新型コロナウイルスの影響で、私もすっかり自宅勤務が増えました。
正直、最近までめちゃくちゃ過酷な環境で働いてました。
ノートパソコンの小さな画面で作業する日々．．．とうとう限界を感じ始めちゃったんです。
肩は凝るし、目は疲れるし、何より仕事が全然はかどらない！
そこで、思い切って自腹で24型の外付けディスプレイ「24B1XH/11」を購入したんです。
だって、会社ではノートパソコンの画面に外付けディスプレイを接続して作業してたんです。
それが、在宅勤務で突然、たった一つの小さなノートパソコン画面だけで仕事をしろって言われても．．．そりゃキツいですよ。
目がしょぼしょぼです。
でも、この外付けディスプレイを購入したことで、私の在宅勤務環境は劇的に改善！
大げさかもしれませんが、このデュアルディスプレイ（マルチディスプレイ）のおかげで、在宅勤務の作業効率がほぼ50%も向上！
会社で働いているときとほとんど変わらない状況になりました。
この記事では、これまでの在宅勤務の不満点や、デュアルディスプレイにした感想や、実際にどんな効果があったのか、さらに、デュアルディスプレイの設定方法などについても、体験談を交えて書いています。
デュアルディスプレイとは
デュアルディスプレイとは、要するにパソコンのモニター（ディスプレイ）を2つにすること。
他にもマルチディスプレイ、デュアルモニタ、マルチモニタなど、いろんな呼び方がありますけど、基本は同じです。
ノートパソコンの場合、外部モニターを接続することで、ノートパソコン本体の画面と外部の画面を同時に利用することができます。
これにより、作業スペースが広がり、作業効率がグンと上がるんです。
それに、大きな画面で作業や操作ができるっていうのも、大きな利点です。
「デュアル」は「二重」を意味して「マルチ」は「複数」を意味する言葉なので、「マルチディスプレイ」は「デュアルディスプレイ」を含んでいる、って理解すればOK！
具体的なイメージとしては、ドラマや映画の株取引シーンを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
株式チャート、企業情報、ニュース、売買画面など、さまざまな情報を同時に表示しながら取引してますよね。
あの、複数の画面が目の前にある状態が、まさに「マルチディスプレイ」や「マルチモニター」ってやつです。
では、私がデュアルディスプレイ化する前、どんな不満を抱えていたか紹介します。
デュアル化する前の不満
私が在宅勤務で使用しているパソコンは、ブログでも何度か登場している、いまでは化石のような「Lenovo G560」という古いモデルです。
正直、「こんな古いパソコンで本当に仕事ができるのか！？」って、正直心配でした。
オフィス系ソフト（ワード、エクセル、パワーポイント）は正常に動作するのか？バージョンは最新なのか？また、自宅のインターネット環境で在宅勤務に耐えられるのか？などなど、古いパソコンに対する心配がいろいろありました。
が、幸いなことにこれらの問題は一切ありませんでした。
その理由は、私の在宅勤務のスタイルが自宅のパソコン内で資料などを作成するのではなく、会社に置いてあるパソコンにリモートで接続して遠隔操作する方法だったからなんです。
会社のパソコンスペックが高ければ、自宅のパソコンが古くてもなんとか作業できました。
ただし、唯一の悩みは「画面サイズ」でした。
冒頭でお話ししたように、会社では大きな外部ディスプレイを使ってマルチディスプレイ環境で作業していたんです。
それが、自宅のノートパソコンの15.6インチで解像度がWXGA (1366×768)の画面では、解像度の低さによる表示情報の少なさがストレスで．．．
作業効率の低下が、かなりの悩みでした。
私の仕事はSEで、主な業務はEXCELを使ったスケジュール管理と設計書等の資料作成なんですけど、特に困ったのがスケジュール管理。
会社のディスプレイならば「縦40～50行、横1ヶ月分」を表示できたのに、在宅勤務のノートパソコンでは「縦20～30行、横2週間分」しか表示できないんです。
全体の資料を見るためには、縦横に何度もスクロールしなければならず、かなりイライラする！
さらに、会社では複数のファイルを横に並べて表示したり、ノートパソコンの画面で調べ物をしながら大画面で資料を作成することができてたのに、在宅勤務のノートパソコンの画面では解像度が低すぎて、ファイルを並べてもほとんど見えないんです。
