銘柄ノート「ストラテジー ※旧マイクロストラテジー(MSTR)」

投資ノート 投資信託への投資
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このブログ記事では、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)社の株式「MSTR」について、自分の投資メモとしてまとめています。

ストラテジー「MSTR」の概要や特徴、私が投資を決めた経緯や理由、実際の投資を通じて感じたことなどを書いています。

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ストラテジーはどんな企業?

ストラテジーは、1989年に設立されたアメリカのIT企業で、AIを使ったデータ分析ソフトウェアの設計・開発・販売などを行っています。

歴史のある会社で、米国のNASDAQ市場に上場しており、ティッカーシンボルは「MSTR」です。

Strategyに社名を変更

2025年2月、同社は「MicroStrategy」から「Strategy」に社名を変更しました。

この変更でロゴも新しくなり、新しいロゴにはビットコイン戦略を象徴する「B」が取り入れられ、企業の方向性がさらに明確になった印象を受けました。

BTCの大量保有企業として注目

ストラテジー(Strategy)が注目を集める最大の理由は、ビットコイン(BTC)を大量に保有し、さらに買い集めていることです。

上場企業の中で最も多くのビットコイン保有しており、その保有量はトップクラスです。

2025年3月23日時点で、ストラテジーの保有量は約50万BTC(正確には499,226BTC)。

これは、ビットコインの総供給量2,100万枚の約2.4%に相当します。

世界中の国や企業がビットコインを購入し始めている中、たった一つの企業でこれだけの量を保有しているのは凄い量です。

ちなみに、同社の1BTCあたりの平均取得価格は66,406ドルです。

参考:ビットコイン・トレジャリーズ(Bitcoin Treasuries)

ビットコイン戦略の先駆け

ストラテジー(Strategy)は、企業がビットコインを積極的に資産として保有する流れの先駆けとなった会社として知られています。

日本にもストラテジー(旧マイクロストラテジー)のようにビットコインを積極的に買っている会社があり、私が投資している銘柄だと、日本版マイクロストラテジーと言われる「メタプラネット」や、電力小売りが主力の「リミックスポイント」があります。

これらの会社も、最近ではビットコインを買ったことを積極的にIRで発表し、ストラテジー社と同じく注目を集めています。

MSTRの株価の値動き

ストラテジー(MSTR)の株価は、ビットコインを大量に保有していることから、ビットコイン(BTC)の価格に強く影響を受けます。

ビットコインの価格が上昇すれば、MSTRの株価も大きく上昇する傾向があり、逆に下落時には同じく影響を受けます。

ビットコイン(BTC)とマイクロ ストラテジー(MSTR)の株価推移

このように、MSTRへの投資は「間接的にビットコインに投資する」ような側面があります。

目標株価の予想

現在、アナリストによる12か月後の目標株価予想は以下となっています。

  • 最安値:409ドル
  • 平均値:540.36ドル
  • 最高値:650ドル

現在の株価(304ドル)と比較すると、平均予想よりも少し低めで、評価としては「強い買い または 買い」が10名、「ホールド」が1名、「売り または 強い売り」が0名となっています。

全体的に「買い推奨」が多い評価です。

最新の目標株価や予測については以下で確認ください。

MSTRの目標価格【TradingView】

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MSTRへの投資を決めた理由

2024年10月30日に発表された第3四半期の決算では減収減益となりましたが、仮想通貨の会計基準が新しくなることでマイクロストラテジーが黒字に転換する可能性や、2024年12月のNASDAQ100構成銘柄の入れ替えで、12月23日からマイクロストラテジーがNASDAQ100指数に加わると発表されたことで、期待されています。

ビットコイン(BTC)を中心とした企業がこの指数に組み入れられるのは初めてのことで、この発表を受けてビットコインの価格が急上昇しました。

NASDAQ100に組み入れられることで、ETF(上場投資信託)による株式購入が増えることが予想され、株価のさらなる上昇が期待されています。

私は特に2025年1月の大統領就任以降、ビットコインの価格が大きく上昇し始めると信じているので、今が「買い時」だと判断しました。

そのため、マイクロストラテジーをコア資産の一部として投資に組み込むことにしました。

NISAの成長投資枠で投資開始

私のコア資産の投資(NISA)は楽天証券を使っています。

NISA投資は旧NISAのころから始め、つみたてNISAでは以下の銘柄に投資してきました。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS slim 新興国株式インデックス

これらの銘柄はどれもプラスで運用できていますが、新興国株式インデックスは思っていたよりリターンが伸びなかったため、この機会に解約することにしました。

数量(口) 解約単価(円) 解約額(円) 平均取得価額(円) 実現損益(円)
200,502 16,643 333,695 12,809.65 +76,851

この資金を使って、NISA口座で初めて米国株(MSTR)投資を開始です。

期待株価、売却タイミング

ストラテジー(MSTR)に期待する株価は、アナリスト予想の最高値650ドル付近です。

また、ビットコイン価格は過去の推移から、ピーク後に大きな下落があると予想され、半減期後で一番上昇すると考えている2026年4月頃にMSTRの売却を検討予定としています。

ビットコイン(BTC)の半減期、過去と最新の半減期後の値動きまとめ
4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期、カウントダウンに入り、あと1カ月ほどで訪れる予定です。私はビットコイン関連銘柄への投資やポイントによるビットコイン投資を行っており、半減期後の爆上げを夢見ています。ビットコインの半減期をまとめます。

ただ、値動き次第で長期保有するかもですが。

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投資を通じて感じたこと

ここからは、投資をしながら感じたことや気づきを、気が向いたときに書いていこうと思います。

次期大統領就任前にBTC上昇

2025年1月20日、次期大統領就任前にビットコイン(BTC)が上昇しています。

私は「マイクロストラテジー(MSTR)」に加え、2倍連動のレバレッジETF「MSTU」もサテライト投資口座「SBI証券」で投資しています。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

以下は、2つのマイクロストラテジーに関する投資状況です。

銘柄 数量 平均取得価格 現在値 評価損益額 外貨評価損益率
MSTR 7株 347.4ドル 396.5ドル +343.7ドル +14.13%
MSTU 260株 12.96ドル 13.13ドル +44.2ドル +1.31%

MSTR(マイクロストラテジー)の株価は順調に上昇し、現在の評価損益は14%のプラスです。

一方で、MSTU(マイクロストラテジーの2倍レバレッジETF)は価格が大きく下落したこともあり、MSTRに比べてプラス幅が少なくなっています。

レバレッジETFは、逓減(ていげん)・減価といった特性を持っているため、対象となる指数(銘柄)が回復しても、同じ水準まで回復しないことがあります。

一緒に投資していると、よくわかります。