検証ログ【SBIラップAI投資】低コストバランス投信に勝てるか?

SBIラップ 投資信託メモ
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AIが自動で運用してくれる、ちょっと未来的な投資商品って気になりませんか?

SBI証券の「SBIラップ」には、AIが相場を予測して投資配分を自動で調整してくれる「AI投資コース(AIラップ)」っていうのがあります。

AIが景気の動向を読み取り、リスクを抑えたり、リターンを狙ったりと、入れた金額の範囲内で賢く運用してくれるらしい。

そのうち「人間が手を出さなくても投資で稼げる未来、来ちゃうかも...?」という淡い期待と、「AIの投資って、実際どうなんだろう?」っていう疑いの目から興味が湧き、思い切ってこのAI投資コースに投資してみることにしました。

この記事では、AI投資コース(AIラップ)の概要と、似たタイプのバランス型投資信託に1年間投資してみた検証結果をまとめています。

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AI投資(AIラップ)って何?

AI投資コースは、SBI証券が提供する「あなたに代わっておまかせで資産運用します!」っていう「SBIラップ」サービスの中の一つ。

週末ぱぱの投資メモ【SBIラップ】-AIとプロに「まるっとお任せ」
お金を預けるだけで「プロ」や「AI」が代わりに投資をしてくれる「SBIラップ」という投資商品について、商品の概要や手数料、私が実際に投資したコースのことについてまとめています。

景気が悪くなりそうなら安定運用へ、良くなりそうなら積極的にリターンを狙う運用へと、AIが市場の動向分析して配分を自動で調整してくれるのが最大の特徴です。

SBIラップの投資構成比

このリバランスには、ノーベル賞を受賞した理論のアルゴリズムが使われているらしいですが、正直、方程式を見ても私にはさっぱり理解できませんでした。

でも、なんかすごい理論が裏にあるらしい、ってことで期待。

結果が出ないと痛い高コスト

AI投資コースは、投資一任手数料と信託報酬を合わせ、年間で合計約1%のコストがかかります。

※以降、最新の情報はSBI証券でご確認ください

SBIラップのコスト

同様のファンドラップ(ロボアドバイザー)と比べると割安な設定になっていますが、人気インデックスファンドの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬(0.0814%)などと比べると、約10倍も割高です。

割高ですが、AIが自動でリバランスしてくれる手間いらずなメリットに、この1%のコストをどう感じるか、って話です。

私は、「結果さえ出してくれれば、手間賃と思えば安いかな?」と納得しました。

何に投資をしているか

AI投資コースは、お金を入れるとAIが相場を予測し、以下の8つの資産クラスに分散投資します。

分類・地域 信託報酬 組入ETF
米国株式 0.1906% バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
先進国株式 0.2206% バンガード・FTSE・ディベロップド・マーケットETF(VEA)
新興国株式 0.2406% バンガード・FTSE・エマージング・マーケットETF(VWO)
米国債券 0.1906% バンガード・トータル・ボンド・マーケットETF(BND)
米国ハイイールド債券 0.6506% iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)
新興国債券 0.5506% iシェアーズ J.P. モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)
米国不動産(REIT) 0.2906% バンガード・リアル・エステートETF(VNQ)
ゴールド 0.5606% SPDR ゴールド・シェア(GLD)

上記から見ると、

  • 信託報酬が高めの資産:米国ハイイールド債券、新興国債券、ゴールド
  • 信託報酬が低めの資産:米国株式、米国債券

なんだか「米国経済が好調なときはコストが低め」で、逆に「米国経済が不調なときはコストが高くなる」傾向があるのかな?と感じます。

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AI投資 vs バランス投信比較

今回、AIの性能を試すために、AI投資コース(AIラップ)と似たような分散投資をしてくれる 「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」と比較して検証することにしました。

