つみたてNISAの投資は、最初に積立設定すると後は手間いらずで見る機会がほとんどなくなる投資方法です。
そのため、問題が発生しても遅れて気づくことがあります。
最近、楽天証券から「積立エラーのため、注文できませんでした」というお知らせが届いたことをたまたま見つけました。
しかし、自分の場合、資金不足や設定変更の問題はなかったのに、何が原因でエラーが発生したのか全く分かりませんでした。
そこで、過去に遡って確認すると、先月にも同様のお知らせが届いていたことが判明です。
何度もエラーが発生すると何か問題があるのではと思ってしまい、楽天証券に問い合わせることにしました。
この記事では、楽天証券のつみたてNISAで発生したエラーメッセージ「積立エラーのため、注文できませんでした」について、問い合わせた結果を紹介します。
結果的に、一つは自動で再積立がされていて、もう一つは自分の無知が原因でした。
今回は備忘録として記事にまとめましたが、参考になれば幸いです。
積立エラーになった原因
積立購入ができなかった旨を知らせるエラーメールの内容をみてもよくわからないし、長い間積立をしているので今更「設定ミスはないはず!」という思いもありました。
エラー内容は、以下の2つでした。
- その他エラー
- 証券口座の残高不足
積立エラー「その他」について
「その他エラー」については、原因不明のエラーであることが回答されました。
文面には「ただし、同一の積立設定で3回連続エラーになると、その設定は自動停止し、以降の積立は実施されませんのでご注意ください。」なんてことが書いてあり、かなり不安な内容でした。
しかし調べてもらうと、その後正常に積立が実施されているので問題ないということでした。
個人的には、エラーメールを送信した後に積立ができていたのであれば、エラーのお知らせを訂正する旨を伝えてほしいという気持ちがありました。
積立エラー「残高不足」について
そしてもう一つのエラー「証券口座の残高不足」です。
残高不足については、直近で米国株「LLNW」を売却しており、残高はシッカリとある状態だったので、「買付可能額」に残高があることを確認して新しい米国株を購入しました。
それなのに、残高不足...原因不明でした。
サポートに問い合わせたところ、新しい米国株を購入したことにより、「新規買付予約」が入り、つみたてNISAの積立できる金額が不足して「証券口座の残高不足」が起きたという回答です。
つまり、買付可能額に残高があるからといって、新しい米国株を購入すると、積立の残高不足が起きる可能性があるのです。
これは、米国株の受け渡し日がズレがあるため、「買付可能額」には受け渡しされていない金額が含まれていることで起こります。
米国株式の国内約定日・受渡日はいつですか?[FAQ2212007] | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
積立投資をする場合は、最低でも3営業日分の「買付可能額」を残しましょう。
楽天証券の積立エラー(まとめ)
以上、楽天証券でのつみたてNISAの積立に関するエラーについての紹介をしました。
つみたてNISAは将来の資産形成のために大変便利な制度で、2024年からは新しいNISA制度も始まります。
残高不足によるエラーを避けるためには、今回のような米国株式の約定日・受渡日に注意し、最低でも3営業日分の積立可能金額を確保するなどの注意が必要です。
わからないことはサポートへの問い合わせを行えば親切に教えてくれます。
サポートは積極的に利用し、問題を解決するための情報を得て、安心してNISAを活用し、将来に向けた資産形成に役立てていきましょう!
では最後に、私が利用している2つの証券会社と、人気のある証券会社1社を紹介して終わります。
1位 | 2位 | 3位 | |
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会社名 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 |
取扱投信本数 | 2,684本 | 2,627本 | 1,677本 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 | 100円 |
NISAの積立コース | 毎月 毎週 毎日 複数日 隔月 |
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詳細はこちら 公式サイトへ |
私は既に「楽天証券」でNISA口座を開設しています。
ただ、現時点では、SBI証券が「取扱投信本数」「最低購入金額」「積立コース」全てにおいて優れているのでオススメだと思います。
ただし、楽天証券も将来的に「積立コース」を改善してくると思われるため、楽天ポイントを貯めている場合は、画面の見やすい楽天証券もオススメです。
また、松井証券は100年以上の歴史を持ち、手厚いサポート体制が高く評価されています。
手厚いサポートを希望されるなら、松井証券もオススメです。
詳細は各社の公式サイトをご覧ください。
ではまた。