この記事では、禁煙して「健康体」から一気に健康診断結果が「肝障害」まで転落した現在をまとめています。
絶望から奇跡の改善を果たすまで、道のりをシリーズで連載していきます。
第一弾は、大酒飲みの勲章とも言える「ガンマGTP(γ-GTP)」の値だけが高く、なぜかお酒を控えても下がらなかったこれまでのことです。

原因は、禁煙のストレスを言い訳にした「アラフィフおっさんの不摂生」という、あまりにも情けない、そして身に覚えがありすぎる真実でした。
禁煙したらγ-GTPが異常に!
まずは、γ-GTPが暴騰した経緯を軽く。
私は、今から7年前にタバコを辞めました。

それまでの私は、血液検査も肝機能もすべてAランク。
まさに「超優良銘柄」でした。
ところが、禁煙した途端、健康診断結果は「オールA」から「Cランク」へ真っ逆さま。
タバコを止めて不健康になるなんて、想像もしませんでした。
特にヤバかったのが、ちょっとカッコイイ名前の酵素「γ-GTP」の値です。
禁煙した翌年から、基準値(47)の約3倍を叩き出しました。
| 年 | γ-GTPの値 | 補足 |
|---|---|---|
| 2008年 | 44 | ※67までが正常値だった時代 |
| 2009年 | 62 | ※67までが正常値だった時代 |
| 2010年 | 80 | ※禁煙した年。ここから上昇が加速! |
| 2011年 | 126 | ※一気に突き抜け! |
| 2012年 | 119 | |
| 2013年 | 133 | ※人生のピーク(悪い意味で) |
| 2014年 | 121 | ※相変わらずヤバイ |
| 2015年 | 68 | ※なぜか一度下がったが理由は不明 |
| 2016年 | 118 | ※リバウンド |
| 2017年 | 125 | ※今年、安定の100超え |

怖いのは、これだけ数値が悪くても「自覚症状が1ミリもない」ことです。
体はだるくないし、食欲も旺盛。
まさに肝臓は「沈黙の臓器」。
血液検査をしなければ、自分の肝臓が悲鳴を上げていることにも気づきませんでした。
気づかないうちに、私の所見は「肝障害疑い」から、ついに「疑い」が取れた「肝障害」へとレベルアップしてしまいました。
γ-GTPって何?
さすがに「肝障害」の文字にビビった私は、γ-GTPについて調べました。
こいつは「逸脱酵素」と呼ばれ、肝臓や胆管が破壊されると血液中に漏れ出すものらしいです。
一般的には「アルコールの飲み過ぎ」が原因に挙げられます。
ここで、放置するとどれだけヤバイのか、数値別のリスクを整理してみました。
| γ-GTPの数値 | 判定の目安 | 疑われるリスク・病気 |
|---|---|---|
| 50以下(女性32以下) | 正常値 | かつての私 |
| 50~100 | 軽度異常 | アルコール性肝障害、薬物性肝障害、慢性肝炎、脂肪肝 |
| 100~200 | 中度異常 | (今の私)肝硬変、肝がん、脂肪肝、胆道疾患の可能性 |
| 200以上 | 高度異常 | アルコール性肝障害、閉塞性黄疸、肝内胆汁うっ帯、 慢性活動性肝炎 |
Medical Note:肝硬変が治る病気に―どうして肝硬変が治るようになったのか?
各医療機関で基準値に差はありますが、多くは「50以下」が正常。
ちなみに私が健康診断を受けている医療機関では「基準値が47以下」と、さらに厳しい。
私は現在「中度異常」のステージ。
肝臓の機能が低下し、最悪のシナリオ(肝がんなど)の足音が聞こえ始めている状態です。
そこで私は、平日の晩酌をすべてノンアルコールに置き換え、週末以外は飲まない「休肝日作戦」を数年続けました。
...が、結果は惨敗。
数値は100オーバーを維持したまま。
「え、私の肝臓、お酒辞めても壊れっぱなしなの?」
絶望しながら生活を振り返った結果、禁煙後に習慣化した「ある行動」が真犯人と思われます。
真犯人は「禁煙の身代わり」たち
- セブンの揚げ鶏:会社帰りに毎日買い食い
- 白米2杯:ご飯が美味すぎて、常に「おかわり」
- 禁煙我慢のナッツ:脂質の塊をムシャムシャ
- つまみの増加:酒を飲まない寂しさを「食い気」でカバー
運動不足の40代おっさんがやっていい生活ではありません。
私のγ-GTPが高い原因は、アルコールではなく、脂でギトギトの「フォアグラ」になっている「脂肪肝」...?かもです。
フォアグラからの脱出
原因が「不摂生」だと分かれば、やることは一つ。
生活習慣の「損切り」と「体質改善」への再投資です。
- 買い食いの禁止:セブンの誘惑を断ち切る
- 白米の制限:2杯を1杯へ
- つまみの低カロリー化:禁煙の我慢を食にぶつけるのをやめる
- 適度な運動:ランニングを開始し、ジムに入会
禁煙7年目、ようやくタバコの味も忘れ、食生活も元に戻したところ、ハマりすぎてハーフマラソンに出場するほどに。
名古屋シティマラソン 2019 の結果は予想タイムを10分上回り無事完走!
まとめ:肝臓の声は数値で聞け!
私は7年間、「酒さえ控えれば大丈夫、休肝日も作っているし」と自分に都合のいい言い訳をしてきました。
でも、投資と同じで、結果(数値)が出ないのには必ず理由があるんですよね。
もし今、「お酒をそんなに飲まないのにγ-GTPが高い」と悩んでいる方がいたら、一度自分の「食生活」を疑ってみてください。
あるいは、他に隠れた原因(病気など)がないか、徹底的に探る勇気です。
禁煙のご褒美として自分に許していた「揚げ鶏」や「おかわり」のその一口が、実は肝臓をじわじわと「フォアグラ」に変えている真犯人かもしれませんから...
さて、今日もジムで一汗流して、脂肪をしっかり燃焼させた後の「最高に健康的な1杯(※もちろんノンアル)」を楽しむとします。
ではまた。