基本情報とコスト

まずは、基本情報とコストの比較です。※2025.02.10時点

AI投資(AIラップ) eMAXIS Slim
バランス
着眼点
管理費用 0.958% ※平均値 0.143% AIラップの費用がリターンで
コスト差を賄えるかが焦点
運用開始/
純資産額
2022.04.07
1,200億円超
2017.05.09
3223.43億円超
Slimバランスは歴史が長く、
規模が約2.7倍大きい
最低投資額 1万円~ 100円~ Slimバランスは小額の投資開始
において優位性がある
積立設定 月1回
1,000円単位
月・週・日
100円以上1円単位
Slimバランスは積立頻度と単位
の自由度が高い
ポイント還元 SBIラップマイレージ
1000万円未満 年率0.1%
1000万円以上 年率0.2%
投信マイレージ
年率0.05%
※SBI証券の場合
AIラップが高還元だが管理費用
の差を埋めるには不十分

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、管理費用の低さ(0.143%)により、長期運用におけるコスト効率で優位にある。

AI投資(AIラップ)は、このコスト差(約0.815%)を上回る動的なリバランスによる付加価値の提供が、投資判断の鍵となる。

投資対象とリバランス戦略

両ファンドは8つの資産クラスに分散投資するが、投資対象地域の構成、組み入れアセットクラス、およびリバランスの方法において、大きな違いがある。

分類 AI投資(AIラップ) eMAXIS Slimバランス 投資上の差異
株式 米国株式
先進国株式
新興国株式
国内株式
先進国株式
新興国株式
AIラップは米国中心だが、
Slimバランスは国内資産を含む
債券 米国債券
米国ハイイールド債券
新興国債券
国内債券
先進国債券
新興国債権
AIラップは米国債券重視で
高リスク債を含むが、
Slimバランスは国内/先進国重視
米国不動産
先進国不動産
国内不動産
AIラップは金をヘッジ資産として
組み込むが、Slimバランスは国内
不動産を含む

AI投資(AIラップ)の特徴

AIラップは、米国関連資産(米国株式、米国債券、米国不動産)に重点を置き、さらに、株式や債券との相関性の低い「金」を組み入れることでリスクヘッジを図っている。

最も重要な特徴としては、AIが毎月市場を予測して投資比率を動的に変更する(リバランス)ことで、投資比率は固定ではなくAIの相場観に基づいてリスクが調整される点です。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の特徴

一方、eMAXIS Slimバランスは「8資産均等」の名の通り、国内外の株式・債券・REITの8つの資産に常に12.5%ずつ固定比率で投資する、最もシンプルで機械的な分散投資。

国内資産(国内株式、国内債券、国内不動産)を含んでいるので、AIラップの米国中心の戦略とは大きく異なるリスク分散を図っている。

税制上の優位性

運用コストや構成に加え、税金徴収のタイミングも長期運用では成績に大きく影響を与えます。

AIラップとSlimバランスでは徴収のタイミングが異なり、AIラップは不利!

AI投資(AIラップ) eMAXIS Slimバランス 長期運用への影響
毎月のリバランス時に
都度、税徴収
税徴収は売却時まで
繰り延べ
Slimバランスは税金の繰り延べ効果に
より、長期で複利効果が最大化される

AI投資(AIラップ)は毎月のリバランスに伴う売却で利益が確定し、その都度、税金が都度徴収されるため、税引き後の金額でしか再投資ができず、複利効果が抑制されます。

一方、Slimバランスは売却するまで税金が引かれない「税金の繰り延べ」が効くため、税金を引かれずに全額が再投資に回り、長期運用においては複利効果が最大化されるという、圧倒的な税制上の優位性を持っている。

投資判断のポイント

けっきょくのところ、どっちを選ぶかの分かれ目は「構造的な安定感」を取るか、それとも「AIの付加価値」に賭けるか、って話だと思います。

低コスト、積立の柔軟性、そして何より税金の繰り延べができる「Slimバランスが持つ構造的な優位性」は、やっぱり魅力的です。

長期間持てば持つほど、複利効果が効いてくるから、こっちが有利なのは間違いない。

逆に、AIラップはあの高いコストと、毎月ちょこちょこ税金を取られて複利効果が削られる構造的なハンデを抱えているので、AIの予測能力がコストと税制上の不利を、ずーっと凌駕し続けることがポイントになる。

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AIラップの1年間の検証結果

「AI投資コース(AIラップ)」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」、どちらがより良い成績を残すのか?

