銘柄ノート「リミックスポイント(3825)」

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テンバガー(10倍株)候補の「リミックスポイント(Remixpoint)」、過去にビットポイントジャパンをSBI証券に売却したことから投資熱が冷めて売却しましたが、暗号資産購入のIRを発表したことから「ビットコイン関連株(暗号資産関連株)」となり、再度、投資をすることにしました。

この記事では、一度は暗号資産(仮想通貨)関連株から外れた「リミックスポイント」について、私の投資メモを兼ねて事業内容や暗号資産保有のこと、そして運用状況などをまとめています。

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リミックスポイントの事業内容

リミックスポイント(Remixpoint)は、暗号資産交換所の運営や中古車の売買など、さまざまな事業を手掛けていましたが、暗号資産交換所「ビットポイントジャパン」をSBIホールディングスに売却し、自動車関連事業からも撤退しました。

それにより、以下の事業を展開しています。

  • エネルギー事業:電力小売を中心とした主力事業
  • レジリエンス事業:感染症対策やBCP対策
  • メディカル事業:医療機関向けのウェブマーケティング

そして、2024年11月14日から新たに「金融投資事業」も開始しています。

新事業「金融投資事業」とは

リミックスポイントは新しく始めた事業「金融投資事業」について公式サイトでIR動画を出し、高橋社長が経緯などを話しています。

Remixpoint|リミックスポイント

動画の中で高橋社長の話している内容を簡単にまとめると以下です。

  • 暗号資産交換所の運営から撤退した理由
  • グループ会社「ゼロメディカル」の貸金業登録
  • M&A(企業買収・合併)を見据えた幅広い事業展開

また、金融投資事業の中の一つ「暗号資産購入」を決めた背景についても話しています。

  • 過去のビットコイン半減期後の上昇トレンド
  • 米国の消費者物価指数の下げと米金利の安定
  • トランプ大統領の再選による市場の変化への期待

これらの要因を踏まえ、暗号資産の可能性を信じて投資を決めたとのことです。

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リミックスポイント株のこと

株価の推移

2024年12月22日現在、リミックスポイントの株価は339円です。

リミックスポイント (3825) の株価

12月のFOMC後にビットコインが大きく下落した影響でリミックスポイントの株価も下がりましたが、暗号資産の購入を発表する前の株価と比べると、まだ2倍以上です。

業績

リミックスポイントは、2025年3月期中間決算(11月14日発表)で、2025年3月期の連結業績予想を上方修正しました。

理由としては、主力のエネルギー事業が好調に伸びていることだそうです。

なお、業績予想には保有する暗号資産や暗号資産関連投資に関する損益は含まれていないとのことで、エネルギー事業の成長と暗号資産の動向が今後の注目ポイントとなりそうです。

配当・株主優待

リミックスポイントは、過去(2023年3月)に配当を1株あたり2円支払われた実績があるけれど、新たな分野への投資や組織力強化などのため、無配が続いています。

株主優待についてもありません。

ただ、6月頃に議決権を行使することで御礼のQUOカード500円分がもらえる隠れ優待があります。

リミックスポイント(3825)の隠れ優待「QUOカード500円分」が届いた!
リミックスポイントの隠れ優待「QUOカード500円分」を貰いました。初めての議決権行使だったので、備忘録を兼ねて記事にしました。

数分で済むので、私は毎年、議決権行使をして隠れ優待を貰っています。

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リミポの暗号資産保有状況

新事業「金融投資事業」の動画で、暗号資産交換所の運営からはコスト面で撤退したものの、暗号資産そのものの可能性については前向きな姿勢を示しています。

実際、米国の「マイクロストラテジー」や日本の「メタプラネット」のようにビットコインを保有する企業が増えており、リミックスポイントもその流れに乗っています。

最初の購入発表「15億円分」

リミックスポイントが2024年9月26日に発表した15億円分の暗号資産購入の内訳は以下です。

暗号資産購入に関するお知らせ

  • ビットコイン:12億円
  • イーサリアム:1億円
  • ソラナ:1億円
  • アバランチ:1億円

特にビットコインへの投資額が大きく、マイクロストラテジーやメタプラネットのようにビットコインだけに投資するのではなく、アルトコインにも分散投資しています。

最新の暗号資産保有状況

現時点の最新IR(2024年12月17日)で発表の暗号資産保有状況と評価損益は以下です。

保有枚数 平均取得単価(円) 時価評価額(円) 評価損益(円)
BTC 299.84465215 12,400,122.10 4,879,362,429 1,161,252,129
ETH 1,391.318133 576,183.39 843,479,661 41,825,261
SOL 6,724.51564 25,901.16 224,639,169 50,466,369
XRP 513,060.556412 243.63 188,182,916 63,182,916
AVAX 19,468.924507 5,704.60 147,212,325 36,149,825
DOGE 1,151,602.19135 60.78 70,683,039 683,039

