これまでにいくつかのネット銀行で口座を開設してきましたが、昨年の9月に「新たにお金を別で管理したい!」と思い、新しく口座を開設しました。
今回ご紹介するのは、その新しく開設した「SBI新生銀行」です。
使い始めて半年が経ちましたが、思った以上に使い勝手が良く、最近ではメイン口座として利用しています。
この記事では、ネット銀行とは、半年間「SBI新生銀行」を使ってみた感想、私の口座活用法などを紹介しています。
私のネット銀行の選び方
ネット銀行は、実店舗や自社のATMをほとんど持たず、オンライン上で取引を行う銀行です。
最初は「ネット銀行は安全なのかな?」とか「窓口で対面相談ができないのは不便じゃないかな?」といった不安もあり、利用を避けていました。
しかし、試しに使ってみると、その使い勝手の良さやお得な面に気づき、今では複数のネット銀行を使っています。
最近では、私の周りでも急な飲み会があるとコンビニでお金を引き出す人が増え、会話などからネット銀行を利用する人が多くなったと感じます。
ネット銀行の良い点
ネット銀行には、実店舗のある銀行と比べてデメリットもあります。
たとえば、対面での相談ができないので複雑な手続きや相談が必要なときには不便だし、システム障害や通信トラブルが発生すると取引ができないこともあります。
ただ、実際に私が使っていて困ったか?と言えば、実店舗の銀行とネット銀行を使い分けているため不便を感じたことはなく、システム障害についても複数のネット銀行を開設しているのでお金を引き出せないなどで困ったこともありません。
デメリットな面のあるネット銀行ですが、それ以上に大きなメリットがあります。
主に「使い勝手の良さ」と「金利の高さ」です。
店舗維持費や人件費といった運用コストを削減できるため、ATM利用手数料や振り込み手数料が低かったり、一般の銀行より金利が高めに設定されていたりします。
また、24時間オンラインで取引ができる利便性も大きな魅力です。
実店舗の銀行にはその良さがあり、ネット銀行にはネット銀行の良さがあるので、どちらも上手に活用していくのが賢い選択だろう!と私は思います。
SBI新生銀行を使った感想
それでは、私が利用しているネット銀行の一つ「SBI新生銀行」について、簡単に使い方と感想を紹介しますね。
私はこの口座を、妻に内緒の「銀行口座」「内緒のクレジットカードの引き落とし口座」「内緒の投資の資金管理口座」として使っています。
数年前から私はキャッシュレス決済するようになり現金をあまり持ち歩かなくなり、財布の中の現金が少なくなったときにはコンビニATMで引き出ししたり、必要に応じてPayPayのチャージ用などの専用口座に振り込みで資金を補充したりしています。
最低でも引き出しが月2〜3回、振込が月3〜4回あるため、手数料の無料回数が少ないと不便でコストがかかることになりますが、SBI新生銀行は無料回数が多く、かなり助かっています。
では、もう少し詳しく書いていきます。
ATM無料回数が多い
私がSBI新生銀行で到達している会員ランクは「ダイヤモンドステージ」というランクです。
このランクは上位ランクですが簡単に到達できる上、かなりの優遇があります。
特に、ATMの入出金無料回数や他行宛の振り込み無料回数の多さにはかなり助かっています。
優遇サービス | サービス内容 |
---|---|
ATM出金手数料 | セブン銀行ATMなどで制限なく無料 |
他行宛振込手数料 | インターネットにより月10回無料 ※超える場合の手数料 75円/回 |
他のネット銀行では、コンビニATMでの出金無料回数が平均で5回ほど、多くても20回ほどですが、SBI新生銀行のダイヤモンドステージでは無制限で無料利用ができます。
これだけでも、私にとってかなりありがたいです。
他行振込みなど、実際には月10回を使い切ることはありませんが、他行宛振込手数料が月10回無料というのは、他のネット銀行では見ない回数ですし、安心感はあります。
毎月入金される利息が嬉しい
さらに、利息を受け取れるタイミングも嬉しい点の一つです。
SBI新生銀行の普通預金の金利は、大手ネット銀行と同水準の年0.10%ですが、多くのネット銀行が年2回の利息支払い(たとえば2月と8月や3月と9月)なのに対して、SBI新生銀行では月末で締めた利息が翌月上旬に入金されます。
少額の預金でも、利息が毎月受け取れるのは嬉しいですね。
利息には「国税15.315%+地方税5%」の合計20.315%が課税されますが、私は預金額が少ないため、地方税は1円未満で対象外です。
地方税が対象外だったことで、過去の窓口銀行の衝撃利息を思い出してしまいました(T_T)
SBI証券との連携が便利
最後に、投資関係の便利で嬉しいポイントです。
私は妻に内緒で「SBI証券」の口座を使って投資をしており、SBI証券と同じグループのSBI新生銀行と連携させる「SBI新生コネクト」を利用しています。
SBI新生コネクトで連携をしたことで、積立投資の際に自動的にSBI新生銀行の口座からSBI証券の口座へ資金が入金されたり、使わなかった資金をSBI新生銀行の口座へ自動で戻したりしてくれるので、管理はとても楽になり非常に助かっています。
他にも優遇サービスが多くありますが、まだ使っていないので、今後、感想を追記していきます。
では、SBI新生銀行のダイヤモンドステージになる方法についても書いていきます。
ダイヤモンドステージの条件
多くの銀行では、上位ランクに到達するためにはかなりの預金額が必要だったり、給与振込の口座に指定したりローンを組んだりと、ハードルが高いです。
SBI新生銀行でも、たとえば上位ランクの「プラチナ」に到達するには、年間の預かり総資産残高が2,000万円以上必要です。
普通のサラリーマンに数千万...かなり厳しい条件ですよね。
ダイヤモンドランクはプラチナランクより上位に位置するランクなので、さらに厳しい条件と思われがちですが、実際には資産を多く持つ人だけでなく、普通のサラリーマンでも達成可能です。
ダイヤモンドステージは、SBI証券とSBI新生銀行の両方に口座を持っている人なら、SBI新生コネクトという連携設定をするだけで簡単に到達することができます。
SBI新生コネクトは、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座を連携させ、手数料無料で資金を自動入出金できるサービスです。
実際、私はSBI新生コネクトの連携設定をしましたが、わざわざランクアップのために設定したわけではなく、その利便性から自然に使い始めたサービスで、結果的にダイヤモンドステージの優遇がおまけで付いてきた感じです。
SBI新生コネクトでの投資
では最後に、SBI証券とSBI新生銀行を「SBI新生コネクト」で連携して投資している銘柄を紹介して終わりたいと思います。
潤沢な資金のない小遣い投資の私は積立投資が主の投資法なので、複数口座(銀行と証券)の残金をそれぞれ管理せず、SBI新生銀行の残金だけ意識していればよいSBI新生コネクトは助かっています。
では、SBI証券で積立投資している銘柄、少しだけ紹介します。
- 米国10社に2倍レバ【レバファン(iFreeレバレッジ FANG+)】
- auのレバナス【auAM レバレッジ NASDAQ100】
- インドへ2倍レバ【auAM レバレッジNifty50インド株ファンド】
- 人口世界1位の国へ投資【+αインド(プラスアルファインド)】
- チャイナプラスワンで注目【+αベトナム(プラスアルファベトナム)】
- 人口と豊富な資源【+αインドネシア(プラスアルファインドネシア)】
- GS 日本株・プラス(通貨分散コース)は買ってはダメな投資信託か?
ではまた。