実際に、最低投資金額10,000円で1年間の投資を行い、結果は以下の通りです。

成績の良し悪しがわかるように、成績が良い方を黄色でマーキングしています。

比較日 AI投資(AIラップ) eMAXIS Slim バランス
資産残高 資産損益 評価額 評価損益
2023/01/20 9,770円 -230円 9,823円 -177円
2023/02/07 10,126円 +126円 10,220円 +220円
2023/03/05 10,118円 +118円 10,169円 +169円
2023/04/06 10,038円 +38円 10,008円 +8円
2023/05/15 10,181円 +181円 10,334円 +334円
2023/06/18 10,784円 +784円 10,913円 +913円
2023/07/21 10,784円 +784円 11,001円 +1,001円
2023/08/14 10,909円 +909円 11,095円 +1,095円
2023/09/17 11,018円 +1,018円 11,232円 +1,232円
2023/10/28 10,862円 +862円 10,770円 +770円
2023/11/15 11,158円 +1,158円 11,145円 +1,145円
2023/12/10 10,888円 +888円 11,068円 +1,068円

単月の単位では、eMAXIS Slim バランスが12ヶ月中9回でAIラップを上回り、評価額ではSlimバランスが+1,068円という結果に。

ここまでの結果では「やっぱり低コストで税制が有利なSlimバランスの勝ちか...」と思いましたが、最後に立ちはだかったのが、あの「税金」です。

  • eMAXIS Slimバランス:売却時にまとめて税金(20.315%)がかかるため、約217円が引かれ、最終的な利益は約851円
  • AI投資(AIラップ):毎月のリバランス時に都度税金が引かれているため、売却時に追加の税金はナシ!最終利益はそのままの+888円

最後に利益に対して払う税金を考慮すると、AIラップ、まさかの逆転勝利です。

1年という短い期間だったとはいえ、AIの自動リバランスが高いコストと税制上の不利を乗り越えて、最終的な利益額で「勝つ!」という結果に。

結果から、AI投資を選ぶか?

最終的に、私は「AI投資コース(AIラップ)」を選ぶことにしました。

運用成績が勝ったこともありますが、それ以上に、AIのリバランスによる相場の先読みが今後の自分の投資の参考になると感じたからです。

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1年間のAIの判断傾向(まとめ)

