内臓脂肪は生活習慣病の原因!落とすには「食生活と適度な運動」

内臓脂肪スポーツクラブ

40歳(男)も後半になり、消費エネルギーが減ったことで気になりだした お腹まわりの脂肪(内臓脂肪)。

一時はパンパンになったお腹が邪魔で、足の爪を切るのも苦しい状態に。もちろん健康診断の結果も最悪でした。

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そんな不健康な体もここ最近の運動・食生活の見直しにより改善してきたので、今回は「内臓脂肪の特徴」「内臓脂肪の落とし方」など まとめてみました。

 

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内臓脂肪とは

まずは、内臓脂肪について少しだけ説明します。

 

内臓脂肪とは、胃や肝臓、腸などの内臓の多いお腹まわりに覆うようにつく脂肪で、外部からの衝撃より内臓を守ったり、内臓の位置を保つ役割があります。

また、内臓脂肪は「男性や閉経後の女性」につきやすい脂肪です。

 

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内臓脂肪の特徴

内臓脂肪の特徴は大きく3つ。

生活習慣病の原因となる

食生活、運動習慣などの生活習慣の乱れにより引き起こす疾患のことを「生活習慣病」といいます。脂肪の中でも「内臓につく脂肪(内臓脂肪)」が、生活習慣病の発病とより深い関係があると言われます。

代表的な生活習慣病としては

  • 糖尿病
  • 高血圧症
  • 高脂血症
  • 脳梗塞
  • 狭心症
  • 心筋梗塞

などがあります。

 

パンパンのお腹は内臓脂肪

内臓脂肪は、お腹の内側につく脂肪のため皮下脂肪のように外からつまめない。そのためパッと見では脂肪のついたことを認識しにくい。ただ、内臓脂肪の多くついたお腹は風船のようにパンパンになるため、ウェストサイズ・お腹の状態を見れば内臓脂肪か皮下脂肪かを確認できます。

内臓脂肪

外から脂肪をつまめず、メタボ診断にひかかりそうなパンパンのお腹なら「内臓脂肪」の可能性が高いです。

 

内臓脂肪は落ちやすい

内臓脂肪は「つきやすく・落ちやすい脂肪」です。偏った食生活によりつきやすく、燃焼しやすい脂肪のため運動により落ちやすい特徴があります。

ダイエット成功の秘訣は「脂肪が落ちる順番」を知ることだった!
脂肪には落ちる順番があります。私は過去、何度もダイエットに挑戦し挫折しています。その失敗の原因は「脂肪が落ちる順番」を知らなかったのでダイエット成果を感じることができなかったからです。ダイエットを成功させるにはモチベーションをどう維持するか?です。

 

脂肪は「外部からの衝撃より守る」という役割があり、その役割は「皮下脂肪」より「内臓脂肪」の方が少ない。

不要な脂肪(ムダについた脂肪)から優先して落ちていきます。

 

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内臓脂肪のつく原因

内臓脂肪は、なぜつくのか?

 

脂肪のつく原因は、どんな脂肪でも同じです。食事などから摂取した栄養(糖や脂質)が消費できず余ってしまうと、それらが脂肪として蓄積されます。

その余った脂肪のうち、内臓についた脂肪が「内臓脂肪」です。

 

偏った食習慣(食生活)

内臓脂肪の場合、皮下脂肪と比べ「偏った食生活」に大きく影響されます。

  • 満腹(満足する)まで食べる
  • 夜の食事が遅い
  • ファーストフードなどが多い
  • 間食が多い
  • アルコールをよく飲む

サラリーマンによくある食生活です。栄養の偏り、カロリーオーバーなどの理由によりエネルギーの消費がされず脂肪として蓄積されます。

 

消費カロリーより摂取カロリーが多い

偏った食生活以外の理由としては、運動不足によりエネルギーが消費しきれていないことです。

年齢、普段の生活により個人差はありますが、デスクワーク中心の成人が一日に消費するエネルギーは、男性で2,000kcal~2,400kcal、女性で1,400kcal~2,000kcalです。

 

運動習慣や、肉体労働をしていない人がそれ以上のカロリーを摂取した場合、エネルギーが消費しきれず脂肪として蓄積されてしまいます。

 

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内臓脂肪を減らす方法

もう「内臓脂肪を減らす方法」は予想がついていると思います。

私の経験上、内臓脂肪を減らすには「バランスの摂れた食事」と「適度な運動」の両方を行うことです。

 

バランスの摂れた食生活

いきなりバランスの摂れた食生活をはじめるのは、かなりハードルが高かったので出来ることから始めました。

  • 会社帰りの買い食い(コンビニ)をヤメた
  • 昼食で一品「野菜サラダ」を付けるようにした

まずは、こんな小さなところから徐々に食生活を改善。これだけでも、かなりの効果でした。

 

そして、次の段階。

栄養バランスがとれた食事をするように心がけます。

農林水産省の「食事バランスガイド」について

食事をバランスよく摂ると脂肪がつきにくい食習慣となり、結果、お腹まわりの脂肪も少なくなりました。

 

夜遅くの食事がなくなる

きちんとした時間にバランスのよい食事をするように意識したら「晩酌のつまみの量」「〆のごはん」が減った。

ある程度、お腹が満足した状態で飲み始めることにより、アルコールの量もかなり減りました。

 

摂取カロリーが減る

ファーストフードなどでは、高カロリー・高脂質で、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しやすい食事になりがちですが、食事をバランスよく摂ろうとするとカロリーも制限され、ダイエットにもなります。

 

筋トレにより筋肉量アップ

脂肪は、摂取したカロリーが消費されず余ったときにつきます。そのため、カロリーの余らない体に近づけることで、脂肪がつきにくくなります。

 

消費カロリーを上げるには、筋トレにより「筋肉量」を上げ、基礎代謝をあげるのが一番です。

筋肉量がアップすると基礎代謝が上がり、多くのエネルギーが必要な体になります。普段の生活、睡眠中、有酸素運動中など、どんな時にでも消費するエネルギーが多くなり、エネルギーが余る量(脂肪)を減らすことに繋がります。

 

有酸素運動により脂肪燃焼

昔は、有酸素運動を20分以上続けないと脂肪は燃焼しない!と言われていましたが、最近は短時間(10分程度)の運動でも燃焼されることが分かっています。短時間の運動でも無駄にはならないので、徐々に始めるとよいと思います。

また、運動も有酸素運動の種類により消費エネルギーは大きく違います。自分にあった運動をするとよいでしょう。

有酸素運動の消費カロリー表

参考:TANITAー消費カロリー早見表

 

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まとめ

内臓脂肪は「つきやすく・落としやすい」という特徴の脂肪です。

偏った食生活の改善と適度な運動を心がけるだけで、簡単に落とすことが出来ます。

 

筋トレで脂肪の燃えやすい体(基礎代謝の高い体)をつくり、有酸素運動により効率的に脂肪を落としましょう。

 

ではまた。

 

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