米国個別株「マイクロストラテジー」を2倍レバレッジ投資できるETF「MSTU」

2倍ブル レバレッジ投資 投資信託
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最近、私が持っている投資の7割以上は暗号資産に関連するものになっています。

たとえば、こちらの記事に詳しく書いてありますが、こうした投資をしています。

SBI証券の特定口座で投資するメタプラネットの新株予約権行使(備忘録)
メタプラネット(3350)の新株予約権が届いたので、さっそく行使手続きをしてみました。SBI証券で株を保有していますが、新株予約権の行使は今回が初めてだったので、自分の備忘録としてブログ記事にまとめました。
米国個別株「コインベース」を2倍レバレッジ投資できるETF「CONL」
コインベース・グローバル(NASDAQ:COIN)に2倍のレバレッジで投資できるグラナイトシェアーズ(GraniteShares)社のETF「CONL」への投資について、投資のキッカケや銘柄の内容について備忘録を兼ねてまとめたブログ記事です。

そして、新しく12月2日からSBI証券で新しいレバレッジETFが取引できるようになります。

実は、私がずっと運用開始されるのを待っていた「マイクロストラテジー」という会社にレバレッジをかけて投資できるETF「MSTU」です。

この記事では、この「MSTU」という投資商品について、投資のキッカケや銘柄の内容について、将来的に家族が興味を持った時のためにまとめています。

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マイクロストラテジー社とは

マイクロストラテジー(Microstrategy Inc)は、1989年に設立されたIT企業で、AIを使ったデータ分析ソフトウェアの設計・開発・販売などを行っている会社です。

この分野では歴史のある会社です。

ビットコインで有名になった

最近、もう一つ注目される理由があります。

それは「ビットコインをたくさん持っている会社」として有名になったことです。

マイクロストラテジーは、ビットコインを企業が保有する動きの先駆けとなった会社で、現在、上場企業の中で一番多くのビットコインを保有しています。

日本株式でも似たような会社があり、私が保有するで銘柄だと、日本版マイクロストラテジー「メタプラネット」や、暗号資産関連株に再度なった「リミックスポイント」が、ビットコインを購入するIRをよく出しています。

マイクロストラテジーは米国NASDAQ市場に上場していて、ティッカーシンボルは「MSTR」です。

※ここからは2024年11月30日時点の情報

ビットコイン保有量

直近では、2024年11月25日の夜にさらに55,500BTCを追加購入したと発表しました。

それにより、ビットコインの総保有量は386,700BTCになりました。

ビットコインは全部で2,100万枚までしか発行されない仕組みなので、現在のマイクロストラテジーが保有するビットコインは、約1.8%にあたります。

ちなみに、これまでにビットコインを買うために使った総額は219億ドル(現在のレートで約3.3兆円)で、1BTCあたりの平均取得価格は56,761ドルだとのことです。

現在、マイクロストラテジー(MSTR)の株価は387.47ドルです。

目標株価

マイクロストラテジーの12か月後の目標株価予想は、最安値で270ドル、予想平均値で523.44ドル、最高値で650ドルです。

いまの株価は387.47ドルなので、平均予想よりも少し安いです。

アナリストの評価としては「強い買い または 買い」が10名、「ホールド」が0名、「売り または 強い売り」が1名となっています。

全体的に買い推奨が多いです。

最新は以下で確認ください。

MSTRの目標価格【TradingView】

直近の株の値動き

直近では2024年10月30日に発表された第3四半期の決算では減収減益だったので注意も必要です。

ただ、最近の株価の値動きはビットコインの連動性が高く、さらに、仮想通貨の会計基準が新しくなることで黒字に転換する可能性もあるとの情報もある。

私は、目標株価が平均より下回っていてアナリスト評価が良いこと、そして、ビットコイン価格が今後も大きく上昇すると信じているので、個人的には「買い時」だと判断しました。

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レバレッジETF「MSTU」とは

現在の私は51歳、まだ老後の遊ぶ資金1,000万円の目標にほど遠い資産形成中です。

だから、米国個別株に投資をするときは、少しでも早く資産を増やすために、リスクが高くてもリターンが大きい「レバレッジETF」を選ぶようにしています。

リスクは高いですが小遣いによる小額の投資(余剰資金)だから、無くなっても生活に困らないからこそできる選択です。

マイクロストラテジーにもレバレッジETFがあり、運用は2024年9月18日に開始をしていましたが、私が使っている証券会社ではこれまで買えませんでした。

でも、ついに2024年12月2日からSBI証券で取引ができるようになります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

ETFのファンド概要

MSTUの正式名称は「T-REX 2X Long MSTR Daily Target ETF」です。

マイクロストラテジー(NASDAQ:MSTR)の株価に2倍で連動するETFなので、よくある指数連動型ETFとは違い、個別株に集中投資するものです。

似たようなETFとして、テスラの株価に2倍連動する「TSLL」コインベースの株価に2倍連動する「CONL」があります。

またインバース型(逆連動)するETFとしては「MSTZ」です。

※ここからは2024年11月30日時点の情報

基準価格と経費率

基準価格は158.61ドルで、経費率は1.05%です。

ちなみに、運用が始まったばかりなので、まだ分配金の実績はありません。

MSTUと他の銘柄の値動き比較

MSTU(マイクロストラテジーの2倍レバレッジETF)の値動きがどんなものかを見るために、以下の3つの銘柄を比べてみました。

  • 青色:MSTU(マイクロストラテジーの2倍)
  • 黄色:MSTR(マイクロストラテジーの普通株式)
  • 水色:CONL(コインベースの2倍)

MSTUは最近運用を始めたばかりなので、1か月間の値動き比較としました。

MSTUとMSTRとCONLの過去1か月推移_20241201

MSTUの値動きはかなり激しく、CONL(コインベース)よりも変動が大きいことがわかりました。

直近では、MSTUの価格が高値から半分近くまで下がっており、かなり心が揺らいでいます。

ビットコイン2024年12月01日時点(過去3か月)

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MSTU投資状況

では、私のMSTU投資状況も軽く紹介します。

最初の投資

2024年12月2日からSBI証券でも取り扱いが開始になります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

とりあえず、1株だけでもいいので買いたいと思いますので、買ったら記事を更新します。