AIラップは毎月7日前後に約定日が設定され、そのタイミングで資産配分の見直し(リバランス)が行われていることが確認できました。

期間 AIの主な配分変更(前月比) 市場環境(実績結果) AI成績
2023年01月 (初期配分)
新興国株式、ゴールド多め
米金融引き締め懸念後退、
中国ゼロコロナ政策終了
で好調
+3.13%
2023年02月 (大きな変更なし)
わずかに米国株式↑、
新興国株式↓
中国経済回復の期待はあったが、
米中関係悪化懸念の広まりと
新興国株式が軟調に推移
+0.41%
2023年03月 (大幅な配分変更)
米国株式(-13.2%)↓、
新興国株式(+12.2%)↑
へ大幅シフト
欧米の金融不安が広がるも、
当局の対応で警戒感が後退
米国株式を下げてゴールドと
米国債券が比較的多く
プラス寄与
+0.77%
2023年04月 (新興国株式をさらに増強)
新興国株式↑、米国債券↓、
米国株式↓
米地銀問題で金融不安継続
新興国株式がマイナスに転じ
米国株比率の少なさが響く
+0.03%
2023年05月 (新興国株式維持、米国債増)
米国債券(+11.8%)↑
米債務上限交渉の難航が影響
保有数の最も多い新興国株式
の軟調がマイナスに影響
+2.55%
2023年06月 (構成をほぼ維持)
新興国株式比率
約49%を維持
米金融引き締め長期化懸念
和らぎ、米国株式市場が堅調
米国株式比率の少なさが響く
+4.77%
2023年07月 (構成をほぼ維持)
新興国株約48%、
米国債約21%、
金約20%を維持
米国中心にインフレ鈍化観測
新興国株式が寄与したが、
米国債、金の下落が影響
+1.09%
2023年08月 (大幅な配分変更)
新興国株式(-10.6%)↓を
大幅減
米国債券(+10.3%)↑を
大幅増
米利上げ打ち止め期待で
米国ハイイールド債券が上昇
中国懸念で新興国株式が下落
米国債券と金がプラスに寄与
+0.97%
2023年09月 (大幅な配分変更)
新興国株式(-19.5%)↓を
さらに大幅減、米国債券
(+10.6%)↑を大幅増
欧米長期金利上昇で
リスク資産が下落
ゴールド、新興国株式比率
の高さがマイナスに
ー0.85%
2023年10月 (大幅な配分変更)
米国債券(-15.4%)↓へ
大幅減し、新興国株式
(+14.1%)↑を大幅増
欧米長期金利上昇で
リスク資産(金以外)下落
ゴールド比率を下げ
なかったことが唯一寄与
-0.51%
2023年11月 (大幅な配分変更)
新興国株式(+12.6%)↑、
米国株式(+4.3%)↑へ
増強し、米国債券↓、
ゴールド↓を減額
欧米長期金利大幅低下で
リスク資産が大きく上昇
米国株・先進国株式より
低リターンの新興国株
比率が高くリターンに響く
+3.45%
2023年12月 (大幅な配分変更)
米国債券(+13.3%)↑、
ゴールド(+6.5%)↑を増
その分、株式全般↓を減額
パフォーマンスの悪かった
新興国株式、金への比率が
多く、好調な米国株式を
下げたことがマイナスに
-0.52%

SBIラップを1年間シミュレーションしたときに残した資産構成比率の推移についての詳細は以下。

投資開始:新興国株式が多め

投資開始は2023年1月、注文翌日から数えて3営業日後となりました。

SBIラップをはじめてみた

投資開始時点の資産構成は、ラップ専用の各ファンドの評価額や比率が次のようになっています。

ファンド名(※ラップ専用) 評価額 比率
SBI・米国株式 1,682円 16.8%
SBI・先進国株式 590円 5.9%
SBI・新興国株式 3,147円 31.5%
SBI・米国債券 1,129円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 623円 6.2%
SBI・新興国債券 564円 5.6%
SBI・米国不動産 198円 2.0%
SBI・ゴールド 1,962円 19.6%
現金 103円 1.0%

SBIラップの注意事項によれば、「現金」は投資金額の一部を留保しているもので、投資一任業者への報酬を支払うために使われるそうです。

つまり、投資金額1万円でも1%程度(※約100円)が投資金額から差し引かれることになります。

主な資産の内訳は米国株式、新興国株式、ゴールドです。

2023年01月の実績結果

2023年1月は、米国の金融引き締め長期化懸念の後退や、中国のゼロコロナ政策終了による経済活動再開などが好材料となり、好調な相場でした。

8つの資産のうち「新興国株式」への投資が多かったことが、プラスに寄与した様です。

2023年01月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年月のAIラップのパフォーマンスは+3.13%となりました。

2ヶ月目:大きな配分変更無

今月からは、前月と比較した資産構成比率の推移を記載していきます。

2023年2月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 1,768円 17.5%↑ 1,682円 16.8%
SBI・先進国株式 602円 5.9% 590円 5.9%
SBI・新興国株式 3,162円 31.2%↓ 3,147円 31.5%
SBI・米国債券 1,143円 11.3% 1,129円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 632円 6.2% 623円 6.2%
SBI・新興国債券 574円 5.7%↑ 564円 5.6%
SBI・米国不動産 207円 2.0% 198円 2.0%
SBI・ゴールド 1,937円 19.1%↓ 1,962円 19.6%
現金 101円 1.0% 103円 1.0%

