どこのネット銀行がいいのか?
ネット証券はどこがいいのか?
ネット銀行やネット証券の口座を始めて開設する時って迷いますよね。
私も初めて口座を開設した時は、どの銀行や証券会社が自分に合っているかわからず、決めるのにかなり悩みました。
現在では、複数のネット銀行とネット証券を利用していますが、評判や人気で選んだものの、使わなくなった口座もいくつかあります。
そこで今回は、私が実際に使っている「楽天証券と楽天銀行」および「SBI証券とSBI新生銀行」というグループ企業での組み合わせに焦点を当て、これらのメリットや実際に使った感想をまとめてみました。
ネット銀行・証券の選び方
ネット銀行やネット証券を選ぶ際、同じグループ企業に属しているグループ企業で口座を開設し、それぞれの口座を連携することで、さまざまな優遇を受けられることが多いです。
そのため、最近の私は銀行口座と証券口座を別々で考えず、組み合わせて開設することにしてます。
後ほど私が開設している組み合わせを紹介しますが、まずは簡単にメリットを書きます。
グループで開設するメリット
銀行口座と証券口座をグループ企業で開設し、連携したときの主なメリットは以下のような点です。
1.資金移動がスムーズにできる
たとえば、銀行口座から証券口座、証券口座から銀行口座へ資金を移動する際、通常よりも迅速に手続きを完了することができます。
実際、グループ企業以外の銀行へ出金したときに数日待たされたことがありますが、グループ企業の銀行では即時出金できました。
グループ企業以外の銀行へ出金して待つくらいなら、一旦、グループ企業の銀行口座へ出金した後に、希望する銀行口座でお金を移動させた方が早いです。
2.統合された口座管理
証券口座と銀行口座の資産を一元管理できるようになることも大きいです。
すべてのグループ企業の銀行と証券会社で一元管理できるというわけではありませんが、証券口座の画面で連携しているネット銀行の残高が表示されたり、その逆で、ネット銀行の画面で連携した証券口座の資産残高が見れたりできる口座もあります。
3.特典や優遇サービス
また、グループ間連携により得られる特典やサービスは、証券と銀行の口座間の使い勝手だけでなく、ポイントの還元やATM手数料の無料回数など、他のサービスの恩恵も受けられます。
では実際に私が利用しているグループ間で口座開設した組み合わせと感想を紹介していきます。
楽天証券と楽天銀行の連携
楽天証券と楽天銀行、ご存知の通りどちらも楽天グループの企業です。
私は楽天証券を老後資金の投資(新NISAでのコア投資)のために使っていて、この組み合わせで連携して感じるメリットは楽天ポイントと資金の一元管理です。
ポイント利用でSPUアップ
私は現在、新NISAのつみたて投資枠での投資を毎月6万円しています。
つみたて投資枠で投資をする際、私は1ポイントだけポイント利用する設定(※1ポイント以上しない理由はコレ→楽天ポイントビットコイン)をしているので、楽天市場の買い物で0.5倍のSPUアップになります。
毎月、最低でも2万円の買い物をするため、50ポイントと僅かですがポイントアップです。
もちろん、私の妻も楽天信者なので「楽天証券」×「楽天銀行」を使っています。
資金管理と入出金が便利に
楽天証券と楽天銀行の口座をマネーブリッジという無料サービスで連携すると、楽天証券での購入注文時に楽天銀行の普通預金残高から自動入金、また、証券口座にある資金は毎営業日夜間に楽天銀行へ自動出金できるようになります。
証券口座内へ〇円だけは残しておきたいなどの設定も可能です。
他にも、マネーブリッジで連携することにより「残高表示サービス」が利用でき、楽天証券のサイト上で楽天銀行の普通預金残高が表示可能になります。
また、資金の移動に関しても入出金がリアルタイムで行えるようになります。
たとえば、楽天証券のお金を銀行口座に出金しようとしたとき、通常出金であれば翌営業日以降での出金となりますが、グループ企業である楽天銀行の「らくらく出金」を使えば、当日中に楽天銀行の普通預金口座へ出金することができるのです。
マネーブリッジで金利優遇
現在の利息、昔と違って実店舗の銀行では衝撃利息です。
銀行預金での金利なんて期待できない額ですが、マネーブリッジに登録することで楽天銀行の普通預金が通常の最大5倍の年0.10%が適用されるようになります。※2024年8月12日現在
株を買いたいときにはすぐ入金でき、余分な資金は楽天銀行に自動で戻り優遇金利も適用される。
ありがたい機能です。
ハッピープログラムで更にUP
さらに、マネーブリッジへ申し込み後、ハッピープログラムへのエントリーをすると、楽天証券の取引に応じた楽天ポイントも獲得できます。
ちなみに、楽天証券はコア資産の投資のため投資信託だけの取引ですが、一定の残高を達成したときにもらえるポイントを何度か獲得しています。
私がメリットの大きいと感じているものだけを紹介しましたが、こんなに楽天銀行と楽天証券を連携することにはメリットがあります。
SBI証券とSBI新生銀行の連携
そして、もう一つグループ企業で連携しているのが、SBI証券とSBI新生銀行です。
どちらもSBIグループの企業です。
私はSBI証券を老後の遊ぶ資金を作るための投資(ハイリスクなサテライト投資)で使っています。
SBI新生銀行のメリットについては感想を以下の記事で書いていますので、ご覧ください。
では、その他のSBI証券とSBI新生銀行を連携するメリットを補足で書いていきます。
資金管理と入出金が便利に
SBI証券とSBI新生銀行の口座をSBI新生コネクトという無料サービスで連携すると、投資信託の積立で設定した注文金額をSBI新生銀行の預金口座から自動入金したり、SBI証券の口座にある余った資金をSBI新生銀行へ自動出金したりできます。
証券口座内へ〇円だけは残しておきたいなどの設定も可能です。
SBI新生コネクトで連携することにより、SBI証券の残高(現金残高、投資信託評価額、国内株式(現物)評価額、株式(信用)評価損益)を確認できるようになり、SBI証券の6つの取引アプリに遷移可能なボタンも表示されるようになります。
資金の移動に関しても入出金がリアルタイムで行えるようになります。
まとめ
証券口座と銀行口座選び、選ぶ口座次第で使い勝手や運用効率が大きく変わります。
単体で考えたら他にもっと良い銀行がある!と思える銀行でも、グループの証券口座と組み合わせたら特典や優遇サービスでとても魅力的な銀行になることもあります。
現在、ネット証券の人気№1,2は「SBI証券」と「楽天証券」なので、私と同じように口座開設している方も多いと思います。
もし、今回の記事で「SBI証券とSBI新生銀行」と「楽天証券と楽天銀行」の連携メリットを感じ、まだ連携していない方、一度調べてみてはいかがですか?
最後に、2つの証券口座で投資している銘柄のリンク紹介をして終わります。
では、また。