スマホの解約をきっかけに「auでんき」のメリットが消滅した私が、基本料金0円の「Looopでんき(ループでんき)」へ乗り換えて、実際に使った感想をまとめています。

この記事では、基本料金0円の「Looopでんき」へ乗り換えた感想などをまとめています。市場連動型のメリット・デメリットに加え、1ヶ月の電気代が6.5万円を超えた衝撃の請求体験まで、包み隠さず公開します。
auでんきをやめた理由
約2年前、自宅がコミュファ光エリアになり、ネット環境を変えたタイミングで、スマホも一緒にauへ乗り換えました。
その時、ついでに契約したのが「auでんき」です。
当初は「スマホを解約してもメリットがあるのであれば、auでんきをそのまま使い続ければいいや」と考えていました。
ところが、サポートに問い合わせてみたところ、あまりに正直な回答に考えが大きく変わることになりました。
サポートさんの回答、ざっくり言うと「解約後も使い続けることはできますよ。でも、ポイント還元も特典も全部なくなるので、ぶっちゃけ何のメリットもありません」って感じ。
清々しいほどに「直球」でした。
つまり、スマホとのセットじゃないauでんきは、「何の旨みもない契約」というわけです。
こうして私は、新しい電力会社として「Looopでんき
」と契約することにしました。
「Looopでんき」とは?
Looopでんき(ループでんき)は、シンプルな料金体系で人気の新電力です。
料金プランが個性的(スマートタイムONE)
私が選んだ「スマートタイムONE」というプランは、仕組みがとってもシンプル。
まず、毎月必ずかかる「基本料金」が0円なんです。
その代わり、電気の単価が30分ごとにコロコロ変わるという面白い仕組みになっています。
- Looopの仕組み:(電源料金単価※変動+固定従量料金単価)×電気使用量+再エネ賦課金※基本料金や燃料費調整額は単価の中に含まれています
- 普通の仕組み:基本料金+使った分+燃料費調整額(これが結構高い)+再エネ賦課金
「今は単価が安いから、今のうちに洗濯機を回そう!」といった、ピークをずらす工夫(ピークシフト)ができる人なら、電気代を抑えられる仕組みです。
解約金や契約期間の縛りがない
魅力のふたつめは、解約金や最低契約期間の縛りが一切ない点です。
これは、以前私が契約していた電力会社と比べても、かなりの安心材料。
実際、auでんきも昔は制約があったはずなのですが、今回解約する際にショップ店員さんに聞いたら「え?縛りなんてありませんよ?」という顔をされました。
↓書いてあるのに...
auの電気サービス「auでんき」 2016年4月より全国で提供開始! | 2016年 | KDDI株式会社
どうやら時代の流れに合わせて、au側もいつの間にか制約を無くしていたようです(笑)。
これから乗り換えを考えている方も、解約金を心配せずに動けるのは大きいですよね。
アンペアブレーカーの撤去も可能
Looopでんきでは基本料金がなく、アンペア数に関する契約も不要です。
電気使用量を単純な単価で計算するだけ。
これが何を意味するかというと、「ブレーカーが落ちる恐怖」からの解放です。
「エアコン3台つけて、レンジを使って、さらにドライヤーまで...あ、落ちた!」なんていう、あの暗闇の心配をする必要がなくなります。
ただし、これを実現するには「アンペアブレーカーの撤去工事(制限解除)」が必要ですが、それさえすれば、ストレスを感じない快適な生活が待っています。
スマートタイムONEのデメリット(私には無風でした)
どんなに魅力的なサービスでも、必ずメリットとデメリットはセットです。
大事なのは、そのデメリットが「自分の生活にどれだけダメージを与えるか」を見極めること。
いくつか気になる点はありますが、結論から言うと、我が家にとっては「それ、大きな問題じゃないわ」という内容ばかりでした。
①電気代が急騰したときの備えが難しい
「スマートタイムONE」の料金は、市場の取引価格(日本卸電力取引所:JEPX)に連動して30分ごとに変動するため、もし燃料価格がドカンと跳ね上がれば、電気代が急増するリスクがあります。
でも、年や月単位の長い目で見れば他社も値上げの波に飲み込まれるのは同じ。
そう割り切れば、そこまで怯えることでもないかなと。
むしろ「安い時間帯」がある分、こちらの方が備えやすいとすら思いました。
②ピークシフトできないと割高になる
電気料金は、みんなが電気を使う17時~19時頃に高くなる傾向があります。
この「魔の時間帯」にガンガン電気を使う生活スタイルだと、逆に高くついてしまう可能性も。
ところが我が家の現状はというと、子供は成長して部活で遅いし、大人は残業でこれまた遅い。
