この記事では、AI投資の進化系として登場したSBIラップのレバレッジ運用コース「レバナビ」と「レバチョイス」について、その仕組みと実際に「最大レバレッジ」で突っ込んだ私の運用記録をまとめています。

普通のSBIラップでは物足りなくなった私が、平均回帰の「レバナビ」と、最大2.86倍のレバレッジを誇る「レバチョイス(より積極スタイル)」に、1年間のガチ運用でどこまで利益が跳ねたのか、そのリアルな投資実績です。
SBIラップの新星「レバラップ」
「AIにお任せ」というSBIラップの利便性はそのままに、ハイリスク・ハイリターンを追求したのが通称「レバラップ」です。

以前、AI投資の体験談を書いたときは「税金面がな...」と思ったものの、トータルで見れば「ほったらかしでこの成績なら十分!」と満足していたんです。

そんな平和な私の投資欲を、またもや揺さぶるヤバい新コースが追加されました。
その名も、レバレッジ運用、愛称「レバラップ」!

レバレッジって聞くだけで、もうゾクゾク。
これはもう、試さないわけにはいかないだろう!ということで、即座に飛びつきました。
レバナビとレバチョイスの比較
同じレバレッジ運用でも、その性格は「天才軍師」と「特攻隊長」くらい違います。
「レバラップ」は、投資対象そのものよりも「どうレバレッジをかけるか」という戦略に大きな差があります。
賢い!平均回帰の「レバナビ」
レバラップの中で、まず「賢い!」と思ったのがこのコース。
何が賢いかって言うと、「平均回帰」という考え方を取り入れている点です。
ざっくり言えば、「株価は短期間で暴走しても、長い目で見れば平均的な水準に戻る」という性質を利用します。
レバナビは、自動で判断して、アクセルとブレーキを使い分けてくれるんです。
- リターンが平均を下回るとき:レバレッジを上げて、「今が攻め時!」とアクセルを踏む!
- リターンが絶好調なとき:レバレッジを抑え、「そろそろ調整が来るかも?」とブレーキを踏む!

勝手に戦況を読んで動いてくれるなんて、戦国時代なら間違いなく天才軍師。
忙しい人には最高の「自動運転」コースですね。
ちなみにレバレッジは、目標リスクに合わせて倍率(1.1~2.28倍)で自動調整。
| レバレッジ倍率 | 目標リスク |
|---|---|
| 1.6~2.28倍 | 16% |
| 1.2~1.72倍 | 12% |
| 1.1~1.43倍 | 10% |
攻め!自分選択の「レバチョイス」
一方「レバチョイス」は、「倍率を任せず自分で決めたい!」という、ちょっと血の気が多い(私のような)人向けのコース。
5段階のスタイルから、自分のリスク許容度に合わせてレバレッジ倍率を選ぶことができます。
| スタイル | レバレッジ倍率 | 目標リスク |
|---|---|---|
| より積極 | 2.0~2.86倍 | 20% |
| 積極 | 1.6~2.28倍 | 16% |
| やや積極 | 1.2~1.72倍 | 12% |
| バランス | 0.8~1.14倍 | 8% |
| 安定 | 0.5~0.71倍 | 5% |
私は迷わず、最高倍率の「より積極」スタイルを選びました。
だって、どうせお試し投資だし、せっかくレバレッジかけるなら、勝っても負けても突き抜けないと面白くないじゃないですか。
リスクは外国株式100%投資と同程度になりますが、勝負するならやっぱりこれです。
逆に「安定」スタイルだと、レバレッジ倍率は最大でも約0.71倍。
リスクは外国債券50%・日本債券50%という、かなり保守的な設定になります。
- より積極:外国株式に100%投資と同程度
- 積極:外国株式に100%投資と同程度
- やや積極:外国株式40%、外国債券60%投資と同程度
- バランス:外国債券に100%投資と同程度
- 安定:外国債券50%、日本債券50%投資と同程度

「レバレッジ=怖い」というイメージを払拭するための設定?かもですが、わざわざレバチョイスを選んでおいて、ブレーキを踏みながら走るような「安定」を選ぶのは、私の流儀に反します。
SBIラップ(レバレッジ)への投資判断
以前のAI投資検証では「バランス型投信」を比較対象にしましたが、今回は「AI投資コース」「レバナビコース」「レバチョイスコース(より積極)」の3つを同時に走らせることにしました。

