最近のポイントって、貯めたポイントを「運用」できるサービスが増えていますよね。
たとえば、楽天ポイントやPayPayポイントなんかは、ポイントを使ってビットコインや米国株式指数への投資を疑似体験することができ、私も、そういう「ポイント運用」を最近使っています。
でも、Vポイント(昔のTポイント)は、今のところ「ポイント運用」のサービスがありません。
ちょっと残念。
ちなみに、私のVポイントは楽天ポイントのようにたくさん貯まるわけじゃない。
朝のコンビニやガソリンスタンド、ガスの会員制サイトでコツコツ地道に貯めている感じです。
気づいたら「あ、結構貯まってる!」ってことが多いです。

この記事では、私のコツコツ貯めているVポイント(昔のTポイント)について、私の貯め方や使い道などを紹介します。
共通ポイントについて
ポイントには、企業が独自に発行している「独自ポイント」と、複数の企業・店舗で利用できる「共通ポイント」の、大きく分けて2種類があります。
独自ポイント | 共通ポイント |
---|---|
|
特に、楽天ポイントのような多くの場所で使える共通ポイントはとても便利です。
5大共通ポイントとは
ポイ活をしていると「経済園」という言葉を聞くことがあります。
これは、普段使うさまざまなサービスが同じ共通ポイントでつながっている状態のことで、たとえば、「楽天経済園」や「PayPay経済園」などが有名です。
この「経済園」を上手く活用すると、ポイントを効率よく貯めることができます。
そんな中で、とくに大手の「5大共通ポイント」が、dポイント、Vポイント(旧 Tポイント)、PayPayポイント、Pontaポイント、楽天ポイントです。
ポイント運用サービスとは
5大共通ポイントのうち、以下の4つには「ポイント運用」サービスがあります。
ちなみに、dポイントは名前に「投資」とありますが、内容は他と同じ「運用」です。
最近では、こうしたポイントを使って投資の疑似体験ができるサービスが増えています。
私も実際に利用していて、「ポイント運用だから大したことない」と思うなかれ、意外とバカにできません。
たとえば、楽天ポイントを使った運用ですが、なんとポイントが3倍に増えています。

ただ、5大共通ポイントの一つである「Vポイント(旧 Tポイント)」には、残念ながら「ポイント運用」のサービスがありません。
そこで私は、Vポイントに関してはSBI証券で「ポイント投資」を活用しています。
SBI証券のポイント投資とは
SBI証券では、普段の買い物でコツコツ貯めた「Vポイント」を使って、投資ができます。
しかも、NISAにも対応しています。
現時点、SBI証券で投資に使えるポイントは2種類あります。
- Vポイント
- Pontaポイント
さらに、SBI証券では「投信マイレージ」と組み合わせることで、保有する投資信託に応じてポイントが貯まり、もっとお得になります。
投信マイレージについて
SBI証券の「投信マイレージ」は、投資信託を保有するだけでポイントがもらえるサービスです。
このサービスは、投資信託の月間平均保有金額に応じてポイントが付与されます。
たとえば、投資信託の積み立てやスポット購入で保有金額が増えれば、毎月もらえるポイントも徐々に増えていきます。
ポイントの選択肢が豊富
投信マイレージは、5種類のポイントから選ぶことができます。
- Vポイント(※私はこれを選択)
- Pontaポイント
- dポイント
- JALマイル
- PayPayポイント
さすがに「楽天ポイント」は選べませんが、それ以外の5大共通ポイントは選べます。
私のポイント獲得実績を紹介
SBI証券の投信マイレージで獲得できるポイントは、選んだポイントや毎月の月間平均保有金額に応じて0.01%~0.25%の範囲で計算されます。
たとえば、人気の高い投資信託「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を1,000万円保有していると、以下の計算になります。
- 1,000万円 × 0.0175% ÷ 365日 × 31日 = 148ポイント(月間)
実際に私が現在保有しているイーストスプリング・インベストメンツの3つの投資信託(インド、ベトナム、インドネシア)で獲得した「投信マイレージ」ポイントは、保有金額がまだ少ないので、獲得できるポイントは数ポイント程度ですが、コツコツ増えています。
先月までのポイントは以下の通りです。
ポイント反映日 | 前月末時点の保有金額 | 付与ポイント |
---|---|---|
2023/03/13 | 43,142円 | 1pt |
2023/04/11 | 56,969円 | 2pt |
2023/05/11 | 70,966円 | 3pt |
2023/06/12 | 84,612円 | 4pt |
2023/07/11 | 101,234円 | 5pt |
2023/08/14 | 120,384円 | 6pt |
2023/09/12 | 139,129円 | 7pt |
毎月の積立金額は17,250円ですが、保有額が増えるたびに還元ポイントも地味に増えています。
もちろん、付与されたポイントはすべてSBI証券の投資信託を買って複利運用しています。
ポイントが増える→投資に回す→また増える、という好循環が「投信マイレージ」です。
期間限定のTポイントも投資可
また、Tポイントを使った投資は初でしたが、楽天ポイントと比べてTポイントには意外な魅力があることに気づきました。
楽天ポイントだと期間限定ポイントで投資はできないですが、Tポイントは期間限定ポイントも投資に使えました。
↓
たった19ポイントでも、期間限定ポイントも無駄にせず投資できました。
Vポイントの貯め方の紹介
私が実践しているVポイントの貯め方を少しだけご紹介します。
日々の生活の中だけで、最低でも年間7,000~8,000ポイントほど貯まります。
日々の買い物でコツコツ
まずは基本中の基本、買い物時にポイントカードを提示して貯める方法です。
私がよく利用するお店は以下です。
- ファミリーマート(昼食をよく利用)
- ENEOS(通勤車のガソリン給油)
- 洋服の青山(会社用のスーツ購入)
- 吉野家、ロッテリア(外食)
- エディオン(家電製品の購入)
これらのお店を利用するだけで、月に約50ポイント貯まります。
地道な積み重ねが大事です。
東邦ガスの会員制サイト
次におすすめなのが、東邦ガスの会員制サイト「Club TOHOGAS」です。
毎月のガス料金を確認したり、アンケートに答えたり、コラムを読むだけでポイントが貯まります。
Club TOHOGASは無料で登録ができ、他のアンケートサイトに比べてポイント単価が高く、時間のかかるアンケートが少ないので、そこがいいところです。
月に約100ポイント貯まります。
追記:最近はVポイントへの交換ができなくなったため、現在はPayPayポイントに交換して「PayPayポイント運用」に使っています。
ポイントサイトやアプリ
最後に、ポイントサイトやアプリを使った方法です。
私が使っているアプリとポイントサイトはこちらです。
デスクワーク中心なので大量には稼げませんが、「Vヘルスナビ」でコツコツ歩数を稼ぎ、ネットショッピングでは「ハピタス」「ちょびリッチ」のポイントサイトを経由し、毎日の「ポイントインカム」へのログインでポイントを貯めています。
ポイント交換により、月に約500ポイント貯まります。
塵も積もれば山となる
こんな感じで、地道に貯めれば年間数千円分のTポイントが貯まります。
「一円を笑う者は一円に泣く」という言葉がありますが、「一ポイントを笑う者は一ポイントに泣く」なんてこともあるかもしれません。
妻には「たかが1円!たかが1ポイント!」とよく言われますが、実際、コツコツ貯めたおかげで、小遣いとポイントだけの隠し投資口座の資産が100万円を突破しました。(妻には内緒ですが...)
ではまた。