数年前、世の中でスープジャーブームが起こっていたとき、私は「自炊して持っていく」という発想すらなく、完全にブームに乗り遅れていました。
ところが、最近思うんです。
「株で含み益を出しても、自分の体が含み損(不健康)まみれだったら、出口戦略(老後)が真っ暗じゃないか!」と。
アラフィフの体は残酷なまでに正直です。
ちょっと不摂生すればすぐ不調。
せっかく禁煙したのに、会社の健康診断の数値はいつまでたっても正常値に戻らない。

「このままじゃ、老後に美味しくお酒を飲めなくなる...」
その恐怖に突き動かされ、いまさらながら会社ランチを「自炊スープ」に切り替えることに決めました。
ついに、スープジャーデビューです!
銭失いはしたくない!私がスープジャーに求めた「4条件」
「とりあえず安いのでいいや」という考えで選ぶと、数ヶ月後に「ゴミ」を生むことになる。
今回はしっかりと継続する覚悟だったので、まずは市場の動向を分析し、選定基準を固めました。
期待を裏切らない保温力(最重要!)
人が「熱い」と感じるのは60℃以上。
朝5:30に充填し、12:30のランチまで約7時間。
市場の傾向を見ると、保温効力(通常6時間表記)は50℃台から70℃超えまでピンキリ。
お昼に「ぬるっ...」と感じた瞬間、私の自炊モチベは終了します。
冬の寒い時期を考えると、ここは「60℃を大きく上回るスペック」が必須だと。
食洗機に丸投げ(継続性の鍵)
残業でボロボロの私に「手洗い」を強いるのは、もはや拷問。
最近は食洗機対応モデルが増えていますが、パッキンまで全パーツ対応しているかは別問題。
「全パーツ食洗機対応」は譲れない条件です。
満腹サイズ(市場の主流を分析)
スープジャーのみでランチを完結させたい。
市場では300mL〜500mLが主流ですが、満足度を考えれば「400〜500mL」の一択。
カバンの隙間に入るスリムさ
通勤カバンの中で存在感を出しすぎるのは困る。
「幅(奥行)10cm以下」が、カバンが膨らまないギリギリのラインです。
迷いに迷って、象印(SW-LA52)に決定!
この基準で絞り込んだ結果、候補は王道の「サーモス(THERMOS)」 vs 安心・やさしさの「象印(ZOJIRUSHI)」に。
| 項目 | サーモス JED-500 | 象印 SW-LA52 |
|---|---|---|
| 保温効力(6時間) | 63℃以上 | 71℃以上 |
| 洗いやすさ | 口径:約7.0cm 全パーツ食洗器対応 |
口径:約7.0cm 全パーツ食洗器対応 |
| 幅×奥行×高さ(約cm) | 10.0×10.0×13.5 | 9.5×9.5×14.5 |
| 重さ:本体重量(約kg) | 0.3 | 0.34 |
「6時間後で71℃...だと?」
この数字を見た瞬間、私の脳内ではほぼ決定。
サーモスも素晴らしいんですが、この圧倒的な「保温効果」を見せた象印に軍配。
幅が9.5cmと5ミリ細いのも、カバンの中で収まりが良く、食べるときに「しっかり握れる安心感」があると感じました。
高さはあるけど、カトラリーセット(スプーン:約18.5cm、ハシ:約19.5cm)の長いスプーンなら底まで届くし、問題なし!
というわけで、象印の「SW-LA52」を、ポーチ+スプーン・ハシがついた3点セットで購入した。

購入店は私調べで一番安かった「キッチンダイレクト 楽天市場店」さん。
「配送予定:2~5営業日」という文字を見て「あぁ、デビューは再来週くらいかな?」と思っていたんです。
ところが...発送早すぎ!
「えっ、もう来るの?」と、嬉しいはずなのにどこか追い詰められたような気分になりながら、慌ててニトリへ。
「メモリ付きミルクパン」と「冷凍保存用のフリーザーバッグ」を速攻で揃えてきました。
もう、言い訳はできない。
象印が、ニトリが、私の健康投資を本気でバックアップし始めてしまいました。
記念すべき初陣。ニトリの神パン!
デビューに選んだのは、象印の公式サイトにあった「シーフードのしょうがたっぷりスープ」。

