米国経済はいずれリセッション(景気後退)を迎えると言われているが、いつまでたっても来ず、最近ではソフトランディング(軟着陸)への期待も高まっているようです。
しかし、私はそれでもリセッション来るだろうと思い、不況に強い業種の一つである「バイオテクノロジー」に関連したETFである「DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF(LABU)」への投資を考え始めました。
LABUは、バイオテクノロジー関連の指数に対して3倍の値動きを目指すETFであり、大きなリターンを期待できる銘柄です。
しかし、レバレッジ型の投資は同時に高いリスクも伴います。

この記事では、私が新たに投資を始めようと考えているLABUというETF「DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF」について、特徴や投資を考えたキッカケ(買い時)などを紹介します。
LABUへの投資は、リスクの高さからオススメはできませんが、それでも投資を考えている方、参考情報としてご覧いただければと思います。
バイオETF「LABU」とは?
LABUとは、Direxion デイリー S&P バイオテック株 ブル3倍 ETF(DIREXION DAILY S&P BIOTECH BULL 3X SHARES)の略称です。
バイオテックは、バイオロジー(Biotechnology ※生物学)とテクノロジー(Technology ※技術)を組み合わせた言葉で、医療や農業、環境などの分野で人類の生活に役立つさまざまな技術を開発することを指します。
例えば、がんやエイズの特効薬の開発、遺伝子の組み換えによる植物の品種改良、汚水や土壌汚染の修復などがその一部です。
LABUは、そんな企業で構成される株価指数「S&P バイオテクノロジー セレクト インダストリー指数(S&P Biotechnology Select Industry TR)」の3倍の値動きを目指して運用されるETFです。
私が好んで投資をするレバレッジ型の投資銘柄になります。
指数が上昇すれば、価値が3倍のペースで上昇する可能性がありますが、逆に指数が下落すれば、ETFの価値も3倍のペースで価値が下落することになります。
では、LABUの基本情報から紹介します。
LABUの基本情報について
以下は、2023.07.15時点でSBI証券に記載されていたLABUの基本情報になります。
運用会社 | Direxion |
---|---|
上場取引所 | NYSE Arca |
投資地域・資産クラス | アメリカ・株式 |
設定日 | 2015/05/28 |
年間経費率 | 0.94% |
52週高値 | 13.1900 |
52週安値 | 4.2600 |
基準価額 | 6.1200 |
純資産総額(百万) | |
騰落率(1年) | -33.13 % |
さらに、騰落率(1年)以外の期間ごとのパフォーマンスも記載します。
期間 | 騰落率 | ||
---|---|---|---|
2023.07.15時点 | |||
1カ月 | -18.71 % | ||
3カ月 | 13.90 % | ||
6カ月 | -24.94 % | ||
9カ月 | -12.49 % | ||
1年 | -33.13 % | ||
2年 | -90.27 % | ||
3年 | -89.41 % | ||
5年 | -94.36 % | ||
年初来 | -12.19 % | ||
設定来 | -96.06 % |
LABUも以下の投資信託と同様に下落したときに買うナンピン(難平)で買い増しして、爆上げ期待です。

LABUは分配金による定期的な収益もあります。
分配金についても記載します。
LABUの分配金について
LABUは、年4回(3月、6月、9月、12月)に分配金が支払われます。
20年~23年3月までは出てなかったようですが、直近、2023年6月21日には分配金の支払があり、0.0086米ドルでした。
以上がLABUに関する基本情報と分配金に関する情報です
LABUへ投資するキッカケ
現在は、アメリカの急激な利上げによる景気後退が懸念されているので、今後、ディフェンシブ銘柄に含まれるバイオ株は上がるかもと考えているので、最近、注目しています。
少しづつナンピン買いする予定なので、購入実績などについては以下の記事にまとめます。

バイオテック株3倍(まとめ)
今回は、バイオテック株に関連したETFである「DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF(LABU)」についてご紹介しました。
現在の米国は、経済状況やリセッションの懸念がありますが、私はバイオテクノロジー業界の成長性への期待と、景気後退局面に強いディフェンシブ関連のETFということから、LABUへの投資を考え始めました。
ただ、レバレッジ型の投資には高いリターンが見込める一方、リスクも忘れてはいけません。
私は過去、50%以上の下落を経験したこともあります。
しかし、安い時に買っていたこともあり、大きなリターンを得られています。


世間で「ヤバイ!」とか「死亡!」と言われている頃に仕込んだ銘柄ほど大きなリターンがありましたので、私は最近、投資を始める機会はヤバイ時だと決めています。
レバレッジ型の投資はリスクの高い投資なので、無くなってもイイと思って投資できる余裕資金でしましょう。
あっ、投資も自己責任で。
では最後に、これから投資を始めようと思っている方へ、私が口座開設している証券会社を紹介して終わりたいと思います。
SBI証券はTポイントで投資できたり投資信託の保有で貯まる(投信マイレージ)がお得だし、楽天証券は画面の見やすさや楽天ポイント投資ができる点が魅力で私は利用しています。
自分にあった証券会社を選べば、投資効率も上がります。
ではまた。