私の投資はこれまで米国へ偏った投資でしたが、最近、グローバル投資を増やしたいと考える様になり、本を2冊購入したので紹介したいと思います。

最初の本は「個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法」です。

この本では、資産形成をピラミッドで表現し、余裕資金に応じた投資について解説されています。

私が過去に失敗した投資(※オプション取引)についても触れられており、現在の自分が資産形成のピラミッドでどのステージに位置しているのか、紹介されている投資方法がどれだけあっているのかを確認できました。

もう一冊は「新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動」です。

この本は、新興国の経済成長、政治体制、軍事行動について分析されており、グローバル投資をする上での参考になる内容でした。

2023年02月の実績結果

2023年2月は、中国景気の回復や、インドの高成長が継続するとの期待感があったが、中国の偵察気球を巡る問題が米中関係悪化懸念が広まったことや、インド財閥アダニ・グループの不正会計等を巡る問題等が重なりました。

8つの資産のうち配分比率の多かった「新興国株式」軟調な推移となったことで、良い結果にはならなかったようです。

2023年02月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年2月のAIラップのパフォーマンスは+0.41%となりました。

3ヶ月目:新興国株式=増

2023年3月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 439円 4.3%↓ 1,768円 17.5%
SBI・先進国株式 262円 2.6%↓ 602円 5.9%
SBI・新興国株式 4,387円 43.4%↑ 3,162円 31.2%
SBI・米国債券 1,543円 15.3%↑ 1,143円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 268円 2.6%↓ 632円 6.2%
SBI・新興国債券 925円 9.1%↑ 574円 5.7%
SBI・米国不動産 192円 1.9%↓ 207円 2.0%
SBI・ゴールド 2,008円 19.8%↑ 1,937円 19.1%
現金 94円 0.9%↓ 101円 1.0%

特に注目すべきは、米国株式の比率が前月に比べて13.2%も減少し、一方で新興国株式の比率が12.2%も増加したことです。

主な資産の内訳は新興国株式とゴールドです。

2023年03月の実績結果

2023年3月は、欧米の金融不安への警戒感から軟調な推移が続きましたが、当局の対応などが好感され徐々に警戒感が後退しました。

8つの資産のうちパフォーマンスの良かった「ゴールド」や「米国債券」を比較的多く保有していたことや、米国株式の比率を下げたことがプラスに寄与しました。

2023年03月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年3月のAIラップのパフォーマンスは+0.77%となりました。

4ヶ月目:新興国株式=増

2023年4月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 198円 2.0%↓ 439円 4.3%
SBI・先進国株式 962円 9.6%↑ 262円 2.6%
SBI・新興国株式 4,852円 48.3%↑ 4,387円 43.4%
SBI・米国債券 927円 9.2%↓ 1,543円 15.3%
SBI・米国ハイイールド債券 197円 2.0%↓ 268円 2.6%
SBI・新興国債券 500円 5.0%↓ 925円 9.1%
SBI・米国不動産 185円 1.8%↓ 192円 1.9%
SBI・ゴールド 2,121円 21.1%↑ 2,008円 19.8%
現金 96円 1.0%↑ 94円 0.9%

また、今回は一点気づいたことがありました。

売買は10日前後に行われるのか?

