来年にはインドが中国を抜いて人口世界一位になる予定!
そんなインドへの投資をTポイントですこし前からはじめました。
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
です。

ファンド名が長いので、以降は愛称「+αインド(プラスアルファインド)」で書きます。

この記事では、私が新たに投資を始めた「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」(愛称:+αインド ※プラスアルファインド)について、どんなファンドなのか?投資するにはどうしたらいいのか?そしてなぜ魅力的なのか?など、紹介します。
インドへの投資を考えている方、少しでも参考になれば幸いです。
注)本記事は記事を書いた時点の情報となりますので、最新情報は以下にてご確認ください↓
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド 愛称:+αインド(プラスアルファインド) (eastspring.co.jp)
「+αシリーズ」について
「+αインド」について紹介する前に、このシリーズが持つ特徴についてお伝えします。
「+αシリーズ」は、オンライン専用のアクティブファンドであり、インデックスファンドよりも高いリターンが期待できます。
一般的にアクティブファンドは高いコストがかかるため、パフォーマンスに見合うリターンが得られるか不安があるものですが、「+αシリーズ」は業界最低水準の低コストで投資できるため、リスクを抑えながら高いリターンを追求できます。
現在、販売されている「+αシリーズ」には、以下の2つのファンドがあります。
- イーストスプリング・インド・コア株式ファンド ※愛称:+αインド
- イーストスプリング・ベトナム株式ファンド ※愛称:+αベトナム
ここからは、「+αインド」について詳しくご紹介します。
「+αインド」とは
「+αインド」は、現在のインドの経済が内需主導であることに注目し、その内需を支える消費とインフラの両方へ投資することで高いリターンを期待できるファンドです。
具体的には、インドの名目GDPの約90%を占める消費とインフラの分野にフォーカスし、中間所得層の拡大や都市化の進展によって増加する消費額や、政府が積極的に投資を行い整備が進んでいる道路、鉄道、空港、港湾、電力などのインフラ整備に投資します。
これらの動向から、長期的に見ても成長が期待できる分野に投資することが、「+αインド」の魅力です。
販売会社は現在5社!
+αインドは現在、以下の証券会社で販売しています。
私の開設している証券口座は「SBI証券」と「楽天証券」の2つですが、現在、楽天証券では+αインドの販売をしていないため、+αインドは「SBI証券」で買い付けをしています。
「+αインド」の魅力
「+αインド」は、2022年7月に新しく開始された投資信託で、低い信託報酬と急速に増加する純資産額が魅力です。
信託報酬が最安!
これまで、インドへ投資できる同様ファンドの信託報酬は平均1.5%~2%が一般的でしたが、+αインドの信託報酬は0.9905%と他に比べてかなり低く設定されています。
この低い信託報酬は、投資家にとって大きな魅力です。
というのも、信託報酬は投資家が投資信託を保有する期間中に支払う手数料であり、長期的に投資するほど負担が大きくなるからです。
では、参考までに現時点(※2022/11/27)でインドへ投資できる投資信託の中で、決算頻度が年1回 or 年2回の投資信託に絞り、信託報酬の安い順を紹介します。
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド (愛称:+αインド) | 0.9905% |
ピクテ-iTrustインド株式 | 1.4998% |
ニッセイ-ニッセイ・インド債券オープン(年2回決算型) | 1.584% |
「+αインド」は、インドへの将来性期待感と低い信託報酬から、現在SBI証券で販売されている2,653件の投資信託の中で、販売金額ランキング23位という人気ファンドとなっています。
インド投資に特化した投資信託で絞ると、もっとも人気の高い投資信託です。
純資産額が右肩上がり!
また、純資産額の増加についても魅力の一つです。
販売して間もないので基準価格はほぼ横ばいですが、純資産額は右肩上がりに上昇し、たった4か月で14億円を突破しています。
現在、SBI証券で販売するインド系のファンドは55件あり、その中で「+αインド」の純資産額は45位です。ただし、現在のインド投資ブームと信託報酬の安さで、純資産額の順位も上位のファンドとなるのも時間の問題だと思っています。
最近、私のブログでも「インド」ワードが急上昇中なので...
「+αインド」の基本情報
では、他の基本情報についても簡単に紹介します。
※2022年11月25日時点
項目 | 内容 |
---|---|
管理費用 | 年率0.9905%程度 |
信託財産留保額 | 0.3% |
基準価格 | 10,131円 |
純資産額 | 1,477百万円 |
販売金額 週間ランキング | 23位 |
設定来高値 | 11,162円 (22/09/14) |
設定来安値 | 9,750円 (22/08/02) |
決算頻度 | 年1回 ※毎年8月31日 |
償還日 | 2032年7月26日 |
換金時に受付日の翌営業日の基準価額に0.3%の「信託財産留保額」が差し引かれる点は、これまで投資してきた投資信託とは異なりますが、管理費用の安さを考えれば0.3%の信託財産留保額は個人的には問題ないレベルです。
信託財産留保額とは
解約する投資家に代金を支払うには投資信託の中の資産を売却する必要があり、そのときには色々な費用が発生するので、投資信託を保有し続ける投資家に迷惑がかからないように、投資信託を解約する投資家が支払う制度が、信託財産留保金制度とのこと。
構成銘柄
+αインドの構成銘柄についてですが、「消費関連株式」と「インフラ関連株式」へそれぞれ以下を通じて行っています。
