米国ビックテック10社で爆発的リターン狙い「iFreeレバレッジ FANG+」

2倍ブル レバレッジ投資 投資信託への投資
記事内に広告が含まれています。

最近、SNSなどで話題の投資信託「iFree レバレッジ FANG+」へ投資をはじめました。

FANG+指数は、米国のビックテック企業10銘柄で構成される指数で、レバレッジをかけない投資(ノンレバ)なら新NISAの「つみたて投資枠」でも投資ができるようになりました。

新NISAでFANG+インデックス投資!他の人気ファンドと運用実績比較!
新NISAのつみたて投資枠で「iFreeNEXT FANG+インデックス」への投資を始めました。人気の米国指数「S&P500」「NASDAQ100」への投資も同条件で行っているので、運用実績を定期的に比較て紹介します。

最初は、構成銘柄に惹かれて新NISAの「つみたて投資枠」で投資をしていましたが、このFANG+指数にレバレッジをかけた投資をできる「iFreeレバレッジ FANG+」というファンドの存在を知り、ノンレバファンドとレバレッジファンドの両方で投資することになりました。

この記事では、SNSで話題のFANG+指数にレバレッジをかけた投資のできるレバファン(iFreeレバレッジ FANG+)について、投資信託の特徴や、私の投資方法、そして投資実績などを紹介します。

私は、2024年からの投資をタイプによって2つの証券口座を使い分けることにしました。

そのため、今回の投資信託はレバレッジ投資なのでSBI証券を使っています。

スポンサーリンク

iFreeレバレッジFANG+

では、FANG+指数にレバレッジをかけて投資のできる「iFreeレバレッジ FANG+」の概要から書いていきます。

投資信託の概要

iFreeレバレッジ FANG+は、FANG+指数に2倍の値動きを目指して運用される投資信託です。

FANG+指数は、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの4社に、Apple、Microsoftなどの6社をプラスした、米国のビックテック10銘柄で構成される指数です。

私は新NISAでS&P500、NASDAQ100、そしてFANG+に1:1:1の比率で積立投資を始め、これまで投資をして来なかった「FANG+」に、かなり興味をもっています。

新NISAでFANG+インデックス投資!他の人気ファンドと運用実績比較!
新NISAのつみたて投資枠で「iFreeNEXT FANG+インデックス」への投資を始めました。人気の米国指数「S&P500」「NASDAQ100」への投資も同条件で行っているので、運用実績を定期的に比較て紹介します。

純資産額と信託報酬

iFreeレバレッジ FANG+の運用開始は2020年8月19日からはじまりました。

その頃は、新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待感や経済対策を支えに米国株が堅調に推移してた頃です。

現在、運用3年以上の投資信託になっています。

設定日 2020.08.19
基準価格 31,979円
純資産額 368.75億円
信託報酬 1.275%

これまで大好きだった投資信託「レバナス」の信託報酬は1%以下なのでレバナスに比べると少し高めに感じますが、その分のリターンが期待できるかだと思います。

リスクとリターン

そこで、私が投資をはじめた「iFreeレバレッジ FANG+」の運用会社である「大和アセットマネジメント」のシリーズにある米国3指数ファンドで、リスクとリターンを比較してみました。

ファンド 運用開始 信託報酬
iFreeレバレッジ S&P500 2018.08.31 0.99%
iFreeレバレッジ NASDAQ100 2018.10.19 0.99%
iFreeレバレッジ FANG+ 2020.08.19 1.275%

各ファンドは運用開始が異なるため、一番最後に運用を開始した「iFreeレバレッジ FANG+」に合わせ、2020年08月19日~2024年02月17日の期間でチャート化しました。

FANG+とSP500とNASDAQ100のレバレッジファンドの推移20240217

このチャートから、FANG+は他の2つの指数(S&P500、NASDAQ100)に比べてボラティリティの高いことがわかります。

2021年末頃までの米国株式市場は、新型コロナワクチンの普及に伴う景気回復や経済対策で堅調に推移してきましたが、2022年に入ると状況は大きく変化しました。

2022年2月にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始し、資源価格が急騰したことから物価の上昇が起こり、インフレ加速を受けてFRBが大幅な利上げを行いました。

これによって大幅な調整となりました。

直近5年のリターンとリスクを見ると、iFreeレバレッジ FANG+は非常に高いリターンを示していますが、それに伴うリスクも高いことが分かります。

ファンド リターン
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeレバレッジ S&P500 55.38 35.76 9.90 19.28
iFreeレバレッジ NASDAQ100 85.70 78.94 6.45 30.83
iFreeレバレッジ FANG+ 177.37 160.01 1.37
ファンド リスク
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeレバレッジ S&P500 28.10 24.41 33.23 37.62
iFreeレバレッジ NASDAQ100 38.54 33.77 44.87 45.26
iFreeレバレッジ FANG+ 51.04 48.30 61.55

