【いぼ痔の手術体験談】痛みのピークは手術後におとずれる!

2020年8月14日

いぼ痔の手術編(完結編)です。

 

前回に続き、今回は「いぼ痔の手術」「痔の手術で一番痛かったこと」「術後の入院生活」の話です。

これから「いぼ痔の手術」をする方、参考になれば幸いです。

また「痔の手術」をする以前に、肛門科へも行けてない!という方には▼

では、さっそく書いていきたいと思います。

 



手術当日:いぼ痔手術の感想

手術の当日の朝は、軽い朝食より始まりです。

朝食のメニュー

ミルクパン2個、リンゴジャム、パックジュース、コンソメスープ

本来なら食後?「浣腸」をされるらしいが、私は前日「大腸検査」をして「お腹は空っぽ!」ということで無し。

 

処置室で剃毛と予定の説明

食後は術着に着替た後に処置室に連れて行かれ、剃毛と当日の予定の説明があります。

剃毛についての感想

入院前に「一番嫌だ!」と思っていた剃毛。入院前にネット検索して調べていた情報とは、かなり違っていました。

その間違った情報とは「イチモツをつままれる!」ということですが、ご心配なく。

 

剃毛は「シムス体位」をさせられ肛門周辺の毛を少し剃られるだけ。事前に調べていたネット情報のように、イチモツをつままれるなんてことはありません。

くすぐったい!とかということも無く、あっさり終了します。

 

点滴、痛み止め、手術説明

剃毛の後は、点滴、痛め止めシール(※背骨麻酔のため)、当日の手術予定などの説明があります。

点滴

抗生剤、栄養剤などを計5本打たれる。

※1本目のみ処置室、2本目以降は自分の病室

痛み止めシール

痛め止めシールとは、下半身麻酔(背骨の麻酔)を行う前の麻酔です。

入院前「2番目に嫌だ!」と思っていたのが下半身麻酔です。私の同僚で、私と同じように「家田病院」で手術した人がいるので聞いてみたら「とても痛い!」と言っていたので...。

手術の予定時刻

PM2:30~手術開始

 

予定より1時間早く手術室へ移動

点滴も5本終わり、ドキドキと落ち着かないのでフロアをブラブラ歩いていると「予定が早まった!」と、突然 看護婦さんに声をかけられ手術室に移動となりました。

 

下半身麻酔:ほとんど痛みなし

手術室に移動し、ベッドに移動するとスグ、背骨のあたりに下半身麻酔を打たれます。

下半身麻酔を打たれるときは、看護婦さん2人がかりで強めに押さえつけられるのでかなりビビります。ただ、痛み止めテープのおかげなのか、ほとんど痛みがなく終了しました。もしくは、かなり注射が上手な看護婦さんだったか...。

 

麻酔はスグに効き始め、足が痺れた後、何も感じ無くなります。

自分のお尻は見えませんが、ガムテープのようなもので左右にお尻を開かれ手術準備完了!そして手術開始です。

 

手術は内臓をかき回される感じ

手術中の感想としては、最初から最後まで「内臓(腸)をかき混ぜられている」感じが続きます。

かなり気持ち悪く吐きそうになります。

 

ただそれ以外は手術中に看護婦さんも話をしてくれますし、手術室には音楽も流れていて緊張感もありません。

たまにジージーと電気メスの音がするくらいです。

 

数十分で手術は終了!

最後は看護婦さんに尿管を入れられ、ベットのまま自分の部屋へ移動となります。

 

手術当日:手術後の2つの痛み

手術後は、先生が手術の説明に来ます。合計3ヶ所の「いぼ痔」を摘出し、後ろの1個がデカかったらしいです。

 

術後は麻酔が切れるまで絶対安静でテレビも見させてもらえません。そのため私は「iPod」を持っていたので、音楽を聴いて時間の経過を待ちました。

手術から4時間程度すると麻酔が切れ始め、悪夢の開始です。

 

術後の激痛①:麻酔が切れ激痛

術後4時間もすると徐々に足に感覚が戻り始め、激痛タイムの始まりです。

 

