【1年間のガチ検証】SBIラップ vs バランス投信、どっちが稼げる?

SBIラップ 投資信託ログ
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AIが自動で運用してくれる、ちょっと未来的な投資商品って気になりませんか?

SBI証券の「SBIラップ」には、AIが相場を予測して投資配分を自動で調整してくれる「AI投資コース(AIラップ)」があります。

AIが景気の動向を読み取り、リスクを抑えたり、リターンを狙ったりと、入れた金額の範囲内で賢く運用してくれるらしいのです。

「人間が手を出さなくても投資で稼げる未来、来ちゃうかも...?」という淡い期待と、「AIの投資って、実際どうなんだろう?」という疑いの目から興味が湧き、思い切ってこのAI投資コースに投資してみることにしました。

この記事では、AI投資コース(AIラップ)の概要と、似たタイプのバランス型投資信託に1年間投資してみた検証結果をまとめています。

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AI投資(AIラップ)って何?

AI投資コースは、SBI証券が提供する「あなたに代わっておまかせで資産運用します!」っていう「SBIラップ」サービスの中の一つ。

週末ぱぱ投資【SBIラップ】AIとプロに「まるっとお任せ」
お金を預けるだけで「プロ」や「AI」が代わりに投資をしてくれる「SBIラップ」という投資商品について、商品の概要や手数料、私が実際に投資したコースのことについてまとめています。

景気が悪くなりそうなら安定運用へ、良くなりそうなら積極的にリターンを狙う運用へと、AIが市場の動向分析して配分を自動で調整してくれるのが最大の特徴です。

SBIラップの投資構成比

このリバランスには、ノーベル賞を受賞した理論のアルゴリズムが使われているらしいですが、正直、方程式を見ても私にはさっぱり理解できませんでした。

でも、なんかすごい理論が裏にあるらしい、ってことで期待が高まります。

結果が出ないと痛い高コスト

AI投資コースは、投資一任手数料と信託報酬を合わせ、年間で合計約1%のコストがかかります。

※最新の情報はSBI証券の公式サイトでご確認ください。

SBIラップのコスト

同様のファンドラップ(ロボアドバイザー)と比べると割安な設定になっていますが、人気インデックスファンドの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬(0.0814%)などと比べると、約10倍も割高です。

この約1%のコストを「AIが自動でリバランスしてくれる手間いらずなメリット」に感じるか、という話になります。

私は、「結果さえ出してくれれば、手間賃と思えば安いかな」と納得して始めてみました。

何に投資をしているか

AI投資コースは、お金を入れるとAIが相場を予測し、以下の8つの資産クラスに分散投資します。

分類・地域 信託報酬 組入ETF
米国株式 0.1906% バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
先進国株式 0.2206% バンガード・FTSE・ディベロップド・マーケットETF(VEA)
新興国株式 0.2406% バンガード・FTSE・エマージング・マーケットETF(VWO)
米国債券 0.1906% バンガード・トータル・ボンド・マーケットETF(BND)
米国ハイイールド債券 0.6506% iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)
新興国債券 0.5506% iシェアーズ J.P. モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)
米国不動産(REIT) 0.2906% バンガード・リアル・エステートETF(VNQ)
ゴールド 0.5606% SPDR ゴールド・シェア(GLD)

上記を眺めてみると、以下のような傾向が見えてきます。

  • 信託報酬が高めの資産:米国ハイイールド債券、新興国債券、ゴールド
  • 信託報酬が低めの資産:米国株式、米国債券

なんだか「米国経済が好調なときはコストが低め」で、逆に「米国経済が不調なときはコストが高くなる」傾向があるのかな?と感じます。

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AI投資 vs バランス投信比較

今回、AIの性能をガチで試すために、AI投資コース(AIラップ)と似たような分散投資をしてくれる 「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」と比較して検証することにしました。

