暗号資産購入の発表で再IN「リミックスポイント(Remixpoint:3825)」

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一度は全売却したリミックスポイント(3825)ですが、暗号資産の購入ニュースを見て再投資することにしました。

この記事では、暗号資産関連銘柄であるリミックスポイントへの投資のキッカケや簡単な銘柄紹介、そして投資状況についてまとめています。

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リミックスポイント(3825)とは?

リミックスポイント(Remixpoint)は東証スタンダード市場に上場している企業で、エネルギー、レジリエンス、メディカルの各分野で事業を展開しています。

リミックスポイント公式サイト

かつては暗号資産交換所の運営や中古車販売などの事業も行っていましたが、ビットポイントジャパンをSBIホールディングスに売却し、さらに自動車関連事業からも手を引いています。

現在の主力は電力小売事業を中心としたエネルギー事業と、蓄電池事業や補助金、省エネコンサルティング事業を中心としたレジリエンス事業です。

しかし最近、ビットポイントジャパンをSBIホールディングスに売却して暗号資産関連から一度は外れたリミックスポイントでしたが、暗号資産の購入を発表しました。

2024-10-10 保有する暗号資産の評価損益に関するお知らせ

暗号資産の保有に関しては、米国のソフトウェア企業マイクロストラテジーが先駆的な役割を果たしましたが、日本でもメタプラネットのようにビットコインを積極的に購入して株主価値向上を図る動きが見られます。

ビットコイン保有企業「メタプラネット(Metaplanet:3350)」とは?
ビットコインの追加購入や新株予約権の無償割当など、話題の多いメタプラネット(3350)へ投資を始めました。

リミックスポイントが2024年10月10日に発表した内容によると、15億円分の暗号資産を購入する計画で、内訳としてはビットコインに12億円、イーサリアム、ソラナ、アバランチにそれぞれ1億円ずつ投資の予定です。

ビットコインへの12億円の投資は特に大きいですが、イーサリアム、ソラナ、アバランチといった複数の暗号資産への分散投資を意識した様です。

暗号資産の保有状況

2024年10月14日時点でのリミックスポイントの暗号資産保有状況は以下です。

直近では、2024年10月1日に総額7億5,000万円相当の暗号資産を購入したと発表されています。

その内訳は以下の通りです。

暗号資産2024年10月14日時点

暗号資産 保有量 平均購入価格 現在価格 利益(1単位あたり)
ビットコイン
(BTC)
64.4029046
BTC
9,316,350
円/1BTC
9,358,587
円/1BTC
+42,237円
イーサリアム
(ETH)
130.104995
ETH
384,305
円/1ETH
366,753
円/1ETH
-17,552円
ソラナ
(SOL)
2,260.5
SOL
22,119
円/1SOL
22,047.52
円/1SOL
-71.48円
アバランチ
(AVAX)
12,269.93865
AVAX
4,075
円/1AVAX
4,350
円/1AVAX
+275円

リミックスポイントの暗号資産投資は、全体でおよそ360万円の評価益を上げており、今のところプラスの状況を保っています。

2024年10月16日、さらに残りの7億5,000万円の暗号資産購入を発表。

その結果、10月19日時点のそれぞれの暗号資産の購入額は以下となり、現在のレートで再計算すると以下となっています。

  • ビットコイン:購入額計 12億円
  • イーサリアム:購入額計 1億円
  • ソラナ:購入額計 1億円
  • アバランチ:購入額計 1億円

暗号資産2024年10月19日時点

暗号資産 保有量 平均購入価格 現在価格 利益(1単位あたり)
ビットコイン
(BTC)
125.2239892
BTC
9,582,828
円/BTC
10,243,367
円/BTC
+82,715,328円
イーサリアム
(ETH)
256.960253
ETH
389,165
円/ETH
395,364
円/ETH
+1,592,896円
ソラナ
(SOL)
4,378.78503
SOL
22,837
円/SOL
23,023.04
円/SOL
+814,629円
アバランチ
(AVAX)
23,750.994907
AVAX
4,210
円/AVAX
4,177
円/AVAX
-783,782円

直近の暗号資産の価格上昇でおよそ8,400万円の評価益となり、大きなプラスです。

株価の推移

2024年10月11日現在、リミックスポイントの株価は156円(前日比 ー7円 ※-4.29%)です。

リミックスポイント(3825)の2024.10.13時点の推移

ビットコイン2024年10月13日時点

最近の株価の下落はビットコインの値動きに関連しているかもしれません。

週末のPTS取引時間でビットコインが上昇しており、それに伴って株価も上昇しています。

つまり、リミックスポイントが暗号資産を保有したことで、これらの影響を受けるようになってきたと考えられます。

配当と株主優待

リミックスポイントの配当は、直近の実績として2023年3月に2円の配当が一度支払われています。

株主優待はありませんが、議決権を行使することで得られる隠れ優待があります。

隠れ優待【リミックスポイント(3825)の議決権行使でQUOカードGET】
リミックスポイントで初の議決権行使!これまで「株主総会招集通知」と一緒に「議決権行使書」が届いても面倒くさがって放置し、いつの間にか期限切れしてたが、今回、餌(QUOカード500円分)に釣られ「議決権行使サイト」で行使!所要時間は2~3分!
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リミポ(3825)への投資状況