肛門をメスで切っているから当たり前ですが、想像以上の激痛により初めてのナースコールです。

激痛のことを看護婦さん伝えると「我慢できるなら我慢した方がいい!」という一言があり、普通は消灯の9時頃にみんな頓服(痛み止め)を服用する、気合で我慢することとなりました。

 

私は怖がりですが痛みには強い方で、そこから約2時間の間、かなり我慢したと思います。はじめて「冷や汗」と「もがき苦しむ」という経験をしました。

 

さすがに消灯まで我慢できない!と思い再度ナースコール。痛み止めを飲んで30分後には痛みがなくなりました。

 

後から冷静に考えてみると、我慢できるレベルって「冷や汗が出るレベルではないよな!」と思いました。

これが、いぼ痔の手術体験談で一番痛かった話です。

 

術後の激痛②:尿管を抜かれ悶絶

麻酔が切れ始めた痛みより開放された1時間後、こんどは「尿管を抜く」ために看護婦さんが来ました。

看護婦さんいわく、麻酔が完全にきれてから尿管を抜くとかなり痛いらしいです。

 

手術で尿管を入れられること自体知らなかったので、ネットからの情報はない。「たいしたことないだろう!」と思っていたら大間違いでした。

抜かれた瞬間は、イチモツの中の管が擦れて熱い感じの感覚で、抜いて1分ほど悶え苦しみ動けないレベルです。

 

9:00頃に睡眠薬を服用し、いつの間にか眠りにつくが、夜中2:00過ぎの見回りで目を覚まし頓服を追加で服用。

こんな感じで、手術当日は2回の激痛を初体験し終了です。

 

術後の入院生活

術後は徐々に痛みがなくなっていき行動範囲が広くなっていきます。

術後1日目:鎮痛剤と一日中点滴

手術翌日は、部屋、洗面、トイレ以外の移動はダメ。

1日中点滴があり歩き回る事も出来ませんが、テレビはOKなのでゆっくり過ごします。

痛みについて

  • じっとしていれば鎮痛剤により我慢できる程度
  • 座ってテレビを見るのはツラいので寝たきり
  • くしゃみ、おしっこの最後は、尻の穴に力が入り痛い ※特に「くしゃみ」

診察について

  • いきなり尻の穴に指を入れられるかと思ったが、ガーゼ交換と患部観察で終了

 

術後2日目:点滴片手に喫煙所へ

術後2日目にもなると、1日中点滴することも無くなる。

今考えると「馬鹿だな~」と思いますが、鎮痛剤で痛みが抑えられているため「タバコ吸いに行けるかな?」と思い、術後はじめての喫煙に。タバコを吸っている途中から肛門に違和感が出はじめ、少しすると激痛に変わりはじめた。

 

まだ肛門に力が入らないせいか、腸の重さが肛門にすべてかかっている様な痛みで、1階の喫煙所より3階の病室へ戻るころには冷や汗が...。

痛みについて

  • 長時間の歩行で尻に負荷がかかると、腸が飛び出そうな痛み
  • じっとしていれば鎮痛剤により我慢できる程度
  • くしゃみ、おしっこの最後は、尻の穴に力が入り痛い ※特に「くしゃみ」
  • お腹が張りはじめる

診察について

  • 本日の診察も、ガーゼ交換と患部観察で終了

 

術後3日目:入浴(お風呂)解禁

術後3日目に、洗髪以外のお風呂が解禁!なぜ洗髪が禁止なのかはわからなかったので、無視して洗髪しました。

 

また、術後の自分の肛門を触るのはこの時がはじめて。かなり腫れているのでは?と思ったが まったく腫れがなく、キレイなさわり心地に感動。

痛みについて

  • 普通のときは徐々に痛みが和らぎ始める

診察について

  • 本日の診察も、ガーゼ交換と患部観察で終了

 

術後4日目:浣腸で初の排便

ほとんどの人は3日目くらいに「初の便が出る!」らしいが、私はまだない。

腹は張っているが肛門に激痛が走ることがわかっているので、その恐怖のせいかもしれない。

 

看護婦さんにすすめられ、悩んだ末に浣腸を決意!