基本情報とコストの比較

まずは、基本情報とコストの比較です。※2025.02.10時点

AI投資(AIラップ) eMAXIS Slim
バランス
着眼点
管理費用 0.958% ※平均値 0.143% AIラップの費用がリターンで
コスト差を賄えるかが焦点
運用開始/
純資産額
2022.04.07
1,200億円超
2017.05.09
3223.43億円超
Slimバランスは歴史が長く、
規模が約2.7倍大きい
最低投資額 1万円~ 100円~ Slimバランスは小額の投資開始
において優位性がある
積立設定 月1回
1,000円単位
月・週・日
100円以上1円単位
Slimバランスは積立頻度と単位
の自由度が高い
ポイント還元 SBIラップマイレージ
1000万円未満 年率0.1%
1000万円以上 年率0.2%
投信マイレージ
年率0.05%
※SBI証券の場合
AIラップが高還元だが管理費用
の差を埋めるには不十分

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、管理費用の低さ(0.143%)により、長期運用におけるコスト効率で大きな優位性があります。

AI投資(AIラップ)を選ぶかどうかは、このコスト差(約0.815%)を上回る「動的なリバランス」の付加価値に魅力を感じるかどうかが鍵になります。

投資対象とリバランス戦略

両者はどちらも8つの資産クラスに分散投資しますが、中身の地域やリバランスの方法には大きな違いがあります。

分類 AI投資(AIラップ) eMAXIS Slimバランス 投資上の差異
株式 米国株式
先進国株式
新興国株式
国内株式
先進国株式
新興国株式
AIラップは米国中心。
Slimバランスは国内資産を含む。
債券 米国債券
米国ハイイールド債券
新興国債券
国内債券
先進国債券
新興国債券
AIラップは米国債券重視で
高リスク債を含む。
Slimバランスは国内/先進国重視。
米国不動産
先進国不動産
国内不動産
AIラップは金をヘッジ資産として
組み込み、Slimバランスは国内
不動産を含む。

AI投資(AIラップ)の特徴

AIラップは、米国関連資産(米国株式、米国債券、米国不動産)に重点を置いています。

さらに、株式や債券との相関性が低い「金(ゴールド)」を組み入れることでリスクヘッジを図っているのが特徴です。

最も重要なのは、AIが毎月市場を予測して投資比率を動的に変更する(リバランス)点。

投資比率は固定ではなく、AIの相場観に基づいて常にリスクが調整されます。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の特徴

一方、eMAXIS Slimバランスは「8資産均等」の名の通り、国内外の株式・債券・REITの8つの資産に、常に12.5%ずつ固定比率で投資します。

もっともシンプルで機械的な分散投資です。

国内資産(国内株式、国内債券、国内不動産)をしっかり含んでいるので、AIラップの米国中心の戦略とはまったく異なるリスク分散を行っています。

税制上の優位性

運用コストや資産の構成だけでなく、「税金が引かれるタイミング」も長期の成績に大きな影響を与えます。

実は、ここの仕組みが両者で大きく異なっています。

銘柄 税金徴収のタイミング 長期運用への影響
AI投資(AIラップ) 毎月のリバランス時に都度、税徴収 複利効果が抑制されやすい
eMAXIS Slimバランス 税徴収は売却時まで繰り延べ 税金の繰り延べ効果により、
複利効果が最大化される。

AI投資(AIラップ)は、毎月のリバランス(資産の入れ替え)に伴う売却で利益が確定するたび、その都度税金が引かれます。

そのため、税引き後の残った金額でしか再投資ができず、複利効果が少し削られる形になります。

一方、Slimバランスは売却して全解約するまで途中のリバランスに税金が一切かかりません。

「税金の繰り延べ」が効くため、全額がそのまま再投資に回り、長期運用においては圧倒的な税制上の優位性を持っています。

投資判断のポイント

けっきょくのところ、どっちを選ぶかの分かれ目は「構造的な安定感」を取るか、それとも「AIの付加価値」に賭けるか、という話だと思います。

低コスト、積立の柔軟性、そして何より税金の繰り延べができる「Slimバランスが持つ構造的な優位性」はやっぱり魅力的です。

長期間持てば持つほど複利効果が効いてくるので、資産形成の王道としてはこっちが有利なのは間違いありません。

逆にAIラップは、高いコストと、毎月のリバランスで都度税金が取られて複利が削られるというハンデを背負っています。

そのため、「AIの予測能力がコストと税制上の不利をずっと上回り続けられるか」が最大のポイントになります。

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AIラップの1年間の検証結果

前置きが長くなりましたが、ここからが本番です。

実際に、それぞれの口座に10,000円を入れ、1年間じっくり運用成果を比較してみました。

はたして、最先端のAIは低コストの王道ファンドに勝つことができるのでしょうか?

