このブログ記事では、日本株「メタプラネット(3350)」について、自分の投資メモとしてまとめています。

「メタプラネット(3350)」の概要や特徴、私が投資を決めた経緯や理由、実際の投資を通じて感じたことなどを書いています。
メタプラってどんな企業か?
証券コード「3350」のメタプラネット(Metaplanet)は、東証スタンダード市場に上場している企業です。
本業は、東京・五反田にあるビジネスホテル「ホテルロイヤルオーク五反田」を一つ運営している。
ホテル公式サイト – ホテルロイヤルオーク五反田公式サイト (royal-oak-gotanda.com)
「Meta」は、ギリシャ語で「超越した」「高次の」といった意味を持つ言葉で、「Planet(惑星)」と組み合わせたような社名は、壮大なイメージを感じます。
企業概要とビットコイン戦略
本業のホテル運営は赤字が続いており、ホテル事業規模は縮小しています。
その代わり新たな戦略として打ち出したのが、ビットコインへの投資と長期保有という方針です。
「ホテル運営 × ビットコイン投資」
一見すると意外な組み合わせですが、実はこの戦略、 アメリカのソフトウェア企業「マイクロストラテジー(MicroStrategy)」 が先駆けとなり、世界的に注目を集めている動きです。
メタプラネットは、「日本版マイクロストラテジー」といったところです。
実際に、ビットコインを財務資産として保有する上場企業は日本でも増えており、2024年5月時点では31社がビットコインを保有しているそうです(日本経済新聞の調査)。
さらにメタプラネットは、ホテル運営やビットコイン保有だけでなく、Web3.0(次世代の分散型インターネット)やメタバース(仮想現実)関連の事業も手掛け、ビットコインを導入する企業を支援するコンサルティングサービスもしています。
ビットコイン投資の状況
メタプラネットは、ビットコイン関連のIR(投資家向け情報発信)が多い企業で、追加購入するたびに発表を行っています。
直近だと、2024年11月19日に124.117ビットコイン(BTC)を購入しています。
これにより、メタプラネットのビットコイン保有状況は以下となっています。
- 累計購入総額:113億7200 万円
- 平均購入価格:9,955,874 円/BTC
- ビットコイン保有量:1,142.287 BTC
また、現在のビットコイン価格をもとにざっくり計算すると、約65億円の評価益です。
- 平均購入価格:9,955,874 円/BTC
- 現在のビットコイン価格:15,668,001 円/BTC
- 1BTCあたりの評価益:5,712,127 円/BTC
- 総保有評価益:約65億円(1,142.287BTC × 5,712,127円)
メタプラネットのビットコイン投資、現時点ではかなり好調です。
ビットコインの保有量
2025年3月24日時点でメタプラネットがビットコインの追加購入を発表し、これにより総ビットコイン保有量は3,350BTCとなっています。
平均購入価格は12,601,820円/1ビットコイン、購入総額は422億1600万円です。
この規模になると、世界のビットコイン保有企業ランキングでトップ10入りするレベルです。
私がいつも参考にしている「Bitcoin Treasuries」でも、しっかりと上位にランクインしています。
メタプラネットの株価推移
2024年10月11日時点では、メタプラネットの株価は955円でした。
しかし、その後のビットコインの急上昇で、たった2か月で株価は4,080円まで上昇しました。
ビットコインの価格推移(約2か月間)
- BTC/USD:62,000ドル → 105,000ドル
- BTC/JPN:930万円 → 1,630万円
メタプラネットの株価推移(約2か月間)
- 2024年10月11日時点:955円
- 現在:4,080円(約4倍に上昇!)
メタプラネットの株価は、フォーバガー(株価4倍)を達成しました。
ビットコイン価格の急騰が、企業の価値を大きく押し上げる結果となっています。