初の排便は予想通りの激痛で、2分ほどトイレの中で動けないほどの痛み。急いで病室に戻り頓服を服用!

もちろん、けっこうな出血がありました。

 

あとから、喫煙所(タバコ場)で痔仲間と初便のことで会話をすると、痔瘻の人はそんなに痛くないらしい。傷の位置が大きく関係しており、いぼ痔の人は傷が肛門沿いにあるので排便はかなり痛いとのこと。

痛みについて

  • 普通の時は痛みを感じることが少ない
  • 排便の痛みは激痛

診察について

  • 本日の診察も、ガーゼ交換と患部観察で終了

 

術後5~7日目:痔の勉強会へ参加

初の排便も済み、ほとんどの時間を屋上でタバコを吸って過ごすように。

今更ですが、これまでの「タバコ場」とかいてあったのは隠れて吸う屋上の事です。みんな暇なので、喫煙者は屋上に集まって痔の話題でかなり盛り上がりました。

 

また、家田病院では「痔の勉強会」も開催されていたので、暇だったので参加。手術映像、院長の痔の話など、けっこうためになる勉強会でした。手術映像は実際の手術シーン(いぼ痔、切れ痔、痔瘻)が映し出され、グロかったが自分のされた手術がわかり良かった。

痛みについて

  • 普通の時は痛みを感じることが少ない
  • 排便の痛みも徐々に少なくなっていく
  • 長時間座っているときは痛い

診察について

  • 本日の診察も、ガーゼ交換と患部観察で終了
  • 7日目は血液検査により入院中の薬の影響がないかを確認

 

術後8日目:術後初の指診で激痛

退院前日ということもあり、これまでは「視診」のみだったが手術後はじめての「指診」。

※指診は指を入れられるヤツ

昼に行った指診が、頓服を服用してもジンジンと夕方まで激痛が続いた。

痛みについて

  • 普通の時は痛みを感じることが少ない
  • 排便と長時間座っているときは痛い

診察について

  • 術後はじめて指と器具を入れられる

 

退院~現在:再発なし!

術後8日目にもなると、トイレと長時間座る時以外は痛みもなく普通が生活できる。

 

1か月間は通院生活。月の前半は週1回のペース、後半は2週間に1回ペース。ただ、私が入院した家田病院は遠かったため、1時間以上座って運転する必要がある。まだ長い時の運転は激痛でムリだったため、送り迎えを妻にお願いし横になって通院。

それ以外はいたって元気!

 

本当はダメと言われていたが、退院初日よりアルコールも飲んだ。あとはゴロゴロしながらゲームしたり、テレビを見たりする生活なので、一ヶ月の間、会社をズル休みしている感覚です。

 

肛門病の治療と予防10ヶ条

それでは最後に、現在の状況、退院時にもらった肛門治療と予防の10ヶ条を書いて終わりにしたいと思います。

 

まずは、現在の状況ですが、再発せず「いぼ痔の悩み」がない生活を送っています。

 

そして退院するときにもらった「肛門病の治療と予防10ヶ条」。

  1. 毎日風呂に入る
  2. おしりをきれいに
  3. 便秘は良くない
  4. 下痢も良くない
  5. トイレは、りきまず、ゆっくりと
  6. 腰を冷やさぬように
  7. 長く座ったままの仕事はよくない
  8. 長いドライブも良くない
  9. アルコール、コショウ、からしなどの刺激物はさける
  10. 間違った治療は禁物です

 

痔の手術をしてからは、ある程度守って生活するように心がけています。あの激痛はもう経験したくないので...。

 

あと「いぼ痔」になる大きな原因は「うっ血」です。その状態を改善するのには入浴がよいと言われています。

痔というキーワードで検索すると、効果効能で痔に効く温泉もたくさんあります。

あくまで「うっ血の改善」が主な目的なので、いずれの泉質でも自分の好きな温泉を楽しむだけでも症状の緩和につながりますが、患部が強く痛む場合は刺激の少ない単純温泉を選ぶのがよい様です。

ではまた。