1年間の運用結果を公開!勝ったのはどっち?

まずは、1年間の資産残高と損益の推移を一覧表で見てみましょう。

各月で成績が良かった方の金額に色を付けています。

比較日 AI投資(AIラップ) eMAXIS Slim バランス
資産残高 資産損益 評価額 評価損益
2023/01/20 9,770円 -230円 9,823円 -177円
2023/02/07 10,126円 +126円 10,220円 +220円
2023/03/05 10,118円 +118円 10,169円 +169円
2023/04/06 10,038円 +38円 10,008円 +8円
2023/05/15 10,181円 +181円 10,334円 +334円
2023/06/18 10,784円 +784円 10,913円 +913円
2023/07/21 10,784円 +784円 11,001円 +1,001円
2023/08/14 10,909円 +909円 11,095円 +1,095円
2023/09/17 11,018円 +1,018円 11,232円 +1,232円
2023/10/28 10,862円 +862円 10,770円 +770円
2023/11/15 11,158円 +1,158円 11,145円 +1,145円
2023/12/10 10,888円 +888円 11,068円 +1,068円

数字を振り返ってみると、12ヶ月のうち9回はeMAXIS SlimバランスがAIラップを上回る結果となりました。

最終的な評価額を見ても、Slimバランスが「+1,068円」に対して、AIラップは「+888円」。

「やっぱり、コストが安くて無駄のないSlimバランスの勝ちかな...」と思います。

投資信託とAIラップ、税金の仕組みの違い

ここで、売却時の「本当の手残り」を計算するために、両者の税金の仕組みを整理しておきます。

eMAXIS Slimバランスの場合(最後にまとめて課税)

Slimバランスのような投資信託は、運用の途中で資産の入れ替え(リバランス)があっても、その時点では税金がひかれません。

売却して全解約するときに、増えた利益に対して1回だけ税金(20.315%)がかかります。

AIラップの場合(リバランス時の都度課税+売却時課税)

AIラップは、毎月のリバランスで利益が出た銘柄があると、その都度約20%の税金が引かれます。

「途中で払っているから最後は無税で逆転!」と思いたいところですが、最後にすべての資産を解約して現金化するときには、残った全体の含み益(今回の表でいう+888円)に対して、やっぱり約20%の税金がかかります。

税引き後の利益を比較!

では、2023/12/10に両方をすべて売却したと仮定して、最終的な利益を計算してみます。

銘柄 売却前の損益 引かれる税金(20.315%) 最終的な利益
eMAXIS Slimバランス +1,068円 約217円 約851円
AI投資(AIラップ) +888円 約180円 約708円

結果は、かわらずeMAXIS Slimバランスの勝利です。

AIラップは手数料の重さに加えて、リバランスのたびに税金が引かれることによる運用のロスもあったため、見た目以上に手残りに差が開く結果になりました。

結論:eMAXIS Slimは優秀!でもAIラップにも別の良さがある

今回の1年間のガチ検証を経て、純粋にお金を増やす効率(コストや税制面)で選ぶなら、やっぱりeMAXIS Slimバランスが一歩リードだなと実感しました。

王道投信の壁は厚いです。

ただ、だからといってAIラップがダメな商品かというと、全くそんなことはありません。

毎月AIが「今はリスクを避けてこれを売る」「次はここが伸びるから買う」と、資産をダイナミックに動かす様子を観察するのは、次の相場がどう動くかの「先読みツール」としてすごく参考になります。

