日本株の中でも、ひときわ異彩を放っている銘柄といえば「メタプラネット(3350)」。
堅実なホテル運営という実業を足元に持ちながら、企業の財務資産としてビットコインを猛烈な勢いで積み上げる、そんな国内では類を見ない大胆な戦略で注目を集めています。

この記事では、米国株メインだった私がなぜメタプラネットに惚れ込み、いかにして「テンバガー(10倍)」を超えて「トゥエンティバガー(20倍)」まで駆け上がったのか。そして、その後の急降下で味わった地獄と、いま仕掛けている「NISA口座への移行作戦」まで、ありのままの体験談をまとめました。
乱高下のリアル!私がメタプラネットで体験した「天国と地獄」
私のメタプラネット投資を一言で表すなら、まさに「天国と地獄のジェットコースター」です。
まずは、波乱万丈なこの銘柄に飛び込み、激しい乱高下を味わうことになった全軌跡から書きたいと思います。
米国株派の私がなぜメタプラ(3350)を買ったのか?
投資歴15年以上の私ですが、これまでの主戦場はもっぱら米国市場でした。日本株はどうにも相性が悪く、ずっと距離を置いていたんです。
そんな私が暗号資産に興味を持ち、楽天ポイントでのビットコイン運用から米国株の仮想通貨関連銘柄へとステップアップする中で出会ったのが、メタプラネット(3350)でした。
- 10株を1株にまとめる株式併合
- 怒涛のビットコイン追加購入
- 新株予約権の無償割当
次々と打ち出される話題性と値動きの激しさに、「久しぶりに日本株で勝負してみたい!」と直感的に思ったのが始まりでした。
PTS取引(夜間取引)での購入から怒涛のストップ高連発へ
私が興味を持ち始めたのは、株式併合の少し前。当時は株価が急上昇中で、ただ指をくわえて見ていることしかできませんでした。
転機が訪れたのは、併合後の下落局面です。
2024年8月5日の夜、なにげなくPTS取引(夜間取引)をチェックしていると、昼間の価格よりさらに100円も下がっているのを発見。
初めてのPTS取引で「ちょっと試しに買ってみようかな?」と軽い気持ちで注文してみたところ、あっさりと約定。これがすべての始まりでした。

すると、ここから信じられない怒涛の展開が待っていたのです。
- 約定の2日後: ストップ高を記録!
- さらに翌日: またしてもストップ高!
週の初めに投資をスタートしたばかりなのに、週末(8月9日)には1,190円に到達。
なんと、わずか数日で投資元本が2倍になる「ツーバガー」を達成してしまったんです。
実はこの時、私のポートフォリオは米国株(特にレバレッジETFの「TMF」など)の爆損で、資産が30%以上吹き飛んでいる最悪の状態でした。
そのため、「メタプラを一旦売って、損失補填しようか...」という誘惑が頭をよぎりました。
しかしそんな迷いを吹き飛ばしたのが、「既存株主への新株予約権の無償割当」という発表です。
メタプラネットが最大100億円の資金調達、ビットコインを追加購入へ
当時の私は「新株予約権って何?」というレベルでしたが、調べてみると「権利行使すれば1株=555円で株を取得できる」とのこと。
これは学べる絶好の機会だし、何よりも「どう考えてもお得すぎる!」と確信し、売却せずにガチホ(長期保有)を決意しました。
新株予約権行使で「株数が2倍」、4倍株(フォーバガー)達成!
その後、予定通り上限いっぱい(100株)の権利行使を行った結果、平均取得単価は「563円」まで下がりました。

この低い取得単価が「精神的なお守り」となり、調整局面でも心穏やかにホールドを続けられました。結果として、エントリーからわずか4か月で4倍株(フォーバガー)を達成。
爆損していたTMFのマイナスを、メタプラ1銘柄だけで綺麗に帳消しするほどです。

夢のテンバガー達成!そのまま怒涛の「20倍(トゥエンティバガー)」へ
そしてエントリーから半年、「日本株でテンバガーなんて夢のまた夢」と諦めかけていた私の投資人生に、ついに歓喜の瞬間が訪れます。
画面に表示された「含み益+1000%」の文字...15年の投資経験の中で何度も夢見ては届かなかった「テンバガー(10倍株)」を、まさか一度距離を置いていた日本株で達成できるとは思いもしませんでした。

振り返ってみると、エントリーした8月5日のタイミングは絶妙で、まさに上昇トレンドになる「転換点」ピッタリでの投資スタート。
約15年の投資人生の中でも、これほど完璧なタイミングはなかったかも。
ビットコイン関連銘柄だから「シックスバガー(6倍)くらいにはなるかな~」と期待していた予想を遥かに超える爆発力。
ただ、テンバガーを達成した瞬間、嬉しさと同時にこんな邪念も浮かんできたんですよね。
「妻にナイショの個人口座じゃなく、最初からNISA口座で買っておけば約20%の税金取られなかったのに...」と(笑)。
テンバガー達成後も「ビットコインの本格上昇はこれからだ」と考えて売却せずガチホを継続。
すると勢いは全く衰えず、なんと一気に「20倍(トゥエンティバガー)」まで駆け上がってしまいました。
まさに「塩漬け」の真逆をいく「蜜漬け銘柄」状態となり、安い時に買えた幸運を噛み締めながら、さらなる高みを楽しみに見守っています。

