銀行口座と証券口座の連携、皆さんはどう考えていますか?
私は正直、銀行口座と証券口座の連携にはメリットを感じている人です。
その理由は、たとえば私が使っている証券口座の一つ「楽天証券」ですが、楽天銀行とマネーブリッジで連携すると楽天ポイント倍率がアップしたり、ATM無料利用回数がアップしたりと、様々な恩恵を受けることができています。
しかし、私の別の証券口座であるSBI証券では、これまでの投資が少額であったため、銀行口座との連携を行っていませんでした。
最近、2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)に向けて、楽天証券とSBI証券の銘柄を整理し、SBI証券での投資額が増加しています。

そのため、証券口座と銀行口座の連携を行うことを決めました。
ただ、この決断により新たな悩みが生じました。
SBI証券と連携できるSBIグループの銀行が2つあり、どちらの銀行と連携すべきか私自身、かなり迷いました。

この記事では、SBI証券と連携できるSBIグループの銀行である「住信SBIネット銀行」と「SBI新生銀行」のどちらと連携したのかを紹介します。
SBI証券を利用し、銀行口座との連携を検討している方、参考になればと思います。
SBI証券と連携する銀行口座比較
SBI証券との連携を検討する際、SBIグループの銀行として「住信SBIネット銀行」と「SBI新生銀行」の2つが選択肢としてあります。
それぞれの銀行は、上位ランクを目指すことで、様々な特典を受けられる特別なプログラムがあり、住信SBIネット銀行は「ダイヤモンド」、SBI新生銀行は「ランク4」の最高ランクに到達したときの特典は魅力的です。
それぞれのプログラムを、SBI新生銀行では「ステップアッププログラム」といい、一方、住信SBIネット銀行は「スマートプログラム」といいます。
では、以下にSBI新生銀行と住信SBIネット銀行の主要なポイントを比較してみます。
特典 | SBI新生銀行 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|
振込手数料(他行) | ステージにより 月1回~月50回無料 | ランクにより 月1回~月20回無料 |
ATM利用手数料 | 無料 ※2024年4月1日からは スタンダードステージの人のみ 月5回まで無料に変更される | ランクにより 月2回~月20回無料 |
円普通預金(金利) | ダイヤモンドステージで 0.10% | 0.001% ※SBIハイブリッド預金で0.01% |
為替手数料 | ダイヤモンドステージで7銭 | 6銭 |
ポイント・キャッシュ プレゼントプログラム | あり ※2023年10月2日から ポイント→現金に変更 | あり |
詳細はこちら→ |
最高ランクに到達しなくても良いかもしれませんが、最高ランクになれば、魅力的な特典がありますので、それぞれの銀行で最高ランクに到達するためにはどれくらい大変なのかも比較してみます。
最高ランクの獲得のしやすさ
SBI新生銀行の「ステップアッププログラム=ダイヤモンドステージ」と、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム=ランク4」を獲得する条件を比較してみました。
対象条件 | SBI新生銀行 ダイヤモンドステージ | 住信SBIネット銀行 ランク4 |
---|---|---|
SBI証券との連携 | SBI新生コネクト設定のみ | – |
投資商品の残高 | 所定の投資商品の年間判定残高 2,000万円以上 | 外貨預金と仕組預金の 月末残高合計が、500万円以上 |
取引金額 | 対象商品のお取引金額 1,000万円以上 | 外貨預金+仕組預金残高合計が 300万円以上かつ 住宅ローンまたは資産形成ローンの 利用あり |
詳細はこちら→ |
これらの条件を考えると、SBI新生銀行の方が最高ランクに到達しやすいと感じます。
私がSBI証券と連携した銀行口座
では、最終的に私がSBI証券と連携した銀行口座についても書きます。
現在、私は住信SBIネット銀行をアプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を結びつける「スマート認証NEO」を活用しています。
これにより、月に5回までの無料ATM利用と振込手数料が利用でき、とても便利です。
しかし、SBI証券との連携を考えるにあたり、SBI新生銀行の魅力に惹かれました。
なぜなら、その特典が非常に魅力的だからです。
具体的には、振込手数料やATM利用手数料、普通預金の金利、為替手数料、ポイント・キャッシュプレゼントプログラムなど、多くの点で総合的に考えてSBI新生銀行の魅力が上回っていたことです。
では最後に、SBI新生銀行の口座開設から、カード受け取り、暗証番号の通知までのステップについても紹介します。
口座申し込み~カード受け取り
SBI新生銀行の口座開設の申し込みは、以下の記事のを書いた前日、つまり9月15日に行いました。

申し込みから4日後、つまり9月19日に口座開設が完了したことを知らせるお知らせメールと、メールアドレス登録に関する通知が届きました。
しかし、この時点ではまだキャッシュカードが手元に届いていないため、待ちです。
そして、口座開設完了メールが届いた後、さらに4日後の9月23日にキャッシュカードが手元に届き、翌日が日曜日だったので、キャッシュカードが届いた2日後、つまり9月25日に暗証番号通知書も届きました。
申し込みをしてからピッタリ10日で利用可能となりました。
初期設定~キャンペーン申し込み
暗証番号通知書が届いた当日は有給取得をしていたので、さっそく入金とSBI証券との連携を実施しました。
届いてからの流れについても話したいと思います。
まず最初に行ったことは、事前に郵送されてきた封書の手順を参考に、インターネットバンキング「パワーダイレクト」の初期設定をしました。
完了したら、続けて「スマホ認証サービスの登録」を行いました。
スマホ認証端末の登録にはアプリをダウンロードする必要があり、VIP Accessのアプリをダウンロードしたら画面の指示に従ってすすみます。
これで、使える状態になりました。
そして続いて、忘れないように「キャンペーン」についても申し込みを行いました。

ウェルカムプログラムは、エントリーをして入金すると最大3,000円がプレゼントされます。
もちろん、エントリーを済ませたら、さっそくコンビニで余っていたお金で入金をしました。
SBI新生銀行とSBI証券の連携
そして、入金完了後は、SBI新生銀行を口座開設した目的のSBI証券との連携「SBI新生コネクト」の設定です。

SBI新生コネクトの設定は、SBI新生銀行のサイトにログインして行います。
SBI新生銀行のサイト内の「SBI新生コネクトに申し込む」を選択すると、SBI証券の口座へのログインにすすみます。
画面に「SBI新生銀行 各種サービス お申し込み」が表示されるため、口座振替の契約にすすみ、規約の確認などを行いながら画面の指示に従ってすすみます。
完了すると続いて「SBI新生コネクト」の申し込みになります。
規約/提供情報の確認など、画面の指示に従ってすすむと完了です。
使った感想などは、また別の機会で書きたいと思います。
ではまた。