自分では思いつかないような資産配分をしてくれるので、「へえ、今は新興国株やゴールドを厚めにするんだ」といった発見があって面白いです。

効率重視のメイン投資はeMAXIS Slimなどのインデックスファンドにお任せしつつ、AIラップは「相場の予測ツール」や「投資を楽しむエンタメ」として少額投資する。

そんな使い分けなら、毎月の値動きを見るのがもっと楽しみになるんじゃないかと思います。

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1年間のAIの判断傾向(まとめ)

AIラップは毎月7日前後に約定日が設定され、そのタイミングで資産配分の見直し(リバランス)が行われていることが確認できました。

AIがどんな風に相場を読んで動いていたのか、1年間の軌跡をまとめました。

期間 AIの主な配分変更(前月比) 市場環境(実績結果) AI成績
2023年01月 (初期配分)
新興国株式、ゴールド多め
米金融引き締め懸念後退、
中国ゼロコロナ政策終了
で好調
+3.13%
2023年02月 (大きな変更なし)
わずかに米国株式↑、
新興国株式↓
中国経済回復の期待はあったが、
米中関係悪化懸念の広まりと
新興国株式が軟調に推移
+0.41%
2023年03月 (大幅な配分変更)
米国株式(-13.2%)↓、
新興国株式(+12.2%)↑
へ大幅シフト
欧米の金融不安が広がるも、
当局の対応で警戒感が後退
米国株式を下げてゴールドと
米国債券が比較的多く
プラス寄与
+0.77%
2023年04月 (新興国株式をさらに増強)
新興国株式↑、米国債券↓、
米国株式↓
米地銀問題で金融不安継続
新興国株式がマイナスに転じ
米国株比率の少なさが響く
+0.03%
2023年05月 (新興国株式維持、米国債増)
米国債券(+11.8%)↑
米債務上限交渉の難航が影響
保有数の最も多い新興国株式
の軟調がマイナスに影響
+2.55%
2023年06月 (構成をほぼ維持)
新興国株式比率
約49%を維持
米金融引き締め長期化懸念
和らぎ、米国株式市場が堅調
米国株式比率の少なさが響く
+4.77%
2023年07月 (構成をほぼ維持)
新興国株約48%、
米国債約21%、
金約20%を維持
米国中心にインフレ鈍化観測
新興国株式が寄与したが、
米国債、金の下落が影響
+1.09%
2023年08月 (大幅な配分変更)
新興国株式(-10.6%)↓を
大幅減
米国債券(+10.3%)↑を
大幅増
米利上げ打ち止め期待で
米国ハイイールド債券が上昇
中国懸念で新興国株式が下落
米国債券と金がプラスに寄与
+0.97%
2023年09月 (大幅な配分変更)
新興国株式(-19.5%)↓を
さらに大幅減、米国債券
(+10.6%)↑を大幅増
欧米長期金利上昇で
リスク資産が下落
ゴールド、新興国株式比率
の高さがマイナスに
ー0.85%
2023年10月 (大幅な配分変更)
米国債券(-15.4%)↓へ
大幅減し、新興国株式
(+14.1%)↑を大幅増
欧米長期金利上昇で
リスク資産(金以外)下落
ゴールド比率を下げ
なかったことが唯一寄与
-0.51%
2023年11月 (大幅な配分変更)
新興国株式(+12.6%)↑、
米国株式(+4.3%)↑へ
増強し、米国債券↓、
ゴールド↓を減額
欧米長期金利大幅低下で
リスク資産が大きく上昇
米国株・先進国株式より
低リターンの新興国株
比率が高くリターンに響く
+3.45%
2023年12月 (大幅な配分変更)
米国債券(+13.3%)↑、
ゴールド(+6.5%)↑を増
その分、株式全般↓を減額
パフォーマンスの悪かった
新興国株式、金への比率が
多く、好調な米国株式を
下げたことがマイナスに
-0.52%