取得価格の総額は50億円、時価評価額は約63億円、結果、評価損益としては13億円です。

リミックスポイントの暗号資産保有状況は、暗号資産を追加購入すると公式サイトでIRが随時掲載されますので、最新情報は公式サイトの「IR情報」でご確認ください。

IR情報|Remixpoint|リミックスポイント

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リミポ(3825)の投資状況

私の仮想通貨(暗号資産)関連株への投資のキッカケは「リミックスポイント(3825)」です。

これまで、ツーバガー(2倍株)の達成や塩漬け期間、売却からの再投資といろいろありましたが、私の備忘録も兼ね、リミックスポイント(Remixpoint)の投資状況をまとめることにします。

リミポ(3825)との出会い

仮想通貨の一つ「ビットコイン」は約4年周期の半減期で価格が大きく上昇すると知り、仮想通貨取引所「BITPOINT」を運営するリミックスポイントも株価上昇を期待できるかもと思い、テンバガー株(10倍株)を夢見て購入を開始。

リミックスポイントへの最初の投資(出会い)は2022年3月、その後は少しづつ追加購入。

リミックスポイント保有数

2度のストップ高でツーバガー

リミックスポイント(3825)への投資を始めて1か月半、2度のストップ高によりツーバガーを達成しました。

最初のストップ高は5月6日です。

その日は、米国市場(※2022年5月6日 5:00時点)でNYダウが-1,063.09(-3.12%)、NASDAQが-685.16 (-5.06%)と大幅に下落していたため、日本市場も大きく下落するだろうと損失を覚悟していましたが、予想に反してリミックスポイントは爆上げしました。

上昇の背景には、連結純利益が過去最高を更新する見込みや、さらなる業績拡大への期待、さらにビットポイントジャパンが新たにIOST(アイオーエスティー)の取り扱いを始めたことが、投資家の注目を集め、買い材料視されたようです。

そして5月13日、2回目のストップ高です。

株価が前日比プラス80円(18.3%)で、株価が516円に。

大幅上昇の理由は、12日にSBIホールディングス(8473)との資本業務提携を発表したことが好感されて買いが膨らんだ様です。

暗号資産やメタバースを含むWeb3.0分野や再生可能エネルギー電源の共同開発などでの連携を進めることを発表し、PTS取引でさらに株価が上昇しました。

リミックスポイント20220514(※夜間)

平均取得価格305円の私は、リミポで初のツーバガー達成!

1年以上の塩漬け状態で全売却

ツーバガー達成したリミックスポイント(3825)でしたが、その後に大きく株価は下落し、現在は200円台前半で推移しています。

最初の投資以降は、SBI証券へ株式を移管し、平均取得価格を下げるためにナンピン買いを行って、保有数量が700株まで増えています。

2022年5月頃のリミックスポイントは、連結純利益の最高更新が見込まれたり、SBIホールディングスとの資本業務提携が発表されたりと、ポジティブなニュースが続出していました。

しかし、ビットポイントジャパンの株をSBIホールディングスに売却して電気小売業の会社となったリミックスポイント、株価が大きく下落しました。

私がリミックスポイントへ投資したキッカケは「暗号資産関連株」ということだったので、興味(銘柄への愛?)が薄れ、1年以上も損切りできず塩漬け状態が続いています。

興味を失った銘柄を持ち続けることは資金が使えず機会損失につながると思い、2024年7月25日にすべてのリミックスポイント株を203円で売却しました。

仮想通貨関連のIRで再び投資

最近はビットコインの半減期が過ぎ、そろそろ上昇が始まるという予想から、日本株式の暗号資産関連株も保有したいと思い、直近だと「メタプラネット」の株を買って、その株が新株予約権の行使により増えました。

そんな時、リミックスポイントが暗号資産の購入を発表しました。

私がリミックスポイントへの投資をやめたのは「暗号資産関連の銘柄ではなくなったから」という理由なので、再び暗号資産関連の銘柄になるなら買いたいと思い、再び楽天証券のNISA「成長投資枠」を使い投資を開始しました。

2024年10月2日に再INして約2週間で7%のマイナス。

リミックスポイントの投資を再開

そろそろ追加の買い増ししようかな?と考えている頃、2024年10月16日に暗号資産購入のIRを発表しました。

しかし、株価はまさかの無反応...あまりの市場の無反応さに反応してみました。

ただ、私一人が反応したからといって株価が上がるなんてことはなく、投資のモチベーションアップのため、リミックスポイントが保有する暗号資産の評価益がどうなっているのか気になり計算してみました。