私は過去の「レバナス」投資で、資産を半分近くにまで減らした経験があります。

そのとき以上に覚悟して投資する必要がありそうです。

販売会社

2024年2月17時点で「iFreeレバレッジ FANG+」を取り扱っている証券会社は多くあります。

一部ですが、本ブログで紹介している以下の証券会社であれば、取り扱いがあります。

私は課税投資で使う証券会社を決めているので、SBI証券での投資になります。

ノンレバとも比較

では、少しだけノンレバレッジの投資信託「iFreeNEXT FANG+インデックス」とも比較します。

まず、2024年2月17日時点での信託報酬、純資産額です。

レバレッジあり レバレッジなし
ファンド名 iFreeレバレッジ
FANG+
iFreeNEXT FANG+
インデックス
設定日 2020.08.19 2018.01.31
基準価額 19,394円 50,506円
純資産額 155.53億円 1095.05億円
信託報酬 1.275% 0.7755%
買付ランキング 65位 11位

インデックスファンド(ノンレバ)に比べ、アクティブファンドの「iFreeレバレッジ FANG+」は信託報酬が若干高いですが、アクティブファンドの平均的な信託報酬は0.9~1.3%といわれているので、平均的な信託報酬の範囲です。

次に、2020年08月19日~2024年02月17日までの期間でのチャートと、直近5年のリターンとリスクを比較します。

FANG+のレバレッジファンドとノンレバの推移20240217

ファンド リターン
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeレバレッジ FANG+ 177.37 160.01 1.37
iFreeNEXTFANG+インデックス 92.36 95.94 24.48 38.79
ファンド リスク
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeレバレッジ FANG+ 51.04 48.30 61.55
iFreeNEXTFANG+インデックス 26.69 23.90 30.29 31.41

「iFreeレバレッジ FANG+」は高いリターンですが、リスクも高いことが分かります。

また、今回の比較で一点気づいたことがあります。

それは、ノンレバの「iFreeNEXT FANG+インデックス」が、レバレッジ2倍の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」よりも小さなリスクで高いリターンを獲得できているということがわかります。

ファンド シャープレシオ
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeNEXTFANG+インデックス 2.60 2.95 0.87 1.20
iFreeレバレッジ NASDAQ100 1.80 1.90 0.36 0.83

以下は、2018年10月19日~2024年02月17日までの期間でのチャートと、直近5年のリターンとリスクの比較です。

レバレッジNASDAQ100とノンレバFANG+の推移20240217

ファンド リターン
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeNEXTFANG+インデックス 92.36 95.94 24.48 38.79
iFreeレバレッジ NASDAQ100 85.70 78.94 6.45 30.83
ファンド リスク
6ヵ月 1年 3年 5年
iFreeNEXTFANG+インデックス 26.69 23.90 30.29 31.41
iFreeレバレッジ NASDAQ100 38.54 33.77 44.87 45.26

とはいえ、私はレバナスが好きなので、このまま継続して投資する予定です。

スポンサーリンク

レバレッジ FANG+運用実績

では、長期投資になりそうな「iFreeレバレッジ FANG+」の運用実績を定期的に紹介していこうと思います。

FANG+への投資は、最近よく聞く「マグニフィセント・セブン」への集中投資を考えている人にもピッタリな投資商品だと思います。

新NISAでマグニフィセント・セブン(M7)への集中投資を開始!
分散投資の最適な数としては20~30銘柄とよく言われる中、マグニフィセント・セブンという7社に集中投資できる投資信託が登場。ファンド名は「米国大型テクノロジー株式ファンド」です。家族に投資を勧める前に私がお試し投資を始めたので、説明用も兼ねて記事にしました。

まずは、レバファンへ投資するキッカケとなった話から紹介します。

レバファン投資のキッカケ

「iFreeレバレッジ FANG+」への投資は、2024年1月10日からです。

SNSでの盛り上がりと自分で調べた内容から、魅力的な投資先だと感じて投資を決めました。

最初は、新NISAの「つみたて投資枠」で「iFreeNEXT FANG+インデックス」の投資からはじめ、その後、FANG+にもレバレッジ投資があるのでは?と調べたところ「iFreeレバレッジ FANG+」が見つかり、投資することにしました。

投資は1日300円、1ヶ月で6,000円のツミレバ投資です。

投資1ヶ月目で利益10%越え

投資開始から1ヶ月経過し、投資額は1日350円にアップし、1ヶ月で8,050円の投資を継続中です。

その結果、開始してから右肩上がりでだったこともあり、iFreeレバレッジ FANG+の現時点の損益は+14.78%になっています。

iFreeレバレッジ FANG+の直近値動き20240217

iFreeレバレッジ FANG+の20240216時点運用実績

また、楽天証券で投資をしているノンレバFANG+の「iFreeNEXT FANG+インデックス」も、損益が+10.72%と順調です。

iFreeNEXTFANG+インデックスの20240216時点運用実績

1年ほったらかしでプラス46%

買いたい銘柄があっても資金不足で買えないときに解約するためにツミレバしている「iFreeレバレッジ FANG+」、ほったらかしで1年が経っていました。

久しぶりに状況を確認してみると、何とかプラスで運用中です。

保有口数 取得単価 基準価格 評価損益
iFreeレバレッジ FANG+ 47,819口 21,907円 31,979円 +45.98%
iFreeNEXT FANG+インデックス 22,996口 29,453.06円 34,638円 +17.60%