私の勤めていたブラック企業はファミリー感たっぷりな会社。ブラック企業をヤメてわかったブラックな制度とは?

2020年6月13日

ブラック企業をヤメて十数年。

私が働いていたブラック企業に就職をしたのは、バブルの弾けた頃だ。

ブラック企業 特徴 社長

そんな私の勤めていたブラック企業というのは、よくありがちな業種。

システム開発の会社です。

  • プログラマ(Programmer)
  • システムエンジニア(SE)

と呼ばれる、人達がたくさんいる会社です。

 

そんなブラック企業で、数年働きその間に結婚も...。

そんな私の実体験もまじえて「ブラック企業」のことについて書いてみたいと思う。

 

私の体験談がブラック企業で苦しむ人に届き、マインドコントロールから抜け出して人間らしい生活がおくれることを願って!

 

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ブラック企業あるあるは、社内のファミリー感たっぷりの雰囲気でマインドコントロール状態!

よく言われるブラック企業あるあるとは、

  • 私生活が崩壊するような長時間労働
  • 将来設計が立たない賃金での労働

こんな感じで、従業員に対して劣悪な環境での労働を強いる企業のことを言うことが多い。

しかし、

私の勤めていたブラック企業は少し違う。

ブラック企業 特徴 社長

上記に書いた、

賃金・長時間労働については当てはまるのですが、不満を言う人間がいない!

私の働いていたブラック企業は、ファミリー感たっぷりといえば聞こえは良いいが、皆が同じ地獄の中で運命共同体のような働き方をしていた。

 

もちろん、社長も超近い存在!

だってファミリー感たっぷりだから...。

昼休みは、会議室に自然にみんなが集まって昼食とかね。

↑決してホワイト企業じゃないよ!マインドコントロール中なだけ...。

 

ブラック企業あるある①「私生活が崩壊するような長時間労働」

ビルの明かりが深夜まで点灯しているのは当たり前!

ひどい時には、

家に帰れるのが2~3日に一度の時も...。

 

今では笑い話になっていますが、当時を振り返ると馬鹿だな~と思いますね。

体はギリギリ精神で持ちこたえていましたが、家庭は崩壊寸前!

 

ちなみにその頃の最大の地獄の日々を書いてみると、

月の残業時間が計250時間!

 

月の労働時間ではなく

残業時間が250時間ですから...。

 

ま、実際に経験しないと想像もつかないと思いますのでチョット書いてみると、

  • 定時間内の労働時間が160時間
  • 残業時間が250時間

トータルすると月の労働時間は410時間になる計算です。

これを

休み無く働いたとすると、

410時間 ÷ 30日 = 13~14時間/日

なんと、一日の2/3近く働くことになる計算。休み無く...。

 

30日で割ったのは、

家に帰れるのが2日~3日に一度だったからこの計算。

※ただし、着替え・風呂・少しの睡眠のため。

おかげで、

  • 土日休みが無いので曜日感覚も無い!
  • 睡眠不足により事故で愛車を一発廃車!
  • 限界で椅子から転げ落ちる!
  • 風呂に入れず水虫に!
  • 歯の詰め物がとれても医者に行けず神経抜く

まだまだ数えきれないほどいろいろあるが、これくらいに...。

 

ブラック企業あるある②「将来設計が立たない賃金での労働」

さっき書いたレベルで残業すれば、月の給料もボーナス並みでウハウハって思いますよね。

イヤイヤそこが

ブラック企業!

 

当時勤めていたブラック企業では、日報はあってもみんな残業入力しない!

社員も会社(経営)も苦しいから残業を入力しないのがあたり前!みたいな風潮。

↑今考えると命削ってアホらし...って思う

 

でもこれが、

ファミリー感たっぷりのブラック企業の姿!

こんな状況でもみんな文句も言わず働き続けます。

1人だけ家帰るとかはほとんどなく、みんなが帰れるときに帰るみたいな感じです。

 

普通で考えると、

退職者・出社拒否者がかなり多くなると思いますが、そこがファミリー感たっぷりのブラック企業。

やれ!!

なんて言葉は出てきません。

みんなで頑張ろう!

とか

みんなで助け合おう!

みたいな感じ?で、残業代も出ないのに黙々と仕事をするんです。

↑マインドコントロール状態!

 

地獄の様な日々から数年後に新制度導入。ファミリー感でブラック制度にも文句ひとつナシ!

