米国株の積立って、地味に手数料がかかるのがイヤなんですよね。
「もっとコストを削って、小銭感覚でコツコツ買えたら最高なのに...」なんて思っている人も多いはず。
実は、SBI証券には「約定代金が2.22ドル以下なら手数料0ドル(無料)」っていう、知る人ぞ知る絶妙なルールがあるんです。
低単価な銘柄をコストゼロで毎日積み上げて、手数料を1円も払わずに株数を増やせるんじゃないか?っていう、ちょっとした実験をしてみることにしました。

この記事では、楽天証券と比較しながらSBI証券の自由度を見つつ、実際に私がやってみた「1回2ドル台」の極小積立の検証結果をまとめていきます。
手数料無料の「隙間」を狙う!SBI証券の米株積立がゆるい件
米国株の定期買付といえば楽天証券も優秀なんですが、こと「極小金額での投資」に関しては、SBI証券の仕様の方が抜け道があってガバガバ(褒め言葉)で自由度が高いんですよね。
「2ドルの壁」がもたらす絶妙な隙間
その鍵を握るのが、SBI証券の米株手数料にあるルールです。
- SBI証券: 約定代金が2.22ドル以下なら手数料0ドル(無料)
- 楽天証券: 3,000円以上(または相当額)みたいな最低ラインがある
楽天証券だと、そもそも土俵に乗るためにまとまった資金が必要になります。
一方のSBI証券なら「金額指定で2ドル台」という、お小遣いレベルの設定が可能。おかげで「毎日発注・手数料ゼロ」っていう、セコ...いや、賢いコストカット投資が成り立つわけです。
サクッと比較:SBI証券 vs 楽天証券の米株積立
いま2ドル前後でフラフラしている銘柄を積立する想定で、両社のスペックを比べてみました。
| 項目 | SBI証券(米株積立) | 楽天証券(米株積立) |
|---|---|---|
| 最低積立金額 | 1セント単位で指定可能 | 3,000円相当額以上(約20ドル〜) |
| 今回の検証での手数料 | 0円(※無料範囲で積立) | 通常手数料が発生(約0.495%) |
| 積立のタイミング | 毎日・毎週・毎月で選べる | 毎月・毎週のみ |
楽天証券が「ある程度まとまったお金でドン!」なのに対して、SBI証券は「日々の小銭をポイッと放り込む」みたいな気楽さがあります。
運用スタイル別のコスト比較
「実際に金額や株数をどうやって指定して買うのか?」によって、両社のコスト(手数料)にどれくらい差が出るのかを、ざっくり計算して比較してみました。
※シミュレーション条件:1ドル160円換算/1株2ドル想定/1か月30日
「金額指定」で積み立てる場合
金額ベースで細かく刻むなら、SBI証券の独壇場です。
- SBI証券(毎日2ドル):月間投資 約60ドル/手数料 0円
- 楽天証券(月1回20ドル):月間投資 約20ドル/手数料 約16円
金額指定の場合、SBI証券なら「2.22ドルの壁」の内側で完全にコントロールできますが、楽天証券だと最低設定金額(約20ドル〜)の制約があるため、どうしても手数料が発生してしまいます。
「枚数指定」で積み立てる場合
株数ベースで毎日コツコツ拾いたいときも、やっぱり楽天の最低ロットが邪魔をするんですよね。
- SBI証券(毎日1株):月間投資 約60ドル/手数料 0円
- 楽天証券(月1回10株):月間投資 約20ドル/手数料 約16円
枚数指定であっても、低単価銘柄ならSBI証券の「毎日1株」の積み上げが可能です。
楽天証券だと最低10株単位(約20ドル分)からでないと金額指定と同様に積立できないので、ここでも手数料の壁が立ちはだかります。
実験台:低単価のレバレッジETF
最近、暗号資産の回復傾向を受けて、イーサリアム関連にも注目しています。
そんな中で見つけたのが、現在2ドル前後をうろうろしているレバレッジETF「BMNU(T-REX 2X Long BMNR Daily Target ETF)」です。
BMNUは、対象(BMNR)に2倍のレバレッジをかけるという、ハイリスクな銘柄。
もちろん、これで大儲けを狙うというよりは、「SBI証券の神仕様、どこまで使えるの?」っていう好奇心で検証をスタートしてみました。
手数料ゼロを実現する設定のコツ
この裏技をノーリスクで回すには、ちょっとした設定のコツがあります。
1.株数指定じゃなくて「金額指定」にするのがミソ
私が設定したのは、「金額指定」での2ドル設定です。

ここで大事なのが、「株数指定(1株など)」にしないこと。
もし株数指定にしちゃうと、将来的に株価が2.22ドルを超えたときに無料枠を突き抜けて、普通に手数料を取られてしまいます。
金額指定で「2.21ドル」にしておけば、株価が上がって予算オーバーになった日は勝手にスルー(自動スキップ)してくれるので、意図せぬ手数料の発生を完全にガードできるという寸法です。
つまり、「安いときだけ勝手に買ってくれる」っていう、なかなか都合のいい環境が作れます。
2.為替手数料も事前に外貨を準備してゼロに
余計なコストは1円も払たくないので、外貨の買い付けはSBI証券の「リアルタイム為替取引」でサクッと処理。為替手数料も0銭で準備万端です。
【検証結果】本当に手数料ゼロで米株積立は約定したのか?
最初はキリ良く「2.00ドル」で設定してたんですが、それだとなぜかうまく約定しない日があったので、最終的に2.22ドルのギリギリを攻めて、設定金額を「毎回2.21ドル」に変更しました。
結論から言うと、設定をいじって試行錯誤した結果、無事に「手数料ゼロ円」での約定を確認できました。

今はもう、こっちは特に何もせず「勝手に手数料ゼロで毎日ポチポチ積立が回る状態」を放置中。
あと、狙い通りだったのが「自動スキップ機能?」です。
- 株価が上がって2.21ドルを超えてしまう場合
- 単純に残高が足りない日
こういう日は、システム側が勝手に「今日はやめときますね」って発注を見送ってくれます。
5月13日と15日にちゃんとスキップされてるのを確認しました↓

「本当にシステム上で1円も引かれないの?」って最初は半信半疑だったけど、これなら安心して完全にほったらかしにできそうです。
実験台変更:レバレッジETF「MSTU」
BMNUですが、恐れていた事態に...とうとう「10対1」の株式併合が行われました。

これにより、BMNUでの手数料ゼロでの検証が終了となりましたが、もう一つの超マイナス投資銘柄「MSTU」で株価が2ドルを下回ってきたため、検証を継続することにしました。

そして、資金の出所も毎週分配金の入ってくるETF「CEPI」で投資を継続することに。

まとめ:投資の自由度は「道具」で決まる
一度設定してしまえば、あとは毎日コツコツと、手数料ゼロで謎のレバレッジ銘柄が積み上がっていく。
この自由度の高さは、さすがSBI証券ですね。
「1円でも無駄なコストを削って、少額で資産を増やしたい!」
そんなふうに考えているなら、この「2ドルの隙間」を狙うお遊び投資、結構アリなんじゃないかと思います。
今回実験している低価格レバレッジ銘柄のその後の様子や進捗は、気が向いたらまた本ブログやnote(週末ぱぱの投資日記)でゆるーくアップデートしていく予定です。

