毎月分配型の投資信託は悪くない!ヤメた理由は俺には早かった!

運用(投資信託)

毎月分配型投資信託、悪くない!

アライアンスバーンスタインDコース、最高!

と、これまで毎月分配型の投資信託「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」の口数を少しづつ増やし、毎月入る分配金も目標額に近づきつつある中、投資をヤメることを決断...

今回の記事は、毎月分配型の投資信託は悪くない!と思っている私が、約1年半投資をしてきた「アライアンスバーンスタインDコース」をヤメた理由など紹介します。

 

これから「毎月分配型投資信託」へ投資を考えている方、個人の考えですが参考になれば幸いです。

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毎月分配を「悪くない」と思っているのにヤメた理由!

まず初めに。

私は「毎月分配型投資信託を悪い!」とは思っておらず、どちらかといえば肯定派で「毎月分配型投資信託を悪くない!」と考えている一人です。

危ない!とか、デメリットが多い!と言われることも多い毎月分配型ですが、あくまで悪いのは一部の毎月分配型投資信託であって、それは、個別株投資だろうと、レバレッジ投資だろうと、選ぶ商品を間違えれば同じです。

毎月分配型が悪いわけではない!

 

では、そんな私がなぜ「毎月分配型へ投資することをヤメた」のか?です。

理由はただ一つ「私には早すぎた!」ということです。

もちろん、早すぎた!と言っているので、あと10年もしたら投資を再開しようと思っています。

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毎月分配型への投資に向いてる人

では、毎月分配型への投資に向いている人はどんな人なのか?

それを書く前に、もう少し私が毎月分配型投資信託を「早すぎた!」と考えた理由について書きます。

  • 投資資金が数十万円と少なく資産形成中
  • 分配金を受け取っても使い道がない
  • 分配金はそのまま再投資している

早すぎた!と感じた理由は、まだアラフィフの歳で勤労所得があって生活に困っていないので、いまの歳で分配金を毎月もらう必要がなく、メリットを感じないからです。

逆に、毎月分配型のデメリットの方が多い...

毎月分配型のメリットとは

  • 分配金を毎月受け取れ、生活の足しにできる
  • 利益を毎月こまめに確定できる

毎月分配型のデメリットとは

  • 複利効果が得られない(薄い)
  • 分配金が毎月、変動する
  • 信託報酬の高い商品が多い
  • リスクの高い商品が多い
  • 投資元本から取り崩される場合がある

では、どんな人に向いているのか?

一般的なメリット・デメリットと言われているものは資産状況・年齢など、投資する人の状況を考慮していない内容です。

状況が違えばメリット・デメリットも変わってきます。

そこで、資産状況や年齢を考慮した結果、以下のような結論に至りました。

現役世代+資産形成中の場合

まずは私のような「現役世代+資産形成中」の人です。

私は、これらの世代の人が毎月分配型へ投資するメリットは以下のような点だと思います。

  1. こまめに利益を確定できる
  2. 分配金を毎月うけとる喜びを感じられる

私のように分配金をもらっても使い道がなく、同じ商品に再投資するのはメリットがないので、そんな方は複利効果の高い商品へ乗り換えた方がよい!というのが結論です。

結局、アライアンスバーンスタインのBコースへ乗り換えた理由!
1年半投資してきたアライアンスバーンスタインですが、最近、その投資信託への投資に迷いが。使い道が特にないのに毎月 分配金を貰い、使い道がないからそのまま再投資!だったらアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースで良くない?と乗り換え!

↑そして、私は毎月→年2回決算に変更しました。

現役世代+資産目標達成の場合

続いては、私が現役世代のまま資産目標を達成したら...という妄想です。

資産目標を達成して資産を増やす必要がなくなったのであれば、毎月分配型へ投資するメリットは以下のような点だと思います。

  1. 分配金を足しに毎月の小遣いが増える

私は、それ以上資産を増やさなくてよいと思えるようになれば、自由に使えるお金として使うことで「ゆとり」が生まれるので、選択肢としては「あり」です。

 

たとえば、私の目標額を参考に話すと「定年までに老後に遊ぶお金1千万円!」が目標。

もし、それが定年前に達成したなら、早々と遊びに使いたいです。

 

1千万円あれば年利5%で運用し、税金を差し引いても年間約40万円です。

40万÷12か月で計算すると約33,000円になり、今貰っている小遣いが単純に約2.5倍になります。

最悪、基準価格が大きく下落して分配金がゼロになったとしても生活には困らないので...

定年世代+年金生活の場合

そして、私もあと10年したら訪れる「定年」。

私はこの世代になったら「毎月分配型」は利用したいと思っています。

私は、これらの世代の人が毎月分配型へ投資するメリットは以下のような点だと思います。

  • 年金の足しになる
  • 分配金を受け取りながら資産運用できる

あくまで前提として、分配金をあてにしたりしないことです。

たとえば、ファンド運用が難しくなり繰上償還で資産が減ったら老後資金が不足する!とか、分配金が無くなると毎月の生活できなくなる!ということなら、毎月分配型投資信託の利用はヤメた方がよいと思います。

※個人的な感想ですが...

毎月分配型投資信託の利用は、あくまで「潤いある生活」のためです。

無くても最低限の生活はできることが前提!

 

では、ついでに毎月分配型の投資信託でよく話題となる「分配金の再投資」についても書きます。

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分配金の再投資は悪い利用法!?

私の結論を言えば、毎月分配型の「分配金の再投資」はヤメた方が良い!です。

今回、毎月分配型投資信託「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」をヤメるにあたり、あるシミュレーションを行いました。

それは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の「毎月決算型 ※Dコース」と「年2回決算型 ※Bコース」で共に再投資で同じ資金を投入したら、差がどのくらい出るのか?です。

AB米国成長株投信BコースとDコース、どちらの投資が良いのか?
人気の投資信託「AB米国成長株投信」のコースの中で、同じ為替ヘッジなしの「AB米国成長株投信Bコース」と「AB米国成長株投信Bコース」のどちらへ投資した方が良いのかをシミュレーションした結果、運用益にかなりの差が出ることが判明!

結果は「毎月決算型 ※Dコース」より「年2回決算型 ※Bコース」の方が約4.6%も投資効率の良い結果になりました。

決算回数の少ないコースがあるなら「再投資」より「コース変更」しましょう!

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毎月分配型は悪くない(まとめ)

すでに資産形成が済み「毎月の分配が欲しい!」とか「年金の補填にしたい!」など、目的がハッキリしていれば、毎月分配型投資信託を利用するのも「悪くない!」選択肢だと思います。

しかし私の様に、使い道がなくて「同じ商品に再投資」するのであれば、複利効果も少なくなるのでヤメた方がよいでしょう。

結局、アライアンスバーンスタインのBコースへ乗り換えた理由!
1年半投資してきたアライアンスバーンスタインですが、最近、その投資信託への投資に迷いが。使い道が特にないのに毎月 分配金を貰い、使い道がないからそのまま再投資!だったらアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースで良くない?と乗り換え!

では「アライアンスバーンスタインDコース」への投資、定年する10年後でもファンド運用が続いていれば再度 投資すると思いますので、またそのときに会いましょう。

しばしのお別れです。

【実績公開】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース
何度か私のブログで紹介してきた「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」、毎月分配型投資信託は買ってはダメ!と言われるが、私の投資銘柄の中ではそれなりに貢献!備忘録を兼ねて購入実績、投資実績をまとめました。

ではまた。

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