新NISA制度がはじまり、テレビやSNSでその言葉を見ない日はありません。
NISAは、株式や投資信託などの資産形成が税制優遇される長期の資産運用に適している制度で、これまで投資にあまり興味の無かった同僚からも、NISAという言葉が出るほどです。
その中でよく聞かれるのが「楽天証券で口座を開設するのがいいか、SBI証券で口座を開設したほうがいいのか」ということです。
私は両方の口座を開設しており、それぞれの証券会社には良い点も悪い点もあるため、どちらがいいとは一概には言い切れません。
そのため、良い点と悪い点の両方を伝えることにしています。
その結果、話をした人はだいたい半々の割合で、それぞれの口座を選びます。
そこで、今回はよく聞かれる「楽天証券とSBI証券のどっちがいい?」という内容で記事にしました。
この記事では、ネット証券ナンバーワンとナンバーツーの「SBI証券」「楽天証券」の良い点と不満に思う点を、実際に使って感じた感想を交えて紹介します。
これからネット証券で口座開設して新NISA投資を始めようと考えている方、参考になれば幸いです。
楽天証券とSBI証券の口コミ
口座開設をしようと考えている方は、本ブログ記事にたどり着くまでに「楽天証券とSBI証券のどっちがいい?」と調べてきた方も多いと思います。
基本的にネット証券№1と№2のSBI証券と楽天証券なので、手数料などの大きな差はありません。
そのため、本記事では楽天証券とSBI証券の内容比較は省略します。
そこで、この記事では、口コミの内容と私が使った感想をメインにお話したいと思います。
まず、私の感想を書く前に、ネットでよく書かれている口コミをまとめます。
良い口コミも悪い口コミも、どんな証券会社でも必ず一つはあります。
ですので、あくまで選ぶときの参考程度にするのが良いと考えています。
楽天証券 | SBI証券 | |
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良い口コミ |
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悪い口コミ |
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ざっくりですが、楽天証券に向いている人は、楽天のサービスをよく利用する人や、ネットショッピングが好きな人、アプリ使ってスムーズに取引をしたい人だと思います。
また、SBI証券に向いている人は、IPOで利益を得たい人や、さまざまな外国株に投資したい人、銘柄の取り扱いがなくて投資ができないなどの状況が嫌な人だと思います。
では、実際に私が使って感じたそれぞれの証券会社の感想を紹介します。
楽天証券とSBI証券の感想
私は「楽天証券」と「SBI証券」の両方で口座を開設し、投資する商品により使い分けています。
では、まずは、楽天証券の感想からです。
楽天証券の感想
楽天証券はSBI証券と比べ、画面のわかりやすさ、保有銘柄の管理のしやすさ、各画面に使い方ヘルプが多いなど、全体的に初心者に優しいと感じます。
私は米国株式、日本株式、投資信託への投資がメインなので、すべての保有資産が一覧で一度に確認できる楽天証券は、米国株式、日本株式をバラバラの画面で確認しなければならないSBI証券より使い勝手がいいと感じています。
楽天証券は、Webでの取引画面も、アプリ(iSPEED)での取引画面も、使いやすいく保有資産を管理しやすい点が一番の満足ポイントです。
そして、楽天証券で私がもう一つ魅力を感じている点は、証券口座を開設するだけで無料で見ることができる電子書籍や、さらに、NISAもしくはiDeCoを持っている人が無料で見られる雑誌です。
今月は、四季報が無料で読める特典でした↓
私は、この無料書籍だけでも開設するメリットを感じ、NISA口座は「楽天証券」です。
では、もう一つ開設しているSBI証券の感想です。
SBI証券の感想
SBI証券は、楽天証券のような使い勝手の良さが無いため不満もありますが、口座開設して使い続ける理由があります。
ひとつ目は、取り扱い銘柄の多さです。
私が投資しているプラスアルファシリーズ(※プラスアルファインド、プラスアルファベトナム、プラスアルファインドネシア)ですが、ネットで話題だったので投資したいと思ったのですが、楽天証券では取り扱っていませんでした。
それでも、SBI証券では取り扱いがありました。
