コニカミノルタ株、これまで「配当金狙い」+「株主優待カレンダー欲しさ」で株価の上昇や下落を気にせず、株をはじめた当初より保有し続けてきた銘柄ですが、一部、売却をしようと思っています。
今回は「コニカミノルタの売却を決めた理由」「22年3月期決算のこと」など、書いていきます。
コニカミノルタ株の売却理由
まずは売却を決めた理由から。
私の中では一番の長期保有銘柄だった「コニカミノルタ」株ですが、以下の記事で書いた通り、最近は投資資金の少ない内はインカムゲイン(※保有していることで得られる利益)よりキャピタルゲイン(※売却により得られる利益)で資産を増やそう!と考え始めたことが発端です。
そんなことを考えるようになった矢先、私の気持ちに合わせたようにコニカミノルタが「配当金を減配」しました。
冒頭で書いたようにコニカミノルタ株の保有目的は「配当金」と「カレンダー」のため。
その一つである「配当金」が減配となったことで、売却の気持ちを後押しすることに...ただ、もう一つ「カレンダーが欲しい」という目的があるので全株売却するわけではなく、株主優待の最低保有数=100株だけは残そうと思います。
減配した後の配当金額について
そんなコニカミノルタ株、買ったのは390円台の頃(※平均取得価格は393.5円)なので、最近の株価下落でもまだ含み益があります。
スグに売却しても損はしませんが、直近の株価は「配当金減配」+「決算発表の悪さ」で急落しているので、使い道も決まっていないため売却は株価が戻った頃にしたいと思います。
では今回、私が売却を決めた理由である「配当金減配」についてです。
これまでのコニカミノルタの配当金は年間30円(※上期15円、下期15円)で、200株保有していたので年間6,000円(※税引き後4,782円)受け取れていましたが、今回、前期と比べ10円減配となり、配当金が年間20円予想、200株保有で年間4,000円(※税引き後3,187円)予想となります。
もともと安値で買った株だったので17年保有すれば配当金で投資額を回収できる計算でしたが、減配により回収できるのは25年に...
インカムゲイン目的の投資は老後?もっと資産が増えてからで良いと考えているので、さっさと売却して、そのお金でキャピタルゲイン狙いの投資で増やそうと思います。
コニカミノルタの22年3月期決算
では、今回の決算発表についても書いていきます。
コニカミノルタ(4902:東証P)が5月12日大引け後に発表した決算の内容は、翌日、前日比マイナス43円の430円まで株価が下落したことからもわかるようにあまり良い内容ではありませんでした。
- 連結最終損益が261億円の赤字!
- 赤字幅が拡大!
という内容。ただ23年3月期は55億円の黒字に浮上する見通しです。
とはいえ、2022年3月期も黒字回復予想でしたが最終的に赤字となり、3期連続の赤字となっているので、どうなるか...
コニカミノルタ減配(まとめ)
最後、まとめです。
今回の記事は「コニカミノルタが減配したから売却!」みたいな記事になってしまいましたが、あくまで私が最近「キャピタルゲイン」の投資をしたいと思い始めているからであって、減配された配当金が少ない!というわけではありません。
株価が大きく下落した影響もありますが、記事を書いている現在のコニカミノルタの株価は434円、年間配当20円であれば4.6%なので、まだまだ高い配当利回りです。
もし、インカムゲインを目的に投資をしていたら、売らなかったと思います。
ちなみに同じくらいの投資額で配当利回りが同レベルの企業といったらどんな企業があるのか?
ついでに、聞いたことのある企業に絞って紹介すると、以下のような銘柄です。
- 2461 ファンコミュニケーションズ
- 4005 住友化学
- 7182 ゆうちょ銀行
- 7762 シチズン時計
- 8016 オンワードHLDG
- 8306 三菱UFJ FG
- 8410 セブン銀行
ちなみに少しだけ補足すると「ファンコミュニケーションズ」はブログを開設している人なら知っていると思いますが「A8.net」の会社です↓
あと、私が過去に配当金目当てで保有したことのある銘柄を紹介すると「オンワードHLDG」「セブン銀行」になります。
もし私がインカムゲインを目的で投資をするようになったら、また投資を考えたいと思います。
もちろん「コニカミノルタ」も!
※投資は自己責任でお願いします。
ではまた。