ここからは、私の1万円が毎月どのように中身を入れ替えられていったのか、リアルな内訳の推移をご紹介します。

投資開始:新興国株式が多め

投資開始は2023年1月、注文翌日から数えて3営業日後となりました。

SBIラップをはじめてみた

スタート時点の資産構成は以下の通りです。

ファンド名(※ラップ専用) 評価額 比率
SBI・米国株式 1,682円 16.8%
SBI・先進国株式 590円 5.9%
SBI・新興国株式 3,147円 31.5%
SBI・米国債券 1,129円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 623円 6.2%
SBI・新興国債券 564円 5.6%
SBI・米国不動産 198円 2.0%
SBI・ゴールド 1,962円 19.6%
現金 103円 1.0%

SBIラップの注意事項によれば、「現金」は投資金額の一部を留保しているもので、投資一任業者への報酬を支払うために使われるそうです。

つまり、投資金額1万円でも最初から1%程度(約100円)が差し引かれることになります。

主な資産の内訳は米国株式、新興国株式、ゴールドです。

2023年01月の実績結果

2023年1月は、米国の金融引き締め長期化懸念の後退や、中国のゼロコロナ政策終了による経済活動再開などが好材料となり、好調な相場でした。

8つの資産のうち「新興国株式」への投資が多かったことが、プラスに寄与してくれました。

2023年01月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、初月のパフォーマンスは+3.13%となりました。

2ヶ月目:大きな配分変更無

今月からは、前月と比較した増減を記載していきます。

2023年2月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 1,768円 17.5%↑ 1,682円 16.8%
SBI・先進国株式 602円 5.9% 590円 5.9%
SBI・新興国株式 3,162円 31.2%↓ 3,147円 31.5%
SBI・米国債券 1,143円 11.3% 1,129円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 632円 6.2% 623円 6.2%
SBI・新興国債券 574円 5.7%↑ 564円 5.6%
SBI・米国不動産 207円 2.0% 198円 2.0%
SBI・ゴールド 1,937円 19.1%↓ 1,962円 19.6%
現金 101円 1.0% 103円 1.0%

ここでちょっと小話。

私の投資はこれまで米国へ偏っていましたが、最近グローバル投資を増やしたいと考えるようになり、本を2冊購入しました。

1冊目は「個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法」です。

資産形成をピラミッドで表現し、余裕資金に応じた投資を解説しています。

過去に私が失敗したオプション取引にも触れられていて、自分のステージの確認になりました。

もう一冊は「新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動」です。

新興国の経済や政治体制、軍事行動が分析されており、グローバル投資をする上で参考になる内容でした。

2023年02月の実績結果

2023年2月は、中国景気の回復やインドの高成長が継続する期待感があったものの、中国の偵察気球問題による米中関係の悪化懸念や、インド財閥アダニ・グループの不正会計問題などが重しとなりました。

配分比率の多かった「新興国株式」が軟調な推移となったことで、良い結果になりませんでした。

2023年02月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+0.41%にとどまりました。

3ヶ月目:新興国株式=増

2023年3月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 439円 4.3%↓ 1,768円 17.5%
SBI・先進国株式 262円 2.6%↓ 602円 5.9%
SBI・新興国株式 4,387円 43.4%↑ 3,162円 31.2%
SBI・米国債券 1,543円 15.3%↑ 1,143円 11.3%
SBI・米国ハイイールド債券 268円 2.6%↓ 632円 6.2%
SBI・新興国債券 925円 9.1%↑ 574円 5.7%
SBI・米国不動産 192円 1.9%↓ 207円 2.0%
SBI・ゴールド 2,008円 19.8%↑ 1,937円 19.1%
現金 94円 0.9%↓ 101円 1.0%

