数年前、巷でスープジャーブームが起こったとき、ブームに乗り遅れた私。
当時の私には「自炊して持っていく」という発想そのものがなかったけれど、最近思うんです。
「投資でせっかくお金を増やしても、健康を損ねたら意味がない!」って。
アラフィフになってくると、もう体が正直すぎて、サボるとすぐに不調が出るし、不健康診断の結果にも笑えなくなってきた。※今年はなんと2次検査に悪化...

だからこの冬、いまさらですが、健康投資の一環として、会社でのランチを自炊スープランチにすることに決めたんです。
スープジャーデビューです。
毎週週末の晩酌の常備菜作りと合わせて、一週間分のスープの具材まで準備しておけば、たぶん、いや、きっと、続けられるはず。
求めるスープジャーの内容
いざスープジャーを探し始めると、スープジャーってピンキリで、結構種類があり迷ってしまいました。
もちろん、安物買いの銭失いにはなりたくない。
せっかくの健康投資だから、ここは値段で妥協せず、機能と使いやすさ重視で希望の商品を探すことにしました。
私が求めたのは、この3点。
- 保温力:お昼までちゃんと温かい(7時間後に60℃以上)
- 洗いやすさ:食洗機対応(ここはもう必須条件)
- 容量・サイズ:400~500mLで、通勤カバンに収まること
市場の動向と有力候補の選定基準
個人的な感情やメーカーへの先入観は一旦脇に置き、上記の希望条件を満たす製品を選定するため、ざっくり市場の動向を調べてみました。
保温力(最重要基準)
人が「熱い」と感じるのは60℃以上だと言われているので、朝5時30分に調理・充填し、昼12時30分のランチタイムまで、約7時間の保温持続が私の希望。
- 市場の傾向: 公表している仕様の保温効力(通常6時間表記)は50℃~70℃越えと幅広い
- 選定基準: 60℃を大きく上回る製品に絞り込む必要がある
洗いやすさ(継続性の鍵)
残業で帰りが遅くなる私にとって、洗う手間がかかったりするのは続かなくなる要因。
- 市場の傾向:食洗機対応モデルが増え、パーツも洗いやすい商品が多い
- 選定基準:全パーツ食洗器対応は必須条件
容量
スープジャーのみで昼食を満足することができ、通勤カバンに収まるくらいがいい。
- 市場の傾向:300mL~500mLの商品が主流
- 選定基準:満足度は400〜500mL、幅(奥行)は通勤カバンに収まる10センチまで
候補は「サーモス」と「象印」
この基準で絞り込んだ結果、候補は、王道の「サーモス(THERMOS)」と、安心・やさしさの「象印(ZOJIRUSHI)」に。

この2つの商品(「サーモス(JED-500)」と「象印(SW-LA52)」)の比較データは以下です。
| 項目 | サーモス JED-500 | 象印 SW-LA52 |
|---|---|---|
| 保温効力(6時間) | 63℃以上 | 71℃以上 |
| 洗いやすさ | 口径:約7.0cm 全パーツ食洗器対応 |
口径:約7.0cm 全パーツ食洗器対応 |
| 大きさ:本体寸法 / 幅×奥行×高さ(約cm) | 10.0×10.0×13.5 | 9.5×9.5×14.5 |
| 重さ:本体重量(約kg) | 0.3 | 0.34 |
| オプション品:ポーチ、スプーン・ハシ | あり | あり |
どちらも、フタはパーツを分けられて隅々まで洗え、オプション品も丸洗いOK!
ただ、保温効力と大きさで決め手に。
買ったのは「象印」のSW-LA52!
というわけで、買ったのは象印の「SW-LA52」。

6時間後の保温が71℃って見た瞬間、「これしかない!」って思った。
だって、熱々を入れて昼にぬるかったら、何のために手間をかけているのかって話じゃない?
幅が9.5cmとスリムなのも、手が大きくない私には持ちやすくて最高!
サーモスと比べて高さがあるぶん深さが気になりましたが、カトラリーセット(スプーン:約18.5cm、ハシ:約19.5cm)が底までちゃんと届く長さだったから、解決。
ポーチ+スプーン・ハシがついた3点セットで購入!

購入店は私調べで一番安かった「キッチンダイレクト 楽天市場店」さん。
配送予定が2~5営業日だったので、デビューはもしかすると再来週からかな?と思っていたら、意外と早く発送の知らせを受け、先日、ニトリで「ミルクパン」と「冷凍保存用のフリーザーバッグ」を揃えました。
最初作ったのは、象印のレシピ
そして、記念すべき最初に作ったのが、象印さんの公式サイトにあったレシピ「シーフードのしょうがたっぷりスープ」。

朝の限られた時間で作れるか?ってことも不安でしたが、充填までにかかった時間は13分。
また、ニトリのミルクパンはメモリ付きで使いやすく、500mLのメモリで作ったら量もぴったり。
冷蔵庫に残っていた椎茸も追加して、なかなかの出来栄えに。

会社と同じように7時間後に食べましたが、保温効力71℃の実力は伊達じゃない!
入れる前に、熱湯でスープジャーを温めてから入れたのが良かったのか、かなり熱々で食べられました。
私は食べるのが遅いので、逆に、食べ始めて30分しても熱々で...←嬉しい悲鳴。
でも、問題はレシピ!
参考レシピは、料理本から食品メーカーまで
せっかく優秀な子を手に入れたのに、中身がマンネリ化して飽きちゃったら元も子もない。
スープジャーブーム、かなり前だから、逆にレシピは本もYouTubeもたくさんあって、レシピ選びには困らない。
私が見つけたレシピの情報源、軽く整理しておきます。
料理研究家本とYouTube
最近見ているのは、レシピ本も出している奥薗さんのYouTubeや、
スープジャーではないけど使えそうな料理研究家リュウジさんのバズレシピなど。
メーカーさんの公式レシピ
あとは、製品を一番知り尽くしているメーカーさん。
ピッタリ入る量で作れる安心感があります。
象印(ZOJIRUSHI):象印(ZOJIRUSHI)公式サイト
デビュー戦で作った「シーフードのしょうがたっぷりスープ」もここから見つけたレシピです。
製品に合わせたレシピだから、加熱時間とかも参考になりそうよね。
サーモス(THERMOS):サーモス(THERMOS)公式サイト
スープジャーは象印にしちゃったけど、サーモスさんのレシピももちろん使える。
食品企業さんのレシピサイト
意外な盲点だった。
本やメーカーだけでなく、食品企業さんもレシピサイトをたくさん出しているのを発見!
エバラ食品:エバラ食品公式サイト
調味料(プチッと鍋)を使ったお手軽レシピ。
調味料を量らなくて済むのでズボラな私にピッタリ。
ミツカン:ミツカン公式サイト
ミツカンさんも、鍋つゆを使ったお手軽レシピありました。
ミツカンさんと言えば、最近はγ値の異常が内臓脂肪のせいだと思い、これ飲んでます。
ニチレイフーズ:ニチレイフーズ公式サイト
アッと驚く冷凍食品のレシピあり、冷凍食品を使うと下ごしらえまで不要でいい!
ニッスイ:ニッスイ公式サイト
シーフードミックスとか、他ではあまり使っているのを見たことない材料を活かしたレシピが。
レシピって、本を買うだけじゃなくて、こうやってWebで公開されている情報まで含めると、本当に無限にあるので、当分、レパートリーに困ることはなさそうです。

