世の中には、ゴリマッチョ・細マッチョ・ガリマッチョ・ソフトマッチョなど、さまざまな種類のマッチョがある。
その中で好きなマッチョは?
と聞けば、男性も女性も圧倒的に多い答えが「細マッチョ」です。
今回は、私も理想としている細マッチョについて「ゴリマッチョとの違いは?」「体脂肪率はどれくらい?」など、まとめてみました。
ゴリマッチョと細マッチョの違い
まずは、マッチョの境目としてよく出る「ゴリマッチョ」と「細マッチョ」の違いから書いていきます。
ゴリマッチョと細マッチョの違い、ざっくりといえば筋肉量と見た目のバランスの違いです。
と、言葉で言ってもイメージがつきにくいと思いますので、具体的な例で説明したいと思います。
ゴリマッチョ=ボディビル選手
私がゴリマッチョとして思い浮かべるのが「ボディービルダー」。
ゴリマッチョは、服の上から見てもわかるほど筋肉量が多く、ゴリラのように体が大きいのが特徴です。
芸能人でいえば、格闘家の角田さん、アーノルド・シュワルツェネッガーさんのような体型です。
私の通うスポーツジムでは、あまり見かけないタイプです。
細マッチョ=フィジーク選手
一方、細マッチョとして思い浮かべるのが「フィジーカー」。
フィジカーとは、フィジーク競技に参加する人のことを言い、ボディービルと同様に鍛えられた肉体を競います。ただ「ボディービル」と「フィジーク」には大きな違いがあります。
その違いとは、圧倒的な筋肉量で競う「ボディービル」に対し、フィジークは見た目の美しさで競う点です。筋肉量より見た目のバランスで競うフィジークでは、筋肉をつけすぎてしまうと減点の対象にもなります。
私の通うスポーツジムでも、数人います。
世間一般の「細マッチョ」とは
では、競技種目の細マッチョと、一般人の求める細マッチョでは、少し違いがあると思いますので、もう少し理想の体型「細マッチョ」を補足していきたいと思います。
ガリマッチョは細マッチョと違う
まずは、よく世間で「細マッチョ」と表現されているが、実際には「細マッチョではない!」と思うマッチョについて。
それが、ジャニーズ体型です。
すべてのジャニーズの方を否定しているわけではありませんが、ジャニーズで細マッチョと言われている方の体型は、体脂肪率を落とすことによって筋肉を浮かび上がらせただけの「ガリマッチョ」が多い。
そもそも、マッチョという言葉には「強靱さ、逞しさ」という男らしい肉体!という意味がある。そのため、厚みのある筋肉で覆った肉体ではない体に「マッチョ」という言葉を使うのには違和感がある。
細マッチョのBMIと体脂肪率
では、細マッチョとは、どんな体型なのか?
細マッチョを判定するには、2つの数値を用いてある程度判定することが出来ると思います。
①BMI(ボディマス指数)は、痩せすぎをチェック
一つ目が、肥満度を表す指標として国際的にも用いられているBMI(ボディマス指数)。
BMIは、体重と身長から算出できる肥満度を表す体格指数です。
この指数で判断できるのは、ガリマッチョ?細マッチョの判定です。
BMIが低体重と判定された場合、細マッチョではなくガリマッチョでしょう。
計算式=体重(kg) ÷ 身長(m)2
私の身長178cmと体重75kgで計算してみます。
BMI = 75kg / (1.78m × 1.78m) = 24.62
BMI(kg/m2) | 判定 |
---|---|
BMI < 18.5 | 低体重 |
18.5 ≤ BMI < 25.0 | 普通体重 |
25.0 ≤ BMI | 肥満 |
私の場合、BMIの計算結果としてはギリギリ普通体重の判定です。
あと少しで肥満と判断される数値ですが、BMIは、あくまで身長と体重だけで計算しているので、同じ身長・体重であれば、筋肉量の多い人も脂肪の多い人も同じ結果となります。そのため、筋肉量が多く体重が重い人は、求まる計算結果が大きくなり、隠れ肥満のような判定をされることがあります。
ただ私の場合、腹筋も薄っすら割れているので肥満ではない!
②体脂肪率でマッチョを判断
そこで、マッチョの判定材料として使うのが体脂肪率です。
体脂肪率とは、体内に含まれる脂肪の割合で、BMIが普通以上 かつ 体脂肪率が低い数値ならマッチョと言えます。
世間一般で、もっとも好まれる見た目(体型)の体脂肪率は10%前後の様です。
体脂肪率10%前後の見た目は、適度に引き締まって肌にツヤがあり、ファッション雑誌に載っているモデルのような体型をイメージしてもらうと分かりやすいです。
そんな体脂肪率。
普通の人なら家の体重計で問題なく測れると思いますが、トレーニングにより筋肉量の多い方は、特別な機能を持つ体重計を使用しないと「体脂肪率」が正確に測れない可能性もあります。
体重計で有名なタニタ(TANITA)のサイトに、筋肉量が多い人の体重計について書かれています。
アスリートモード
一般成人とアスリートでは身体組成の違いから測定されるインピーダンス(電気抵抗)が異るため、一般成人とは別の専用の測定モードを使用して測定を行ってください。
対象の方)
- 1週間に12時間以上のトレーニングを行っている方
- 体育会やスポーツ実業団に所属し、競技会等を目指している方
- プロスポーツ選手
- ボディービルダーのように、筋肉量が多くなるようなトレーニングを行っている方
筋肉量の多い方は、アスリートモードのある体重計で測りましょう▼
最後に
健康的なボディを維持することは、若さの秘訣だと思います。
GACKTさん、西川貴教さん...鍛えている人は皆さん、年齢より若く見えます。
体脂肪率10%の「細マッチョ」を目指して頑張りたいと思います。
ではまた。