4月15日にSBIラップの比率をたまたま見た際に気付いたことですが、資産構成比率が以下のように変更されていました。

ファンド名
(※ラップ専用)
月初 現在
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 201円 2.0% 198円 2.0%
SBI・先進国株式 246円 2.4%↓ 962円 9.6%
SBI・新興国株式 4,848円 47.9%↓ 4,852円 48.3%
SBI・米国債券 2,128円 21.0%↑ 927円 9.2%
SBI・米国ハイイールド債券 201円 2.0% 197円 2.0%
SBI・新興国債券 200円 2.0%↓ 500円 5.0%
SBI・米国不動産 202円 2.0%↑ 185円 1.8%
SBI・ゴールド 1,994円 19.7%↓ 2,121円 21.1%
現金 103円 1.0% 96円 1.0%

大きな変更点は米国債券の比率が大幅に増加したことです。

過去の運用履歴を確認してみると、毎月7日に約定日が設定され、そのタイミングで比率の見直しが行われているようです。

今後は、10日前後で運用成績と構成比率の推移をまとめることにしました。

2023年04月の実績結果

2023年4月は、米地銀での預金流出が火種となり金融不安が広がりました。

8つの資産のうち「米国株式」「先進国株」の保有比率が少なかったことでプラスを伸ばせず、良い結果になりませんでした。

また、保有比率の高かった新興国株式がマイナスになったことも、プラスを伸ばせなかった要因です。

2023年04月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年4月のAIラップのパフォーマンスは+0.03%となりました。

5ヶ月目:大きな配分変更無

2023年5月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 201円 2.0% 201円 2.0%
SBI・先進国株式 201円 2.0%↓ 246円 2.4%
SBI・新興国株式 4,888円 48.0%↑ 4,848円 47.9%
SBI・米国債券 2,161円 21.2%↑ 2,128円 21.0%
SBI・米国ハイイールド債券 203円 2.0% 201円 2.0%
SBI・新興国債券 202円 2.0% 200円 2.0%
SBI・米国不動産 200円 2.0% 202円 2.0%
SBI・ゴールド 2,020円 19.8%↑ 1,994円 19.7%
現金 105円 1.0% 103円 1.0%

主な資産の内訳は新興国株式、米国債券、ゴールドです。

2023年05月の実績結果

2023年5月は、米地銀破綻による金融不安は一服したが、米連邦政府の債務上限引き上げの議会交渉が難航して相場に影響を与えた様です。

8つの資産のうち、もっともよかった米国株式の比率が少なく、もっとも保有数の多い新興国株式のパフォーマンスが中国の株式市場が軟調であったことがマイナスに影響しました。

その結果、プラス幅を伸ばすことができませんでした。

2023年05月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年5月のAIラップのパフォーマンスは+2.55%となりました。

6ヶ月目:大きな配分変更無

2023年6月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 216円 2.0% 201円 2.0%
SBI・先進国株式 215円 2.0% 201円 2.0%
SBI・新興国株式 5,296円 49.1%↑ 4,888円 48.0%
SBI・米国債券 2,224円 20.6%↓ 2,161円 21.2%
SBI・米国ハイイールド債券 209円 1.9%↓ 203円 2.0%
SBI・新興国債券 212円 2.0% 202円 2.0%
SBI・米国不動産 213円 2.0% 200円 2.0%
SBI・ゴールド 2,094円 19.4%↓ 2,020円 19.8%
現金 105円 1.0% 105円 1.0%

主な資産の内訳は新興国株式、米国債券、ゴールドです。

2023年06月の実績結果

2023年6月は、米経済指標やFOMC(米連邦公開市場委員会)での決定事項等を踏まえ金融引き締め長期化と景気減速への懸念が和らぎ、米国株式市場が堅調に推移しました。

8つの資産のうち、新興国株式を比較的多く保有していたことがプラスに寄与しましたが、もっとも堅調に推移した米国株式の保有比率が少なかったことや、比較的多く保有していた「米国債券」や「ゴールド」のパフォーマンスが他に比べ悪かったことがプラス幅を縮小した様です。

2023年06月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年6月のAIラップのパフォーマンスは+4.77%となりました。

7ヶ月目:大きな配分変更無

書き忘れてしまいましたが、マンスリーレポートを確認したところ、前月とほぼ変わらない新興国株式約48%、米国債券約21%、金約20%の投資配分をし、市場全体への警戒感を持ちつつ、過度にリスクオフの姿勢はとらず、上昇局面に対応できる余地を残した様です。