「朝の限られた時間で作れるか?」という不安しかありませんでしたが、結果、充填までにかかった時間は13分。
意外といけました。
ここで大活躍したのが、ニトリで揃えた「メモリ付きミルクパン」です。
何が良いって、内側にしっかり「メモリ」がついていること。
500mLのスープジャーにピッタリ注ぎたい私にとって、計量カップを出す手間を省けるのは、お値段以上すぎる。
結局、冷蔵庫に残っていた椎茸も適当にぶち込んで、なかなかの出来栄えに。

洗い物もミルクパン一つ。
「お前、お値段の3倍くらい働いてるだろ」と、鍋を洗いながら心の中で労ってしまいました。
会社で7時間後、いよいよ実食。
蓋を開けて一口食べると...「アツッ!!!」
いや、本当に熱い。
入れる前に熱湯で予熱しておいたのが効きすぎたのか、食べ始めて30分経ってもまだアツアツ。
「嬉しい悲鳴」というか、普通に火傷しそうなレベルです。
象印の保温効力71℃の実力、伊完全に舐めてました。
伊達じゃないです、この数字。
飽き性な私を救うレシピ集
どんなに優秀な道具でも、中身がマンネリ化したら私の性格上3日で飽きます。
そこはもう、ネットの海に漂う偉大な先人たちのレシピを借りまくることにしました。
スープジャーブームはかなり前。
だからこそ、今さら参入した私にとってはレシピ本もYouTubeも選び放題、まさに「情報のバーゲンセール」状態です。
私が見つけたレシピの情報源、整理しておきますね。
料理研究家のガチ本とYouTube
最近よく見ているのは、スープジャーのレシピ本も出している奥薗壽子さんのYouTube。
あと、スープジャー専用じゃないけど、料理研究家リュウジさんのバズレシピも「これ、ジャーにぶち込めるな」という視点で見ると宝の山です。
「正解」を知っているメーカー公式レシピ
やっぱり製品を一番知り尽くしているメーカーさんは外せません。
- 象印(ZOJIRUSHI)公式サイト:デビュー戦の「シーフードのしょうがたっぷりスープ」はここのレシピで、製品に合わせた分量と加熱時間なので、失敗がなくて安心
- サーモス(THERMOS)公式サイト:本体は象印にしちゃったけど、ライバルのレシピも遠慮なく拝借
意外な盲点!食品企業さんのサイト
これが一番の収穫でした。
食品企業さんもレシピたくさん出しているのを発見!
- エバラ食品:「プチッと鍋」を使ったお手軽レシピ、調味料を量らなくて済むので、計量スプーンすら出したくない私のようなズボラにはピッタリです。
- ミツカン:鍋つゆを使ったレシピが豊富で、最近はγ値の異常が内臓脂肪のせいだと思い込んで、ここぞとばかりに「黒酢」を飲んでます。
- ニチレイフーズ:冷凍食品を活用したレシピがあり、下ごしらえすら不要って、もうこれ以上の手抜きはありません。
- ニッスイ:シーフードミックスの活かし方など、他ではあまり使っていない材料を活かしたレシピが新鮮。
これ以上レシピ本を買わなくても、Webの情報だけで当分レパートリーに困ることはなさそう。
毎週の晩酌ついでに常備菜を作る、その延長で「具材をカットして袋に入れる」ことさえ忘れなければ...たぶん、いや、きっと、続けられるはず。

次回の健康診断で、数値が「正常」に戻っていることを願って、おじさんのスープジャー生活、とりあえず三日坊主の壁は突破しました(笑)。
ではまた。

