少し前に同じシリーズのインドへ投資はじめ、今回、新たに「+αベトナム」への投資を開始!

今回投資を開始したのは、正式名「イーストスプリング・ベトナム株式ファンド」で、愛称「+αベトナム(プラスアルファベトナム)」です。
ファンド名が長いので、以降はいつも通り愛称で記事を書いていきます。
今後 投資をするにあたり、紹介を兼ねて記事にまとめました。

新たに投資をはじめた「イーストスプリング・ベトナム株式ファンド ※愛称:+αベトナム」が「どんなファンドなのか?」「投資をするには?」「魅力は?」「+αインドと+αベトナムの比較」など紹介しています。
ベトナムへの投資を考えている方、参考になれば幸いです。
注)本記事は記事時点の情報となりますので、最新情報は以下にてご確認ください↓
イーストスプリング・ベトナム株式ファンド 愛称:+αベトナム(プラスアルファベトナム) (eastspring.co.jp)
投資信託「+αベトナム」とは
+αベトナムは主にベトナムで事業展開を行っている企業の株式を投資対象としているファンドです。
販売会社は現在5社!
+αベトナムは現在、以下の証券会社で販売しています。
- SBI証券
- auカブコム証券
- 松井証券
- マネックス証券
- 新生銀行(委託金融商品取引業者 マネックス証券)(インターネット専用)
+αインドと同様に+αベトナムも楽天証券で現時点では販売をしていないので、SBI証券で買付です。
信託報酬が最安!
+αベトナムも+αインド同様、今年7月(※2022/07/29)に運用を開始したばかりの投資信託です。
ベトナムへ投資する同様のファンドは信託報酬が平均1.5%~2%なのに対し、+αシリーズ「+αベトナム」の信託報酬は「0.989%」と、他に比べて低い設定です。
参考までに、現時点(※2022/11/27)でのベトナムへ投資する投資信託の中で、決算頻度の少ない投資信託(※年1回 or 年2回)に絞って信託報酬の安いファンドを紹介すると、以下があります。
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
イーストスプリング-イーストスプリング・ベトナム株式ファンド (愛称:+αベトナム) | 0.989% |
T&D-T&D ベトナム株式ファンド (愛称:V-Star) | 1.628% |
大和-ベトナム株ファンド | 1.793% |
+αベトナムは現在、SBI証券で販売する投資信託の中で販売金額ランキング42位のファンドです。
ちなみに、投資信託全体ではなくベトナムへの投資信託だけに絞ったランキングであれば一位です。
純資産額が右肩上がり!
そして、私が投資を決めたもう一つの理由が純資産額です。
販売して間もないため基準価格はほぼ横ばいですが純資産額は右肩上がりに増えています。
4か月で約10億円です。
急激に増え始めたのは11月中旬ごろ(※1ヶ月前くらい)からです。
11/15:3.78億円
↓
12/16:10.76億円
同時期のことを調べていたら、大和アセットマネジメントの資料にて以下のような記載が。
大和アセットマネジメント-ベトナム株の9月以降の下落と今後の見通し より
首相は11月17日に与信枠引き上げの検討を発表し、不動産企業の資金繰りを支援する用意があることを示唆しました。与信枠が拡大すれば不動産企業の資金繰りが改善すると見込まれるため、不動産株や銀行株にとってポジティブな材料といえます...
これが急増した理由なのかも...
ファンドの基本情報
では、その他の基本情報も紹介します。
※2022年12月18日時点
項目 | 内容 |
---|---|
管理費用 | 年率0.989%程度 |
信託財産留保額 | 0.3% |
基準価格 | 9,230円 |
純資産額 | 1,076百万円 |
販売金額 週間ランキング | 42位 |
設定来高値 | 10,911円 (22/09/07) |
設定来安値 | 7,798円 (22/11/16) |
決算頻度 | 年1回 ※毎年7月25日 |
償還日 | 2032年7月26日 |
換金時に受付日の翌営業日の基準価額に0.3%の「信託財産留保額」が差し引かれる点は、+αインドと同様です。
構成銘柄(組入上位10銘柄)
+αベトナムは以下を通じて行っています。
- イーストスプリング・インベストメンツ – ベトナム・エクイティ・ファンド クラスJ
※以下、2022年10月31日時点の月次運用レポートより
銘柄名 | 業種 | 比率 | 銘柄の概要 | |
---|---|---|---|---|
1 | ベトナム乳業 (ビナミルク) | 食品・飲料・タバコ | 9.2% | 牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズなどの乳製品を製造・販売 |
2 | ホアファットグループ | 素材 | 6.1% | 鉄鋼、農業、不動産などの事業に従事 |
3 | マッサングループ | 食品・飲料・タバコ | 5.7% | 食品・飲料、鉱業、金融事業などを手掛けるコングロマリット(複合企業) |
4 | ペトロベトナム・ガス | 公益事業 | 5.7% | 石油会社大手ペトロベトナム傘下のガス供給会社 |
5 | サイゴンビール・アルコール飲料総公社 | 食品・飲料・タバコ | 5.3% | ベトナムにおいて主にアルコールおよび飲料事業に従事 |
6 | ベトナム外商銀行 | 銀行 | 4.8% | ベトナムに本拠を置き各種銀行サービスを提供する金融機関 |
7 | バオ・ベト・ホールディングス | 保険 | 4.5% | 生命保険、医療保険、災害保険などさまざまな保険商品・サービスを提供 |
8 | ベトナム産業貿易商業銀行 | 銀行 | 3.9% | 各種商業銀行サービスを提供する4大国営商業銀行のひとつ |
9 | ベトナム投資開発銀行 | 銀行 | 3.9% | 個人、法人向けに各種金融サービスを提供する商業銀行 |
10 | ビンコム・リテール | 不動産 | 3.4% | 主に商業用不動産の開発に従事する。住宅やオフィス用不動産の開発 |
私は現時点、聞いたことのある企業はありませんでした。
業種的には「食品・飲料・タバコ」「銀行」が多くを占めています。
「+αベトナム」投資まとめ
最後に、+αベトナムへの投資を考えたキッカケなどを紹介して終わります。
ベトナムへ投資をしようと思った一つは、以下です。
日本は1945年に終戦し25年後の1970年頃までが「高度成長期」のピークで大きく経済発展した。
そんな経済発展がベトナムで同じように起こるなら、ベトナム戦争・中国との戦争を経て1995年にアメリカと国交を回復し、ASEANに加盟して国際社会に復帰したベトナムは、25年後の今ごろが日本の1970年頃と同じ「高度成長期」と重なる。
日本と同じように経済成長する可能性がある!
そしてもう一つが高い関心のある国であることです。
新興国市場でどこの国に高い関心がありますか?という質問(※複数回答)に対し、ベトナムは60%を超える回答で1位です。※ちなみにインドは2位、ブラジルは3位
関心の理由は
- 市場が拡大している
- 高度成長期前
- 日系企業の進出が多い
- 親日
- 勤勉、働き者
近年は米中の貿易摩擦やコスト高騰などもあり、中国から東南アジア(ベトナム)や南アジア(インド)へ生産拠点移転するニュースも多く、今後ますます拡大していくものと思っています。
そこで、インドに続きベトナムへの投資もはじめようと思い、現在、SBI証券にて+αシリーズの2つ(+αインド、+αベトナム)の積立設定を行っています。
+αベトナム、+αインドへの投資を考えている方、現時点では5社ほどの証券会社でしか扱っていないので、SBI証券などで口座開設をしましょう。
実績はまた別の記事にて紹介したいと思います。
ではまた。