特に注目すべきは、米国株式の比率を13.2%も激減させ、逆に新興国株式の比率を12.2%も大幅に増やした点です。

新興国株式とゴールドが2大巨頭となりました。

2023年03月の実績結果

2023年3月は、欧米の金融不安への警戒感から軟調なスタートでしたが、当局の対応などが好感されて徐々に警戒感が後退しました。

パフォーマンスの良かった「ゴールド」や「米国債券」を厚めに持っていたこと、米国株式の比率を事前に下げていたことが見事にハマりました。

2023年03月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+0.77%となりました。

4ヶ月目:新興国株式=増

2023年4月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 198円 2.0%↓ 439円 4.3%
SBI・先進国株式 962円 9.6%↑ 262円 2.6%
SBI・新興国株式 4,852円 48.3%↑ 4,387円 43.4%
SBI・米国債券 927円 9.2%↓ 1,543円 15.3%
SBI・米国ハイイールド債券 197円 2.0%↓ 268円 2.6%
SBI・新興国債券 500円 5.0%↓ 925円 9.1%
SBI・米国不動産 185円 1.8%↓ 192円 1.9%
SBI・ゴールド 2,121円 21.1%↑ 2,008円 19.8%
現金 96円 1.0%↑ 94円 0.9%

ここで、AIラップの運用ルールについてひとつ気づいたことがありました。

売買は10日前後に行われるのか?

4月15日にたまたま比率を見た際、資産構成比率が以下のように変更されていることに気づきました。

ファンド名
(※ラップ専用)
月初 現在
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 201円 2.0% 198円 2.0%
SBI・先進国株式 246円 2.4%↓ 962円 9.6%
SBI・新興国株式 4,848円 47.9%↓ 4,852円 48.3%
SBI・米国債券 2,128円 21.0%↑ 927円 9.2%
SBI・米国ハイイールド債券 201円 2.0% 197円 2.0%
SBI・新興国債券 200円 2.0%↓ 500円 5.0%
SBI・米国不動産 202円 2.0%↑ 185円 1.8%
SBI・ゴールド 1,994円 19.7%↓ 2,121円 21.1%
現金 103円 1.0% 96円 1.0%

大きな変更点は、米国債券の比率が大幅に増えたことです。

過去の運用履歴を確認してみると、どうやら毎月7日あたりに約定日が設定され、そのタイミングで比率の見直し(リバランス)が行われているようです。

今後は、毎月10日前後もデータをチェックすることにします。

2023年04月の実績結果

2023年4月は米地銀での預金流出が火種となり、金融不安が広がりました。

この月は「米国株式」や「先進国株式」の保有比率が極端に少なかったことでプラスを伸ばせず、良い結果になりませんでした。

さらに、一番比率の高かった「新興国株式」がマイナスになったこと響きました。

2023年04月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+0.03%と、なんとかトントンで耐える形になりました。

5ヶ月目:大きな配分変更無

2023年5月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 201円 2.0% 201円 2.0%
SBI・先進国株式 201円 2.0%↓ 246円 2.4%
SBI・新興国株式 4,888円 48.0%↑ 4,848円 47.9%
SBI・米国債券 2,161円 21.2%↑ 2,128円 21.0%
SBI・米国ハイイールド債券 203円 2.0% 201円 2.0%
SBI・新興国債券 202円 2.0% 200円 2.0%
SBI・米国不動産 200円 2.0% 202円 2.0%
SBI・ゴールド 2,020円 19.8%↑ 1,994円 19.7%
現金 105円 1.0% 103円 1.0%

主役は変わらず、新興国株式、米国債券、ゴールドです。

2023年05月の実績結果

2023年5月は米地銀破綻による金融不安が一服したものの、米連邦政府の債務上限引き上げ交渉が難航し、相場に影響を与えました。

この月は好調だった米国株式をほとんど持っておらず、もっとも保有比率が高かった新興国株式が中国市場の軟調さによって足を引っ張られたことがマイナスに影響しました。

2023年05月のSBIラップ対象ETFの動き

結果としてプラス幅を大きく伸ばすことはできず、パフォーマンスは+2.55%となりました。

6ヶ月目:大きな配分変更無

2023年6月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 216円 2.0% 201円 2.0%
SBI・先進国株式 215円 2.0% 201円 2.0%
SBI・新興国株式 5,296円 49.1%↑ 4,888円 48.0%
SBI・米国債券 2,224円 20.6%↓ 2,161円 21.2%
SBI・米国ハイイールド債券 209円 1.9%↓ 203円 2.0%
SBI・新興国債券 212円 2.0% 202円 2.0%
SBI・米国不動産 213円 2.0% 200円 2.0%
SBI・ゴールド 2,094円 19.4%↓ 2,020円 19.8%
現金 105円 1.0% 105円 1.0%

