投資ノート「アップル2倍レバ(AAPU)」

2倍ブル レバレッジ投資 投資信託への投資
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少し前に米国個別株にレバレッジ投資できるETFがあることを知り、それからというもの、GAFAM、マグニフィセント・セブンといった呼び名や、人気の上昇している米国指数「FANG+」に含まれる米国のビックテック企業への投資に興味が湧いています。

今回紹介するのは、そんな米国のビックテック企業の中の1社、iPhone、iPadなどの端末で知られる企業「Apple Inc.(アップル)」へレバレッジ投資できるETF「AAPU」です。

この記事では、米国ETF「AAPU」に初めて投資をすることにしたキッカケ、ETF内容などについて、備忘録を兼ねてまとめています。

ちなみに私は、銘柄によって投資で使う証券口座をわけているため、今回の投資は「SBI証券」の口座を使っています。

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Apple Inc.(アップル)社

まずは、米国ETF「AAPU」の対象企業である「アップル社」についてです。

私がアップル(Apple Inc.)社を知ったのは、マイクロソフトがWindowsを発表して苦境に立たされていた時代です。

現在のアップル社(Apple Inc.)は米国を代表する大手IT企業として、iPhone、iPad、Mac、Apple Watchなどのハードウェア製品を開発・販売し、同時にApple Music、Apple TV+、Apple Podcast、Apple Books、App Store、iTunesなどのデジタルコンテンツを提供しています。

今年2月にはARヘッドセット型「Apple Vision Pro」を米国で販売し、空間コンピューティング(現実空間と仮想空間の融合技術)の分野への進出も果たしました。

現在、Vision Proは米国のみでの販売ですが、数か月もすれば日本国内でも入手できるようになるかもしれません。

直近の株価

かつての苦境に立たされていた時代もありましたが、2001年に発表された音楽管理ソフトiTunesと、それに伴う音楽再生のハードウェアiPodをキッカケに復活し、今ではGAFAMやマグニフィセント・セブン、FANG+指数の1銘柄になる大企業です。

そんなアップル社(NASDAQ: AAPL)の直近株価は、2024年3月30日時点で171.48ドルです。

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「AAPU」へ投資のキッカケ

今回、アップルへ投資をすることにしたのは、現在のアップルが司法省の独占禁止法違反の訴訟や重要な国外市場である中国で需要低迷が続いていることで株価が大きく下落しているからです。

アップル社(Apple Inc.)、過去に何度も大きな下落をしても復活してきた。

安く投資するチャンスだと思い、投資をすることにしました。

ただ、せっかくなので普通株式(NASDAQ:AAPL)への投資ではなく、レバレッジをかけて投資のできるETF(NASDAQ:AAPU)にしました。

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レバレッジETF「AAPU」とは

AAPUは、Direxionデイリー・アップル株ブル2倍ETF(Direxion Daily AAPL Bull 2X Shares)というNASDAQ市場に上場する投資信託で、普通株式(NASDAQ:AAPL)の運用実績に対して2倍(200%)の成果を目指す商品となります。

2024年4月1日以前は1.5倍のレバレッジETFでしたが、Direxionが2024年4月2日より6つの単一株ETFのレバレッジを引き上げ、2倍ブルのETFとなりました。

レバレッジの引き上げられたETFは以下の6つです。

ティッカー 新ファンド名 対象の米国普通株式
AAPU Direxion Daily AAPL Bull 2X株 アップル(NASDAQ:AAPL)
AMZU Direxion Daily AMZN Bull 2X株 Amazon(NASDAQ: AMZN)
GGLL Direxion Daily GOOGL Bull 2X株 Alphabet (NASDAQ: GOOGL)
MSFU Direxion Daily MSFT Bull 2X株 マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)
NVDU Direxion Daily NVDA Bull 2X株 NVIDIA(NASDAQ: NVDA)
TSLL Direxion Daily TSLA Bull 2X株 テスラ(NASDAQ:TSLA)

基準価格と純資産額

AAPUは2022年08月09日に運用を開始し、2024年03月26日時点でSBI証券で表示されている「AAPU」の基準価格は22.5ドルです。

純資産額は52.34百万ドルです。

最新情報は、以下よりご確認ください。

Apple Single-Stock Leveraged ETFs | Direxion | AAPU AAPD

AAPDは、AAPUとは逆の動きをするインバース型で、AAPDはベア1倍です。

分配金と経費率

AAPU(Direxionデイリー・アップル株ブル2倍ETF)には年4回(3月,6月,9月,12月)の分配金があり、直近の分配金は0.0841ドルです。

2024/06/14時点、AAPUの分配金利回りは1.92%、経費率は0.95%です。

普通株式(NASDAQ:AAPL)の分配金利回りは0.4668%なので、レバレッジETF「AAPU」の方が分配金利回りが高めです。

2022年9月より前はAAPUの分配金はなく、2022年09月~現在までの履歴は以下です。

日付 分配金(ドル)
2024/03/19 0.0841
日付 分配金(ドル)
2023/12/21 0.5449
2023/09/19 0.2928
2023/06/21 0.2806
2023/03/21 0.1560
日付 分配金(ドル)
2022/12/20 0.1208
2022/09/20 0.0104

2022年の分配金合計は0.1312ドル、2023年の分配金合計は1.2744ドルでした。

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最後、AAPU初投資とまとめ

AAPUは、アップル(Apple Inc.)社の普通株式(NASDAQ:AAPL)の運用実績に対して2倍(200%)の成果を目指す商品なので、上昇するときも2倍、下落するときも2倍の、ハイリスク・ハイリターンな投資商品です。

また経費率についても、人気の米国ETFである「VOO」の0.03%や、「SPYD」の0.07%に比べてかなり高めで、AAPUの経費率は0.95%です。

経費率とリスクを考えると、レバナスやレバファンへの投資と違い、個別株のレバレッジ銘柄は短期売買した方がよいかもと感じているので、市場の動向にもよりますが評価益が50%を超えたくらいで売却を考えたいと思います。

では、AAPUの最初の投資を記録のために紹介します。

AAPUに初めて投資したのはXへポストした翌朝です。

22.23ドルで10株の約定です。

AAPU初投資

最後に、私が口座開設している2つの証券口座(楽天証券SBI証券)についての記事を紹介して終わります。

私は冒頭で書いたように銘柄によって使う証券口座をわけて投資しています。

興味があれば、こちらの記事も。

どっちがいいの?私が口座開設した楽天証券とSBI証券の感想を紹介!
友人から「楽天証券とSBI証券のどっちがいい?」と聞かれ、どちらの証券会社にも良い点があり、どちらがいいとは一概には言い切れませんでした。そこで、私がこれまで使って感じた感想をまとめましたので紹介します。

ではまた。