Windowのシャットダウン、実は2種類ある!私は起動時間より安定重視!

パソコン(Windows)
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先日、仕事でタブレット端末をセットアップする機会がありました。

そのとき改めて感じたのが「Windowsのシャットダウンって、意外と奥が深いな」ということ。

皆さんは、Windowsのシャットダウンに2種類あることをご存じですか?

  • シャットダウン(通常)
  • 完全シャットダウン

この2つのシャットダウン方法には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあるんです。

この記事では、Windowsの2種類のシャットダウン方法について、それぞれの違いと、私がなぜ「安定重視」の完全シャットダウンをすることにしたのかなど、まとめました。

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通常と完全シャットダウンの違い

Windowsのシャットダウンには、前述の通り2種類あります。

Windows7以前はシャットダウンと言えば一種類しかありませんでしたが、Windows8からは高速スタートアップを目的として、通常の「シャットダウン」と「完全シャットダウン」という2種類に分かれました。

完全シャットダウンとは?

まずは「完全シャットダウン」から説明します。

完全シャットダウンとは、その名の通り、PCに接続されているUSB機器なども含めて、PCの電源を文字通り「完全」に落とすシャットダウンの方法です。

Windows7以前のシャットダウンは、この「完全シャットダウン」でした。

メリットは「安定」

パソコンの動作が不安定になったり、周辺機器の認識がおかしくなったりした時、PCを再起動したり、シャットダウンしたりすることで、このようなトラブルが解消されるケースがあります。

完全シャットダウンするメリットは、電源が完全に落ちるため、次に使用するときにPC内部の状態がリフレッシュされ、きれいに起動します。

これにより、動作不具合を未然に回避することができます。

デメリットは「起動時間」

ただ、完全シャットダウンには、デメリットもあります。

電源を完全に落とす分、PCを落とす時と、次にPCを起動するまでの時間が、通常のシャットダウンに比べて少し長くなります。

シャットダウン(通常)とは?

続いて、Windows8から導入されたもう一つのシャットダウン、いわゆる「通常のシャットダウン」を説明します。

通常のシャットダウンとは、PCの電源が完全に落ちるわけではなく、USB機器などに通電したまま、Windowsを終了している状態です。

これは、Windowsをより高速に起動(スタートアップ)することを目的として導入されました。

実際、Windowsのシャットダウンのデフォルト設定は、こちらの「通常シャットダウン」側になっています。

メリット、デメリットは、先ほどの「完全シャットダウン」のときと逆です。

メリットは「起動時間」

状態を一部残したまま終了するため、起動時の時間が短縮されます。

デメリットは「安定」

長時間通常シャットダウンを繰り返していると、PCの動作が不安定になることがあります。

周辺機器(USBマウスやキーボード、外付けHDDなど)への給電が継続されるため、これらの機器が原因でPCの動作が不安定になったり、エラーが発生したりする場合があります。

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私は、完全シャットダウン!

個人的な意見を言えば、起動時間が数十秒違うだけなら、PCの動作が安定する「完全シャットダウン」を毎回行った方が、トータルで見たメリットは大きいと考えています。

実際、少し前にブログ記事にした「自宅Wi-Fiのトラブル」でサポートに問い合わせた時も、サポート担当者さんから「まずは完全シャットダウンを試してください」と言われました。

それくらい、完全シャットダウンはパソコントラブルの基本的な解決策の一つなんです。

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では、ここからは「完全シャットダウン」を常に使うための設定方法と、一時的に完全シャットダウンを実行する方法について書いていきます。

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シャットダウンの設定と方法

まずは、トラブルを避けたい「安定重視派」の方におすすめなのが、常に「完全シャットダウン」でシャットダウンされる様に設定する方法です。

※以下はWindows11の手順となります

常に完全シャットダウンの設定

以下の設定を一度しておけば、いつも通り[スタート → 電源 → シャットダウン]を選択するだけで、毎回、PCが完全シャットダウンされるようになります。

  1. 画面下の「Windowsマークÿ」から「コントロールパネル」を検索し、立ち上げます
  2. 「システムとセキュリティ」(表示方法がカテゴリ時)を選択します
  3. 「電源ボタンの動作の変更」を選択します
  4. 「シャットダウン設定」にある「高速スタートアップを有効にする(推奨)」を外します
  5. 最後に「変更の保存」ボタンをクリックして設定を完了します

途中で書いたように、Windows11の初期設定では「高速スタートアップ(=通常のシャットダウン)」が有効になっているため、チェックを外すことで常に完全シャットダウンとなります。

一時的に完全シャットダウン

では、普段は高速起動でいいけど、たまにPCの調子が悪いから完全にシャットダウンしたい!という方の、設定変更をせずに一時的に完全シャットダウンを実行する方法です。

  1. 画面左下の「スタート(※Windowsマークÿ)」をクリックし、「電源」を選択します
  2. 表示されたメニューで「シャットダウン」をポイントし、キーボードの「Shift」キーを押しながら「シャットダウン」をクリックします
  3. 「シャットダウンしています」と表示されたら、「Shift」キーからは手を離してOKです
  4. そのままシャットダウンの完了を待ちます。

この方法なら、普段の設定を変えることなく、必要な時だけPCを完全にシャットダウンできます。

そのため、高速起動の恩恵もうけられます。

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ショートカットの準備が便利

「Shiftキーを押しながらシャットダウンなんて面倒!」という方、デスクトップに「完全シャットダウン」用のショートカットを作成すると簡単にできるようになります。

もちろん、設定次第で「再起動」や通常の「シャットダウン」のショートカットも作れますよ。

完全シャットダウン用の作り方

  1. デスクトップ上の何もない場所で右クリックし、「新規作成」から「ショートカット」を選択します
  2. 「項目の場所を入力してください(T):」のところに「shutdown.exe /s /t 0」を入力します
  3. 「次へ」をクリックし、ショートカットに「完全シャットダウン」など、分かりやすい名前をつけて「完了」をクリックします。
  4. デスクトップにできたショートカットを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
  5. 「ショートカット」タブにある「アイコンの変更(C)…」ボタンをクリックし、好きなアイコンに変更すれば完了です
    シャットダウンのショートカット

その他のショートカット例

ショートカットで指定するコマンド、変更したり、追加のパラメーターを指定することで、さらに自分にあったショートカットを作成することができます。

  • 再起動:shutdown.exe /r /t 0

また、注意が必要ですが、もし「シャットダウンや再起動の時に「警告」(「実行中のアプリがあります」などのメッセージ)を出したくない!」...つまり強制的に終了させたい場合は、以下のような指定をすることもできます。

  • 完全シャットダウン(強制終了): shutdown.exe /s /f /t 0
  • 再起動(強制終了): shutdown.exe /r /f /t 0

シャットダウンコマンドの詳細を知りたい方は、Microsoftの公式ドキュメントを参照ください。

Microsoft Docs – shutdown

PCの使い方や重視したいポイントに合わせて、最適なシャットダウン方法を選んでみてください。

ではまた。