複利は長期になるほど大きく増える!億り人も夢じゃない法則!

お金のこと

知れば知るほど凄すぎる「複利」の第二弾!

資産運用の元本が2倍になる「72の法則」は、借金だと破滅の法則!
資産運用でお金(元本)を2倍にする年利と年数を大まかに計算できる複利「72の法則」。類似する算式には「42の法則」「114の法則」「144の法則」「216の法則」がある。そんな資産を何倍にも増やせる魔法の方式は、お金を借りると破滅の法則に!

前回の記事では元金を〇倍にするにはどのくらい時間がかかるのか?という「72の法則」についてかきましたが、今回は、複利で資産運用すると利息がどんな風に増えていくのか?とか、30年で億り人になるためのシミュレーション(※1例)などを書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

複利効果は期間が長いほど効果大

まずは、今回の記事を書くにあたり複利の計算をしていて、信じられないほどお金が増えていく様について計算結果の一覧えで紹介します。

とりあえず、投資の理想の年利は5%~9%と言われているので、元金10万円を5%で運用したら、単利と複利で数年後、数十年後にどのくらい資産が増えているのか?

それが以下です。

年数単利複利利息合計差
元利合計利息合計元利合計利息合計
1年目105,0005,000105,0005,000
2年目110,00010,000110,25010,250250
3年目115,00015,000115,76315,763763
4年目120,00020,000121,55121,5511,551
5年目125,00025,000127,62827,6282,628
6年目130,00030,000134,01034,0104,010
7年目135,00035,000140,71040,7105,710
8年目140,00040,000147,74647,7467,746
9年目145,00045,000155,13355,13310,133
10年目150,00050,000162,88962,88912,889

最初の数年は単利も複利もほとんど変わりません。

でも、年を重ねるたびに増えていき、10年経過した頃には、たった元金10万円でも1万円以上の利息差がでてきます。

下のグラフを見るとわかりますが、単利と複利の差が年々ひらいてくのがよくわかります。

単利と複利の違い10年

ではさらに10年後(※20年目)を見ることにしましょう。

以下が、元金10万円を5%で運用した結果です。

年数単利複利利息合計差
元利合計利息合計元利合計利息合計
20年目200,000100,000265,330165,33065,330

なんと、単利では元本の2倍ですが、複利では2.6倍に資産が増えています。

では、さらに10年後(※30年後)を見てみましょう。

年数単利複利利息合計差
元利合計利息合計元利合計利息合計
30年目250,000150,000432,194332,194182,194

なんと、単利では元本の2.5倍にしかなっていませんが、複利では元本の4.3倍に!

下のグラフを見るとわかりますが、単利と複利の差はドンドンおおきくなっていきます。

単利と複利の違い30年

この単利と複利の違いは何なのか?

それは、複利が最初の10万円に1.05(※年利5%)を繰り返し掛ける累乗になっているのに対し、単利が最初の10万円に5千円(※年利5%)を繰り返し足していくだけになっているからです。

たった10万円の投資だから30年で約18万円の差ですが、これが100万円なら約180万円、1,000万円なら約1,800万円の差となります。

複利がわかるまでは、パッとは信じられない増え方です。

定年までに億り人も夢じゃない

複利の効果を使えば、誰しも夢見る「億り人」も夢じゃない!

億り人とは

2008年の公開映画『おくりびと』のタイトルをもじった造語で、株やFX、暗号資産(仮想通貨)などの取引で資産1億円を築いた投資家のこと

資産1億円!

一部のお金持ちだけが達成できる金額だと思っていましたが、今では庶民の私でも実現可能な金額だと思えています。

個人の投資家が掲げる利回りの目標は5%前後が妥当!と言われていますが、チョットだけ高い利回り8%くらいの株へ投資すれば30年で1000万円が1億円に!

配当利回り8%以上の株へ30年

では、8%以上の株ってどんな企業なのか?

誰も知らない怪しい株では?

