このブログ記事では、米国を代表する大手テクノロジー10社へ均等投資できる投資信託「iFreeNEXT FANG+インデック」について、自分の投資メモとしてまとめています。

新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠で運用中の「iFreeNEXT FANG+インデックス」の概要や特徴、運用成績と主要指数(S&P500・NASDAQ100)との比較をまとめています。
iFreeNEXT FANG+インデックスの概要
「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、米国を代表するテック企業10社へ等金額投資(均等配分)を行う、NYSE FANG+指数の動きに連動する成果を目指すインデックスファンドです。

このたった10社で、市場全体の時価総額の約25%を占める規模です。
一般的に、分散投資は「20〜30銘柄が最適」だと言われる中、その半分以下の10銘柄に絞っているため、当然、値動きは激しいですが、その分「爆発力」も高いです。
まさにハイリスク・ハイリターンの象徴のようなファンドです。
FANG+と主要指数を比較検証
私が投資をする上で一番気になるのが「コストに見合うリターンがあるのか?」という点です。
そこで、2025年12月26日時点のデータをもとに、人気の2指数と比較してみました。
基本情報の差
比較の対象ファンドは以下です。
| ファンド名 | 信託報酬 | 純資産額 | 基準価格 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | 98493.92億円 | 39,668円 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 0.7755% | 10068.88億円 | 85,002円 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 0.495% | 2480.52億円 | 47,858円 |
ファンドの運用開始日は、S&P500が2017年8月31日、FANG+が2018年1月31日、NASDAQ100が2018年8月31日です。
正直、信託報酬「0.7755%」はインデックスとしては高めです。
以前は「信託報酬が高く、純資産も少なくて人気がない」という印象でしたが、2024年1月の新NISAを機に状況が一変。
気づけば純資産は1兆円を突破し、NASDAQ100を追い抜くほどの人気銘柄に化けました。
主要な選択肢の一つに躍り出た感があります。
リスクとリターンの差
楽天証券のNISA対象ファンド(約1100本)の中で、FANG+の5年リターンは2025年12月26日時点で堂々の第2位。
ちなみに、NASDAQ100は21位、S&P500は29位です。
データで見ると、その差は歴然です。
| ファンド | リスク | |||
|---|---|---|---|---|
| 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 13.69 | 18.63 | 16.60 | 17.40 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 16.29 | 22.23 | 20.64 | 21.90 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 19.74 | 27.21 | 26.97 | 28.64 |
投資信託でいう「リスク」は、”危険”という意味ではなく、「基準価額がどれだけ激しく上下するか」という振れ幅を指します。
FANG+はわずか10銘柄に絞り込んでいるため、分散が効いているS&P500などと比べれば、当然ながら価格の振れ幅(リスク)は断トツで大きくなります。
しかし、データを見れば、その激しい揺さぶりに耐えるだけの価値があったことが分かります。
| ファンド | リターン | |||
|---|---|---|---|---|
| 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 50.78 | 14.78 | 30.05 | 24.45 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 53.09 | 16.69 | 40.54 | 24.94 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 37.92 | 15.55 | 61.54 | 30.57 |

FANG+は、米国市場を牽引するトップ企業に特化しているため、他のセクターや企業の低成長に影響されることなく、ハイテク株の爆発的な成長をダイレクトに享受できています。
実際、楽天証券のつみたて投資枠で購入できる約200本のファンドの中で5年リターンを比較すると、iFreeNEXT FANG+インデックスは堂々の1位です。
この振れ幅を「怖い」と取るか「チャンス」と取るかが、このファンドを使いこなせるかどうかの分かれ目になりそうです。
FANG+への投資判断
主要指数との比較やパフォーマンス推移を分析した結果、私が出した結論です。
投資を決めた理由
私がFANG+への投資を決めたのは、「市場の平均点(S&P500)に満足できないから」です。
S&P500も素晴らしいですが、中には成長の鈍化した企業も多く含まれています。
それなら、常に世界の最先端を走る最強の10社に集中させたほうが、長勝機がある。
もちろん、10社のうち数社がコケれば指数全体が沈みますが、この10社がまとめてダメになる時は米国市場そのものが終わる時だと割り切りました。
実際の投資と今後の観察点
2024年1月、新NISAの幕開けとともに「iFreeNEXT FANG+インデックス」への投資をスタートしました。
当初は「本当にこの10社だけで大丈夫か?」という不安もあり、リスクヘッジを兼ねてS&P500、NASDAQ100の3指数にそれぞれ毎日500円ずつ(月約1万円)積み立て始めました。
開始直後から見せつけた「格の違い」
投資開始からわずか2週間。
早くも各ファンドのパフォーマンスに明らかな差が出始めました。
| ファンド | 保有数量 | 平均取得価額 | 基準価額 | 評価損益 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 3,202口 | 24,584.63円 | 25,369円 | +3.19% |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 1,731口 | 28,885.04円 | 29,925円 | +3.60% |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 1,170口 | 42,735.04円 | 44,335円 | +3.74% |
楽天証券で新NISA開始時に積立不具合が発生し、S&P500への投資が少し多くなった影響がありますが、先に述べた「リスクとリターン」のグラフで確認できた通り、GAFAMやマグニフィセント・セブンに代表される時価総額の大きい企業が多くを占めるファンドほど、運用効率が良い結果を出しています。
旧NISAのころ、私はS&P500へ1日100円から積立投資をスタートしました。
最終的に月々600円に増額し、2020年12月2日から2023年12月25日までの約3年間投資を行った結果、現在のリターンは+30%となっています。

FANG+インデックスが今後どう成長するのか、非常に楽しみです。
投資1ヶ月でFANG+が独走状態に
S&P500やNASDAQ100も5%を超える好調な滑り出しですが、FANG+はそれを凌駕する運用益9%超え。
この爆発力には正直、驚かされています。

試練の時:S&P500に抜かれる局面も
もちろん、一本調子で上がるほど相場は甘くありません。
年始からのアップルやテスラの下落、そして最近のエヌビディアの一服感が影響して、独走だったFANG+のパフォーマンスがS&P500に追い抜かれました。

Yahoo掲示板では「FANG+を売却した!」といった悲観的な声も見かけますが、私は動じません。
むしろ、この一時的な下落をチャンスと捉え、テスラ(TSLL)やアップル(AAPU)といった単一株レバレッジETFへのスポット投資を仕掛けるなど、強気の姿勢を崩さずに継続。
目先の値動きではなく、長期目線で積み立てを継続。
1年経過:再びFANG+の独走
そして迎えた投資1年目の締めくくり。
一年終わってみれば、FANG+のパフォーマンスは一度も他の指数に負けることなく、圧倒的な差をつけてフィニッシュしました。

| ファンド | 保有数量 | 平均取得価額 | 基準価額 | 評価損益 |
|---|---|---|---|---|
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 21,443 口 | 55,029.61 円 | 72,352 円 | +31.47 % |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 41,301 口 | 29,266.12 円 | 34,182 円 | +16.79 % |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 34,503 口 | 34,199.92 円 | 40,455 円 | +18.28 % |
かつて旧NISAでS&P500を3年間運用した際のリターンが+30%程度でした。
それをFANG+は、わずか1年で成し遂げてしまったわけです。
今後の運用状況については、気が向いたときにnote側でゆるく書きたいと思います。