2023年07月の実績結果

2023年7月は、米国を中心に各国でインフレの鈍化が観測され、米利上げの長期化懸念が後退したことから株式市場に安心感が広がり、堅調に推移した。

為替市場においては、日米の金利差の縮小を意識した円買いドル売りが進行。

8つの資産のうち、新興国株式をもっとも多く保有していたことがプラスに寄与したが、次に保有比率の多かった「米国債券」「金」の下落がマイナスに影響した。

2023年07月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年7月のAIラップのパフォーマンスは+1.09%となりました。

8ヶ月目:新興国株→米国債

2023年8月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前々月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 214円 2.0% 216円 2.0%
SBI・先進国株式 217円 2.0% 215円 2.0%
SBI・新興国株式 4,196円 38.5%↓ 5,296円 49.1%
SBI・米国債券 3,374円 30.9%↑ 2,224円 20.6%
SBI・米国ハイイールド債券 218円 2.0%↑ 209円 1.9%
SBI・新興国債券 217円 2.0% 212円 2.0%
SBI・米国不動産 213円 2.0% 213円 2.0%
SBI・ゴールド 2,147円 19.7%↑ 2,094円 19.4%
現金 113円 1.0% 105円 1.0%

リバランスの内容としては、警戒感をやや高めつつも過度にリスクオフの姿勢をとらず上昇局面にも対応できる余地を残し、前月と比べて新興国株式への投資比率を減らして、米国債券の投資比率を増やす配分とした様です。

2023年08月の実績結果

2023年8月は、米国の利上げが打ち止めとなる期待感が高まったことから米国ハイイールド債券が上昇し、一方で、中国経済に多くの懸念材料が報じられ新興国株式が下落した。

8つの資産のうち「新興国株式」への投資配分が大きかったことがマイナスに影響したが、米国債券と金への比率も比較的大きかったことがプラスに寄与し、マイナスを抑えられた。

2023年08月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年8月のAIラップのパフォーマンスは+0.97%となりました。

9ヶ月目:新興国株→米国債

2023年9月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 218円 2.0% 214円 2.0%
SBI・先進国株式 220円 2.0% 217円 2.0%
SBI・新興国株式 2,089円 19.0%↓ 4,196円 38.5%
SBI・米国債券 4,576円 41.5%↑ 3,374円 30.9%
SBI・米国ハイイールド債券 714円 6.5%↑ 218円 2.0%
SBI・新興国債券 713円 6.5%↑ 217円 2.0%
SBI・米国不動産 218円 2.0% 213円 2.0%
SBI・ゴールド 2,157円 19.6%↓ 2,147円 19.7%
現金 113円 1.0% 113円 1.0%

リバランスの内容としては、前月と比べて新興国株式への投資比率を大きく減らし、その分、米国債券の投資比率を大きく増やしました。

9月の投資配分は、市場全体の警戒感から株式の比率を下げ、債券への配分を増やして下落局面に備えた投資配分とした様です。

2023年09月の実績結果

2023年9月は、欧米の長期金利が大幅に上昇した影響で、株式や不動産等のリスク資産を中心に下落した。

8つの資産のうち「ゴールド」「新興国株式」への比率が高めだったことがマイナスに影響した。

2023年09月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年9月のAIラップのパフォーマンスは−0.85%となりました。

10ヶ月目:米国債→新興国株

2023年10月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 687円 6.3%↑ 218円 2.0%
SBI・先進国株式 209円 1.9%↓ 220円 2.0%
SBI・新興国株式 3,592円 33.1%↑ 2,089円 19.0%
SBI・米国債券 2,836円 26.1%↓ 4,576円 41.5%
SBI・米国ハイイールド債券 462円 4.3%↓ 714円 6.5%
SBI・新興国債券 463円 4.3%↓ 713円 6.5%
SBI・米国不動産 210円 1.9%↓ 218円 2.0%
SBI・ゴールド 2,295円 21.1%↑ 2,157円 19.6%
現金 108円 1.0% 113円 1.0%