投資額はあくまで「お試し」として、各コース初期投資10,000円+積立1,000円の小額設定。
これで1年間ガチ検証してみようというわけです。
投資を決めた理由
- AIの分析力×レバレッジの爆発力:AIが相場を読んで投資先を選別した上で、そこにレバレッジを乗せるという「理論上の最強」が、実際の相場でどれだけ通用するか試したかった。
- 納得のリスク設定:最大2.86倍でも、リスクの目安は「外国株式100%と同等」なので、自分の許容範囲内だと納得できた。
- 退屈な相場への刺激:堅実なインデックス投資は刺激がないので、サテライトでは大きく相場が動いたときに、刺激を味わいたいと思った(←だから、最大レバレッジ)。
実際の投資と観察点
同時スタートを狙ったのですが、ここで予想外の事態が。
レバチョイスの「より積極」だけ、審査完了の連絡が2日も遅れたんです。
- レバナビ: 2月9日申込 → 2月10日審査完了
- レバチョイス: 2月9日申込 → 2月12日審査完了
「この人に最大倍率で運用させて大丈夫か?」と、慎重に審議していたんでしょうか。
時間はかかったけれど、無事に審査通過。
約定日もレバレッジ型は注文の2営業日後と少し遅めで、早く始めたい私はソワソワしっぱなしでした。
- AI投資コース → 注文日の「翌営業日」に約定
- レバナビ / レバチョイス → 注文日の「2営業日後」に約定
レバラップのリアルな運用成績
口座の残高不足で積立を数回ミスるという、投資家としてあるまじき「ダサい凡ミス」をやらかしましたが、なんとか1年間の成績が出揃いました。
- AI投資:毎月20日積立
- レバナビ:毎月18日積立
- レバチョイス:毎月18日積立
「AI(ノーマル)」「レバナビ(軍師)」「レバチョイス(特攻隊長)」、果たして1年後に笑っていたのは誰なのか。
その生々しい推移がこちらです。
| 経過 | 記録日 | 投資累計 | AIラップ | レバナビ | レバチョイス |
|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 25.2.14 | 10,000円 | 0円 (0%) |
0円 (0%) |
0円 (0%) |
| 1 | 25.3.28 | 11,000円 | -164円 (-1.49%) |
+5円 (+0.04%) |
+18円 (+0.16%) |
| 2 | 25.4.28 | 12,000円 | -809円 (-6.74%) |
-313円 (-2.60%) |
-731円 (-6.09%) |
| 3 | 25.5.24 | 13,000円 | -93円 (-0.71%) |
+139円 (+1.06%) |
-200円 (-1.53%) |
| 4 | 25.6.28 | 14,000円 | +329円 (+2.35%) |
+797円 (+5.69%) |
+604円 (+4.31%) |
| 5 | 25.7.26 | 15,000円 | +945円 (+6.30%) |
+1,163円 (+7.75%) |
+1,214円 (+8.09%) |
| 6 | 25.8.24 | 16,000円 | +1,016円 (+6.35%) |
+1,544円 (+10.29%) |
+1,818円 (+12.12%) |
| 7 | 25.9.27 | 16,000円 | +1,713円 (+10.70%) |
+1,798円 (+11.98%) |
+2,464円 (+16.42%) |
| 8 | 25.10.24 | 17,000円 | +2,202円 (+12.95%) |
+2,207円 (+13.79%) |
+3,318円 (+20.73%) |
| 9 | 25.11.28 | 18,000円 | +2,819円 (+15.66%) |
+2,569円 (+15.11%) |
+4,083円 (+24.01%) |
| 10 | 25.12.31 | 19,000円 | +3,083円 (+16.22%) |
+2,605円 (+14.47%) |
+4,166円 (+23.14%) |
| 11 | 26.1.24 | 20,000円 | +3,542円 (+17.71%) |
+2,887円 (+15.19%) |
+4,776円 (+25.13%) |
| 12 | 26.2.28 | 21,000円 | +3,804円 (+18.11%) |
+3,612円 (+18.06%) |
+6,334円 (+31.67%) |
【やらかしメモ】
※経過6か月目で、レバナビ、レバチョイスで残高不足の積立ミス
※経過7か月目で、全コースで残高不足の積立ミス
ご覧の通り、最初の1年間の大レースは特攻隊長こと「レバチョイス」が+31.67%という圧倒的な爆発力を見せて大勝利に終わりました。
ガチ検証で気づいた、それぞれの強み
ただ、ずっと順風満帆だったわけじゃありません。
レバレッジをかけているからこそ、ビビる瞬間もありました。
それが開始2ヶ月目にやってきた、全コースがマイナスに沈んだ暴落局面です。
暴落で気づいた「レバナビ」の賢さ
そんな暴落局面の中で密かに「賢い!」と感心したのがレバナビコースでした。
レバレッジ運用なのに、下落相場で-2.60%という最小限の傷で踏みとどまってくれたんです(※ちなみにAIラップは-6.74%)。
リターンを追うだけでなく「ここは守るべき」と判断して、自動でレバレッジ倍率を下げるブレーキを踏んだんだろうなと。
この「負けすぎない」という安心感は、レバナビ最大の武器です。
後半は「レバチョイス」の独壇場
ところが、相場がひとたび上を向くと、今度はレバチョイスの独壇場でした。
11ヶ月目で+25.13%、そして最終12ヶ月目には驚異の+31.67%。
小額とはいえ、2万円ちょっとの元本に対して6,000円以上の含み益です。
これこそが、最大2.86倍でぶち込んだレバチョイスの「破壊力」だと感じました。
13ヶ月目以降の決断:レバチョイス一本で行く!
1年間のガチ検証を経て、レバラップ投資の成績は文句なしの大成功でした。
- レバチョイス:AIの選別眼×レバレッジで利益を最大化する「攻めのエース」
- レバナビ:平均回帰の頭脳で、暴落時にもブレーキを踏んでくれる「守れる軍師」
もちろん、レバレッジは諸刃の剣です。
相場が上がり続ける限り最強ですが、ひとたび奈落へ向かえばリターンは一気にひっくり返り、今の利益なんて一瞬で吹き飛ぶ可能性も大いにあります。
それを踏まえた上で、私は決めました。
「軍師」レバナビの安定感は正直素晴らしかったですが、そもそも私がサテライト投資に求めているものは「突き抜けた刺激」と「爆発的なリターン」です。
2.86倍という狂気(?)の倍率で、相場の波を真正面から食らってこそのレバラップ。
一年で+30%超えの景色を見てしまったら、もう守りには入れません。
そう考えて、13ヶ月目以降は他のコースの新規積立を止め、資金を「レバチョイス(毎月3,000円)」だけに一本化することにしました。
ここからは、気が向いたとき・思い出したときにゆるく更新していくスタイルです。
| 経過 | 記録日 | 投資累計 | AIラップ | レバナビ | レバチョイス |
|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 26.4.4 | レバチョイスだけに +3,000円 |
+3,128円 (+14.89%) |
+2,667円 (+13.33%) |
+4,358円 (+18.94%) |
| 14 | 26.4.25 | レバチョイスだけに +3,000円 |
+4,414円 (+21.01%) |
+3,305円 (+16.52%) |
+5,957円 (+22.91%) |
| 15 | 26.6.6 | レバチョイスだけに 5月にも+3,000円 |
+5,010円 (+23.85%) |
+3,709円 (+18.54%) |
+7,046円 (+24.29%) |
13ヶ月目以降、一時はレバチョイスが少しダレた時期もありましたが、直近(2026年6月6日現在)ではしっかり息を吹き返し、含み益は+7,046円(+24.29%)まで伸びてきています。
16ヶ月目以降の決断:積立を完全終了!
成績は決して悪くないレバチョイスですが、2026年5月の積立をもって、すべての新規積立を完全に終了することに決めました。
「一本化して攻めるって言ったばかりじゃん!」と思われるかもしれませんが、このタイミングで幕を閉じることにしたのは、こちらのnote記事でも書いている通り、簡潔に言うと「リバランスの仕組み」にあります。

SBIラップは自動で資産を最適化(リバランス)してくれるのが売りですが、そのリバランスが発生するたびに、利益に対して毎回税金が引かれてしまうんですよね。
これだと、投資の最大の武器である「複利の効果」がどうしても薄れてしまいます。
「ぶっちゃけ、最近はもっと運用効率が良くて、税金面でもコスパが優秀な投資先(新NISAや他のインデックスファンドなど)があるし、そっちに資金を回した方が賢いな」という結論に、やっぱり至ってしまいました。
もちろん、これまで積み上げてきた分の運用自体は当面そのまま口座に残して継続しますが、毎月の積立はこれにて一旦おしまいです。
今後は「完全放置されたレバラップがどう育つか(どんな末路をたどるか)」を、ゲリラ的に観察して、本ブログ記事か、あるいはnoteの投資日記(週末ぱぱの投資日記)側で報告していこうと思います。
残高不足の積立ミスにはもう二度と注意しなくて良くなりましたが、これからの放置プレイの行方を地味に見守りたいと思います。
