毎月分配型の投資信託は悪くない!ヤメた理由は俺には早かった!

投資信託
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分配型投資信託は人気の商品ですが、悪く言われることもあります。

しかし、私は毎月分配型投資信託は悪くないと考えています。

私が投資していたアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースについても最高だと思っていました。

しかし私は、毎月分配型の投資信託「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」をやめる決断をしました。

今回の記事では、口数も少しずつ増えて毎月の分配金も目標額に近づいていた「毎月分配型投資信託」への投資を、なぜ私はやめる決断をしたのか?を、約1年半にわたる投資経験から紹介します。

これから毎月分配型へ投資を考えている方、個人的な見解ですが参考になれば幸いです。

 

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分配型投資はなぜ人気なのか?

分配型投資信託は、毎月定期的に配当金が支払われ、安定した収入を得られるため、根強い人気があります。

とくに、定期収入を必要とする人にとっては魅力的な選択肢です。

一方で、複利効果が得られないこと、分配金が毎月変動すること、信託報酬の高い商品が多いこと、リスクの高い商品が多いこと、投資元本から取り崩されることがあるなどの理由から、魅力を感じない人も多いです。

 

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毎月分配投資信託をやめた理由!

私は毎月分配型の投資信託を悪いとは思っておらず、どちらかといえば肯定派で「悪くない!」と思っています。

毎月分配型には危険性やデメリットについてよく書かれていますが、これまでの投資経験から、それは一部の毎月分配型投資信託に限った話であって、商品選びを誤れば、個別株投資やレバレッジ投資でも同じリスクがあると思います。

つまり、毎月分配型が悪いわけではないということです。

では、なぜ私が「毎月分配型への投資をやめた」のかというと、それは単純に「投資を始めるには早すぎた」という理由です。

私はまだアラフィフで、資産形成中であるため、投資資金が数十万円と少なく、分配金を受け取っても使い道がなく、そのまま再投資していました。

つまり、今の私には分配金を受け取るメリットが少なかったのです。

このような理由から、私は投資を一旦やめることにしましたが、あと10年もすれば定年する歳になるので、その頃には再開するつもりです。

 

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私の毎月分配型投資の利用法

毎月分配型への投資は、どのような人に向いているのでしょうか?

毎月分配型のメリットは、分配金を毎月受け取ることができ、生活の足しにすることができること、利益を毎月確定することができることです。

一般的なメリット・デメリットと言われているものは、資産状況や年齢など、投資する人の状況を考慮していないため、状況が異なればメリット・デメリットも異なってきます。

したがって、資産状況や年齢を考慮すると以下のような結論に至りました。

現役世代かつ資産形成中のいま

現役世代かつ資産形成中の方について、まずは私自身がそのような立場にあるため、分配型への投資についての体験談から結論をいえば以下です。

分配型に投資することで、こまめに利益を確定できるという点や、毎月分配金を受け取ることで達成感を得られるという点は良いのですが、分配金を得ても使い道がなく、同じ商品に再投資するのは複利効果が薄れ、メリットがない。

そのため、私は「毎月分配型」から「年2回決算型」に変更しました。

結局、アライアンスバーンスタインのBコースへ乗り換えた理由!
1年半投資してきたアライアンスバーンスタインですが、最近、その投資信託への投資に迷いが。使い道が特にないのに毎月 分配金を貰い、使い道がないからそのまま再投資!だったらアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースで良くない?と乗り換え!

現役世代かつ資産形成完了したら

私はまだ達成していないのであくまで妄想ですが、現役世代のまま資産目標を達成した場合、毎月分配型に投資するメリットは分配金が小遣いの足しになることと、使い道に困らないお金としてゆとりを持てることだと思います。

私は、自由に使えるお金として分配金を受け取ることは「あり」だと考えます。

例えば、私の目標額は「定年までに老後に遊ぶお金1千万円!」です。もし目標額に達成したら、早速遊びに使いたいですね。

1千万円を年利5%で運用すれば、税金を差し引いても年間約40万円の収入が得られます。

これは月に換算すると約33,000円で、これまで貰っていた小遣いの約2.5倍になります。

最悪、基準価格が下落して分配金がゼロになったとしても、生活には困らないので...ただ、目標達成したら、もっと増やしたくなるかもしれません。

定年して年金生活になったら

この世代になったら「毎月分配型」を利用したいと思っています。

私は、これらの世代の人が毎月分配型へ投資するメリットは、年金の足しになることと、分配金を受け取りながら資産運用できることです。

ただし、分配金をあてにしたりしないことが前提です。

たとえば、ファンド運用が難しくなり繰上償還で資産が減ったら老後資金が不足する!とか、分配金が無くなると毎月の生活できなくなる!ということなら、毎月分配型投資信託の利用は避けた方が良いでしょう。

個人的な感想ですが、毎月分配型投資信託の利用は、あくまで「潤いある生活」のためで、最低限の生活はできることが前提です。

 

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毎月分配型に再投資ならコース変更!

私は、毎月分配型投資信託の「分配金再投資」は良い方法だとは考えていません。

今回、毎月分配型投資信託「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」をヤメるにあたり、シミュレーションを行いました。

それは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の「毎月決算型 ※Dコース」と「年2回決算型 ※Bコース」再投資のコースで投資したら、どのような結果になるかです。

AB米国成長株投信BコースとDコース、どちらの投資が良いのか?
人気の投資信託「AB米国成長株投信」のコースの中で、同じ為替ヘッジなしの「AB米国成長株投信Bコース」と「AB米国成長株投信Bコース」のどちらへ投資した方が良いのかをシミュレーションした結果、運用益にかなりの差が出ることが判明!

結果は「毎月決算型 ※Dコース」より「年2回決算型 ※Bコース」の方が約4.6%も投資効率の良い結果になりました。

そのため、再投資する前に、投資先の決算回数が少ないコースがある場合は、コース変更を検討することが効率的かもしれません。

結局、アライアンスバーンスタインのBコースへ乗り換えた理由!
1年半投資してきたアライアンスバーンスタインですが、最近、その投資信託への投資に迷いが。使い道が特にないのに毎月 分配金を貰い、使い道がないからそのまま再投資!だったらアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースで良くない?と乗り換え!

では「アライアンスバーンスタインDコース」への投資、定年する10年後でもファンド運用が続いていれば再度 投資すると思いますので、またそのときに会いましょう。

しばしのお別れです。

私のアライアンスバーンスタインの平均取得価格を下げる買い方!
私が唯一投資している毎月分配型の投資信託「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」の買い時や投資実績を紹介します。私は買うタイミング(買い時)を決めて投資しており、それなりに上手く投資が出来ていると思いますので、もし参考になれば。

ではまた。