◆2024年10月1日時点の保有状況

7億5,000万円相当の暗号資産を購入し、全体の評価益は約360万円。

暗号資産 保有量 平均購入価格 暗号資産価格 利益
BTC 64.4029046 9,316,350 円/1BTC 9,358,587 円/1BTC +42,237 円
ETH 130.104995 384,305 円/1ETH 366,753 円/1ETH -17,552 円
SOL 2,260.5 22,119 円/1SOL 22,047.52 円/1SOL -71.48 円
AVAX 12,269.93865 4,075 円/1AVAX 4,350 円/1AVAX +275 円

◆2024年10月19日時点の保有状況

合計15億円相当の暗号資産を購入しており、全体の評価益は約8,400万円。

暗号資産 保有量 平均購入価格 暗号資産価格 利益
BTC 125.2239892 9,582,828 円/BTC 10,243,367 円/BTC +82,715,328 円
ETH 256.960253 389,165 円/ETH 395,364 円/ETH +1,592,896 円
SOL 4,378.78503 22,837 円/SOL 23,023.04 円/SOL +814,629 円
AVAX 23,750.994907 4,210 円/AVAX 4,177 円/AVAX -783,782 円

上記の計算から暗号資産の購入について問題ないと判断し、リミックスポイントの株価が値上がりする前に買いたいと思い、運用成績の悪かった保有株式「238A」を全て売却してポイントを追加購入しました。

その結果、現在は700株保有で評価損2.8%となっています。

リミックスポイントの状況

再びツーバガー(2倍株)達成

直近のFOMC後にビットコインが下落し、それに伴いリミックスポイントの株価もやや下がっていますが、安値だった頃に「買い時」だと判断して保有数を増やしたことが功を奏し、ツーバガー(2倍株)達成中です。

リミックスポイント (3825) の株価

2024年12月22日の株価は339円となっており、前回の状況紹介のあとにも200株追加購入しているので、現在の保有株数は900株、評価損益率は118%となっています。

保有数量 平均取得価格 12月20日の株価終値 評価損益率
900株 155.41円 339円 +118.13%

また、直近はビットコイン価格が下がっているので、仮想通貨関連以外の株を売って、暗号資産関連株を買い増ししています。

今年の投資の振り返り。家族に内緒で楽しむサテライト投資!
来年まで、あと4日。2024年の投資はシックスバガーを達成した銘柄もあり、ハラハラドキドキしながらも楽しんだ充実の一年でした。一年を振り返り、今年投資した銘柄の紹介と、来年も継続して投資する銘柄を、備忘録を兼ねて紹介します。

BTCの値動きでテンバガー期待

今週は、トランプ次期米大統領の就任式があり、ビットコイン(BTC)の値動きがどうなるのか気になって仕方がありません。

そこで、過去のビットコインの半減期の時期に、リミックスポイントがどんな動きをしていたのかが気になり、株価チャートを見ていると「もしかしてテンバガー(10倍株)するかも?」なんて期待が膨らんでいます。

過去のリミックスポイントのビットコイン半減期時の株価推移

ビットコインには約4年ごとに「半減期」というイベントがあり、マイニング(新しいビットコインを得る作業)の報酬が半分になります。

このイベントによりビットコインの供給量が減るため、BTC価格が大きく上昇してきました。

過去の半減期では、ビットコインの価格が半減期の約4か月後から大きく上昇する傾向があり、2016年(2回目の半減期)では、その影響でリミックスポイント株も大きく上昇しました。

半減期後の一時的な下落で仕込んでいたらテンバガー(10倍株)を達成していました。

そして、次の2020年(3回目の半減期)でもビットコインの価格は大きく上昇しましたが、新型コロナショックの影響で株価は大きく上がりませんでした。

そして、2024年(4回目の半減期)です。

今回は、トランプ次期大統領が暗号資産を支持していると言われていますし、ビットコイン現物ETFも承認されています。

さらに、楽天ポイントビットコインPayPayポイント運用「ビットコインコース」など、ポイント運用サービスの開始により、投資をしない人がビットコインに触れる機会も増え、認知度もかなり上がっています。

実際、高校生の娘ですら「ビットコイン」を知っているくらいです。

そんなことから、前回のような大きなショックがなければ、ビットコインの価格が上昇し、それに伴ってリミックスポイントの株価もテンバガーを狙えるのでは?と期待しています。

ちなみに、リミックスポイントは楽天証券の新NISA口座を使って投資しています。

NISA口座だと大きな利益が出ても税金(20%)がかからないので、資産が大きく増えるチャンス。

一方で、シックスバガー(6倍株)を達成している「メタプラネット」は特定口座で保有しているため、かなり税金で持っていかれます(´;ω;`)

投資ノート「メタプラネット(3350)」
ビットコイン購入のIRをよく出している「メタプラネット(Metaplanet)」が、久しぶりに「日本株で投資してみたい!」と思える銘柄だったので投資を始めました。この記事は、メタプラ(3350)の事業内容、ビットコイン保有、そして投資状況などをまとめています。

今週どうなるか楽しみです。