私は最近、自分に合った投資商品を探しています。
これまでに、様々な商品に小額投資をしてきました。
その中でも、少し前に投資した「クラウドバンク」は楽天ポイントが貯まるという点が魅力的でしたが、投資したら放置するだけなので、あまり面白みのない投資だと感じました。

そこで、新たに「SBIラップ」という未来型投資に目を向けました。
SBIラップはAIが比率を自動で変更することで、効率的にリスク分散ができるという特徴があります。
私はまだ資産形成中ですが、この投資商品が自分に合うと感じたため、申し込みをして投資を始めることにしました。

この記事では、私がSBIラップを始めようと思った理由や魅力、そして実際に申し込みをして投資するまでのプロセスについて紹介します。また、SBIラップとはどんな投資なのか、その特徴や注意点などについてもご説明します。
SBIラップを検討している方、これから投資を始めたい方、参考になる情報であれば幸いです。
SBIラップとは?
SBIラップとは、投資一任業者と投資を一任する契約を締結してSBIラップ口座を開設し、SBI証券総合口座内の資金を使っておまかせで資産運用ができるのひとつです。
詳細は後ほど説明いたしますが、投資家は自分で資産運用商品を選ぶ必要がなく、投資対象の比率もAIが自動で変更してる革新的な資産運用商品です。
SBIラップの機能と特徴
SBIラップには、AIが景気変動を予測し、適切な投資対象を選択する「危機察知」「景気変動に合わせた投資」機能が備わっています。
これにより、危険を察知すれば低リスクの保守的な運用、景気が良くなると判断すれば高リスクの積極的な運用を行うように、投資対象ファンドの比率を自動で変更します。
ただし、AIが誤った予測を行う可能性があるため注意が必要です。
誤った予測がなされた場合、マイナスの拡大する危険性を秘めています。
しかしながら、私はAIが今後も進化し、人間の予測を超えていくと考えており、SBIラップの「危機察知」「景気変動に合わせた投資」情報は、他の投資にも活用できる可能性があると思っています。
そのため、私はSBIラップに興味を持ち、シミュレーションを行っています。
もしAIが相場の先読みを本当にある程度の精度で行えるようになれば、SBIラップの「危機察知」「景気変動に合わせた投資」情報は他の投資にも活用可能だと考えています。
SBIラップのコストについて
SBIラップは、投資を一任することで簡単に資産運用ができる商品ですが、一任手数料と実質的な信託報酬がかかります。
一任手数料は、SBIラップの運用を任せることに対する報酬で、年率0.660%(税込)がかかります。
また、実質的な信託報酬は、投資家から集めた資金を投資対象ファンドに分散投資し、各ファンドで定められた信託報酬と、投資対象ファンドを通じて投資するETFの経費率を合計したものです。
SBIラップの実質的な信託報酬は0.030%〜0.480%の範囲で投資対象ファンドの組み入れ状況によって増減しますが、平均値としては年率0.295%程度です。
一任手数料と実質的な信託報酬を合計すると、0.995%となります。
人気インデックスファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬が0.0968%であることを考えると、SBIラップの費用は高く感じるかもしれません。
しかし、他のファンドラップの費用は平均1.2〜1.5%程度なのに対し、SBIラップは平均すると1%を切るため、比較的割安と言えます。
※最大で計算しても信託報酬は1.14%程度です。
SBIラップの利回りについて
投資において重要なのは、資産を増やせるかどうかです。
現時点、まだ私の投資実績を紹介することはできませんが、SBIラップの過去10年間(※2012/1/4から2021/12/30)のバックテスト結果はSBI証券のサイトで公開されています。
バックテストによると、SBIラップは155%のリターンを生み出し、一般的なロボアドバイザーと比較すると80%の差があったと報告されています。
ただし、どのロボアドバイザーを比較した結果かは明記されていません。
有名なW社かな?
過去のバックテスト結果に基づく投資は、将来のリターンを保証するものではありませんが、SBIラップはAIによる投資手法により、効率的な運用が期待できます。
SBIラップの投資先
SBIラップの投資対象ファンドは、8つの分類・地域に分けられます。
それぞれに実質的な信託報酬(年率)が設定されています。
分類・地域 | ファンド名 | 実質的な信託報酬(年率) |
---|---|---|
米国株式 | (ラップ専用)SBI・米国株式 | 0.1906% |
先進国株式 | (ラップ専用)SBI・先進国株式 | 0.2106% |
新興国株式 | (ラップ専用)SBI・新興国株式 | 0.2606% |
米国債券 | (ラップ専用)SBI・米国債券 | 0.1956% |
米国ハイイールド債券 | (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 | 0.6406% |
新興国債券 | (ラップ専用)SBI・新興国債券 | 0.5506% |
米国不動産 | (ラップ専用)SBI・米国不動産 | 0.2806% |
金 | (ラップ専用)SBI・ゴールド | 0.5606% |
SBIラップの投資対象ファンドの中には、私が現在投資をしていない「債券」「不動産」「金」なども含まれています。
その点についても私は魅力を感じ、投資を行うことに決めました。
また、これまでバランス型の投資は中途半端という思いが強くて投資をしませんでしたが、SBIラップは毎月リバランスを自動で行なって投資比率を変化させるため、リスク的にもリターン的にも魅力を感じます。
投資するメリット・デメリット
SBIラップのメリット・デメリットを簡単にまとめると、メリットには手軽に投資を行える点やリスク分散ができる点、信託報酬が比較的低いためコストが抑えられる点、多様な資産クラスに投資できるなどがあります。
一方、デメリットは、自分で投資先を選べないため自分に合った投資戦略を行えない可能性がある点や、一任手数料がかかるため負担がある点が挙げられます。
また、SBIラップの投資には元本保証がないなどの一般的なデメリットがあることも注意が必要です。
SBIラップをやってみた!
何事も体験してみないとわからないと思い、早速「申し込み」を行い、1万円から投資を始めることにしました。
SBIラップの口座開設方法
総合口座を持っている人は数分で申し込みが完了しますが、まだ総合口座を開設していない人は、先に総合口座を開設する必要があります。
では、SBI証券の総合口座開設を前提として、SBIラップの申し込み・契約手続きについて簡単に説明します。
申込は、以下の各種規約を確認して同意するだけです、
- 個人情報第三者提供への同意
- 電子交付同意
- サービス約款
- SBIラップ契約締結前交付書面
画面の詳細については、以下のサイトを参考にしてください。
サービス概要|SBIラップ|SBI証券 (sbisec.co.jp)
SBIラップの審査には数日かかります。
私は金曜日の夜遅くに申し込みをしたため、翌週火曜日に審査の通過メールが届きました。
週末や祝日に申し込みをしなければ、もう少し早く通過連絡がくると思います。
最後に
私ははじめての投資は必ず最低投資金額からにしています。
そのため、今回のSBIラップも「1万円」で投資を開始しました。
今後、SBIラップは毎月、マーケットデータをAIで分析してパフォーマンスの最大化を目指し、8つのグローバル資産への投資配分を自動で変更する商品なので、どんなリバランスをかけるのか見ながら楽しく投資をしたいと思います。
また、AIのリバランスがある程度の精度で行われることがわかれば「危険察知」「景気循環の予測」「金融市場の予測」などができそうなので、他の投資の参考にしようとも考えています。
投資開始は購入翌日から3営業日後になりました。
今後は以下の記事で紹介していく予定です。

ではまた。