+αベトナムは、新しいNISAの成長投資枠でも投資できる!

イーストスプリング・ベトナム株式ファンド +αベトナム 投資信託
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チャイナ・プラス・ワンとして注目される国「ベトナム」、そんなベトナムへ「イーストスプリング・ベトナム株式ファンド」という投資信託で投資を始めました。

同時期に、同じ+αシリーズである「インド」の投資も始めています。

+αインド(プラスアルファインド)は新NISAで投資できる!
SBI証券で愛称「+αインド(プラスアルファインド)」という新しい投資信託に投資を開始しました!正式名は「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」で、2024年から始まる新NISAでも投資可能です。

今回は、追加でベトナムへも投資です。

以降は、愛称の「+αベトナム(プラスアルファベトナム)」で書いていきます。

この記事では、私が投資する「イーストスプリング・ベトナム株式ファンド」(愛称:+αベトナム ※プラスアルファベトナム)について、簡単なファンド紹介、私の投資実績などを紹介しています。

ベトナムもインドと同様に経済成長の勢いは強く、情報が古くなってくることもありますので、プラスアルファベトナムの最新情報は以下を確認ください。

イーストスプリング・ベトナム株式ファンド 愛称:+αベトナム(プラスアルファベトナム) (eastspring.co.jp)

まずは、+αシリーズ(プラスアルファシリーズ)について簡単に説明したいと思います。

 

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+αシリーズとは

+αシリーズとは、オンライン専用のアクティブファンドで、インデックスファンドよりも高いリターンの期待できるシリーズとなります。

一般的にアクティブファンドにはコスト面の不安がありますが、+αシリーズは業界最低水準の低コストで投資が可能であり、リスクを抑えながら高いリターンの狙えるファンドとなっています。

低コストでインド株式・ベトナム株式に投資 +αシリーズ (eastspring.co.jp)

現時点、+αシリーズとして販売されているファンドは以下の2つとなります。

愛称は、それぞれ「+αインド」と「+αベトナム」です。

 

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+αベトナムとは

+αベトナム(プラスアルファ ベトナム)は、2022年7月にスタートした投資信託で、低い信託報酬が注目を集めました。

このファンドは、中国での労働力費の上昇や環境問題などの懸念が生じている中で、中国に代わる新たな生産拠点の移転先として注目されているベトナムへの投資を通じて高いリターンを期待するファンドです。

また、ベトナムは人口や自由貿易の推進など、長期的な成長が見込まれる要素があり、それが「+αベトナム」の魅力です。

販売会社(取り扱い証券会社)

この投資信託は、現在以下の証券会社で販売されています。

私は「SBI証券」と「楽天証券」の口座を持っていますが、現在、楽天証券では+αベトナムの販売は行われていませんので、私はSBI証券で購入しています。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

信託報酬について

信託報酬については、他の同様のベトナム投資ファンドが平均1.5%~2%なのに対し、それと比較すると非常に低い0.989%と設定されており、大きな魅力です。

投資信託の信託報酬は、投資家が保有期間中に支払う手数料であり、長期間保有するほど負担が大きくなるため、低い信託報酬は投資家にとって利益につながります。

参考までに、2022年11月27日時点で、年1回または年2回の決算頻度を持つベトナム投資信託の中で、信託報酬が安い順に紹介すると、次のようになります。

ファンド名 信託報酬
イーストスプリング・ベトナム株式ファンド (愛称:+αベトナム) 0.989%
T&D-T&D ベトナム株式ファンド (愛称:V-Star) 1.628%
大和-ベトナム株ファンド 1.793%

+αベトナムは、現在、SBI証券で販売されている2,653件の投資信託の中で、販売金額ランキング42位に位置する人気のファンドです。

ベトナム投資に特化した投資信託の中では最も人気の投資信託となっています。

純資産額について

また、純資産額の増加も魅力の一つです。

まだ販売が開始されてからそれほど時間が経っていないにもかかわらず、基準価格はほぼ変わらずに推移していますが、純資産額は右肩上がりで成長し、わずか4か月で10億円を突破しました。

+αベトナムの2022年12月16日時点での基準価格

たった4か月で10億円です。

急激に増え始めたのは11月中旬ごろ(※1ヶ月前くらい)からです。

具体的に見ると、11月15日の時点で3.78億円だった純資産額が、12月16日には10.76億円にまで成長しました。

この時期に何があったのかを調べてみると、大和アセットマネジメントの以下の資料が見つかりました。

ベトナム株の9月以降の下落と今後の見通し~不動産不祥事の影響は限定的で、高成長期待は変わらず~ (daiwa-am.co.jp)

この資料では、首相が11月17日に与信枠引き上げの検討を発表し、不動産企業の資金繰り支援の意向を示唆したことが書かれています。与信枠が広がれば、不動産企業の資金繰りが改善されると期待されるため、不動産株や銀行株にとっては好材料と言えます。