20倍からの急降下。メタプラを特定口座から「NISA口座」へ移行!
...と、ここまでは最高のお話だったのですが、ボラティリティの嵐が吹き荒れる暗号資産&メタプラネットの世界、そう甘くはありませんでした。
狂喜乱舞の頂点から一転、その後の市況変化と株価の急降下により、現在はなんと買値付近まで急降下...後からNISAで買い増した分に至っては「含み損」に転落という、文字通り地獄の展開を迎えています。
しかし、ここで投げ出すつもりは一切ありません。
むしろ、この激しい調整局面をチャンスと捉え、特定口座からNISA口座(成長投資枠)への買い直し・移行作戦を粛々と進めています。
なぜ今、メタプラ株をNISA枠へ移すのか?
「なぜ下落している今、NISAへ移すの?」と思われるかもしれませんが、理由はシンプルです。
- 貴重な「非課税枠」を省エネで使える:株価が何倍にも膨らんでいる時期よりも、調整して安くなっている今買い直す方が、NISAの年間投資枠(成長投資枠)を無駄に圧迫せずに済む。
- 将来の「再浮上」を見越した節税対策:20倍を叩き出したメタプラネットの爆発力を体感しているからこそ、次に波が来て大きく上昇したときに、20%の税金を取られない「完全非課税」の環境を今から整えておく戦略。
まあ、もう一度10倍や20倍になってくれる前提の話ではありますが(笑)。
どうせ持つなら、お小遣いを投資で増やしたお金が家庭に返還されることになっても、家庭用投資のNISA口座へ移行した方が合理的だと判断して腹をくくりました。
買い直しのタイミングと現在の進捗
メタプラネットは値動きが非常に激しいため、日々の押し目や調整のタイミングを見極めながら、特定口座での売却とNISA枠での買い直しを段階的に進めています。
具体的な売買タイミングについては、毎週のnote投資日記で記録を残しています。

そもそも「メタプラネット(3350)」とは?企業概要とBTC戦略
ここで改めて、私がここまで波乱万丈になりながらも惚れ込んでいるメタプラネットの基本スペックと魅力を整理しておきます。
東証スタンダード市場に上場するメタプラネット(証券コード:3350)は、「ホテル運営×ビットコイン投資」という、日本企業の常識を覆す新しいスタイルへ大胆にシフトした企業です。
ちなみに社名の「Meta」はギリシャ語で「超越した」「高次の」といった意味を持つ言葉で、「Planet」は「惑星」を意味します。
なんとも壮大なスケールを感じさせてくれる名前です。
実業の土台「ホテルロイヤルオーク五反田」の存在
同社の足元を支えてきたのが、東京・五反田で長年親しまれているビジネスホテル「ホテルロイヤルオーク五反田」の運営です。
- 現状の立ち位置:かつての主力事業でしたが、現在はビットコイン戦略が主軸となっています。とはいえホテル事業を切り捨てたわけではなく、現在も営業を継続中です。
- 新たな役割:単なる宿泊施設にとどまらず、BTCの普及・教育・コミュニティ構築の拠点を目指しており、ビットコインを体感・発信する「本拠地」としての役割を担っています。
- 公式サイト:ホテルロイヤルオーク五反田
「日本版ストラテジー」としての評判とBTC保有量
現在、最も市場の注目を集めているのが「ビットコインの大量購入と長期保有戦略」です。

アメリカのソフトウェア会社「Strategy(旧マイクロストラテジー)」が先駆けとなったこの手法を日本でいち早く取り入れた同社は、まさに「日本版マイクロストラテジー」。
世界的な企業保有ランキング(Bitcoin Treasuries.net調べ)でも常に上位へ顔を出すレベルまで買い増しを続けており、そのスピードとスケール感は日本国内でも群を抜いています。
2026年8月現在、メタプラネットの保有状況は日本の枠を超えたレベルに達しています。
- 累計購入総額:659,256百万円
- 平均購入価格:15,331,542円/1 ビットコイン
- ビットコイン保有量:43,000ビットコイン
- 世界ランキング:3位
まとめ:メタプラ株の状況はnoteでも更新!
テンバガー・20倍達成という天国から、一気に含み損転落という地獄まで味わわせてくれるメタプラネット。
このブログでは銘柄の構造や大きな戦略を中心にまとめていますが、日々のちょっとした値動きやNISA移行劇の生々しいリアルについては、noteの投資日記で更新しています。