リバランスの内容としては、前月と比べて新興国株式への投資比率を大きく増やし、その分、米国債券の投資比率を大きく下げました。

10月は再度、新興国株式への比率を大幅に増やしつつも、警戒感から金への比率は下げず維持した投資配分です。

2023年10月の実績結果

2023年10月は、欧米の長期金利が大幅に上昇した影響で、金以外の株式や不動産等のリスク資産が下落した。

組み入れ比率の上位は「新興国株式」「米国債券」「ゴールド」で、警戒感からゴールドへの投資比率を下げなかったことが唯一プラスに寄与した。

2023年10月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年10月のAIラップのパフォーマンスは−0.51%となりました。

11ヶ月目:新興国株式=増

2023年11月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 1,180円 10.6%↑ 687円 6.3%
SBI・先進国株式 221円 2.0%↑ 209円 1.9%
SBI・新興国株式 5,102円 45.7%↑ 3,592円 33.1%
SBI・米国債券 1,650円 14.8%↓ 2,836円 26.1%
SBI・米国ハイイールド債券 947円 8.5%↑ 462円 4.3%
SBI・新興国債券 285円 2.6%↓ 463円 4.3%
SBI・米国不動産 218円 2.0%↑ 210円 1.9%
SBI・ゴールド 1,443円 12.9%↓ 2,295円 21.1%
現金 112円 1.0% 108円 1.0%

リバランスの内容としては、前月と比べて新興国株式への投資比率を大きく増やし、その分、米国債券とゴールドへの投資比率を大きく下げました。

11月は新興国株式や米国株式といったリスク資産への比率を増やしつつも、警戒感から米国債券や金といった資産への比率もまだまだ高い投資配分です。

2023年11月の実績結果

2023年11月は、欧米の長期金利が大幅に低下したことを受け、株式や不動産を中心としたリスク資産が大きく上昇した。

8つの資産のうち大幅に上昇した米国株式、先進国株式より低いリターンだった新興国株式への比率が高かったことから上昇幅を伸ばせなかったが、パフォーマンスの悪かった「金」への投資比率を下げたことはプラスに寄与しました。

2023年11月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として2023年11月のAIラップのパフォーマンスは+3.45%となりました。

12ヶ月目:金・米国債=増

2023年12月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 281円 2.6%↓ 1,180円 10.6%
SBI・先進国株式 217円 2.0% 221円 2.0%
SBI・新興国株式 4,412円 40.5%↓ 5,102円 45.7%
SBI・米国債券 3,061円 28.1%↑ 1,650円 14.8%
SBI・米国ハイイールド債券 259円 2.4%↓ 947円 8.5%
SBI・新興国債券 221円 2.0%↓ 285円 2.6%
SBI・米国不動産 214円 2.0% 218円 2.0%
SBI・ゴールド 2,108円 19.4%↑ 1,443円 12.9%
現金 115円 1.1%↑ 112円 1.0%

前月より米国債券とゴールドの投資比率を大きく増やし、その分米国株式、新興国株式の比率を下げています。

2023年12月の実績結果

2023年12月は、8つの資産のうちパフォーマンスの悪かった「新興国株式」や「金」への投資比率が多かったことや、パフォーマンスの良かった「米国株式」への比率を下げたことがマイナスにだった。

2023年12月のSBIラップ対象ETFの動き

最後に、SBIラップの始め方を記載し、本記事は終わりとします。

SBIラップは、SBI証券の総合口座を開設済みであれば、簡単に申し込めます。

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手続きの流れは、

  1. コースの選択
  2. 個人情報第三者提供への同意
  3. 電子交付同意、サービス約款の確認
  4. SBIラップ契約締結前交付書面の確認

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契約完了通知は翌営業日に届くため、私は金曜の夜に申し込んで翌週火曜日に通過連絡が来ました。週末や祝日を避けて申し込めば、もっと早く通知が来ると思います。