまま修理費用の見積もりをお願いすることにしました。
寿命で買い替えを決断
見積の結果は、部品代と工事費を合わせて約8万円です。
故障の箇所にもよりますが、今回は修理箇所に基盤も影響しており、高額な修理代となってしまう様です。
築10年以上の家になるので、ガス給湯器自体も10年を超えています。
そんな古い給湯器を8万円も払って修理したとしても、その後また他の箇所が故障したりする可能性が高いと思ったので、結果、長い目で見れば新しい給湯器に交換した方が安いと判断し、買い替えすることにしました。
エネファームの導入は断念
ガスを利用していることからもわかる様に、我が家はオール電化住宅ではありません。
そのため、ガスを利用している住宅にはオール電化住宅の「エコキュート」のような商品である「エネファーム」があることを知り、導入を検討してみました。
しかし、最終的には導入をやめることにしました。
エネファームの導入をヤメた理由
その理由は、導入コスト・初期費用が高額な割にメリットがないことです。
エコキュートの導入費用は50万円くらいと知っていたので、エネファームもそれくらいだろうと思っていましたが調べてみると、本体の価格に加えて設置費用も含めると120万円から200万円という、エコキュートに比べてかなり高額でした。
さらに、エネファームは発電にガスを使用するため、電気代を削減できたとしても、ガス代が増加することになり、結局は光熱費にほとんど変化がないことが計算してわかりました。
また、エネファーム導入の補助金を活用しても、初期投資費用を回収できるか微妙です。
※2023年時点、エネファームの補助額は「15万円/台」
エネファームが普及しない要因の一つとして、高額な導入費用があることを感じました。
そこで、エネファームの代わりにもう一つ検討したのがエコジョーズです。
エコジョーズの導入を決めた理由
エコジョーズは、少ないガスでお湯を沸かす効率的なシステムです。
初期投資費用はエネファームに比べて格段に安く、光熱費の削減効果も期待できます。
従来型のガス給湯器に比べると価格は多少高額になりますが、計算上は約4年で初期投資費用を回収できることがわかり、導入を決断しました。
- 従来型との価格差:約65,000円
- 光熱費削減効果:年間15,000円程度
ちなみに少しだけエコジョーズの仕組みを書いておくと、エコジョーズは今まで捨てられていた排気熱を再利用することで、従来では約80%程度だった給湯熱効率が95%くらいに向上する仕組みの様です。
水を排気熱で温めてから沸かすため、従来のガス給湯器よりも少ないガス消費でお湯を沸かせます。
では、今回のトラブルで使った金額、新しいガス給湯器の紹介をして終わります。
給湯器の点検と新しいガス給湯器
今回のガス給湯器が寿命をむかえた一件、まずは、給湯器修理・故障診断のためにノーリツ(NORITZ)のメーカーの方に出張をしてもらっているので、その費用についてです。
出張点検費用の相場
点検診断料や故障診断料は、出張費を合わせると3,000円から5,000円程度が相場の様です。
今回の点検でかかった費用も5,000円でした。
自分で修理できないため、専門のメンテナンス業者を呼んで点検してもらう必要があります。
そして、新しいガス給湯器の価格についてです。
新しいガス給湯器の価格
新しく購入したガス給湯器は、エコジョーズ「GT-C2462SARX」という商品で、価格は以下の通りです。
- 本体価格:352,000円(税抜価格)
- 給湯器のリモコン代:33,000円
- 工事費一式:65,000円
上記の価格から値引きが172,222円あり、最終価格はジャスト30万円(税込み)です。
家を建てたときはガス給湯器代が建築費の一部だったので、ガス給湯器の値段を把握していませんでしたが、意外と高額でした。
値引きが172,222円ってことは本体価格の半分を値引きされていることになるため、実際の相場はどのくらいなのか気になり調べてみると、60%以上の値引きもあるらしいです。
値引きが10%違うと数万円の金額が違ってくるので大きいですが、私はあまり値引きが多すぎると不安に感じるタイプなので、金額より担当者への信頼感で決めることが多いことから、今回の値段についても納得しています。
エコジョーズ「GT-C2462SARX」の機能など
新しいガス給湯器の機能と大きさなどは以下になります。
- 屋外据置形
- 幅539×高さ600×奥行き240 (mm)
- 希望小売価格 ¥352,000(税抜価格)
ノーリツ(NORITZ):ガスふろ給湯器(GT,GRQ)より
そして、設置したイメージがこちらです。
最後に、給湯器の寿命について再度おさらいして終わります。
一般的にはガス給湯器の寿命は約10年と言われており、この期間を過ぎるとトラブルが発生しやすくなります。
個人的には、寿命を迎えたガス給湯器を修理したとしても、その後また他の箇所が故障したりする可能性が高いと思うので、買い替え(交換)派です。
そろそろやばいかな?
そんな風に感じている方は、価格などを事前に調べておくとイイかもしれません。
ではまた。