今月もガチガチに新興国株式(約49%)と債券・ゴールドの布陣を維持しています。

2023年06月の実績結果

2023年6月は、米国の経済指標やFOMC(米連邦公開市場委員会)での決定事項等を踏まえ金融引き締め長期化と景気減速への懸念が和らぎ、米国株式市場が堅調に推移しました。

新興国株式を比較的多く保有していたことがプラスに寄与しましたが、もっとも爆上がりした米国株式を2%しか持っていなかったこと、比率が高かった「米国債券」や「ゴールド」の元気がなかったことがプラス幅を縮小しました。

2023年06月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+4.77%となりました。

7ヶ月目:大きな配分変更無

ブログを書き忘れてしまいましたが、後からマンスリーレポートを確認しました。

前月とほぼ変わらず、新興国株式約48%、米国債券約21%、金約20%の投資配分をキープしていました。

市場全体への警戒感を持ちつつ、過度にリスクオフの姿勢はとらず、上昇局面に対応できる余地を残した様です。

2023年07月の実績結果

2023年7月は米国を中心に各国でインフレの鈍化が観測され、米利上げの長期化懸念が後退したことで株式市場に安心感が広がりました。

為替市場では日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが進行。

新興国株式の多さがプラスに働いたものの、次に多かった「米国債券」と「金」の下落がマイナスに影響しました。

2023年07月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+1.09%となりました。

8ヶ月目:新興国株→米国債

2023年8月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前々月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 214円 2.0% 216円 2.0%
SBI・先進国株式 217円 2.0% 215円 2.0%
SBI・新興国株式 4,196円 38.5%↓ 5,296円 49.1%
SBI・米国債券 3,374円 30.9%↑ 2,224円 20.6%
SBI・米国ハイイールド債券 218円 2.0%↑ 209円 1.9%
SBI・新興国債券 217円 2.0% 212円 2.0%
SBI・米国不動産 213円 2.0% 213円 2.0%
SBI・ゴールド 2,147円 19.7%↑ 2,094円 19.4%
現金 113円 1.0% 105円 1.0%

ここでAIが大きく動きました。

ずっと半分近くを占めていた新興国株式をグッと減らし、その分を米国債券へと回しています。

警戒感をやや高めつつも過度にリスクオフの姿勢をとらず、守りを固めるリバランスです。

2023年08月の実績結果

2023年8月は米利上げが打ち止めとなる期待が高まったことから米国ハイイールド債券が上昇。

一方で中国経済に多くの懸念材料が報じられ、新興国株式が下落しました。

「新興国株式」への投資配分が大きかったことで下落をまともに食らってしまいましたが、事前に米国債券と金への比率を増やていたおかげで、マイナスを相殺。

2023年08月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+0.97%となりました。

9ヶ月目:新興国株→米国債

2023年9月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 218円 2.0% 214円 2.0%
SBI・先進国株式 220円 2.0% 217円 2.0%
SBI・新興国株式 2,089円 19.0%↓ 4,196円 38.5%
SBI・米国債券 4,576円 41.5%↑ 3,374円 30.9%
SBI・米国ハイイールド債券 714円 6.5%↑ 218円 2.0%
SBI・新興国債券 713円 6.5%↑ 217円 2.0%
SBI・米国不動産 218円 2.0% 213円 2.0%
SBI・ゴールド 2,157円 19.6%↓ 2,147円 19.7%
現金 113円 1.0% 113円 1.0%

先月の流れのまま、新興国株式をさらに大きく減らし、米国債券の比率を41.5%まで引き上げました。

完全に下落局面に備えた「超・ディフェンスモード」の投資配分です。

2023年09月の実績結果

2023年9月は欧米の長期金利が大幅に上昇した影響で、株式や不動産などのリスク資産を中心に下落しました。

守りを固めていたものの、比率の高かった「ゴールド」「新興国株式」の下落が大きく影響。

2023年09月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、下落をカバーしきれずパフォーマンスは−0.85%となりました。