これが急増の理由だったのかもしれません。

今後、ベトナムの発展への期待や信託報酬の安さから、+αベトナムは純資産額上位のファンドとなるのは時間の問題だと私は考えています。

2023.7.10 追記:販売開始から約1年で純資産額が30億円(3,050百万円)を突破です。

基本情報について

その他の基本情報については一覧で紹介します。

項目 2022.12.18時点 2023.07.10時点
管理費用 年率0.989%程度
信託財産留保額 0.3%
基準価格 9,230円 10,308円
純資産額 1,076百万円 3,050百万円
設定来高値 10,911円 (22.09.07)
設定来安値 7,798円 (22.11.16)
決算頻度 年1回 ※毎年7月25日
償還日 2032年7月26日 無期限

換金時には、受付日の翌営業日の基準価額から0.3%の信託財産留保額が差し引かれます。

これは、これまでの投資信託とは異なりますが、管理費用の安さを考慮すれば、個人的には0.3%の信託財産留保額は問題ない水準です。

構成銘柄について

+αベトナムの構成銘柄については、以下を通じて投資が行われています。

  • ベトナム・エクイティ

以下は、2022年10月31日時点の月次運用レポートの内容です。

+αベトナム(組入上位10銘柄)

銘柄名 業種 比率
1 ベトナム乳業 (ビナミルク) 食品・飲料・タバコ 9.2%
2 ホアファットグループ 素材 6.1%
3 マッサングループ 食品・飲料・タバコ 5.7%
4 ペトロベトナム・ガス 公益事業 5.7%
5 サイゴンビール・アルコール飲料総公社 食品・飲料・タバコ 5.3%
6 ベトナム外商銀行 銀行 4.8%
7 バオ・ベト・ホールディングス 保険 4.5%
8 ベトナム産業貿易商業銀行 銀行 3.9%
9 ベトナム投資開発銀行 銀行 3.9%
10 ビンコム・リテール 不動産 3.4%

私は現時点、聞いたことのある企業はありませんでした。

業種的には「食品・飲料・タバコ」「銀行」が多くを占めています。

 

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+αベトナム投資に関連する情報

では、ここからは+αベトナム(プラスアルファ ベトナム)で投資するときに関連するベトナム経済や制度などのニュースについて、気になる情報をまとめます。

+αベトナムの信託期間無期限化!

+αベトナム(プラスアルファ ベトナム)は当初、2032年7月26日までの信託期限がある投資信託でしたが、2023年6月30日に信託期間が無期限化されることが決定しました。

プラスアルファベトナムの無期限化

無期限化されたことで、安心して長期投資ができるようになりました。

新しいNISA成長投資枠の対象に!

+αベトナム(プラスアルファ ベトナム)は、2024年1月1日より開始される新しいNISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠で投資できるファンドとのことです。

※以下の2023.07.10の最新更新情報より

NISA成長投資枠の対象商品 – 投資信託協会 (toushin.or.jp)

今後の成長が期待されているベトナムへ、新しいNISAで非課税の恩恵を受けながら、+αベトナムへの投資を行えることは非常に大きなメリットです。

 

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+αベトナムへの投資、運用実績

では、+αベトナム(プラスアルファ ベトナム)への投資、運用実績も紹介します。

私は、2022年12月から+αベトナムへの投資を始め、毎日250円の積立を行っています。

現在、7ヶ月目の運用実績は10.41%のプラスです。

2023.7.10の+αベトナムの運用実績

お小遣いでの投資なので投資額は小さいですが、+αベトナムへの投資を継続しています。

 

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+αベトナム(まとめ)

現在のベトナムは、過去の日本と似たような歴史的な背景を持ち、ベトナム戦争や中国との戦争などを経て、1995年にアメリカとの国交を回復し、ASEANに加盟して国際社会に復帰しました。

さらに、ベトナムは人口約1億人の巨大市場や、米中の貿易摩擦や中国のコスト高騰による生産拠点の移転などが進行しているため、将来的にはますます魅力的な市場になると予想しています。

また、ベトナムは新興国市場の中でも高い関心を集めている国です。

ある質問で、「新興国市場で関心のある国はどこですか?」という質問に対して(複数回答可)、ベトナムが60%以上の回答で1位になっています。

なお、2位はインド、3位はブラジルです。

ベトナムに関心が高い理由としては、以下のような点です。

  • 市場が拡大している
  • 高度成長期前
  • 日系企業の進出が多い
  • 親日
  • 勤勉、働き者

これらの理由から、私はインドに続きベトナムへの関心も高まり、積立投資をはじめました。

+αシリーズの「イーストスプリング・ベトナム株式ファンド」(愛称:+αベトナム、またはプラスアルファベトナム)は、わずか1%未満の低い信託報酬を設定しており、将来的に大きく成長する可能性が高いと考えています。

そのため、基準価格の安いうちに+αインドと同様に、追加投資する思いが強いです。

最後に、もし本記事を読んで「+αベトナム」の購入を検討されている方、現時点では「+αベトナム」は限られた証券会社でのみ取り扱われていますので、まずは販売している証券会社で口座開設をお手続きいただく必要があります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

松井証券

マネックス証券

また、興味があれば、私は「+αインド」への投資も行っていますので、以下の記事もご覧ください。

+αインド(プラスアルファインド)は新NISAで投資できる!
SBI証券で愛称「+αインド(プラスアルファインド)」という新しい投資信託に投資を開始しました!正式名は「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」で、2024年から始まる新NISAでも投資可能です。

ではまた。

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