それでは、私のリミックスポイント(3825)投資状況も軽く紹介します。

初めての投資

私がリミックスポイントに初めて投資したのは、2022年の3月から4月にかけてです。

リミックスポイント保有数

仮想通貨関連銘柄(※仮想通貨取引所「BITPOINT」を運営)なので、〇〇バガー株となることを夢見て少しだ買い、投資をスタート。

ストップ高でツーバガー達成

投資を始めて一か月半、米国市場(※5/6 5:00時点)でNYダウが-1,063.09(-3.12%)、NASDAQが-685.16 (-5.06%)と大幅に下落していたので、日本市場も大幅下落して損失拡大!と思いきや、リミックスポイントは爆上げ。

最初のストップ高は5月6日に起こりました。

上昇の背景には、連結純利益が過去最高を更新する見込みや、さらなる業績拡大への期待、さらにビットポイントジャパンが新たにIOST(アイオーエスティー)の取り扱いを始めたことが、投資家の注目を集め、買い材料視されたようです。

そして、2回目のストップ高は5月13日です。

前日比で80円(18.3%)上昇し、株価は516円に到達しました。

この理由としては、12日にSBIホールディングス(8473)と資本業務提携を発表したことが好感され、買いが膨らんだと言われています。

両社は、暗号資産やメタバースを含むWeb3.0分野のほか、再生可能エネルギー電源の共同開発といったエネルギー分野での連携を進めていくとのことで、夜間取引でも上昇しています。

リミックスポイント20220514(※夜間)

決算発表で株価急落

これまで売却のチャンスを何度も逃し、株価が徐々に下がる中、一時は40%近い損失を抱えて塩漬け状態となっていました。

直近では4月19日に買い増しを行い、平均取得単価227円で700株を保有しています。

2024年5月14日はリミックスポイントの決算発表の日でした。

4月19日が底値だったのか、その後に株価が反転していたため、好決算か何らかの好材料があるのではないかと少し期待していました。

しかし、昼休みにチャートを見た瞬間ビックリ( ゚Д゚)

決算発表後のリミックスポイント

昼の12時に発表された決算内容は、2024年3月期の経常損益が17.5億円の黒字であったものの、2025年3月期の損益見通しは前期比で63.6%減の6.4億円に落ち込むというものでした。

昼(12:00)に発表された決算の内容、2024年3月期の経常損益は17.5億円の黒字だったが、25年3月期の損益は前期比63.6%減の6.4億円に落ち込む見通しとなりました。

さらに、年間配当予想を未定とし、前期は見送ると発表されたため、急落しました。

塩漬け状態からはしばらく抜け出せそうにありません。

リミックスポイントを全売却

「もう一度爆上げするかも?」という淡い期待を抱き、3か月前に損失を薄めるためのナンピン買いをしたリミックスポイントですが、ついに?やっと?売却しました。

塩漬け株「リミックスポイント」をすべて売却

私が初めてリミックスポイントに投資したのは2022年3月、その頃の株価は約310円でした。

その後、2022年5月には連結純利益の最高更新が見込まれたり、SBIホールディングスとの資本業務提携が発表されるなど、ポジティブなニュースが続きました。

そのおかげで、保有中には2回のストップ高を経験し、値動きが激しく楽しめる銘柄でした。

しかし、ビットポイントジャパンの株をSBIホールディングスに売却してからというもの、リミックスポイントへの興味(銘柄への愛?)が薄れてしまいました。

興味を失った塩漬け株を保有していることは、資金が使えず機会損失につながると感じ、思い切って売却を決意しました。

テンバガーを期待して買い始めたリミックスポイントは1年以上も損切りできずに塩漬け状態が続いていましたが、やっと損切することができました。

これからは、もう少し損切りができるようになりたいと、強く感じています。

暗号資産の購入発表で再IN

メタプラネットの新株予約権の行使手続きをした少し後、リミックスポイントも暗号資産の購入を発表しました。

SBI証券の特定口座で投資するメタプラネットの新株予約権行使(備忘録)
メタプラネット(3350)の新株予約権が届いたので、さっそく行使手続きをしてみました。SBI証券で株を保有していますが、新株予約権の行使は今回が初めてだったので、自分の備忘録としてブログ記事にまとめました。

リミックスポイントの投資をやめたのは暗号資産関連の銘柄ではなくなり興味がなくなったことが理由だったので、暗号資産関連の銘柄になるならと、再INすることにしました。

今回は、新NISAの成長投資枠での投資です。

約2週間で7%のマイナスなので、そろそろ追加を検討中です。

リミックスポイントの投資を再開

IRを出したのに株価は無反応

2024年10月16日、IRを出したのに株価は無反応。

平均購入価格と現在の暗号資産価格で損益を計算すると、再INして買い始めたときよりもさらに大きくプラスとなっていたので、運用成績の悪かった238Aをすべて売却し、その資金で追加購入。

その結果、マイナス2.80%で700株保有となります。

リミックスポイントの状況

2024年11月14日に決算発表が予定されているので、大きく株価が上がらなければ、もう少し買い増しする予定です。