初のマイナス圏突入です。

10ヶ月目:米国債→新興国株

2023年10月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 687円 6.3%↑ 218円 2.0%
SBI・先進国株式 209円 1.9%↓ 220円 2.0%
SBI・新興国株式 3,592円 33.1%↑ 2,089円 19.0%
SBI・米国債券 2,836円 26.1%↓ 4,576円 41.5%
SBI・米国ハイイールド債券 462円 4.3%↓ 714円 6.5%
SBI・新興国債券 463円 4.3%↓ 713円 6.5%
SBI・米国不動産 210円 1.9%↓ 218円 2.0%
SBI・ゴールド 2,295円 21.1%↑ 2,157円 19.6%
現金 108円 1.0% 113円 1.0%

ここでAIの判断がガラッと反転します。

先月増やしたばかりの米国債券を大きく減らし、再び新興国株式の比率を大幅に増やしました。

ただし、警戒感からゴールド(21.1%)はしっかり維持しています。

2023年10月の実績結果

2023年10月は欧米の長期金利が大幅に上昇した影響で、ゴールド以外のリスク資産が大きく下落する厳しい相場でした。

苦しい展開でしたが、比率を高く維持していたゴールドの踏ん張りが唯一の救いとなりました。

2023年10月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは−0.51%で踏みとどまりました。

11ヶ月目:新興国株式=増

2023年11月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 1,180円 10.6%↑ 687円 6.3%
SBI・先進国株式 221円 2.0%↑ 209円 1.9%
SBI・新興国株式 5,102円 45.7%↑ 3,592円 33.1%
SBI・米国債券 1,650円 14.8%↓ 2,836円 26.1%
SBI・米国ハイイールド債券 947円 8.5%↑ 462円 4.3%
SBI・新興国債券 285円 2.6%↓ 463円 4.3%
SBI・米国不動産 218円 2.0%↑ 210円 1.9%
SBI・ゴールド 1,443円 12.9%↓ 2,295円 21.1%
現金 112円 1.0% 108円 1.0%

新興国株式(45.7%)と米国株式(10.6%)を増やし、リスクを取りにいく攻めのリバランスを行いました。

その代わり、これまでお守りだったゴールドを大きく減らしています。

2023年11月の実績結果

2023年11月は欧米の長期金利が大幅に低下したことを受け、株式や不動産を中心としたリスク資産が大きく上昇しました。

大幅に上昇した米国株式、先進国株式よりもリターンの低かった新興国株式を一番持っていたため、上昇幅を伸ばせなかった印象です。

ただ、パフォーマンスの悪かったゴールドを事前に減らしていた選択がプラスに寄与。

2023年11月のSBIラップ対象ETFの動き

結果として、パフォーマンスは+3.45%となりました。

12ヶ月目:金・米国債=増

2023年12月の資産構成は、次のようになっています。

ファンド名
(※ラップ専用)
当月 前月
評価額 比率 評価額 比率
SBI・米国株式 281円 2.6%↓ 1,180円 10.6%
SBI・先進国株式 217円 2.0% 221円 2.0%
SBI・新興国株式 4,412円 40.5%↓ 5,102円 45.7%
SBI・米国債券 3,061円 28.1%↑ 1,650円 14.8%
SBI・米国ハイイールド債券 259円 2.4%↓ 947円 8.5%
SBI・新興国債券 221円 2.0%↓ 285円 2.6%
SBI・米国不動産 214円 2.0% 218円 2.0%
SBI・ゴールド 2,108円 19.4%↑ 1,443円 12.9%
現金 115円 1.1%↑ 112円 1.0%

検証の最終月、AIは再び米国株をガクッと減らし、米国債券とゴールドを増やすディフェンスの姿勢をとりました。

2023年12月の実績結果

2023年12月は、好調だった米国株式の比率を下げてしまったこと、そしてパフォーマンスの振るわなかった新興国株式やゴールドを多く抱えていたことが裏目に出てしまいました。

2023年12月のSBIラップ対象ETFの動き

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