7年前に禁煙をして15kg激太りした「週末ぱぱ(週末限定主夫)」です。
過去の私はダイエットとは無関係でしたが、アラフィフになってからは禁煙による暴飲暴食も重なって体重は増え続け、足の爪を切るときにダルマのように転がり、最終的には動くのも億劫に。
そんなこともあってダイエットに何度も挑戦するが、結果は挫折の繰り返し...
そんな私でしたが、いまではダイエットに成功しました。
本記事では、私がダイエットに成功するキッカケとなった「脂肪の落ちる順番」のことや「人の体につく脂肪の種類」などについて書いてあります。
では、私のダイエット失敗理由から紹介します。
ダイエットに失敗する理由
私がダイエットに失敗した一番の原因は、ダイエットの成果を感じられなかったことです。
- 食事制限して思うほど体重が減らない!
- お腹の脂肪がいつまでも減らない!
苦しい思いをしても結果がともなえば頑張り続けられるのですが、結果が見えずに挫折...
その繰り返しでした。
しかし、たまたま見つけたニュース記事で「脂肪には落ちる順番がある」ということを知り、それがキッカケとなりダイエットに成功しました。
脂肪を落とすには脂肪のことを知ることでした。
脂肪がつく原因
そもそも、いらない脂肪さえつかなければダイエットする必要もないのに、なぜ余分な脂肪がからだに付いてしまうのか?
原因は、摂取したエネルギーが消費しきれていないからです。
- 摂取エネルギーが多すぎる
- 消費エネルギーが少なすぎる
摂取したエネルギーがからだの中で余らないように消費されればよいですが、食べすぎ・運動不足によりエネルギーがからだに余れば、それは脂肪として蓄積されます。
これが「脂肪がつく原因」です。
では、エネルギーが余らないように使い切るためにはどうすればよいのか?
まずは、1日に消費できるカロリーを知ることだと思います。
成人が1日に消費できるカロリー
いまの世の中、ファストフードやファミレス、コンビニ商品、料理レシピサイトなど、どんな食べ物のカロリーも知ることができます。
1日に消費できるカロリーさえ知っていれば、計算で「食べ過ぎ」を判断することができます。
ただ、消費できるカロリーは生活スタイルなどによって大きく違ってきます。
消費カロリーを左右する条件
- 性別
- 年齢
- 活動レベル
私のブログを見ていただいている方は「成人」の方が多いと思いますので、成人が一日に消費できるカロリーを「性別」「活動レベル」で一覧にまとめておきます。
活動レベル=普通 | 活動レベル=高い | |
---|---|---|
女性 | 1,400~2,000kcal | 2,000~2,400kcal |
男性 | 2,000~2,400kcal | 2,400~3,000kcal |
上記からわかる通り、男女とも、運動習慣のある人(※活動レベル=高)は普通の人と比べて約400~600kcal、消費カロリーが多くなります。
活動レベルの目安
- 活動レベルが「高い」人とは、立ち仕事や移動することが多く運動習慣がある人
- 活動レベルが「普通」人とは、座り仕事中心で散歩などの軽い運動をする人
- 活動レベルが「低い」人とは、1日のうち、ほとんど座っている人
私は一日のほとんどを椅子に座って仕事(※システムエンジニア)し、週2日程度のジム通いをするくらいなので「活動レベル=普通」に該当します。
常に意識して運動している人や肉体労働をしている人でない限り、ほぼ「活動レベル=低い」か「活動レベル=普通」になります。
では、消費できなかったエネルギー、どのような脂肪として蓄積されるのか?
人の体につく3つの脂肪
脂肪には大きく3つ「内臓脂肪」「皮下脂肪」「異所性脂肪」があります。
「内臓脂肪」の特徴
まずは、テレビCMなどでもよく耳にする「内臓脂肪」です。
内臓脂肪とは「胃や腸などの内臓まわりにつく脂肪」で、男性や閉経後の女性につきやすく、生活習慣病の原因となる脂肪です。
内臓脂肪の見分け方としては、お腹を指でつまみ「風船のようにパンパンのお腹で脂肪がつまめない」ようであれば、内臓脂肪がついている可能性が高いです。
「異所性脂肪」の特徴
2つ目の脂肪が「異所性脂肪」です。
異所性脂肪とは「異所」という言葉の通り「ついてはいけない場所についた脂肪」で、内臓脂肪と比例して増える傾向にあり、内臓脂肪と同様に生活習慣病の原因となります。
また、異所性脂肪は太っている人ばかりでなく、痩せている人も注意する必要のある脂肪です。
そんな異所性脂肪の代表的な症状が「脂肪肝」です。
脂肪肝とは、脂肪がつく場所でない「肝臓」に脂肪がつき「フォアグラ」になった状態です。
また同様に異所性脂肪が「筋肉」へ付いたら「霜降り肉」といった状態でしょう。
どちらも食べられるのなら嬉しいですが、もし自分のからだが「フォアグラ」や「霜降り肉」といった状態になっているのであれば、考えるだけでゾッとします。
