新NISAではオルカン外し!Myオルカン(My All Country)で投資!

新NISA 投資信託への投資
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全世界に分散投資できる「オールカントリー(オルカン)」は、多くの投資家に人気の王道。

手軽に世界中へ投資できるのが魅力の投資信託ですよね。

でも、投資していると「本当に自分に合っているのか?」と思うときがある。

投資したくない国が入っていたり、比率が自分の理想とズレていたり...そんなモヤモヤが積み重なり、私は新NISAではオルカンを外すことにしました。

この記事では、新NISAでオルカンを外した理由と、代わりに選んだ「Myオルカン」について書いています。

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オルカンの魅力と物足りなさ

オルカンの一番の魅力は、手軽に全世界へ分散投資できることです。

個別の国や企業を選ばなくても、世界中にバランスよく投資できるのは安心感があります。

でも、手軽に投資できる分「自分のこだわり」を反映するのは難しい。

  • 投資したくない国があっても除外できない
  • 投資国の比率を増減させたくても調整できない

私はここが気になりました。

特に、投資を増やしたい「インド」の比率が低く、逆に比率を下げたい「米国」「中国」の比率が大きいのが引っかかったんです。

そこで、私は新NISAではオルカン投資をやめることにしました。

私がオルカンをやめる理由

一番の理由は、投資対象国の比率です。

私は今の「つみたてNISA」で、以下の3つに投資しています。

  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

最初は月に1万円から投資をスタートし、途中で満額(33,333円)まで増額。

3年続けて、トータルで約19%の利益が出ています。

つみたてNISAの実績(2023年11月)

このまま現行NISAの分は売らずに20年間放置する予定ですが、新NISAではオルカンを外すことにしました。

その理由は、

  • S&P500とオルカンの両方を持つと、アメリカ比率が高くなりすぎる(オルカンの米国比率は50%以上)
  • 投資を増やしたいインドの比率が低いのに対し、減らしたい中国の比率が高め

そこで、私は自分で「オルカンっぽい」ポートフォリオを作ることに。

Myオルカン(My All Country)」 です。

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Myオールカントリー投資

現行NISAでは、自分が投資したい国と実際の投資配分にズレを感じる部分があり、思い切って大幅に見直すことにしました。

見直しのポイント

まず気になったのは、アメリカへの投資比率の高さです。

すでに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資しているにも関わらず、「オルカン」にも投資していたことで、かなり米国に偏っていました。

また、新興国への投資についても考え直しました。

オルカンの新興国比率が低いため、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を追加しましたが、最近はこれも中途半端に感じるように。

さらに、これまであまり注目してこなかった「日本」への投資も考えるようになりました。

そこで、新NISAでは自分なりに投資信託を組み合わせた「Myオルカン」で投資することに。

私が選んだファンド

今後、考えが変わるかもしれませんが、一旦以下の5つのファンドを選びました。

すべて均等に積み立てることで、米国3:日本1:新興国1 の比率になります。

米国投資はリターンアップ狙い

アメリカへの投資として、以下の3つのファンドを選びました。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFreeNEXT FANG+インデックス
  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

S&P500は現行NISAの実績から、手堅いリターンが期待できるため、新NISAでも継続投資。

ただ、これだけでは物足りなかったので、より高いリターンを狙うために「NASDAQ100」と「FANG+」を組み入れました。

  • NASDAQ100:レバナス運用の経験から長期的に高いリターンが期待できると判断
  • FANG+:高いリターンが話題となっているので、お試しでチョイス

また、NASDAQ100で「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」を選んだ理由は、楽天証券のNISA「成長投資枠」で「毎日積立」ができるだからです。

SBI証券でNISA口座を開設していたなら他にも「<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」や「eMAXIS NASDAQ100インデックス」があるので、より低コストのものを選んでいたかもしれません。

新興国投資はインド一択

新興国への投資として選んだのは「iFreeNEXT インド株インデックス」です。

本当は「インド、インドネシア、ベトナム」へ分散投資したかったのですが、楽天証券では現在私がSBI証券で投資している「プラスαシリーズ(インドインドネシアベトナム)」が取り扱われていなかったため、インドのみの投資に。

信託報酬の低い「iFreeNEXT インド株インデックス」を選びました。

  • iTrust インド株式:信託報酬0.9828%
  • iFreeNEXT インド株インデックス:信託報酬0.473%

今後、楽天証券でインドネシアやベトナム向けのファンドが充実すれば、見直す予定です。

日本投資は初の高配当ファンド

日本への投資として選んだのは、「日経平均高配当利回り株ファンド」です。

このファンドは、高配当企業に投資し、年2回のリバランスで安定した収益を目指しています。

信託報酬率が年率0.693%と比較的低めなのも魅力を感じたところです。

妻も新NISAではオルカン外し

私のファンド見直しを話したところ、オルカン好きだった妻もオルカンを外すことに。

妻が選んだファンドはこちらです。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

リスクを抑えつつ、リターンを上げるためにNASDAQ100を組み入れました。

FANG+はリスクが高すぎるとのことで、結果的に先進国へ全振りする形になりました。

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新NISAの投資(まとめ)

定年までの期間を考えると、私も妻も50歳なので、あと10年が残されています。

毎月5万円を投資すれば年間60万円、10年間で600万円です。

1800万円の投資枠をすべて埋めるのは難しそうですが、最大限活用して投資をしたいと思います。

一方、息子は20代、30年後も50歳の現役バリバリです。

年間60万円の投資を続ければ、新NISAの1800万円の枠をしっかり活用できます。

来月、息子の投資についても少しサポートする予定です。

ではまた。

SBI証券[旧イー・トレード証券]