少し前に楽天証券からSBI証券へ米国株式の株式移管をしていますが、国内株式も移管をしました。
米国株の移管は、以下の記事でご覧いただけます。
誤解の無いように最初に書いておきます。
楽天証券からSBI証券への移管ですが、楽天証券に不満があったから「移管する!」というわけではなく、私は2024年からスタートする新NISAに備え、現在、銀行口座と証券口座の整理を行っており、その一環です。
前回の「米国株式の移管」、そして今回の「国内株式の移管」により、銀行口座と証券口座の整理が完了し、それぞれの銀行口座、証券口座の使い道もはっきりし、管理がしやすくなりました。
楽天証券からSBI証券へ国内株式の移管を考えている方、参考になる情報となれば嬉しいです。
楽天証券からSBI証券へ国内株式を移管する理由
私が楽天証券からSBI証券へ株式を移管する大きな理由は、以前の「米国株式移管」記事で書いた「配当金の一本化」です。
そのため、米国株式の配当金を一本化するだけなら、今回の「国内株式の移管」は必要ありませんが、もう一つ理由があります。
それは、特定口座(源泉徴収あり)で開設した2つの証券口座(楽天証券、SBI証券)を跨いで自動的に損益通算されないため、損失が出ている口座と利益が出ている口座がある場合、年間取引報告書を用いて確定申告をしなければならない点です。
これまで、「もったいない!」と思いながらも確定申告の手続きが面倒で、私は申告したことがありませんでした。
今回、非課税投資と課税投資の口座を分けたことで、課税対象の投資をSBI証券の特定口座(源泉徴収あり)に一本化され、複数口座での損益通算(申告)を考える必要がなくなりました。
これが、私が楽天証券からSBI証券へ国内株式を移管する理由です。
それでは、米国株式と同様、国内株式の移管内容と移管した感想を書いていきます。
国内株式の移管内容と感想
楽天証券からSBI証券への国内株式の移管は、米国株式の移管と比べると手続きが簡単で、手続きしてから5日後には、楽天証券にあった国内株式がSBI証券に移管され、移管完了の確認がとれました。
移管手続きの流れは以下になります。
流れ①:移管先の銘柄確認
まず、移管先のSBI証券で移管したい銘柄が取り扱われているかを確認します。
移管対象の国内株式銘柄はリミックスポイント(3825)とコニカミノルタ(4902)だったので、確認するまでもありませんが一応確認しました。
もちろん、SBI証券でも取り扱っている銘柄であることが確認できました。
流れ②:移管元で申し込み
銘柄の確認がとれたら、移管元である楽天証券で移管手続きを行います。
手順は、楽天証券にログインし、「マイメニュー」から「移管・買取請求」を選択し、移管銘柄の選択、移管先の情報を入力するだけです。
入力する情報として迷う箇所はありませんでした。
手続きしたのは2023年10月26日(木)です。
翌日には楽天証券側の手続きが完了
手続きをした翌々日、楽天証券の「マイメニュー」から「移管・買取請求」を選択し、「手続中照会・取消」にて状況を確認すると、出庫の確認ができました。
2023年10月27日(金)には楽天証券の手続きが完了し、楽天証券の口座から2つの国内株式が表示されなくなりましたが、この時点ではSBI証券の口座には銘柄が表示されていませんでした。
流れ③:国内株式移管完了
2023年10月30日(月)に移管先のSBI証券で保有証券を確認すると、移管が完了し、リミックスポイント(3825)とコニカミノルタ(4902)の2つの銘柄が表示されていました。
土日を跨いでいたので所要日数は5日かかりましたが、営業日ベースで考えれば実質3日で完了したことになります。
以上が、私が楽天証券からSBI証券への国内株式移管した体験談になります。
株式移管の感想と各口座投資
最後に、今回の株式移管の感想と、移管により整理できた楽天証券とSBI証券での投資銘柄記事を紹介して終わります。
今回の国内株式の移管により、楽天証券ではNISA口座での「非課税投資」、SBI証券では特定口座での「課税投資」という形で、投資の内容を明確にわけることができました。
また、私が妻に内緒でコッソリしている投資銘柄が家計で投資する楽天証券にあると、現時点では投資に興味がなくバレていませんが、投資に興味を持ち始めると見つかる可能性もあります。
今回のことで老後に遊ぶための内緒の資産が見つかりにくくなりました。
では、それぞれの口座で投資している銘柄も一部ですが、記事の紹介も兼ねてまとめます。
楽天証券での「非課税投資」
楽天証券はNISA口座での「非課税投資」で、お金は家計から出ている投資です。
米国・インド・日本がメインのコア投資です。
NISAつみたて投資枠
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
NISA成長投資枠
- 日経平均高配当利回り株ファンド
- iFreeNEXT インド株インデックス
SBI証券での「課税投資」
そして、SBI証券の特定口座(源泉徴収あり)を使った「課税投資」は、妻に内緒の隠し資産で、お金は私がコツコツ貯めたポイントサイト収入やブログ収入での資金での投資です。
リスクの高い米国株個別銘柄・レバレッジをかけた投資信託(※ETFを含む)がメインのサテライト投資です。
リスクの高い米国株個別銘柄
レバレッジをかけた投資信託
- 20年超米国債に3倍のレバレッジ「TMF」
- バイオテクノロジー関連指数に3倍のレバレッジ「LABU」
- NASDAQ100へ2倍のレバレッジ「auAMレバレッジ NASDAQ100」
- FANG+指数へ2倍のレバレッジ「iFreeレバレッジ FANG+」
- インド株式へ2倍のレバレッジ「NZAM レバレッジ インド株式2倍ブル」
私の目標は定年までの残り10年で1,000万円の遊ぶ金を貯めることです。
ではまた。