今年から始まった新NISA、この1年で気になる投資商品を見つけては、少しずつ投資してきました。
私は「失敗してこそ投資は上手くなる」と考えているので、失敗を恐れるよりも、興味を持った投資信託や株を少額でも試してみることにしています。
そんなスタンスで新NISAを活用し、気になるものにはどんどん手を出してきました。
その結果、この1年で多くの投資商品に触れることができましたが、中にはリターンが思ったほど良くなかったり、興味が薄れてしまったものもありました。
そこで、年末を機に保有銘柄の整理をすることにしました。
この記事では、この1年でどんな銘柄に投資してきたのか、そして来年の投資に向けてどの銘柄に絞り込んだのかをまとめてみました。
今年1年で投資した銘柄
この一年で投資してきた銘柄について簡単にまとめ、紹介します。
一部の銘柄については記事にしているのでリンク設定しておきます。
興味のある銘柄があれば、リンクよりご覧ください。
では、振り返っていきたいと思います。
投資実績の振り返り
ざっくりまとめると、今年は主に以下のテーマに資産を集中させてきました。
- 米国インデックス指数(コア)
- 半導体関連銘柄(サテライト)
- 暗号資産関連(サテライト)
- 米国債(サテライト)
楽天証券のNISA口座で投資する「コア資産」では、資産が約2倍(※含み益が21.85%→40.20%)に増加しました。
SBI証券で投資する「サテライト資産」では、資産が約3倍(※含み益が33.54%→81.94%)に増加です。
とはいえ、私は平凡なサラリーマンなので、NISA口座での投資は少ない家計から毎月5万程度、サテライト投資は「私のお小遣い」で行っているため、金額は大したことありません。
SNSなどで資産公開しているような人とは比べ物にならないです。
今年の投資の反省点
一番の反省は、サテライト口座で投資をしたTMF(米国長期債3倍レバレッジETF)です。
「米国の利下げが始まれば爆上げするだろう」と期待して買い増しを続けましたが、結果的にタイミングを誤り、大きな損失を出してしまいました。
直近で損切りを決断しましたが、もっと早く手放していれば損失を抑えられたはずです。
最後まで上昇を信じて持ち続けたことが裏目に出ました。
改めて「投資に絶対はない!」ということを痛感しました。
来年も投資を継続する銘柄
では、1年で多くの銘柄に投資してきましたが年末なので、毎年恒例の投資資産の棚卸をしたので、備忘録を兼ねてまとめます。
ちなみに、私の「コア」と「サテライト」の区分けは、一般的な考えとはズレています。
私がコア投資としている銘柄は、普通なら「サテライトでしょ!」って銘柄が多いので、その前提で見てください。
楽天証券のコア投資
私が「コア」としている投資は、楽天証券のNISA口座で投資している銘柄です。
NISA口座では「レバレッジ」をかけた商品などには投資ができないため、すべて、コア資産の位置づけで考えています。(←かなりズレていると思いますが...)
そんなNISA口座で今年投資してきた銘柄は以下です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
- インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)
- 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド(楽天・プラス・SOX)
- 米国大型テクノロジー株式 ファンド(マグニフィセント・セブン)
- 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
- 日経平均高配当利回り株ファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
多くの銘柄に手を出しましたが、将来の配当金狙いで積立してきたファンドは全て解約しました。
理由は、楽天証券のNISA口座では「分配金コースを途中で変更できない!」ということを最近知ったからです。
私の長期的な計画では、60歳までは分配金コースを「再投資型」としておき、年金生活になったころに分配金コースを「受取型」に変更して配当金を受け取る予定でした。
しかし、楽天のNISA口座では「再投資」から「受取」に変更できないことを知り、このプランが実現できないと判明しました。
そのため、上記のようなプランで投資をしていた銘柄は全て解約しました。
そして、その浮いた資金で、NISA口座では初の「米国個別株投資」を始めました。
その結果、投資信託が6つ、米国株が3つ、日本株が1つの計10銘柄に絞り込まれました。
◆投資信託
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
- インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)
- 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド(楽天・プラス・SOX)
- 米国大型テクノロジー株式 ファンド(マグニフィセント・セブン)
◆米国株
- BTBT:ビットデジタル
- MARA:マラ・ホールディングス
- MSTR:マイクロストラテジー
◆日本株
SBI証券のサテライト投資
続いて、私が「サテライト」として位置付けているSBI証券の特定口座で運用している銘柄について紹介します。
今年は、かなり多くの銘柄に手を出しました。
振り返ると、以下のような銘柄に投資してきました。
- 外貨建てMMF「トルコリラ/円」
- イーストスプリング・インドネシア株式ファンド(資産成長型)
- イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
- イーストスプリング・ベトナム株式ファンド
- auAMレバレッジNifty50インド株ファンド
- GS日本株・プラス(通貨分散コース)
- NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル
- Tracers S&P500ゴールドプラス
- iFreeレバレッジ FANG+
- auAMレバレッジNASDAQ100
- HIVE:ハイヴ デジタル テクノロジーズ
- BITF:ビットファームズ
- TMF:Direxion デイリー20年超米国債ブル3倍 ETF
- LABU:DirexionデイリーS&Pバイオ株ブル3倍ETF
- AAPU:DRX デイリー アップル株 ブル 2倍 ETF
- AMDL:グラナイトS 2倍 ロング AMD デイリー ETF
- CONL:グラナイトS 2倍 ロング COIN デイリー ETF
- DPST:Direxion デイリー 地方銀行 ブル3倍 ETF
- MSTU:TRex 2倍 ロング MSTR Daily Target ETF
- NVDL:グラナイトS 2倍 ロング NVDA デイリー ETF
- TSLL:DRX デイリー テスラ株 ブル 2倍 ETF
- SOXL:Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF
- 8550:栃木銀行
- 8338:筑波銀行
- 238A:iシェアーズ米国債25年超ロングデュレーションETF(為替ヘッジあり)
- 3350:メタプラネット
多くの銘柄でプラスを出せたものの、トルコリラ、米国債券、日本銀行株に手を出さなければ、さらにリターンが良かったです。
そんな反省から、来年に向けて心機一転、興味の薄れた銘柄を整理し、以下の11銘柄に絞り込み。
◆投資信託
- Tracers S&P500ゴールドプラス
- iFreeレバレッジ FANG+
- auAMレバレッジNASDAQ100
◆米国株
- AMDL:グラナイトS 2倍 ロング AMD デイリー ETF
- CONL:グラナイトS 2倍 ロング COIN デイリー ETF
- DPST:Direxion デイリー 地方銀行 ブル3倍 ETF
- MSTU:TRex 2倍 ロング MSTR Daily Target ETF
- NVDL:グラナイトS 2倍 ロング NVDA デイリー ETF
- TSLL:DRX デイリー テスラ株 ブル 2倍 ETF
- SOXL:Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF
◆日本株
サテライト口座では、基本的にレバレッジ型の商品に集中投資することにしました。
NISA口座でも買える銘柄は、楽天証券のNISA口座へ買いなおしました。
ただ、唯一残した日本株のメタプラネットについては、2回目の新株予約権が発行される可能性があるため、NISA口座への変更を見送りました。
理由は、新株予約権で取得した分はNISA口座に入らないためです。
もしNISA口座を使うと、新株予約権で取得した株が特定口座に入り、2つの口座で管理する可能性もあるからです。
継続投資する銘柄の選定理由
来年以降も投資を続ける銘柄について、その理由を簡単にまとめてみました。
暗号資産(仮想通貨)関連
2024年4月のビットコイン半減期以降、予想通り4か月後あたりから上昇が始まり、これまでのところ過去と同じ値動きをしています。
さらに、2025年1月には暗号資産に積極的なトランプ氏が大統領に就任することで、さらなる上昇が期待できます。
また、過去の値動きでは、半減期から1年過ぎた頃には大きく上昇していた。
ブロックチェーン技術も今後の社会に欠かせない存在となると考えているため、外せない分野です。
半導体関連(SOX指数)
AI、自動運転、IoT、そしてブロックチェーン(特にビットコインのマイニング)、どれも半導体が欠かせません。
市場が縮小するとは考えにくく、むしろ成長を続けると信じています。
FANG+やM7
FANG+やM7を構成する大企業は、短期的に波があっても、大きく落ち込むとは考えにくいと、個人的に感じています。
むしろ、長期的にはさらに成長すると考えています。
さらに、もし落ち込むようなことがあれば、それは「買い場」と考えています。
S&P500やNASDAQ100
FANG+、S&P500、NASDAQ100には共通する上位銘柄が多く含まれており、どの指数も上位10社の比率が大きいです。
正直、FANG+の10社分散だけでも十分だと思っていますが、リスク分散を意識してS&P500やNASDAQ100にも投資しています。
これはあくまで「ちょっとだけ安心感を得るため」のポジションです。
最後に
今年はいろいろな銘柄に投資して、時には「やっちゃった!」と思うこともあったけど、ドキドキしながらもシックスバガー(6倍株)達成した銘柄もあって、本当に楽しい1年だった。
来年も、自分が「これだ!」と思える銘柄を見つけたら、迷わず投資するつもりです。
でも、家族にバレたら「これギャンブルじゃん!」なんて怒られそうだから、サテライト投資のことは妻にバレないように、引き続き内緒にしておきます。
これが私の小さな楽しみだから。
やっぱり、投資は自分の信念を大事にして、誰かが「こんな株買ってバカじゃないの?」とか言っていても、好きな銘柄に投資していこうと思います。
好きな銘柄なら、株価が半分になっても、マイナス90%になっても耐えられるから。
ではまた。