メタプラ投資を決めた理由
暗号資産に興味を持ち始めた私は、まず楽天ポイントでビットコイン運用を試し、その後は、米国株の仮想通貨関連銘柄に投資してきました。
そしてついに、日本株の暗号資産銘柄です。
投資歴15年以上になりますが、これまで日本株ではあまり良い成績を出せず、ずっと米国市場を主戦場にしてきました。
でも、最近のメタプラネット(3350)は、10株を1株にまとめる株式併合を行ったり、ビットコインを追加購入したり、新株予約権の無償割当をしたりなど、話題が盛りだくさんで値動きも激しい。
久しぶりに「日本株で投資してみたい!」と思える銘柄に出会いました。
最初に買った時の状況
メタプラネットに興味を持ち始めたのは、10株を1株にする株式併合の少し前でした。
ただ、当時は資金不足と株価の急上昇で手が出せず、そのまま株式併合を迎えました。
ところが、株式併合後に大きく株価が下落し「ちょっと買ってみようかな?」と思える価格に。
さらに、昼間のデータイムセッションで下がっていた株価がPTS取引でさらに100円も下がっていたので、8月5日、初めてPTS取引で注文してみました。
すると、あっさりと約定。
そこから、
- 2日後にストップ高
- その翌日もストップ高
週の初めに投資を始め、週末(2024年8月9日)には1,190円まで上がり、ツーバガー達成です。
実は、当時は米国株の投資で資産が30%以上減っていたため、売却が頭をよぎりました。
でも、爆上げの理由を知り、保有することにしました。
理由はコレ↓
メタプラネットが最大100億円の資金調達、ビットコインを追加購入へ | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
爆上げの理由は、2024年9月5日時点の全ての普通株主に対して「保有株数と同数の新株予約権を無償割当」ということです。
新株予約権なんて経験がなかったので、最初は「何それ?」って感じでした。
でも、ざっくり言うと「権利行使すると1株=555円で株を取得できる」ということらしいです。
つまり、せっかくの学べる良い機会だし、1株=555円で買えるなら今の株価で考えればプラスなので、100株分の権利行使する予定です。
具体的には、555円×100株=55,500円で株を取得です。
期待株価、売却タイミング
ビットコイン価格の過去の推移を考慮すると、ピーク後に大きな下落がありそう。
なので、ビットコインの半減期後に一番上昇するだろうと考えている2026年4月頃に売却するかも。

ただ、値動き次第で長期保有もあり。
投資を通じて感じたこと
ここからは、投資をしながら感じたことや気づきを、気が向いたときに書いていこうと思います。
新株予約権行使で株数が2倍
買ったときから「絶対に行使する」と決めていた新株予約権。
予定通り、保有株と同数の100株、上限いっぱいの権利行使を行いました。
その結果、10月9日の早朝に特定口座に新株が無事に反映。

新株が入庫されたという投稿がYahoo掲示板やX(旧Twitter)でも多く見られ、私と同じタイミングで権利行使した人が多かったようです。
権利の行使手続きした頃の株価は1042円でしたが、その後、ビットコインの価格が下落した影響で、メタプラネットの株価も100円近く下落しました。
それでも、私のメタプラネットの平均取得単価は563円なので、この価格を下回らない限りはガチホ(長期保有)継続。
現在のポートフォリオ
私のポートフォリオは、以下のようになっています。
- 仮想通貨関連銘柄:40%
- 半導体関連銘柄:30%
- 米国長期債銘柄:20%
- その他:10%
どの銘柄も最近は値動きが激しく、一日で資産の増減が大きく変動しています。
特に、米国大統領選挙が控えているため相場が不安定になるだろうと思う。
なので、選挙が終わるまでは「大きく下げたら買い」、それ以外は「おとなしく」してる予定です。
そして、ビットコインの上昇を願って、お守り代わりにこんなものを購入↓

投資で使うパソコンの上、財布の中、スマホケースに入れています。
テンバガー候補に急浮上
メタプラネットに投資を始めてわずか4か月、フォーバガー(4倍株)を達成しました。
この爆上げにより、初のテンバガー(10倍株)候補となりました。
現在の含み益は、別の記事で紹介した爆損銘柄「TMF」のマイナスを帳消しにするほどの金額になっています。
株価がここまで上昇すると、さすがに追加購入する気持ちにはなれず、安い時に買えた幸運の喜びに浸りながら、しばらく放置しておく予定です。
2回目の新株予約権の期待と本家「マイクロストラテジー」への投資
現在は、普通株主に対して2回目の新株予約権が発行がされるのでは?と期待して待っています。
また、最近では、本家の「マイクロストラテジー」への投資も始めました。


当面は仮想通貨の強さに期待し、関連株を増やすことを考えています。
今後の投資としては、年末に向けて塩漬けの爆損銘柄をいくつか損切りし、その資金でマイクロストラテジーの追加投資を考えています。
約半年でテンバガー達成
投資歴15年、ついに「メタプラネット」で初めてのテンバガーを達成しました。
日本株ではテンバガーは無理だろうと思っていましたが、なんと、メタプラネットにエントリーしてわずか半年で10倍株になり、ついにその瞬間を迎えました。

ではまた。