コア投資用のNISA口座で新たに投資を追加することにしました。
新たに成長投資枠で投資するファンドは「楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド」です。

この記事では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)に連動するファンド「楽天・プラス・SOX」の概要や私の投資について、私の投資メモ 兼 今後の家族説明用としてまとめています。
楽天・プラス・シリーズとは
楽天・プラス・シリーズは、業界最低水準の運用コストを目指した投資信託のシリーズです。
このシリーズのファンドを持っていると、楽天ポイントがもらえる「投信残高ポイントプログラム」の対象にもなっています。
2025年1月時点では6つのラインナップがあり、ポイント還元率(年率)は以下です。
対象ファンド | ポイント進呈率(年率) |
---|---|
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.017% |
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 0.028% |
楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド | 0.033% |
楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド | 0.053% |
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 0.05% |
楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド | 0.05% |
たとえば、ポイント進呈率が0.05%のファンドを10万円分保有していたとすると、10万円×0.05%×30日÷365日=4.109・・・という計算になります。
つまり、1ヶ月で4ポイントもらえるイメージです。
今回、私はこのシリーズの中から1つのファンドに投資を決めました。
楽天・プラス・SOXとは
私が選んだのは、正式名称「楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド」、愛称「楽天・プラス・SOX」、半導体関連の銘柄に投資できるファンドです。
運用は、SOXインデックス(円換算ベース)に連動する成果を目標に行われます。
SOXインデックス(正式名称:PHLX Semiconductor SectorTM Index)は、アメリカの主要な半導体関連30銘柄で構成された指数で、日本では「フィラデルフィア半導体株指数」と呼ばれることもあります。
半導体は、AIや自動運転、5Gなどを支える重要な技術で、今後も需要が伸びる分野として注目されています。
※以下は2025年1月4日時点の情報
SOX指数の時価総額上位10社
SOXインデックスに含まれる銘柄のうち、時価総額上位10社の企業は以下の通りです。
ティッカー | 銘柄 |
---|---|
NVDA | NVIDIA Corporation |
AVGO | Broadcom Inc. |
TSM | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. |
ASML | ASML Holding N.V. – New York Registry Shares |
AMD | Advanced Micro Devices, Inc. |
QCOM | QUALCOMM Incorporated |
TXN | Texas Instruments Incorporated |
AMAT | Applied Materials, Inc. |
ARM | Arm Holdings PLC |
ADI | Analog Devices Inc |
半導体関連の投資をしている人なら聞いたことがある名前ばかりだと思います。
基準価格と純資産額
楽天SOXは、2024年1月30日に運用を開始しました。
現時点で、基準価格は12,982円、純資産額は139.50億円となっています。
このファンドは「楽天証券」のみで販売されているため、投資するには楽天証券で口座開設する必要があります。
基準価格、販売会社等の最新情報は、公式ページで確認ください。
分配金と経費率
インデックスファンドの信託報酬は、一般的に0.1%~0.5%くらいなので、楽天・プラス・SOXインデックス・ファンドの信託報酬0.176%は、比較的低コストで運用されています。
ファンド | 運用管理費用(信託報酬) |
---|---|
楽天・SOXインデックス・ファンド | 0.176% |
ニッセイSOX指数インデックスファンド | 0.1815% |
GX半導体ETF (2243) | 0.4125% |
分配金については、毎年10月15日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、方針に基づいて分配を行う様ですが、運用を開始してから間もないので実績はありません。
楽天SOXのパフォーマンスを比較
今年の初めから興味を持って投資を始めた「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、私のポートフォリオの中でもボラティリティが高く、現時点では最も良い運用成績を上げています。
そこで、「楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド」の運用開始後の期間に合わせて、私が投資している他のファンドとパフォーマンスを比較してみました。※2024.7.5時点
比較した結果、楽天SOXは私の投資している米国関連ファンドの中で、現時点で一番高いパフォーマンスとなっており、少し驚きました。
もちろん、このままのパフォーマンスが続く保証はありませんし、どの投資先が最終的に「正解」だったのかは何十年も先にならなければ分かりません。
ただ、半導体関連というテーマに興味を持ったので、まずは投資をしてみることにしました。
私の「楽天SOX」投資状況
今年の年初から続いたエヌビディアの上昇も一服し、最近では投資判断を「買い」から「ニュートラル(中立)」に引き下げるニュースなども見かけます。
そのため、「楽天・SOXインデックス・ファンド」への投資を始めるタイミングが少し遅かったかも?と感じるところもあります。
とはいえ、半導体がこの世からなくなるとは考えにくいですし、今後も需要は高いと感じています。
NISA成長投資枠で5,000円から
個別株のようにタイミングを見計らって投資するのは難しいので、毎月5,000円の積立設定でスタートすることにしました。
毎月5日に設定したのは、これまでの基準価格の推移を見ていると、毎月5日あたりに基準価格が下がっていることが多かったので、5日に設定することにしました。
今後は、投資は長期的な視点で行うものですし、少しずつ積み重ねていければと思いますので、大きく下がるタイミングがあればスポット投資をしつつ、積立設定で定期的に追加投資を行うスタンスで進めていく予定です。
楽天SOXへの投資5か月目
2024年7月に投資を始めてから、数回のスポット買いと定期買いを行い、現在の保有数量は76,262口となりました。
2024年末の投資状況は以下となっています。
楽天SOXへの投資を始めた少し前がちょうどピーク時で、その後、米国市場全体が大きく下落。
他の投資と比べると、楽天SOXの下落幅は大きく、回復も遅れていますが、それでも現在は約10%のプラス運用中です。
半導体の需要はまだまだこれからだと思っているので長期保有する予定なので、現在の安値で買えるタイミングは「ラッキー」と考えています。
ちなみに、楽天SOXの保有で貰える楽天ポイント(※投信残高ポイントプログラム)の実績は、先月からアップし、以下となりました。
小さいですが、地味に獲得したポイントは「楽天ポイントビットコイン」の運用にまわしています。