家族が揃う頃にはピークタイムが終わっているという、悲しいような嬉しいような「夜型シフト」が自然に完成していました。
高い時間を勝手に避けて生活しているので、割高リスクはほぼゼロでした。
③オール電化住宅には不向き
通常、オール電化向けのプランは「夜が格安」に設定されていますが、「スマートタイムONE」にはそういった優遇はありません。
なので、オール電化の方はよく検討したほうが無難かもしれません。
ただ、我が家はそもそもオール電化ではありません。
「関係ないな!」の一言で終了です。
このように、我が家の状況に当てはめてみたら、デメリットは見当たりませんでした。
では、実際に我が家の「電気代実績」を公開します。
実績:Looopでんきに切り替えた我が家の電気代
さて、皆さんが一番気になっている「実際いくらなの?」という生データだと思います。
まずは、比較の前提となる我が家の情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 家族構成 | 5人家族(みんな好き勝手に電気を使う) |
| エリア | 中部電力エリア |
| 以前の契約アンペア数 | 60A(アンペア) |
| オール電化 | いいえ(ガス併用) |
| 生活スタイルは? | 節電意識は低め。古い家電も現役。 |
| 太陽光発電 | なし |
子供たちが大きくなって、それぞれが自分の部屋でエアコンをつけ、スマホを充電し、夜更かしをする。
そんな「電気代が高くなる要素しかない」我が家の実績がこちらです。
| Looopでんき | ||
|---|---|---|
| 検針月 | 使用量 | 請求額 |
| 2022.04 | 915kWh | 28,300円 |
| 2022.05 | 611kWh | 19,221円 |
| 2022.06 | 530kWh | 16,758円 |
| 2022.07 | 969kWh | 33,643円 |
| 2022.08 | 1,190kWh | 42,375円 |
| 2022.09 | 1,037kWh | 38,378円 |
| 2022.10 | 803kWh | 36,102円 |
| 2022.11 | 595kWh | 28,053円 |
| 2022.12 | 782kWh | 36,393円 |
| 2023.01 | 1,338kWh | 65,467円 |
| 2023.02 | 973kWh | 33,805円 |
| 2023.03 | 610kWh | 17,503円 |
| 2023.04 | 634kWh | 15,257円 |
| 2023.05 | 556kWh | 12,237円 |
| 2023.06 | 547kWh | 11,288円 |
| 2023.07 | 939kWh | 22,363円 |
| 2023.08 | 1,163kWh | 28,688円 |
「電気代高騰時」を振り返る
2023年1月、「65,467円」という請求を見た瞬間、リアルに心臓が止まるかと思いました。
あまりの衝撃に、思わず当時のX(旧Twitter)で叫んでしまったのがこちら。
#電気代 が高すぎる😭😭😭
今月のカード支払い額を見てビックリです😱無駄遣いした覚えもないので「なにかの間違い?」と思って明細を確認すると、これまで見たことのない電気代が...なんと65,467円です😵💫前年同月は40,807円だったので約1.6倍😱
かなり厳しい😭#電気代高すぎる#光熱費#生活— 週末限定主夫@レバナス民 (@weekend_papa) February 2, 2023
当時はSNS上でも「電気代がヤバイ!」とか「#電気代高すぎる」というハッシュタグが溢れかえっていました。
その後、政府の補助金のおかげで、同じような使用量でも落ち着きました。
補助金のパワー、恐るべしです。
ただ、ありがたい政府の補助金ですが、いつまで続くかわかりません。
補助がなくなった時、またあの「6万円超え」の悪夢が再来するのかと思うと、夜も眠れません(あ、夜更かしするとまた電気代がかかるか...)。
なので、やっぱり「どこの電力会社が自分に合っているか」をしっかり見極めておくのが正解でしょう。
まとめ:わが家の最適解を探そう
「Looopでんき」は、私のような5人家族で、かつ「高い時間を避けて生活できる」家庭には、基本料金0円のメリットがかなり大きく響きます。
もし、今の電力会社にモヤモヤしているなら、一度シミュレーションをしてみることをおすすめします。
公式サイトなら、エリアと使用量を入れるだけで「大手電力会社と比べてどれくらい違うか」がパッと分かりますよ。
この記事が、電気代の請求書を見てため息をついている皆さんの、一助になれば幸いです。
ではまた。