と思う方もいると思いますが、利回り8%以上の有名企業はいくつもあります。

では、誰でも知っている有名な企業を、日本企業に絞り込んで紹介します。

※2021年12月2日時点

コード市場銘柄株価1株配当配当利回り
9104東証1部(株)商船三井7,240800.0011.05%
9101東証1部日本郵船(株)7,990800.0010.01%

単元はどちらも100株で、単元の購入額は70万円~80万円です。

元金1,000万円だと約1,300株(※株価8,000円×1,300株=1,040万)購入することができますので、運用益から税金などを引かれることを考慮して、少し低めの利回り=8%で計算してみます。

※配当利回りは保証されませんが維持された前提

年数単利複利単利と複利の差
30年目34,000,000円100,626,569円66,626,569円

単利では元金1,000万円を30年運用しても1億円なんて程遠いですが、複利で運用すると1,000万円でも1億円を超えました。

30歳までに1,000万円を貯められれば、現在の定年年齢までに1億円達成!です。

スポンサーリンク

単利と複利の年数ごとの利息

では、複利が利息額がどのように増えていくのか、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

比較として単利と一緒に比べていきます。

元金1,000万円を30年間、利回り8%で運用すると、単利は元本の8%である800,000円が30年間一律で増えていくのに対し、複利は元利の8%が30年間増えていきます。

元本とは

収益を生み出すための元手となるお金のこと

元利とは

元金と利息の合計金額

年数単利複利
元本利息元利利息
1年目10,000,000800,00010,800,000800,000
2年目11,664,000864,000
3年目12,597,120933,120
4年目13,604,8901,007,770
5年目14,693,2811,088,391
6年目15,868,7431,175,462
7年目17,138,2431,269,500
8年目18,509,3021,371,059
9年目19,990,0461,480,744
10年目21,589,2501,599,204
11年目23,316,3901,727,140
12年目25,181,7011,865,311
13年目27,196,2372,014,536
14年目29,371,9362,175,699
15年目31,721,6912,349,755
16年目34,259,4262,537,735
17年目37,000,1812,740,755
18年目39,960,1952,960,014
19年目43,157,0113,196,816
20年目46,609,5713,452,560
21年目50,338,3373,728,766
22年目54,365,4044,027,067
23年目58,714,6364,349,232
24年目63,411,8074,697,171
25年目68,484,7525,072,945
26年目73,963,5325,478,780
27年目79,880,6155,917,083
28年目86,271,0646,390,449
29年目93,172,7496,901,685
30年目100,626,5697,453,820

複利の利息、

10年すれば単利の約2倍!

20年すると単利の約4.3倍!

30年すると単利の約9.3倍!

なんと、1千万円の元本で投資をはじめて、30年後には1年で利息が約745万円付くことになります。

2021年の日本全体の平均年収は436万円なので、先の表で言えば、24年目の約6,000万円を8%で運用したときと同じです。

スポンサーリンク

複利の長期効果(まとめ)

人生100年時代!

定年後の老後は30年以上続くことになります。

老後の生活資金、平均的な老夫婦の場合だと毎月約5万円が不足しているという試算があり、旅行や趣味などを楽しむゆとりのある老後生活を送るなら毎月14万円が不足するらしい。

  • 5万円×12ヶ月×30年間=1,800万円
  • 14万円×12ヶ月×30年間=約5,040万円

私は平均的な老夫婦より少しだけゆとりのある生活ができれば良いので、年間9万円の資産を目標に残りの10年、資産運用したいと思います。

  • 9万円×12ヶ月×30年間=約3,240万円

上記は夫婦の老後資金ですが、妻に内緒の資産構築の記事もよかったら↓

経済的自由のために!妻や家族にバレずに隠し口座を開設した方法!
妻や家族にバレずに隠し口座を作ろうと思っても郵送されてくる書類でバレてしまう!そんな誰もが悩む問題を上手く回避し口座開設する方法を体験談から紹介!隠し口座があると小遣いのストレスから解放され、少しだけ経済的な自由を手に入れることができます。
ポイントサイトの有効活用とポイントで投資するお金の増やし方!
私のポイントサイト活用方法について紹介します。ポイントサイトはショッピングやアンケート、アプリダウンロードなどでポイントが貯まり、貯めたポイントは現金や商品へ交換できるサービスです。また、ポイントで投資を行う方法についても紹介しています。
https://weekend-papa.com/one-coin-reserve/
ネット証券1位の「SBI証券」で口座を開設する流れについて
本記事はSBI証券の特徴や口座開設までの流れなどをまとめた記事になります。もし「どこの証券会社で口座開設しよう?」と迷われているなら、証券会社選びの参考にしていただければと思います。

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました