暗号資産に興味を持ち始めた私は、まず楽天ポイントでビットコイン運用を試し、その後、米国株の仮想通貨関連銘柄に投資をしてきました。
そしてついに、日本株にも手を伸ばしました。
今回投資をすることにした銘柄は「メタプラネット(Metaplanet)」です。
投資歴15年以上の私、日本株はこれまであまり投資成績が良くなく、ずっと米国市場を主戦場にしてきました。
ですが、最近のメタプラネット(3350)は、10株を1株にまとめる株式併合を行ったり、ビットコインを追加購入したり、新株予約権を無償割当したりと、話題が盛りだくさんです。
値動きも激しいので、久しぶりに「日本株で投資してみたい!」と思える銘柄に出会いました。

この記事では、暗号資産を保有する日本の代表的な企業ともいえる「メタプラネット(3350)」について、私の投資メモを兼ねて、事業内容やビットコイン保有のこと、そして投資状況などをまとめています。
メタプラネット(3350)とは
メタプラネット(Metaplanet)という名前、ちょっと壮大な響きがしませんか?
「meta」はギリシャ語で「超越した」「高次の」といった意味があり、「planet」は「惑星」。
この2つを組み合わせたような社名です。
メタプラネットは東証スタンダード市場に上場している企業で、本業は五反田にあるビジネスホテル「ホテルロイヤルオーク五反田」を一つ運営しています。
ホテル公式サイト – ホテルロイヤルオーク五反田公式サイト (royal-oak-gotanda.com)
ただし、ホテル運営は赤字が続いており、最近ではホテル事業の規模を縮小。
その代わりに打ち出したのが、ビットコインへの投資と長期保有の方針です。
「ホテル運営×ビットコイン投資」
なんとも、ユニークな組み合わせです。
ビットコイン保有の上場企業
この動き、まるで「日本版マイクロストラテジー」のようです。
米国のソフトウェア企業「マイクロストラテジー」が先駆けとなり、企業がビットコインを財務資産として保有する動きが世界的に注目を集めています。
日本でも同じようにビットコインを保有する上場企業が増えており、2024年5月時点では31社が保有しているそうです(日本経済新聞の調査)。
さらにメタプラネットは、ホテル運営やビットコイン保有だけでなく、Web3.0(次世代の分散型インターネット)やメタバース(仮想現実)関連の事業も手掛け、ビットコインを導入する企業を支援するコンサルティングサービスなどもしています。
ビットコイン関連のIRが多い
メタプラネットは、ビットコインの追加購入をすると以下のようなIRを出します。
直近だと、2024年11月19日に124.117ビットコイン(BTC)を新たに購入しています。
これにより、メタプラネットのビットコイン保有状況は以下となっています。
- 累計購入総額:113億7200 万円
- 平均購入価格:9,955,874 円/BTC
- ビットコイン保有量:1,142.287 BTC
現在のビットコイン価格をもとにざっくり計算すると、約65億円の評価益です。
- 平均購入価格:9,955,874 円/BTC
- 現在のビットコイン価格:15,668,001 円/BTC
- 1BTCあたりの評価益:5,712,127 円/BTC
- 総保有評価益:1,142.287BTC × 5,712,127円
メタプラネットのビットコイン投資、かなり好調です。
株価の推移
2024年10月11日時点では、メタプラネットの株価は955円でした。
そのあと約2か月で、ビットコインの価格はBTC/USDで62,000ドル付近から105,000ドル付近に、BTC/JPNでは930万円から1630万円にまで上昇しています。

このビットコインの価格上昇がメタプラネットの株価にも影響を与え、現在の株価は4,080円です。
たった2か月でフォーバガー(株価4倍)です。
メタプラ(3350)の投資状況
私の「メタプラネット(Metaplanet):3350」の投資状況も軽く紹介します。
初めての投資(PTS)
私がメタプラネットに興味を持ち始めたのは、10株を1株に株式併合される少し前です。
当時は資金不足と株価の急上昇で手が出せず、そのまま株式併合を迎えました。
そして、株式併合後に大きく株価が下がって「ちょっと買ってみようかな?」と思える価格まで下落し、昼間のデータイムセッションで下がっていた株価がPTS取引でさらに100円も下がっていたため、8月5日、初めてPTS取引で注文してみました。
すると、あっさりと約定です。
その後、2日後にストップ高となり、さらにその翌日もストップ高に。
週の初めに投資を始め、週末(2024年8月9日)には1,190円まで上がり、ツーバガー達成です。
直近では、米国株の投資で資産が30%以上減っていたため、すぐに売却しようかと思いましたが、爆上げした理由を知って保有することにしました。
メタプラネットが最大100億円の資金調達へ、大半をビットコイン追加購入に(あたらしい経済) – Yahoo!ニュース
爆上げの理由は、2024年9月5日時点の全ての普通株主に対して、保有株数と同数の新株予約権を無償で割り当てました。
新株予約権というのは経験が無くわからないことが多いですが、ざっくり、権利行使すると1株=555円で株を取得できるということらしいです。
棚ぼたです。
今回は学べる良い機会だし、1株=555円で買えるなら今の株価で考えればプラスなので、100株分の権利行使する予定です。
具体的には、555円×100株=55,500円で株を取得です。
特定口座へ新株入庫で株数2倍
予定通り、私は100株すべての権利行使を行い、その結果、10月9日の早朝に特定口座に新株が無事に反映されました。

新株が入庫されたという投稿がYahoo掲示板やX(旧Twitter)でも多く見られ、私と同じタイミングで権利行使した人の新株入庫情報が増えています。
権利の行使手続きした頃の株価は1042円でしたが、その後、ビットコインの価格が下落した影響で、メタプラネットの株価も100円近く下落しました。
ただ、私のメタプラネットの平均取得単価は563円なので、株価がこの平均取得単価を下回るまではガチホ(長期保有)を続けるつもりです。
現在のポートフォリオ
現在の私のポートフォリオは、以下のようになっています。
- 仮想通貨関連銘柄:40%
- 半導体関連銘柄:30%
- 米国長期債銘柄:20%
- その他:10%
どの銘柄も最近は値動きが激しく、一日で資産の増減が大きく変動しています。
米国大統領選挙が控えているため、それが終わるまでの間は相場が大きく下落したら「買い」を入れ、それ以外では「おとなしく」してる予定です。
お守りのため、以下の商品を購入!

テンバガー候補に急浮上
メタプラネットへの投資を始めてわずか4か月、フォーバガー(4倍株)を達成しました。
この爆上げにより、初のテンバガー(10倍株)候補となっています。
現在の含み益は、別の記事で紹介したバク損銘柄「TMF」のマイナスを帳消しにするほどの金額になっています。
株価がここまで上昇すると、さすがに追加購入する気持ちにはなれず、安い時に買えた幸運の喜びに浸りながら、しばらく放置しておく予定です。
2回目の新株予約権の期待と本家の投資
現在は、普通株主に対して2回目の新株予約権が発行されることを期待して待っています。
また、最近では、本家の「マイクロストラテジー」への投資も始めました。


当面は仮想通貨の強さに期待し、関連株を増やすことを考えています。
今後の投資としては年末が近づいてきたこともあり、塩漬けになっているバク損銘柄をいくつか損切りし、その資金を使ってマイクロストラテジーの追加投資を考えています。
ではまた。