新しいNISAでFANG+指数に投資を始めて、あっという間に1年が経ちました。
最初に投資を始めたときは、「S&P500、NASDAQ100、それともFANG+?どれが一番いいんだろう?」と悩んで、結局、同じタイミングでそれぞれに同じ金額を投資してみることにしました。
そして1年が経った今、実際のリターンはどうだったのか気になります。
さらに、来年の積立投資をどうするか考えるために、これまで投資してきたFANG+や他の投資信託と比較してみることにしました。
この記事では、1年間のFANG+投資について、普通のFANG+とレバレッジをかけたFANG+の成績の違い、そして米国の代表的な指数とのリターンの差をまとめています。
FANG+に1年投資してみた結果
1年間、FANG+指数には「ノンレバ型」と「レバレッジ型」の投資信託で投資してきました。
また、同じ条件で米国の代表的な指数「S&P500」と「NASDAQ100」に投資しています。
では、1年間の結果を振り返り、普通のFANG+とレバレッジFANG+の運用成績から比べてみます。
普通FANG+とレバFANG+の比較
まず、ノンレバ型の「iFreeNEXT FANG+インデックス」とレバレッジ型の「iFree レバレッジ FANG+」を比較してみます。
楽天証券でリターン推移を比較すると、4月22日頃に一度だけレバレッジ型のパフォーマンスがノンレバ型を下回った時期がありましたが、それ以外ではレバレッジ型が常に上回っていました。
基準価格の推移は、
- iFreeNEXT FANG+インデックス:年初 41,046円 → 年末 72,352円(+76.27%)
- iFree レバレッジ FANG+:年初 14,341円 → 年末 30,515円(+112.78%)
もし一括投資していたら、レバレッジ型は2倍以上になっていた計算です。
私の積立投資の結果
ただ、私は一括投資ではなく、ノンレバ型は毎日積立、レバレッジ型は「ツミレバ」(毎日積立)で投資をしてきました。
その結果は以下の通りです。
ファンド | 保有数量 | 平均取得価額 | 基準価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|
iFreeNEXT FANG+インデックス | 21,443 口 | 55,029.61 円 | 72,352 円 | +31.47 % |
iFree レバレッジ FANG+ | 45,555 口 | 21,532 円 | 30,515 円 | +41.72 % |
1年間ほったらかしで運用していましたが、まずまずの結果です。
次は、FANG+と米国を代表する指数「S&P500」「NASDAQ100」のリターンを比べてみます。
FANG+と米国主要指数を比較
米国を代表する指数「S&P500」と「NASDAQ100」の投資信託を比較し、「FANG+」のリターンを見てみたいと思います。
ノンレバ型の投資信託で3つの指数を比較
まず、ノンレバ型の投資信託で基準価格の推移を見てみると、以下のような結果でした。
FANG+が他の2つを大きく上回るリターンです。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:年初 41,046円 → 年末 72,352円(+76.27%)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):年初 24,154円 → 年末 34,182円(+41.52%)
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス:年初 27,927円 → 年末 40,455円(+44.86%)
レバレッジ型の投資信託で比較
次に、レバレッジ型の投資信託で比較してみました。
参考としてノンレバ型のFANG+(※青)も含めた結果は以下となります。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:年初 41,046円 → 年末 72,352円(+76.27%)
- iFree レバレッジ FANG+:年初 14,341円 → 年末 30,515円(+112.78%)
- auAMレバレッジ NASDAQ100:年初 13,288円 → 年末 19,859円(+49.45%)
- iFreeレバレッジ NASDAQ100:年初 31,124円 → 年末 46,442円(+49.22%)
- 楽天レバレッジNASDAQ-100:年初 7,315円 → 年末 10,821円(+47.93%)
昨年までレバナス(NASDAQ100のレバレッジ型)に注力していた私ですが、どのレバナスもノンレバ型のFANG+を下回る結果でした。
レバレッジ型のFANG+は圧倒的なパフォーマンスです。
3指数の保有投資信託を比較
最後に、私が保有する3つの指数「S&P500」「NASDAQ100」「FANG+」の投資信託を比較し、リターンを見てみたいと思います。
投資している5つの投資信託の1年リターン推移は以下です。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:年初 41,046円 → 年末 72,352円(+76.27%)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):年初 24,154円 → 年末 34,182円(+41.52%)
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス:年初 27,927円 → 年末 40,455円(+44.86%)
- iFree レバレッジ FANG+:年初 14,341円 → 年末 30,515円(+112.78%)
- auAMレバレッジ NASDAQ100:年初 13,288円 → 年末 19,859円(+49.45%)
毎日積立(ノンレバ型)や毎日ツミレバ(レバレッジ型)で投資してきた運用成績は以下です。
ファンド | 保有数量 | 平均取得価額 | 基準価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|---|
iFreeNEXT FANG+インデックス | 21,443 口 | 55,029.61 円 | 72,352 円 | +31.47 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 41,301 口 | 29,266.12 円 | 34,182 円 | +16.79 % |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 34,503 口 | 34,199.92 円 | 40,455 円 | +18.28 % |
iFree レバレッジ FANG+ | 45,555 口 | 21,532 円 | 30,515 円 | +41.72 % |
auAMレバレッジ NASDAQ100 | 118,132 口 | 14,063 円 | 19,859 円 | +31.39 % |
FANG+への投資は予想以上のリターンを生み出してくれました。
来年のFANG+投資をどうするか
今年1年の結果から来年の投資を考えた結果、以下のように積立を変更することにしました。
NISAつみたて投資枠
FANG+の積立金額を2倍に増額し、S&P500とNASDAQ100への投資も引き続き継続します。
ファンド | 積立金額 | 積立タイミング | メモ |
---|---|---|---|
iFreeNEXT FANG+インデックス | 1,000円 | 毎日 | ※積立金額を500円増額 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 500円 | 毎日 | |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 500円 | 毎日 |
サテライト口座のツミレバ
過去1年のパフォーマンスをもとに、ツミレバの割り当てを見直しました。
現在積立設定をしてる上位2つのファンドに金額を再配分し、最下位だったファンドは一時ツミレバ解除としました。
ファンド | 積立金額 | 積立タイミング | メモ |
---|---|---|---|
Tracers S&P500ゴールドプラス | 500円 | 毎日 | ※積立金額を500円に増額 |
iFree レバレッジ FANG+ | 500円 | 毎日 | ※積立金額を500円に増額 |
auAMレバレッジ NASDAQ100 | – | 毎日 | ※ツミレバ一時解除 |
途中で状況が変わるかもしれないので、また再度見直しする予定ですが、とりあえずこの設定で年始をスタートしたいと思います。