先に話した、残業250時間のような日々はあって数年に1度。

通常は、月40~60時間が普通だった。

でも、

その残業代も満額請求する雰囲気なんてなく、皆がほとんど申請しない。

↑この頃はチョットだけ景気が上向き少し残業申請する様に...。

※でも数時間~十数時間分...。

 

そんな所に、新制度導入の話が会社側より。

みなし残業制度です。

みなし残業制度という言葉をあまりご存じでない方もいると思いますので少しご説明。

「みなし残業」とは、

正式には「みなし労働時間制」といいます。あらかじめ月給の中に、一定時間分の残業代が含まれている賃金体系を指します。例えば月給額に月20時間分の残業代が含まれている場合は、月の残業時間が20時間以内の場合は残業手当はつきません。20時間を超えた場合に、21時間であれば1時間分、30時間であれば10時間分の残業手当がつきます。

「みなし労働時間制」は、企業側にとっては、残業代の算出をしなくて済むメリットがあります。また、労働者側から見れば、残業時間が少なかったとしても毎月一定の残業手当(みなし残業代)が受け取れるのはメリットだと言えます。

厚生労働省の調査では、平成25年1月1日現在、みなし労働時間制を採用している企業割合は全体の10.8%となっています。企業規模別に見れば、従業員数が1000名以上の規模が大きい企業で採用されていることが多いです。産業別に見ると「情報通信業」「学術研究、専門・技術サービス業」で多く取り入れられています。

(引用:エンジャパンの転職大辞典)

しかし、

このみなし残業制度は正しく使えばイイ制度なのにブラック企業は悪用!

 

ブラック企業からあった説明↓

  • 固定で20時間を毎月残業代として給料に上乗せ
  • 残業は20時間を下回っても支払う
  • 残業は20時間を上回っても支払わない

こんな説明だったと思います。

残業代が毎月20時間を満たなくても残業代支払うよ!

みたいな甘い言葉で説明がありました。

 

というか、

毎月20時間で残業がすんだ月なんて無いし...。

 

もう気づいている人もいると思いますが、”残業は20時間を上回っても支払わない”って箇所。

制度誤理解?確信犯?

本来、

一定時間分を超えた時間分は支払う必要があるというのが正しい制度の内容。

 

しかし、

そこがブラック企業!

当時、社員で「みなし残業制度」の内容を理解している社員は一人もおらず、サービス残業が増える制度導入となりました。

もちろん、

ファミリー感たっぷりに”社員のための制度!”って言葉を前面に出してみんな納得!

 

ある女性社員の結婚退職がキッカケとなり、仲のイイ社員1/3のマインドコントロールが覚め転職ラッシュ!

みなし残業制度が導入された数年後、ある一人の女性社員の結婚で事態は急変!

 

その女性の送別会を仲のイイ社員で集まってしていた時の話。

酒の力なのか...女性社員がある一言を!

”この会社の人とは結婚できないかな?”

だって、

家に帰ってこないし、給料安くて生活出来ないし...。

 

あらためて、

言葉を聞くまで考えたこともないこと!

その場は笑ってお開きになったが...そこから数ヶ月後にコレが発端となりみんなが将来を考えはじめ一気に1/3の社員が数ヶ月置きに退職しはじめた。

 

実際、私も結婚していたので同じく考えはじめた。

そして私も、少し遅れて転職することとなりました。

 

今でも、

同じ時期にやめた先輩とは繋がりがあり当時を懐かしく話すこともあります。

実際転職によりホワイト企業に勤めれているか?と言われると分かりませんが、少なくとも限りなくホワイト企業に近い会社に転職は出来ていると思います。

私は転職して既に10年以上も経つにも関わらず、まだブラック企業にいた頃の癖が抜けきれていません。

  • 定時過ぎても帰りヅライ
  • 有給休暇申請を出しヅライ
  • 残業を全て申請出来ない

 

一度はブラック企業を経験するのもイイと思う。

しかし、

長居はしない方が良い!

ブラック企業で地獄を見た人は、どんな仕事でも出来ると思いますので転職をおすすめします。

 

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まとめ

ブラック企業に10年弱と長居をしてしまいましたが、今は転職し比べれないくらいに充実した生活が送れています。

転職後の会社は、

社員同士の関係に一定の距離間がありクールな関係です。

 

転職した頃はこのクールな関係にすごく違和感を感じていました。

しかし、

今はブラック企業の頃の「運命共同体」の様な関係がないクールな関係にも慣れました。

 

今の時代、

私が書いてきた様なブラック企業も少なくなったと思います。

もし、

自分がブラック企業に勤めているのでは?と思われるのであれば、転職を考えて見てはいかがですか。