上記からわかるように、異所性脂肪がつきすぎると生命の危険もあるので、3つの脂肪の中で一番「危険な脂肪」といわれます。
さらに、危険な脂肪であるにも関わらず内臓脂肪のように外からつまんだりして存在を確認する(疑う)ことができず、検査をしないと存在の確認ができない厄介な脂肪でもあります。
「皮下脂肪」の特徴
最後は「皮下脂肪」です。
皮下脂肪とは「皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪」で、体温の維持や内臓や骨を保護する働きがあり、病気の原因とはなりにくい脂肪です。
また、他の脂肪(内臓脂肪、異所性脂肪)と比べて「外から指でつまむことができるため存在を確認しやすい!」とか「どこにでもつく脂肪」といった特徴もあります。
では、紹介した3つの脂肪には落としやすさの違いがあるので、続いては「脂肪の落ちる順番」について説明します。
脂肪の落ちる順番
脂肪が落ちる順番を一言で言うと「体に悪い影響を及ぼす脂肪から落ちる!」です。
内臓脂肪と異所性脂肪が最初
からだに悪い脂肪といえば「内臓脂肪」「異所性脂肪」の2つです。
テレビCMやテレビの特番でよく耳にするのも、この2つの脂肪が多いです。
内臓脂肪と異所性脂肪は、生活習慣病の原因となり、体にとっては必要のない脂肪なので、皮下脂肪より優先して落ちていきます。
内臓脂肪、異所性脂肪は「つきやすく落としやすい脂肪」ということです。
皮下脂肪は最後に落ちる
そして、最後に落ちるのが「皮下脂肪」です。
皮下脂肪は「衝撃から体を守る」という働きがあることからもわかるように、体にとっては必要な脂肪です。
そのため、内臓脂肪や異所性脂肪より後に落ち、最後まで落ちない脂肪です。
皮下脂肪の中の落ちる順番
そんな皮下脂肪ですが、部位によっても「落ちる順番」があります。
皮下脂肪が落ちる順番
- 手足の先
- 腕
- ふくらはぎ(膝から下)
- 肩
- 上腕(肩から肘)
- 太もも
- 胸・顔
- お腹
- お尻
守るべき重要な臓器の入っている場所「顔・お腹・お尻」は最後で、それらの場所から離れている「手足の先」から優先して皮下脂肪は落ちます。
ダイエット成功の秘訣
私は「脂肪の落ちる順番」を知ってからというもの、ダイエットに失敗することがなくなりました。
ダイエット成功にピッタリの言葉があるとすれば「継続は力なり」です。
では、私のダイエットに成功した秘訣などを紹介します。
脂肪の落ちる順番でモチベアップ
過去の私のダイエット失敗は「成果を感じなかったことによる挫折」が一番の原因です。
たとえば「お尻の脂肪をどうにかしたい!」とダイエットをはじめ、お尻のダイエット成果だけを意識して見ていても、お尻の脂肪が落ちるのは一番最後です。
ダイエット成果を感じることは少ないです。
そんな状態でダイエットを続けていて、モチベーションを維持できるでしょうか?
出来ませんよね。
私がダイエットに成功するようになったのは、ダイエットする目標部位の「お腹・お尻」ばかりではなく、腹・尻より前に脂肪が落ち始める「指」や「ふくらはぎ」を意識する様になってからです。
あれ?最近、指のむくみが減った?
とか、
ふくらはぎが細くなった?などの脂肪が落ちはじめるサインを見逃さないことです。
無理な食事制限をしない
あとは、無理な食事制限もヤメました。
過去の経験から、無理な食事制限をすると必ず数日経過した頃に限界をむかえ、チョットだけなら...とスナック菓子などに手を延ばしてしまいます。
結果、少しでは我慢ができなくなり、堰を切ったように食べてしまいます。
そうならないためにも無理な食事制限はせず、かわりに「我慢しないレシピ」で空腹感を満足させ、他の物に手を出さない様なダイエットを行いました。
無理な食事制限は逆効果です。
適度に運動をする
最後は、やっぱり「適度な運動」です。
いつまでも「我慢しないレシピ」では嫌ですよね。
マックやピザ...といったジャンクフードも、たまには食べたいです。
そこで、運動です。
基礎代謝の高い体を手に入れ、ダイエットの必要が体を手に入れる「体質改善」するのが一番だと思い、ジム通いをはじめました。
基礎代謝とは
- 生命を維持するために必要なエネルギー量のこと
※体温維持、心臓や呼吸など
ジム通いするようになって、筋肉量が増したおかげで基礎代謝量も上がり、多少の暴飲暴食では体重が変化しなくなりました。
最後に
最初は体が重くて動くのも億劫な私でしたが「脂肪の落ちる順番」を知ってダイエットに成功し、軽くなった体でジム通いをはじめ、いまでは「ダイエット不要な体」になりました。
アラフィフ(50歳)の次なる目標はこちらです↓
まだまだですが、太らない体だけではなく、見た目も手に入れられるように頑張り中です。
皆さんもダイエットするなら脂肪の落ちるサインを見逃さないようにしましょう。
ではまた。