現在では、最初に積立投資(※特定口座)をはじめたプラスアルファインドは損益が+30%以上、プラスアルファベトナムは約+20%、最後にはじめたインドネシアでも+2%の利益があります。
投資をしたいと思う銘柄が無い!なんてことは、SBI証券ではこれまでありませんでした。
SBI証券は、取り扱い銘柄が多い点が一番の満足ポイントです。
そしてもう一つ魅力的な点が「投信マイレージ」というサービスです。
このサービスは、SBI証券で投資信託を保有するとポイントが付与されるサービスのことで、投資信託の月間平均保有額に応じて毎月獲得できます。
ちなみに、私は投信マイレージのポイントをTポイントで貰っているのですが、投資信託40万円分くらいで今月は以下のポイントが貰えました。
私が保有している投資信託は昨年の11月頃からプラスとなり、現在は月間平均保有額がかなり増えていることもあって、11月に比べると2倍くらいのポイントが貰える様になりました。
もちろん、貰ったポイントはそのままSBI証券で投資信託を買うので、買った分、投信マイレージポイントも地味に増えています。
このように、楽天証券とSBI証券はそれぞれ特徴がありますので、自分の投資スタイルやニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
複数口座の利用とメリット
では最後に、私が複数口座を使っている理由、私が投資する銘柄の中で現在、投資熱のある銘柄を紹介して終わります。
複数のネット証券口座を利用することには、いくつかのメリットがあります。
個人的に複数の証券口座を利用して良かったと思う点は、それぞれの証券会社が取り扱っている商品やサービスが異なるため、投資したい銘柄に投資ができないということがない点です。
さらに、私のそれぞれの証券口座の使い方にもなりますが、コア投資とサテライト投資をわけて投資をすることで、異なる目的や戦略で効率よく投資ができる点です。
では、具体的にどんな銘柄へ投資をしているのかを紹介して終わりたいと思います。
口座の使い分けと銘柄紹介
私は、楽天証券を「コア投資」、SBI証券を「サテライト投資」として活用しています。
楽天証券では新NISA口座を使った非課税投資を行い、SBI証券ではレバレッジ銘柄などのリスクのある投資を課税投資口座として主に使っています。
楽天証券はコア投資
楽天証券の口座は老後に困らない様に、ある程度手堅い投資を家計のお金で行っています。
投資の対象国としては米国・インド・日本です。
NISAつみたて投資枠
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
NISA成長投資枠
- 日経平均高配当利回り株ファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
上記のリンクは投資実績などを紹介していますので、興味があれば。
そしてもう一つの投資口座「SBI証券」です。
SBI証券はサテライト投資
SBI証券は特定口座(源泉徴収あり)にて、リスクのある投資を妻に内緒の隠し資産を作るために使っています。
妻に内緒の投資なので失敗しても責められないから、借金さえしなければという思いからかなり冒険した投資がメインです。
主にレバレッジ銘柄の投資です。
リスクの高い米国株個別銘柄
レバレッジをかけた投資信託
- 20年超米国債に3倍のレバレッジ「TMF」
- バイオテクノロジー関連指数に3倍のレバレッジ「LABU」
- NASDAQ100へ2倍のレバレッジ「auAMレバレッジ NASDAQ100」
- FANG+指数へ2倍のレバレッジ「iFreeレバレッジ FANG+」
- インド株式へ2倍のレバレッジ「NZAM レバレッジ インド株式2倍ブル」
私の目標は定年までの残り10年で1,000万円の遊ぶ金を貯めることです。
どちらをメインにするかは個人の投資スタイルやニーズによりますが、私の場合はコア投資である「楽天証券」がメインであり、サテライト投資であるSBI証券がサブ的な口座の役割です。
私が楽天信者だという点も大きな要因だと思います。
では、あと少しだけ最近調子の良いポイント運用の記事も紹介します。
近々半減期をむかえるビットコイン、楽天PointClubで楽天ポイントを使ってビットコインへの投資(運用疑似体験)ができることをご存知ですか?
以下の記事で紹介していますが、私は最近かなり上昇中です。
ではまた。