- 消費関連株式への投資は「イーストスプリング・インベストメンツ・インディア・コンシュマー・エクイティ・オープン・リミテッド」※以下「インディア・コンシュマー・エクイティ」
- インフラ関連株式への投資は「イーストスプリング・インベストメンツ・インディア・インフラストラクチャー・エクイティ・オープン・リミテッド」※以下「インディア・インフラストラクチャー・エクイティ」
消費とインフラへの投資割合は、概ね均等を基本としているとのことです。
※以下、2022年10月31日時点の月次運用レポートより
インディア・コンシュマー・エクイティ(組入上位10銘柄)
消費関連の組入上位10銘柄は以下です。
銘柄名 | 業種 | 比率 | 銘柄の概要 | |
---|---|---|---|---|
1 | マヒンドラ・マヒンドラ | 自動車・自動車部品 | 7.7% | マヒンドラ・グループの中核企業で、自動車、農業用機具、自動車部品などを製造、販売する自動車メーカー |
2 | ICICI銀行 | 銀行 | 7.0% | インド全土に支店網を有する商業銀行で、個人および法人業務に加え、外国為替、資金、財務管理サービスを手掛け、投資、保険、融資などの各種サービスも提供 |
3 | タタ・モーターズ | 自動車・自動車部品 | 4.8% | 小型車およびSUVなどの乗用車からバス、トラックなどの商用車まで各種自動車を設計、製造、販売する自動車メーカー |
4 | イノックス・レジャー | メディア・娯楽 | 4.8% | インド国内で映画館チェーンを運営する映画配給会社 |
5 | アクシス銀行 | 銀行 | 4.8% | インド国内で総合的な銀行業務を展開する商業銀行で、主なサービスはリテール銀行業務、資産運用、資金管理業務、非居住インド人向けサービスなど |
6 | ゴドレジ・コンシューマー・プロダクツ | 家庭用品・パーソナル用品 | 4.3% | 家庭用品メーカーで、石鹸、化粧品、シェービングクリーム、家庭用洗剤など、各種ケア製品を製造 |
7 | ディクソン・テクノロジーズ | 耐久消費財・アパレル | 3.9% | 液晶テレビや洗濯機、照明器具を始めとする家電や携帯電話などを製造及び、受託生産 |
8 | チタン・カンパニー | 耐久消費財・アパレル | 3.7% | 時計・宝飾品メーカーで、メガネ、テキスタイル、香水の製造 |
9 | マルチ・スズキ・インディア | 自動車・自動車部品 | 3.7% | 日本の自動車メーカー・スズキのインド子会社で、インド国内の幅広い層をターゲットとした乗用車を製造、販売 |
10 | ヒンドゥスタン・ユニリーバ | 家庭用品・パーソナル用品 | 3.6% | 石鹸、洗剤、パーソナルケア用品および加工食品等の製造・販売 |
私は「ICICI銀行」「タタ・モーターズ」くらいは聞いたことがあります。
スズキの子会社もトップ10に入っています。
インディア・インフラストラクチャー・エクイティ(組入上位10銘柄)
インフラ関連の組入上位10銘柄は以下です。
銘柄名 | 業種 | 比率 | 銘柄の概要 | |
---|---|---|---|---|
1 | ICICI銀行 | 銀行 | 8.7% | インド全土に支店網を有する商業銀行で、個人および法人業務に加え、外国為替、資金、財務管理サービスを手掛け、投資、保険、融資などの各種サービスも提供 |
2 | リライアンス・インダストリーズ | エネルギー | 7.8% | ガソリン、灯油、液化石油ガス(LPG)などの製造のほか、合成繊維、テキスタイル、混紡糸などの製造、販売 |
3 | ラーセン&トゥブロ | 資本財 | 5.4% | 建設会社・重機メーカー。大規模な建設プロジェクト、海外重機メーカーのインドにおける代理店業務も手掛ける。主にブルドーザー、ロードローラー、酪農機械などを製造 |
4 | バジャジ・ファイナンス | 各種金融 | 5.1% | 各種金融サービスを提供し、保険、資産管理などの事業も展開 |
5 | インド・コンテナ | 運輸 | 4.8% | コンテナ貨物輸送を手掛ける鉄道輸送サービス会社 |
6 | ブリゲード・エンタープライズ | 不動産 | 4.6% | インドで住宅、商業施設、ホテル等、物件の開発を手掛ける不動産開発会社 |
7 | DLF | 不動産 | 4.1% | 住宅や小売業向けの不動産開発 |
8 | アクシス銀行 | 銀行 | 3.7% | インド国内で総合的な銀行業務を展開する商業銀行で、主なサービスはリテール銀行業務、資産運用、資金管理業務、非居住インド人向けサービスなど |
9 | グラインドウェル・ノートン | 資本財 | 3.5% | ボンド・研磨布紙などの研磨製品メーカーで、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、工業用セラミックスの製造 |
10 | フェニックス・ミルズ | 不動産 | 3.5% | 商業施設・住宅等の開発、保有、管理を手掛ける不動産管理会社 |
ICICI銀行とアクシス銀行は「インディア・コンシュマー・エクイティ」でも投資対象であるため、+αインドは銀行業界の比重が少し高めになっているという印象です。
「+αインド」まとめ
インドは来年、人口世界一となり内需拡大の期待できる国です。

これまで私の投資は「楽天レバナス」へ多くの資金を投じてきましたが、最近、投資先が米国に偏っていると感じはじめており、分散投資のために余っていたTポイントでインド投資をはじめました。

+αシリーズの「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド ※愛称:+αインド」は信託報酬が1%を切る低コストで、中国のようにインドも発展するだろうと思うので、近いうちに入る数万円は全額「+αインド」へ追加投資する予定です。
投資実績は、また別の記事で紹介しようと思います。
では最後に。
もし本記事を読んで「+αインド」の購入をしようと考えている方。
途中で書きましたが、+αインドは現在5社のみでしか販売していないため、販売している証券会社で口座開設を!
ではまた。