結局、いちいちファイルを切り替えながら作業する必要があり、この手間に無駄な時間が地味にかかりました。
これらの問題により、在宅勤務での作業効率は、会社の環境と比べて3割から5割も低下してました。
さすがに限界でした。
そこで、自宅の作業環境を改善する！って決意し、デュアルディスプレイ化することにしました。
デュアルディスプレイの感想
では、感想を。
購入商品は「AOC 24B1XH/11」
私が購入したディスプレイは、24インチの「AOC 24B1XH/11」です。
このディスプレイは楽天市場のセール中に手に入れ、10,480円で購入することができました。
このAOC 24B1XH/11は、IPS方式の液晶ディスプレイで、広い視野角と鮮やかな色彩で表示できるのが特徴なんです。
さらに、ローブルーモードという機能も付いていて、目に有害なブルーライトの波長を4段階で調整できるんです。
長時間作業しても目が疲れにくくなった気がします。
このディスプレイの詳細な仕様はこんな感じです。
| 本体 | 最薄部分は11.5mmのスリムデザイン |
|---|---|
| ベゼル | 左右上部は1.5mm |
| パネル | 23.8型ワイド IPS（ノングレア） |
| 最大解像度 | 1920×1080（フルHD） |
| 映像入力端子 | D-Sub 15ピン×1、HDMI 1.4×1 |
| スピーカー | なし |
| 消費電力 | 約25W(使用時)、約0.5W |
| 本体サイズ | 約 540.1 × 186.8 × 419.8 mm |
| 重量 | 約 2.48kg |
| 主な付属品 | スタンド、電源ケーブル、 D-subケーブル、HDMIケーブル、 ACアダプタ、保証書、CD-ROM、 OSD機能説明書 |
実際に使った感想
これまでのLenovo G560の画面は、15.6インチで解像度がWXGA (1366×768)だったから、文字は見づらいし、情報量も少なくて、ストレスしかありませんでした。
でも、新しく買ったディスプレイ「AOC 24B1XH/11」は、23.8インチの画面サイズとフルHD (1920×1080)の解像度を持っているので、おかげでEXCELのスケジュールとかも、会社のディスプレイで見てた時と同じように表示できるようになりました。
これだけで、作業効率が大幅に改善！
残念ながら、実際に資料を表示した画面をお見せすることはできないんですけど、同じサイトを表示して比較すると、24B1XH/11ディスプレイとノートパソコンの画面では表示される情報量にかなりの差があるんです。
新しい外付けディスプレイは、ノートパソコンよりも2サイズ程度大きくて、しかもクリアに表示されるから、私の老眼予備軍でも、はっきりと見ることができます。
もう、文字が鮮明に見えるってだけで、目の疲れが全然違います。
ちなみに、先ほどの画像は比較のために同じ内容を表示してますが、デュアルディスプレイとして別々の情報を表示するには設定変更が必要です。
画面拡張の設定方法について
パソコンとディスプレイはケーブルが繋がると、ほとんどは自動で認識されます。
その後、以下の手順で設定を変更すればOKです。
- デスクトップ上の何もないところで右クリックし、メニューから「ディスプレイ設定」を選択します
- 「ディスプレイ」ウィンドウが表示されたら、変更したいディスプレイ（今回は新しく買った「2」）を選択します
- 「ディスプレイの解像度」と「複数のディスプレイ」の箇所を設定します
私の場合、ノートパソコンの画面と新しいディスプレイの画面を繋げて一つの大きな画面として利用したかったので、「複数のディスプレイ」の箇所は「表示画面を拡張する」を選びました。
さらに、新しいディスプレイをメインで利用したかったので、「これをメインディスプレイにする」にチェックを入れました。
こうすると、電源を入れた時に新しいディスプレイに最初に画面が表示されるようになります。
また、上記の設定が完了すると、マウスを動かすだけで2つの画面間を自由に移動できるようになります。
これで、新しいディスプレイにはEXCELをフル画面表示して、ノートパソコンの画面にはブラウザをフル画面表示するなどのように、異なる情報を同時に表示することが可能となりました。
ではまた。
